商品市況展望 割愛版
平成19年2月11日記
先週日曜日2月4日の毎日新聞一面には、地域間の所得格差「小泉政権下で拡大」実証と大見出しが踊っていた。
それによると平均所得所上位はほとんどが大都市部であり、これに対し下位は軒並み高齢化の著しい町村部であると、東京大学大学院教授が「ジニ係数」とやらを使って明らかにしたと記事になっていた。
ジニ係数とは何ぞや?などと難しい事は判らなくても、誰が考えたって都会の人の所得が地方よりも多いだろうという事は常識だろう。
ただし都会に住んでいれば、家賃も田舎とは比べ物にならないくらい高いし、車でちょっと出ればいちいち高速料金が掛かり、車を止めても駐車場代が高い。ちょっと食事をすればすぐ1万円なんぞ吹っ飛んで行くし、生活コストは明らかに田舎よりも都会が掛かるわけで、それを維持するには高所得が必要に決まっている。というか高所得じゃないと、青テントで暮らす事になってしまう。
まあ当たり前の事を教えてもらわなくても判るわけだが、紙面に載っていた04年の全国自治体平均所得ランキングを見ると、おやっ?と思うことがある。1位・東京都港区947万円、2位・東京都千代田区812万円、3位・東京都渋谷区705万円…この辺りまでは、なるほどそうだろうなあ…というところだが、4位・沖縄県上野村695万円だ。上野村って一体何があるの?是非知りたい。
続いて5位・兵庫県芦屋市、6位東京都中央区、7位東京都文京区、8位東京都目黒区、10位東京都世田谷区だ。まあごもっともであるが、さて世田谷区の上の9位は何処かと言えば何と北海道追分町だ。これも興味がある。追分町にはどんなお金持ちが住んでんの?単なる興味本位だが、ものすごく知りたい!
ワースト10の方はさらっと流すが、1位・北海道上砂川町で211万、2位・熊本県球磨村、3位・熊本県山江村、4位秋田県東成瀬村、5位長崎県波佐見町、6位宮崎県野尻村、7位秋田県八竜町、8位佐賀県七山村、9位沖縄県上辺町、10位宮崎県山田町でした。
東京の足立区や荒川区は、一体どのくらいなんだろうねえ?うちの田舎の青森はかろうじてワースト10には入っていないみたいだけど、どの程度なのかな?資料が載っていないので、全く判らん。と思ってネットで検索したら、こんなものがありました。
○一人当たりの県民所得ランキング
http://www2.ttcn.ne.jp/~honkawa/7450.html
あはは!青森県は下から2番目でした…(笑)
〔石油製品〕
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今週の原油の値動き |
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2月限(当限) |
前日比 |
7月限(先限) |
前日比 |
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2月5日 |
\42,420 |
990 |
\43,330 |
850 |
|
2月6日 |
\42,310 |
-110 |
\43,440 |
110 |
|
2月7日 |
\42,210 |
-100 |
\43,270 |
-170 |
|
2月8日 |
\41,740 |
-470 |
\42,620 |
-650 |
|
2月9日 |
\42,850 |
1110 |
\44,420 |
H1800 |
まずは原油から…先週号においては『NY原油高からV字型の反騰を見せている相場であるが、60ドル乗せでは一度売ってみたいところ。しかし然したる材料が無く上がる相場は怖いゆえ、言う事を聞かないようならすぐに手仕舞いする柔軟な方針としたい。』とコメントした。
今週の相場展開は、週末にはストップ高の44,420円まで上昇。1月17日に38,140円で底を打った相場は、僅か15日間ほどで6,280円上がった事となる。
○
東京原油日足
…削除済み…
これで12月26日の46,000円〜1月17日の38,140円まで7,860円も一気に下げた相場が、V字型の反騰で44,420円まで6,280円の切り返しである。今回の戻りは下げ幅の79.8%を回復である。
正直言えば、38,000円は底だとしても、42,000円どころでは抵抗を受けるだろうと考えていたのだが、あっという間に44,000円台である。想定よりも2,000円ほど一気に上がった形であり、このまま46,000円にトライするのか?と意外感を持って受け止めている。最近の相場は、上げも下げも中途半端ではなく、一気に進んでしまう。
いずれにせよチャートの格好はまだ上昇を示唆しており、V字型のトレンドを完全に割り込まないと売りづらい姿になった。もっとも先週号の指針では60ドル乗せを売ってみたいとしていたわけで、その方針に従ったなら週末にNY原油は夜間取引で60ドル台に乗ったところで新規売り成立だ。3連休明けにどうなっているかが問題である。
○
NY原油日足(週末9日分は入っていません)
…削除済み…
8日は夜間取引で60ドル台乗せ。週末9日は60.80ドルの高値まで出るものの、終値は前日比0.18ドル高の59.89ドルで終了。これだと東京市場週末の夜間取引よりは安く、180円ほど下落する換算だ。もっとももう一日分あるため、一転上昇しているか?それとも更に下落しているか?は13日の朝にならないと判らない。
なお現在の上昇要因は、米国への寒波襲来と灯油在庫の減少だ。もっとも灯油在庫は例年よりも多い水準であり、本来はそれで買われるのは妙な話だ。また8日にはカリフォルニア州の油田で火災発生した事も買い材料とされるが、それもまた大した事ではないと思うのだが…
ただし潜在的に米国のイラン攻撃〜イランの報復懸念は高いようで、相場が上がり始めると懸念が恐怖に変わって相場が高くなるのだろう。これらは差し迫った何かがあるわけではないが、週末の「日々雑感」で記したとおり、イランは日本向けの原油輸出代金100億ドルを米ドルからユーロ、もしくは円で決済する事を打診して来ている。
これを実際にどうするかは米国の同盟国である日本にとっても選択の難しい問題だろうが、トラの尾を踏むかのような危険な提案であることは間違いない。イラク・フセイン体制の崩壊は、フセインがユーロ建てで石油決済を行おうとしたことが米国の怒りを買ったとの話は前々からあるわけだし…
仮に石油本位制のような現在の石油決済通貨米ドルの価値が下がる事は、金とドルとのリンクが外れたニクソンショック後の金価格の推移を考えれば判ることだ。下手すれば原油大暴騰、ドル大暴落の懸念はある。ただこれはジム・ロジャースのような大勢観での話であり、明日の相場の1ドル・2ドルの上下の話ではない事だけはご理解あれ。
…中略…
結論として当方の相場観は、凄まじいV字型反騰をしている相場だが、チャートではまず46,000円目標である。しかし内部要因では、内外ともファンドは売りで強くは見えない事を注意。よって目先は調整安が先と考え、戻り売り狙いが妥当と考える。
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今週のガソリンの値動き |
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3月限(当限) |
前日比 |
8月限(先限) |
前日比 |
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2月5日 |
\53,070 |
360 |
\58,620 |
840 |
|
2月6日 |
\52,820 |
-250 |
\58,950 |
330 |
|
2月7日 |
\51,910 |
-910 |
\59,060 |
110 |
|
2月8日 |
\51,280 |
-630 |
\59,060 |
0 |
|
2月9日 |
\52,120 |
840 |
\60,820 |
1760 |
続いてガソリンです…先週号においては『V字型の反騰となっている相場展開であるため、ファンドの買戻しによって一段高を演じる可能性は高い。しかしガソリンの需給も大元の原油も然したる買い材料があるわけではなく、一方的な上昇をするのは不自然だ。よってファンドが踏んだら終いか、もしくは日替わりの乱高下を演じる可能性が高いと見る。』とコメントした。
今週の相場展開は、NY原油の高騰に引きずられる形で上昇を演じ、週末には先物で60,860円と一気に6万円台乗せまで急騰した。
○東京ガソリン日足
…削除済み…
昨年11月以降の58,000円〜63,000円での5,000円幅のもみ合いの倍返しで1万円下げた相場は、1月19日52,880円〜60,860円まで7,980円の反発。下げ幅の76.5%を回復した事になる。
チャート上での目標値は、あと2,500円ほど上の63,300円である。しかし原油が戻ったとはいえ、よくもまあこんなに上がったもんだ…というのが正直なところで、本当にそこまであるのか疑問ではある。
さて各限月別の推移を見てみると、
3月限 発会値67,000円 高値67,520円 安値49,150円 現在値52,120円
4月限 発会値57,300円 高値61,330円 安値51,970円 現在値57,410円
5月限 発会値61,990円 高値62,850円 安値52,600円 現在値59,700円
6月限 発会値58,940円 高値62,950円 安値52,700円 現在値60,370円
7月限 発会値61,960円 高値63,300円 安値52,880円 現在値60,650円
8月限 発会値55,990円 高値60,860円 安値55,930円 現在値60,820円
当限3月限は先週末よりも安く、先に行くほど上がっている格好だ。一代高値の更新は8月限のみであり、その他はまだであるが、6月限以降は6万円台の回復である。
当先のサヤは52,120円〜60,820円と8,700円もある大幅順ザヤであるが、これは3月限と4月限のサヤが5,290円もあるため、それを抜かせば3,410円である。
…中略…
2月3日時点の在庫は、前週比1.0%増の234.5万klと5週連続の増加である。足元の需給に改善は見られず、スポット価格が上昇して来ないのはそのせいであろう。
スポット価格48,000円どころ、東工取当限価格52,000円台、輸入採算価格58,000円台、東工取先限価格6万円台後半で並んでいるわけだが、現状での先物の6万円以上は何となくバブルのにおいがある。
結論として当方の相場観は、今回の急騰は原油相場の上昇もあるが、ファンドの買戻しによる影響も大きいと思われる。63,000円台無しとはしないが、それだけにこのまま大相場に移行するのは難しいと思われ、58,000円台まで買いは待つか、逆に高値は売り上がり作戦も有りだろう。
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今週の灯油の値動き |
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3月限(当限) |
前日比 |
8月限(先限) |
前日比 |
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2月5日 |
\50,450 |
-430 |
\54,780 |
800 |
|
2月6日 |
\49,920 |
-530 |
\54,980 |
200 |
|
2月7日 |
\50,120 |
200 |
\55,130 |
150 |
|
2月8日 |
\50,450 |
330 |
\55,080 |
-50 |
|
2月9日 |
\51,900 |
1450 |
\56,880 |
H1800 |
最後に灯油です…先週号においては『現状では原油高とファンドの買いで上昇に勢いはあるものの、ファンダメンタルズを考えれば最終的に売り狙いとせねばなるまい。上昇に息切れが見えたら、そこから売りを考えてみたい。』とコメントした。
今週の相場展開は、週末にはストップ高の56,880円まで上昇。あっという間に12月末〜1月半ばの下げを、ほぼ往って来いする状況となった。
○
東京灯油日足
…削除済み…
昨年末12月26日58,260円〜1月17日47,920円まで10,340円の下げを演じた相場は、週末56,880円まで8,960円の戻り。下げ幅の86.6%を戻した計算となり、ほぼ往って来いをしたと言って良いだろう。
正直、こんなに相場が強いとは思わなかった。原因は原油の反騰もあろうが、間違いなくファンドの買いまくりもあると考えざるを得ないだろう。
さて今週も各限月別の推移を記すと、
3月限 発会値67,830円 高値68,000円 安値47,610円 現在値51,900円
4月限 発会値53,880円 高値59,470円 安値47,470円 現在値53,350円
5月限 発会値58,100円 高値58,460円 安値47,180円 現在値54,480円
6月限 発会値54,030円 高値58,290円 安値47,320円 現在値55,410円
7月限 発会値56,800円 高値58,260円 安値47,920円 現在値56,190円
8月限 発会値51,730円 高値56,880円 安値51,500円 現在値56,880円
各限月とも急騰であるが、一代高値の更新は先物8月限のみである。当先のサヤは51,900円〜56,880円と4,980円の順ザヤである。別に順ザヤである必要はあまりないと思うのだが…
なおガソリンとのサヤ関係であるが、週末現在では以下のとおり。
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月日 |
2月9日(金) |
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|
|
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限月 |
ガソリン |
限月間サヤ |
灯油 |
限月間サヤ |
ガソリン−灯油 |
|
3月限 |
\52,120 |
|
\51,900 |
|
220 |
|
4月限 |
\57,410 |
5,290 |
\53,350 |
1,450 |
4,060 |
|
5月限 |
\59,700 |
2,290 |
\54,480 |
1,130 |
5,220 |
|
6月限 |
\60,370 |
670 |
\55,410 |
930 |
4,960 |
|
7月限 |
\60,650 |
280 |
\56,190 |
780 |
4,460 |
|
8月限 |
\60,820 |
170 |
\56,880 |
690 |
3,940 |
3月限のガソリンとのサヤはほとんどなくなってしまったが、灯油が買われ過ぎたのか?それともガソリンが安過ぎるのか?岡地のサヤ取り玉が狙われているのかもしれない…
…中略…
2月3日時点での国内在庫は、前週比6.1%減の399.7万klと4週連続の減少である。灯油とジェット燃料をあわせた輸出が27.7%増の9.8万kl出ており、やっと400万klを割り込んで来たわけだ。しかしまだまだ例年に比べれば多い。
気象庁による長期予報では、2月10日〜3月9日の気温も高めで暖冬は続く見込みであり、米国の寒波で上がるNY原油・灯油と一緒にするのはおかしい話だが、前述の通り先物中心のファンドの買いで上がっているわけだ。
もっとも商社も『輸出に廻せば大儲け』とした先週の当方のコメントのような行動を開始したようで、そういう事が出来るところは良いなあ…と思う次第。
結論として当方の相場観は、ファンドの買いで想定以上に買われ過ぎた相場であろう。ここからの高値はまた調整安があると考え、戻り売り狙いが良いだろう。
〔貴金属〕
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今週の金の値動き |
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2月限(当限) |
前日比 |
12月限(先限) |
前日比 |
|
2月5日 |
\2,504 |
-38 |
\2,532 |
-35 |
|
2月6日 |
\2,511 |
7 |
\2,539 |
7 |
|
2月7日 |
\2,527 |
16 |
\2,553 |
14 |
|
2月8日 |
\2,529 |
2 |
\2,557 |
4 |
|
2月9日 |
\2,561 |
32 |
\2,594 |
37 |
金相場は、先週号においては『100円程度の調整安が望まれる場面であるが、出るとすれば今週か?ただし下げても、基本的には押し目買い方針に変化は無いだろう。』とコメントした。
今週の相場展開は、週末にはまた急騰となり、昨年5月の高値を突破する2,594円まで上昇。
○東京金日足
…削除済み…
週明けには35円安で2,532円まで押した相場であるが、結局は100円なんぞ下げはせず。週末にはついに昨年5月11日に記録した2,587円の最高値を更新である。
1月9日の2,355円からは、すでに239円の上昇。連休明けはどうなるか判らぬが、とりあえずNY金の9日はまた続伸であり、これだけの換算では34円高。相場は強いとしか言いようが無い。
空売りしているわけではないので上がっても一向に構わないが、できれば100円ほど押してくれたらもっと買えたのに…とほぞを噛む次第。まあそんな事を考えてもしょうがないので、さて一体この相場はどこまで上がるのか?を検討してみたい。それに参考になるのは、すでに20数年ぶりの高値更新となった東京市場ではなく、NY金の波動で見るのが判り易いか。
○NY金日足(週末9日分は入っていません)
…削除済み…
週末のNY金は、前日比9.5ドル高の672.3ドルで終了。高値は673.9ドルまで出ている。とりあえずの目標値は、昨年7月17日に記録した677.5ドルであり、そこまでならあと4ドル程度しかない。
さらに上は昨年5月12日に記録した732.0ドルであり、要はNYベースで700ドルに乗せられるかどうかが焦点だろう。
それにしても先週は、Wトップを意識される655ドルを1日に一気に抜けて667.2ドルまで上げた後、週末急落して振るい落としに掛けられてから今週また急騰である。何というか、意地の悪い相場だなあ…と思う次第。
なおNYベースで700ドルまで上がり、為替も現状の121円台であれば、東京ベースでは2,720円台まで上がる事となる。昨年5月の732ドルでは、ズバリ2,850円どころになる。
東京がすでに昨年5月の価格を突破しているのは、為替がその頃は110円どころまで円高となっていたのに対し、今は121円台と10円以上円安となっているため。仮にNYベースが同じ700ドルでも、為替が10円違えば240円くらい変わって来るわけだ。
…中略…
結論として当方の相場観は、上に抜けてしまった相場であり、素直に考えればNYベース700ドル台、東京市場2,700円台があると見るのが自然だろう。押し目買い継続の展開である。
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今週の白金の値動き |
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2月限(当限) |
前日比 |
12月限(先限) |
前日比 |
|
2月5日 |
\4,530 |
-54 |
\4,453 |
-69 |
|
2月6日 |
\4,549 |
19 |
\4,479 |
26 |
|
2月7日 |
\4,590 |
41 |
\4,526 |
47 |
|
2月8日 |
\4,618 |
28 |
\4,550 |
24 |
|
2月9日 |
\4,661 |
43 |
\4,604 |
54 |
プラチナ相場は、先週号においては『Wトップ型のチャートで上値が重くなって来ている中、週末のNY市場での急落で勝負あったか?目先は天井を確認した相場であると考える。』とコメントした。
今週の相場展開は、週明けに予想通りに急落して一時4,440円と82円安まで出現。しかし翌日から反発に転じた相場は結局前の高値を更新し、週末は4,604円まで上昇しての終了である。
○東京白金日足
…削除済み…
1月24日の高値4,556円でWトップした動きとコメントしていた当方だが、結局4,600円台まで上昇。全く当たらぬこのプラチナ相場であり、皆様にはご迷惑をおかけしております。
週末にあるお客さんと飲みましたが、『中田さんの予想で買い推奨したものは乗ると当たるけど、売り推奨したものはどうも成績が悪いね。やっぱり今は全部買い相場なんじゃない?』と言われてしまった。確かにゴムといい、石油製品といいその通りだ。穀物を買っていないと、全然うまくいってない…(苦笑)
その通りだ!と思われた方は、とにかく売り推奨は話半分に聞いて、買い推奨のものは積極的に仕掛けて下さい。こちらとしては、さすがに自分では下がると思っているのを強気のコメントは出来ないもんで…
さてそんな事はさておき、まだ上昇トレンドに乗っていると判断を変えざるを得ない情勢になってきたプラチナ相場だが、金が最高値を更新したのだからプラチナもそうなる可能性は十分ある。それだと昨年9月の4,734円突破ということになる。
仮にそこまでないのであれば、4,556円〜4,435円までの押し121円に対する倍返しで4,677円であろう。いずれにせよ、まだ上値はありそうだ。
○NYプラチナ日足(週末9日分は入っていません)
…削除済み…
週末9日のNYプラチナは、前日比3.5ドル高の1201.8ドルの終了。金の9.5ドル高に比べれば上げ幅は小さいが、高値では1211.5ドルまで出ており、J・マッセイ社が昨年秋に出した上限価格1200ドルは完全にクリアしつつある。
こうなるとその予測など過去のものと考え、あまりこだわらない方が良いだろう。(こだわっていたのは当方ですが…苦笑)ここから上は今までのチャートを見ても下がる時は急落の危険性も高いが、それでもまだ1,200ドル後半まで駆け上がる可能性もあるだろう。
プラチナ自体の材料であるが、米ブッシュ大統領による一般教書演説での白金を利用する燃料電池の技術促進、ディーゼルエンジン使用による白金の触媒需要増の思惑などあった中で、今度は欧州で2012年までに排出する二酸化炭素を25%削減する規制案が発表された。ディーゼル車のシェアが6割を占める欧州では、ガソリン車に付ける触媒コンバーターに白金触媒だけではなく、排気口にも白金触媒を利用したフィルタを取り付ける必要がある。つまりそれだけプラチナ需要は増加するわけだ。
なお週末現在で当先のサヤは、57円の逆ザヤ。さほど大きな逆ザヤではないわけだが、それでも逆ザヤに売り無しなのだろうねえ。
内部要因では、…中略…
結論として当方の相場観は、内部要因や過去のファンダメンタルズに惑わされた部分があったが、素直に見ればまだ高い相場と考えるのが妥当であろう。
〔穀物〕
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今週のコーンの値動き |
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3月限(当限) |
前日比 |
1月限(先限) |
前日比 |
|
2月5日 |
\24,560 |
110 |
\27,150 |
290 |
|
2月6日 |
\24,230 |
-330 |
\27,250 |
100 |
|
2月7日 |
\23,640 |
-590 |
\27,010 |
-240 |
|
2月8日 |
\23,540 |
-100 |
\26,950 |
-60 |
|
2月9日 |
\24,250 |
710 |
\27,270 |
320 |
先週号においては『期近の下落で大幅な順ザヤ相場を形成して来ている国内市場だが、大勢での買い方針に変化無し。割高でも内部要因の影響を受けない先物を買うのが良いだろう。』とコメントした。
今週の相場展開は、コーンは週末27,250円での終了。相変わらず27,000円を挟んだもみ合いに終始している展開である。
○東京コーン日足
…削除済み…
26,500円程度、深ければ26,000円どころまで下げても良い(というか買い増しのため下げてもらいたい)と考えていた相場だが、全くそこまでの下落は無し。このまま深い押しがないままに調整期間は終了し、相場はまた上昇相場へ移行する可能性もあるだろう。
ともかく昨年からコメントしている通り、シカゴ相場はこの春に少なくても5ドル台には到達すると考えているわけだ。現在の4ドル相場からなお20%アップなわけで、東京市場では27,000円の20%アップはズバリ32,400円!最終的にはその辺まで駆け上がるとの見方だ。
○シカゴコーン日足(週末9日分は入っていません)
…削除済み…
そんな中シカゴ市場では、17日の420.50セントからは調整局面に入り、7日には391.50セントまで下落。下値の支持線の392.00セントに届き、その後8日に反発である。
米農務省報告のあった9日は、前日比6.50セント高の上昇で406.25セントの終了。(東京市場換算210円高)高値は409.75セントまで出ており、調整入りしてから初の陽線2本立ちである。このまま上昇し、420.50セントを突破すれば青天井となる。
なお注目の米農務省報告であるが、前回1月発表と全く同じ数値で据え置き。価格上昇によるレーショニングによって需要減少・期末在庫増加が予想した向きもあっただろうため、週末は反騰したわけだ。
これで今後の材料は作付面積に移って行くのだろうが、仮に9,000万エーカーまで増えようとも、そしてそれが大豊作になろうとも、政策変更が無くエタノール向けが拡大すれば在庫は増えない。ましてやこの異常気象多発の時代に、何年も連続で好転に恵まれ豊作になるとの楽観視はまだ出来ないだろう。
残るは価格上昇によるレーショニングしかないわけで、それが4ドルで起きないことは今回実証されたわけだ。
…中略…
一般大豆は、週末に44,300円と新高値更新の動きとなり、43,000円〜41,000円台へ押してのもみ合いを脱却した。
○東京一般大豆日足
…削除済み…
一転して期近も反騰に転じて来ているが、先物は順ザヤが拡大していたため新高値更新といえども週末などの上げ幅は期近よりは少ない。しかしこのチャートで先々何の不安があろうか?素直に順ザヤが縮小した事を喜んで良いだろう。
下げる時にはまた内部要因から期近主導で下げるかもしれないし、その時は逆に先物の下げ幅は限定的になるのだろう。
なおチャートでは、2,000円押しの倍返しならまずは45,000円台まで上がる格好だ。
○シカゴ大豆日足(週末9日分は入っていません)
…削除済み…
シカゴ市場は上昇トレンドに乗ったまま、階段を一歩一歩踏みしめるように上昇中だ。週末9日は前日比5.50セント高の749.25セントで終了。高値757.00セントは当然新高値であるが、安値も733.75セントと上下20セント以上の乱高下でもあった。
注目の米農務省報告では、好調な輸出ペースから減ると思われた期末在庫が全く逆の内容となって2000万 Buの増加。これが売り材料となって一時下げたわけだが、終わってみればコーンに連れ高した展開。
これの意味するところは、コーン不足感〜コーン価格上昇〜大豆作付け面積減少〜大豆価値上昇という価格上昇スパイラルに入っている事を意味している。うさぎと亀の追いかけっこではないが、コーン・大豆と交互に上がって行く図式だ。
…中略…
結論として当方の相場観は、先週で調整期間は終了した可能性が高い。2月崩しは今回なくなった可能性は高く、3月の作付面積発表に向けて一段高を演じる可能性は高いだろう。押し目買い一貫の相場である。
〔ゴム〕
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今週のゴムの値動き |
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2月限(当限) |
前日比 |
7月限(先限) |
前日比 |
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2月5日 |
265.6 |
-3.7 |
275.6 |
-2.5 |
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2月6日 |
266.9 |
1.3 |
277.9 |
2.3 |
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2月7日 |
279.5 |
12.6 |
287.9 |
H10.0 |
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2月8日 |
282.5 |
3.0 |
293.3 |
5.4 |
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2月9日 |
284.7 |
2.2 |
295.4 |
2.1 |
先週号においては『推定285円で買ったと思われるファンドの先限の買い玉の去就が最大の焦点。これにまた利が乗って来るようなら高値更新も有り得るが、逆に水に漬かってくるようなら天井だろう。ストップロスを設定しながらの、売り方針としたい。』とコメントした。
今週の相場展開は、6日には272.3円まで急落するものの、その後また上昇に転じて週末には297.7円の高値を記録。
○東京ゴム日足
…削除済み…
せっかく290.6円〜272.3円まで18.3円の急落を見せて天井かな?と期待させた相場が、あっという間に297.7円まで25.4円の上昇である。
当方はストップ高の到来した7日に、280円台の売り玉を285.0円でまたストップロスさせられた。一時は10円ほど利が乗ったのだが、こんな100円以上も駆け上がった相場で、10円くらいの利で利食えるわけもないわな。結局は、また負けたか8連隊である。(古過ぎで若い人はわからんかな?)
全く困ったものだが、相場である限りどこかで天井を打つのは間違いない。次は18.3円の下げの倍返しで308.9円も致し方なしである。それなら買えば良いだろうと言う人も居ようが、この期に及んで曲がり屋が買えば、そこが天井になると思って買えないな。
…中略…
当先のサヤは、2月限284.7円〜5月限295.4円と10.7円の順ザヤ。まずまず順当なサヤであり、相場には中立な状態。
週末現在の輸入採算価格は、3月積みで293.1円。東京市場3月限の終値は285.0円であるため、8.1円の下ザヤである。通常の10円程度の下ザヤであるため、これも中立な状態。
1月31日現在の国内営業倉庫在庫は、295トン減の17,331トン。在庫はたっぷりあるが、一応前旬からは減少なので中立だ。
以上の3点では、すべて中立。
週末現在の取り組みでは、…中略…
ファンドは価格上昇でまたお元気になり、さらに買い増し傾向である。
結論として当方の相場観は、結局またファンドの買いに利が乗って来ており、300円台乗せも仕方ないかな…という情勢である。ただし今さら買う気にはならないため、またどこかで売り狙いをするつもりである。
〔アラビカコーヒー〕
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今週のアラビカコーヒーの値動き |
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3月限(当限) |
前日比 |
1月限(先限) |
前日比 |
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2月5日 |
\20,560 |
-40 |
\24,520 |
-300 |
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2月6日 |
\20,300 |
-260 |
\24,250 |
-270 |
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2月7日 |
\19,720 |
-580 |
\23,730 |
-520 |
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2月8日 |
\19,550 |
-170 |
\23,790 |
60 |
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2月9日 |
\19,500 |
-50 |
\23,790 |
0 |
先週号においては『崩れ切らずに戻している相場だが、急騰するほどの力もなかろう。25,000円台に乗ったら、またぼちぼち売りを考えてみる相場であろう。』とコメントした。
今週の相場展開は、貴金属・石油・ゴム・穀物など多くの商品が高値を追う中で、唯一このコーヒー相場だけが下落した展開。8日には安値で23,680円まで下落であり、完全にWトップを形成した格好である。
○東京アラビカコーヒー日足
…削除済み…
昨年12月28日に記録した25,760円(Aポイント)、1月18日の25,750円(Bポイント)でWトップを打った相場は、23,990円(Cライン)を抜けて崩れた。
まだ完全に雲の下に出たわけではなく、すぐ下の23500円辺りにまた下値抵抗線はある。また最近の相場はどの銘柄も、崩れたと思って乗せると切り返す意地の悪い展開が多い。それゆえこのまま大崩れするかどうかは疑問だが、それでも戻りはまだ売られるだろう。
○NYコーヒー日足(週末9日分は入っていません)
…削除済み…
週末のNYコーヒーは、114.75セントと前日比0.80セント安。為替は円安なので東京換算は80円安程度であるが、チャートは24日の115.30セント割れで雲の下にも抜けた格好だ。更に下げて完全に抜けるようなら、111セント辺りまで下がるだろう。
いずれにせよ130セントを頭とした三尊天井は完成しており、トレンドは下向きである事は間違いない。
…中略…
週末現在の当先の順サヤは、3月限19,500円〜1月限23,790円と4,290円の大幅順ザヤ。サヤ滑りの懸念される順ザヤであり、買い玉の長期保有は危険と思われる。
コーヒー自体の材料としては、新たなものは出ていない。大体がブラジルの収穫期である6月頃までは、あまり材料が無いのが普通だ。
なお国内市場の内部要因においては、…中略…
結論として当方の相場観は、大暴落するかどうかまでは疑問だが、戻りは売られる公算が高いだろう。大幅順ザヤ銘柄でもあり、戻り売りが良いと思われる。
このレポートは、私が個人的な判断で書いたものです。
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(当たり前ですが念のため)
岡地株式会社 営業第一部 コモディティアドバイザー
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