商品市況展望 割愛版
平成19年2月18日記
一般にグローバル化とは、資本や労働力の国境を越えた移動が活発化するとともに、貿易を通じた商品・サービスの取引や、海外への投資が増大することによって世界における経済的な結びつきが深まることを意味している。
実際にこの商品先物市場においても、かつては無かったモルガンスタンレーとか、ゴールドマン・サックスとかが会員として市場参加しているわけであり、無国籍化したファンド資金の流入も増大しているわけだ。まさにグローバル化している。
また企業においても、有名どころのトヨタであるとかソニーとかは、すでに多国籍企業であると言ってもおかしくは無い。人も資本も日本以外からも多く入っているわけであり、世界各地に工場を持つ企業は、日本人による日本人のための企業とは到底言えないだろう。
さてそれを踏まえた上で、昨年10月〜12月期のGDPは年率4.8%の上昇で国内景気は拡大を示しているが、一部の勝ち組を除いてはサラリーマンも給与などへの恩恵は少なく、一体どこが儲かっているのか?と不思議に思う事が多いだろう。しかし考えてみれば当たり前なわけだ。
グローバル化とは、労働力すら国境を越えるわけであり、労働者の給与は世界的に平準化へ向かう事になるわけだ。となると特殊な技術を持たない労働者であれば、世界平均の中でおそらくまだ圧倒的に高いはずの日本人の給与が下がるのは当たり前の話である。断言しても良いが、今後10年後20年後は、もっともっと下がるだろう。逆に大企業はどんどん国境を越えて行くわけで、国や労働者は儲からなくても、企業はどんどん儲かるだろう。
だから幾ら国会などで『なぜ景気が良いのに、サラリーマンの給料は上がらないのか?』とか、『小泉政権以来の格差社会は問題だ』とか論戦を戦わせても、どうにもならぬ事なのだ。日本だけの問題ではないわけだから…
グローバリズムの推進者である米国社会を見てみよ!格差は圧倒的に日本より大きい。では共産主義国家なら良いのか?といえば、ロシアや中国を見てみよ!やはり格差は日本よりも圧倒的に大きい。欧州はどうかといえば、やはり若者の失業率は日本の比ではない。となると今はまだマシなほうで、今年の就職戦線は売り手市場だとマスコミは言うが、これは単に下げトレンドの中のあや戻しに過ぎないだろうと思うわけだ。
だからと言って、無用の心配ばかりする必要もなかろう。我々のような相場をやっている者には、先々を見通すという目が備わるはずだ。明日の相場の当たり外れだけではなく、将来への想像力が付くはずであり、それが創造力につながって行くはずだ。それが相場を張る人と、張らない人の違いと考えよう。
〔石油製品〕
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今週の原油の値動き |
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2月限(当限) |
前日比 |
7月限(先限) |
前日比 |
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2月13日 |
\41,790 |
-1060 |
\42,750 |
-1670 |
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2月14日 |
\42,290 |
500 |
\43,440 |
690 |
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2月15日 |
\41,600 |
-690 |
\42,290 |
-1150 |
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2月16日 |
\41,370 |
-230 |
\41,590 |
-700 |
まずは原油から…先週号においては『凄まじいV字型反騰をしている相場だが、チャートではまず46,000円目標である。しかし内部要因では、内外ともファンドは売りで強くは見えない事を注意。よって目先は調整安が先と考え、戻り売り狙いが妥当と考える。』とコメントした。
今週の相場展開は、週明けの暴落から始まった相場が翌14日は戻すものの、その後また下落に転じて週末は41,570円での終了。9日の高値44,420円からは、2,850円の下落となった。
○
東京原油日足
…削除済み…
12月26日の46,000円〜1月17日の38,140円まで7,860円も一気に下げた相場が、V字型の反騰で44,420円まで6,280円の切り返し。そして今回はそこから2,850円の下落であり、上げ幅の半値押しに近い下落である。
結局は先々週にコメントした『NY原油の60ドルタッチは一度売り』としたのが大正解になったわけだが、正直言えばあまり取りやすい相場ではない。一晩明ければ全く相場の情勢が変わっているわけで、損してもいいやくらいの気持ちでやらないと、とてもじゃないが仕掛けられない。
さてそんな中、プレジデントデーによる3連休前のNY原油は、今度は一転して急騰している。換算だと週明けは1,000円以上騰がってもおかしくない。
○
NY原油日足(週末16日分は入っていません)
…削除済み…
週末16日の終値は、前日比1.40ドル高の59.39ドルで終了。15日には安値で56.62ドルまで出ていた事を考えれば、3ドル近く上がったわけだ。
9日の高値60.80ドルを突破するようなら、市場のムードは急激に強気に傾く可能性は高い。次のターゲットは64ドル台ということになるだろう。それは付いていった方が良いだろう。
逆に60ドル台乗せに失敗するようなら、瞬間的に55ドル割れ辺りがあろうか。1月の50ドル割れは底であろうから、そこまでの下落は無いと考えるのが妥当であり、その辺が仕込み場になりそうだ。
さて週末の上げ要因であるが、連休を控えたポジション調整の買い戻しに加え、イランの核開発問題や、ナイジェリアで武装勢力が活動を拡大する恐れがあるとアメリカの総領事館が注意を促すなど、地政学的なリスクが高まりつつあることを背景に、投機筋の買いが膨らんだわけだ。
この地政学的リスクの高まりは、そうそう容易に納まる問題ではないゆえ、今後も何か起きれば買われる展開は避けられそうも無い。東京原油の週末終値41,000円台は2番底でもおかしくないし、仮に更に下がっても長期的には買い場ということになるだろう。
…中略…
結論として当方の相場観は、今週の3,000円近い下落で調整安は完了した可能性が高いだろう。押し目買いに転換する作戦が良いと見る。
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今週のガソリンの値動き |
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3月限(当限) |
前日比 |
8月限(先限) |
前日比 |
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2月13日 |
\50,900 |
-1220 |
\59,020 |
L1800 |
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2月14日 |
\51,300 |
400 |
\59,510 |
490 |
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2月15日 |
\50,330 |
-970 |
\58,270 |
-1240 |
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2月16日 |
\50,980 |
650 |
\57,490 |
-780 |
続いてガソリンです…先週号においては『今回の急騰は原油相場の上昇もあるが、ファンドの買戻しによる影響も大きいと思われる。63,000円台無しとはしないが、それだけにこのまま大相場に移行するのは難しいと思われ、58,000円台まで買いは待つか、逆に高値は売り上がり作戦も有りだろう。』とコメントした。
今週の相場展開は、先週末の高値60,860円が目先の天井となり、週末には安値で57,310円まで下落。高値から3,550円の急落を入れる事となった。
○東京ガソリン日足
…削除済み…
昨年11月以降の58,000円〜63,000円での5,000円幅のもみ合いの倍返しで1万円下げた相場は、1月19日52,880円〜60,860円まで7,980円の反発。それを今週は3,550円の下落と、約半値押しに近いところまで下げたわけだ。
やはりきっちりと調整安は出たわけだ。ただしNY原油の週末の反騰を見ると、東京ガソリンも週末の57,000円台は2番底でもおかしくない。特に週末の期近2本は先物の急落にもかかわらず戻しており、これから徐々に需要期入りとなるガソリンの法外な安値はないだろうと思われる。
さて各限月別の推移を見てみると、
3月限 発会値67,000円 高値67,520円 安値49,150円 現在値50,980円
4月限 発会値57,300円 高値61,330円 安値51,970円 現在値55,470円
5月限 発会値61,990円 高値62,850円 安値52,600円 現在値56,730円
6月限 発会値58,940円 高値62,950円 安値52,700円 現在値57,030円
7月限 発会値61,960円 高値63,300円 安値52,880円 現在値57,220円
8月限 発会値55,990円 高値60,860円 安値55,400円 現在値57,490円
当先のサヤは50,980円〜57,490円と6,510円もある大幅順ザヤであるが、先週よりは詰まった。また3月限と4月限のサヤが4,490円を除けば、2,020円の順ザヤでしかない。ガソリンの習性として、6月限が年間の高値を記録することが多いゆえ、この限月の買いを狙いたい。
…中略…
結論として当方の相場観は、週末の57,000円台で2番底を付けた可能性が高いだろう。今度は押し目買いに転換である。
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今週の灯油の値動き |
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3月限(当限) |
前日比 |
8月限(先限) |
前日比 |
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2月13日 |
\50,930 |
-970 |
\55,080 |
L1800 |
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2月14日 |
\51,200 |
270 |
\55,380 |
300 |
|
2月15日 |
\50,260 |
-940 |
\53,860 |
-1520 |
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2月16日 |
\49,870 |
-390 |
\52,820 |
-1040 |
最後に灯油です…先週号においては『ファンドの買いで想定以上に買われ過ぎた相場であろう。ここからの高値はまた調整安があると考え、戻り売り狙いが良いだろう。』とコメントした。
今週の相場展開は、先週末の高値56,880円を目先天井として下げに転じた相場が、週末には52,700円まで下落。高値から4,180円の暴落を演じる事となった。
○
東京灯油日足
…削除済み…
昨年末12月26日58,260円〜1月17日47,920円まで10,340円の下げを演じた相場は、先週末56,880円まで8,960円の戻り。そして今週はわずか4日間で4,180円の下落と、約半値押しを演じたわけだ。
ファンダメンタルズは悪いのに、ファンドがバンバン買うために上がっていた相場は、やはり急落となったわけだ。原油の2,850円の下落、ガソリンの3,550円の下落に対し、灯油の4,180円の下落幅は一番大きい状態でもある。
さて今週も各限月別の推移を記すと、
3月限 発会値67,830円 高値68,000円 安値47,610円 現在値49,870円
4月限 発会値53,880円 高値59,470円 安値47,470円 現在値50,120円
5月限 発会値58,100円 高値58,460円 安値47,180円 現在値50,970円
6月限 発会値54,030円 高値58,290円 安値47,320円 現在値51,440円
7月限 発会値56,800円 高値58,260円 安値47,920円 現在値52,030円
8月限 発会値51,730円 高値56,880円 安値51,500円 現在値52,820円
今週は各限月一代高値・安値の更新は無しである。
なおガソリンとのサヤ関係であるが、週末現在では以下のとおり。
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月日 |
2月16日(金) |
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限月 |
ガソリン |
限月間サヤ |
灯油 |
限月間サヤ |
ガソリン−灯油 |
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3月限 |
\50,980 |
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\49,870 |
|
1,110 |
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4月限 |
\55,470 |
4,490 |
\50,210 |
340 |
5,260 |
|
5月限 |
\56,730 |
1,260 |
\50,970 |
760 |
5,760 |
|
6月限 |
\57,030 |
300 |
\51,440 |
470 |
5,590 |
|
7月限 |
\57,220 |
190 |
\52,030 |
590 |
5,190 |
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8月限 |
\57,490 |
270 |
\52,820 |
790 |
4,670 |
…中略…
2月10日時点での国内在庫は、前週比8.3%減の366.4万klと5週連続の減少である。灯油とジェット燃料をあわせた輸出が11.4万kl出ており、割安な国内市場から海外への出荷が続いている。国内需要はもはや期待できないだろうが、この動きが続いてゆく限り現状の過剰在庫も、いずれは減るだろうと思われる。スポット価格の上昇はなくても、先物市場での安値はぼちぼちのところへ来ていると思われる。
結論として当方の相場観は、輸出に廻る国内の過剰在庫は、相場に織り込み済みになって来ただろう。週末の安値で2番底を付けた可能性は高く、今後は自律反騰が予測される。ただし買うなら原油やガソリンの方が良いと思われ、灯油は売り玉の手仕舞いを中心に考えたい。
〔貴金属〕
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今週の金の値動き |
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2月限(当限) |
前日比 |
12月限(先限) |
前日比 |
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2月13日 |
\2,582 |
21 |
\2,609 |
15 |
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2月14日 |
\2,596 |
14 |
\2,624 |
15 |
|
2月15日 |
\2,575 |
-21 |
\2,603 |
-21 |
|
2月16日 |
\2,561 |
-14 |
\2,584 |
-19 |
金相場は、先週号においては『上に抜けてしまった相場であり、素直に考えればNYベース700ドル台、東京市場2700円台があると見るのが自然だろう。押し目買い継続の展開である。』とコメントした。
今週の相場展開は、14日には高値で2,624円まで上昇するものの、その後は急激に進んだ円高などを嫌気して下落に転じ、週末は2,600円台を割り込んで引ける事となった。
○東京金日足
…削除済み…
やっと押しが入ってくれた相場であるが、短期の上昇トレンドA及び長期の上昇トレンドBも割り込んだわけではない。つまりはまだ上昇トレンドは維持しているわけであり、仮に急落してBにくっつく辺りは2,450円どころ。つまり最大150円の下落があっても、それは単なる調整安という事になる。
単なる希望ではあるが、出来れば安く買いたいので、その辺まで下げてくれないかな…というところだ。
○NY金日足(週末16日分は入っていません)
…削除済み…
週末のNY金は、前日比1.4ドル高の672.8ドルで終了。高値は674.1ドルまで出ている。14日の高値は676.6ドルでありこれはまだ抜いていないが、チャートは相変わらず右肩上がりの状態である。
とりあえずの目標値は、昨年7月17日に記録した677.5ドルであり、ほぼそれには到達した状態である。さらに上は昨年5月12日に記録した732.0ドルであり、要はNYベースで700ドルに乗せられるかどうかが焦点だろう。
目先の下値抵抗ラインは655ドル。となると下げて20ドル、上げて20ドルという辺りが現状の居心地の良い相場だろう。
金自体の材料は、米国でのインフレ懸念は簡単に払拭される事はないとおもわれるわけで、早々簡単に下落トレンドに転換するとは思えない状況。しかし国内市場での最大の焦点は、為替動向という事になるわけだ。週末のNY外為市場では一時118円台に突入しており、更なる円高があるのかどうかが焦点。
先の国内GDPの発表では年率4.8%という力強い成長が確認されたため、日銀は早期に利上げを行わざるを得ないとの観測の台頭が、現在の円高につながっているわけだ。金利もどんどん上がるとは思えないゆえ、それによる円高にも限界はあると思うが、円キャリートレードの大転換となるようなら、怖い事となる。(今のところ、そんな事はないと思っているが)
…中略…
結論として当方の相場観は、下げたら買いたいために一度大きな調整を期待したいが、トレンドはまだ上昇を暗示しているため、あるかどうかは判らぬ。ともかく現状では、下げても調整安にとどまるだろう。押し目買い方針である。
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今週の白金の値動き |
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2月限(当限) |
前日比 |
12月限(先限) |
前日比 |
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2月13日 |
\4,662 |
1 |
\4,590 |
-14 |
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2月14日 |
\4,692 |
30 |
\4,628 |
38 |
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2月15日 |
\4,681 |
-11 |
\4,595 |
-33 |
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2月16日 |
\4,625 |
-56 |
\4,550 |
-45 |
プラチナ相場は、先週号においては『内部要因や過去のファンダメンタルズに惑わされた部分があったが、素直に見ればまだ高い相場と考えるのが妥当であろう。』とコメントした。
今週の相場展開は、14日には高値で4,633円まで上昇するものの、週末に掛けては円高などで反落に転じ、4,550円まで下落する事となった。
○東京白金日足
…削除済み…
週末に掛けて反落したもののトレンドラインは割れておらず、現状ではまだ調整安の範囲であると言える。
よほどの弱材料が出ない限りは、いずれ昨年9月に記録した4,734円を奪還するのだろうと思われる。金がすでにその高値まで奪還したこと、NYプラチナも1,200ドルオーバーを値固めして来たことなども支援材料となるだろう。
○NYプラチナ日足(週末16日分は入っていません)
…削除済み…
週末16日のNYプラチナは、前日比6.5ドル安の1210.4ドルの終了。J・マッセイ社が昨年秋に出した上限価格1200ドルは完全にクリアして来ており、上昇トレンドも継続中だ。
プラチナ自体の材料であるが、米ブッシュ大統領による一般教書演説での白金を利用する燃料電池の技術促進、ディーゼルエンジン使用による白金の触媒需要増の思惑などあった中で、欧州で2012年までに排出する二酸化炭素を25%削減する規制案が買い材料とされている。ディーゼル車のシェアが6割を占める欧州では、ガソリン車に付ける触媒コンバーターに白金触媒だけではなく、排気口にも白金触媒を利用したフィルタを取り付ける必要がある。つまりそれだけプラチナ需要は増加するわけであり、需要増を背景にした相場であるのが強みだ。
なお週末現在で当先のサヤは、75円の逆ザヤ。さほど大きな逆ザヤではないが、それでも逆ザヤに売り無しなのだろう。
内部要因では、…中略…
結論として当方の相場観は、下落しても調整安以上に弱くなるとは考えづらい。押し目買い方針で良いだろう。
〔穀物〕
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今週のコーンの値動き |
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3月限(当限) |
前日比 |
1月限(先限) |
前日比 |
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2月13日 |
\25,030 |
780 |
\27,670 |
400 |
|
2月14日 |
\25,420 |
390 |
\28,000 |
330 |
|
2月15日 |
\25,200 |
-220 |
\27,830 |
-170 |
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5月限(当限) |
前日比 |
3月限(先限) |
前日比 |
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2月16日 |
\25,820 |
-460 |
\27,420 |
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先週号においては『先週で調整期間は終了した可能性が高い。2月崩しは今回なくなった可能性は高く、3月の作付面積発表に向けて一段高を演じる可能性は高いだろう。押し目買い一貫の相場である。』とコメントした。
今週の相場展開は、コーンは14日に28,040円まで上昇し、先物引継ぎ足で1月24日の高値と面あわせ。しかし3月限が発会した週末は、シカゴ市場3連休前の利食い売りと円高で急反落し、既存の限月は軒並みストップ安の急落で引けた。
○東京コーン日足
…削除済み…