商品市況展望 割愛版

平成19年5月20日記

 

 5月23日(水)より、セントラル商事会長の坂本嘉山氏のインタビュー記事をアップしてゆく。徒手空拳から100億円を稼いだ男の半生を、生で語っていただくものだ。

 まずは初めての取引から紹介し、成功〜失敗を経て、最終的にどうやって儲けたか、また今後の氏の考えなどをご紹介したい。何かしら、参考になる部分もあると思う。

 

 なお今回は、昨日19日に外務員更新講習会があったため、このレポートの執筆の時間があまり取れず、若干短めになったことはご理解あれ。

 

 

 

〔石油製品〕

 

今週の原油の値動き

 

5月限(当限)

前日比

10月限(先限)

前日比

5月14日

\48,210

550

\48,870

730

5月15日

\48,340

130

\48,970

100

5月16日

\48,660

320

\49,590

620

5月17日

\48,680

20

\49,680

90

5月18日

\49,410

730

\50,970

1290

 

 まずは原油から…先週号においては『調整安は完了し、相場は再び上昇に移るだろう。逆に、仮にまだ調整局面が続いたとしても、46,000円割れはないだろう。押し目買い方針である。』とコメントした。

今週の相場展開は、週末には高値で51,270円まで上昇4月の高値49,720円を突破して、一気に5万円台の大台に乗せてきた。

    東京原油日足

…削除済み…

下げても46,000円は強力な下値抵抗線であり、高値飛び付き買いをした向きは3,000円も下げればクラッとするだろうが、今年1月からの1万円の上昇相場を演じた上昇トレンドはまだ死んでいないだろう。』とコメントしたものが、その通りの展開となったわけだ。

ただし今週は前場の概況でコメントしたとおり、米国とイランの約30年ぶりの2国間協議再開の報に敬意を表して早めに利食いも入れたため、この上げを取りきってはいない。痛恨の極みである。
 やはり協議開始まではまだ時間があることで、まだ市場は材料視していないわけであり、素直にチャートに付くべきであったか。相場はあまり目先の材料に振り回されてはいけない、との思いを新たにした次第。

なお相場の次の上値ターゲットは、ズバリ昨年7月に記録した53,200円であるが、そこまであと2,000円あまりしか残っていない。最終的にはこれを抜けると思っているが、まだ5月ということで時期的にちょっと早いか。ギャップを明けて上昇した分は、一度調整してから再度の上げに入るのではなかろうかと思われる。ここからの高値は、飛び付き買いをするのは危険かも。

 

    NY原油日足(週末18日分は入っていません)

…削除済み…

NY原油も4月2日の68.20ドル、5月1日の67.78ドルでWトップ型になってたものが5月9日にネックラインの62.63ドルを割れて完成。しかしそれがダマシになって再び上昇する格好であり、相対力指数を見ても東京市場よりも出遅れ感がある。

いずれ昨年夏場の78ドル台を目指すのだろうが、現在騒がれているガソリンの供給不安だけで行くのかどうかは疑問。やはりハリケーン襲来で買われて、最後は天井を打つのが理想だ。

ただし最近ずっとコメントしている通り、本来ならば中東産原油・北海原油よりも高くてよいはずのNY原油は下ザヤの状態がまだ続いており、この状態では天井を打たないだろう。

…中略…

東京市場の内部要因では、…中略…

 

 結論として当方の相場観は、今年の新高値を更新してきた相場であるが、ここからの高値を買うのはまだ早いだろう。調整後を狙っての買い方針が良いと思われる。

 

 

今週のガソリンの値動き

 

6月限(当限)

前日比

11月限(先限)

前日比

5月14日

\64,410

510

\62,800

760

5月15日

\64,540

130

\62,800

0

5月16日

\65,070

530

\63,890

1090

5月17日

\65,370

300

\64,070

180

5月18日

\66,160

790

\65,520

1450

 

 続いてガソリンです…先週号においては『調整安は10日で終了したとの見方。再び相場は、上昇トレンドに戻るだろうと考えている。』とコメントした。

今週の相場展開は、週末には65,830円まで上昇となり、一気に今年の最高値を更新。

○東京ガソリン日足

…削除済み…

 Wトップ型の天井を形成した後に、結局は新高値を更新してきた。ともかく最近の相場はダマシが多いということは、上でも下でもブレイクしたあとに逆に動くわけであり、今回もそうなったわけだ。

 では週末に一気に新高値更新となった相場は、普通ならば更に乗せて買うのが今までの相場の常道であったわけだが、今回もこのあとに再び調整するのかもしれない。ただし仮にそうなったとしても、基本的には押し目買いであり、62,000円台まで下げれば絶好の買い場となるだろう。

 

さて各限月別の推移を見てみると、

6月限 発会値58,940円 高値66,590円 安値52,700円 現在値66,160円

7月限 発会値61,960円 高値66,630円 安値52,880円 現在値66,190円

8月限 発会値55,990円 高値66,630円 安値55,400円 現在値66,230円

9月限 発会値61,210円 高値66,120円 安値57,330円 現在値65,690円

10月限 発会値60,500円 高値65,670円 安値59,590円 現在値65,310円

11月限 発会値63,900円 高値65,830円 安値61,510円 現在値65,520円

 今週は週末に全限一代高値を更新である。

 

さて今週も三菱Fのポジションを記すと、…中略…

 

なおその他の主要取引員の動向は、…中略…

 

 18日現在のスポット価格は、65,000円台での推移。また17日現在の輸入採算価格は74,100円となっており、10日比1,100円高である。

 5月12日時点の在庫は、前週比2.9%増218.0万klと4週ぶりの増加である。GW明けで需要は落ち込み始めている。

 結局のところ、NY原油高は米国のガソリン需給逼迫懸念を映して上昇しているわけだが、国内ではガソリン需給に不安はなく、ファンド主導で上がった相場だと言える。もっとも輸入採算価格はすでに7万円台半ばまで上昇しているのだから、ファンドの買いも全く根拠が無いものとは言えず、チャート判断でも大勢買い相場であることは間違いない。

 結論として当方の相場観は、強い相場ではあろうが、目先はファンドの買い過ぎから調整安が先か。買うなら63,000円割れで買いたい。

 

 

今週の灯油の値動き

 

6月限(当限)

前日比

11月限(先限)

前日比

5月14日

\59,400

450

\63,960

880

5月15日

\59,450

50

\63,940

-20

5月16日

\60,670

1020

\65,140

1200

5月17日

\60,530

60

\65,190

50

5月18日

\61,570

1040

\66,660

1470

 

 最後に灯油です…先週号においては『ファンド売りによって大幅下落を強いられた相場であるが、さすがに下げ過ぎたのではあるまいか。いずれ先物は需要期の見直し買いが入ると想定する。』とコメントした。

今週の相場展開は、週末には今年の最高値更新の66,980円まで一気に上昇

    東京灯油日足

…削除済み…

結局、先週の安値62,300円からは一気に4,500円以上の急騰となり、やはり相場は死んでいない事が確認された。

 

さて今週も各限月別の推移を記すと、

6月限 発会値54,030円 高値61,930円 安値47,320円 現在値61,570円

7月限 発会値56,800円 高値62,060円 安値47,920円 現在値61,850円

8月限 発会値51,730円 高値62,710円 安値51,500円 現在値62,460円

9月限 発会値58,600円 高値63,960円 安値55,150円 現在値63,670円

10月限 発会値60,540円 高値65,490円 安値59,950円 現在値65,150円

11月限 発会値66,000円 高値66,980円 安値62,300円 現在値66,660円

今週は10月限を除いて週末に一代高値を更新10月限のみは、100円だけ一代高値に届かなかった。

 

 なおガソリンとのサヤ関係であるが、週末現在では以下のとおり。

月日

5月18日(金)

 

 

 

 

限月

ガソリン

限月間サヤ

灯油

限月間サヤ

ガソリン−灯油

6月限

\66,160

 

\61,570

 

4,590

7月限

\66,190

30

\61,850

280

4,340

8月限

\66,230

40

\62,460

610

3,770

9月限

\65,690

-540

\63,670

1,210

2,020

10月限

\65,310

-380

\65,150

1,480

160

11月限

\65,520

210

\66,660

1,510

-1,140

 一代高値に届かなかった10月限も、さすがにガソリンよりも大幅に安かったのが修正されつつある。

 

さて今週も三菱Fのポジションを記すと、…中略…

 

18日現在のスポット価格は58,000円台での推移であり、17日現在の輸入採算価格は69,100円と、10日比2,400円高である。

 5月12日時点での国内在庫は、前週比6.9%増216.7万klと増加である。出荷量の落ち込みが在庫増の要因であるが、今後は使わないのだから当たり前か。

 しかし原油高が続けば、ジェット燃料にして輸出に廻せば良いわけであり、今のところ不需要期=価格の下落とまでは言えぬだろう。もっともそんな事よりも、相場にとってはファンドがどう動くか?の方が重要だろう。

 結論として当方の相場観は、ファンド買いによって急騰した相場であるが、目先は買われ過ぎではなかろうか。大勢では強い相場であるとしても、目先は調整安が出るのが自然であろうと思われる。

 

 

 

〔貴金属〕

 

今週の金の値動き

 

6月限(当限)

前日比

3月限(先限)

前日比

5月14日

\2,608

29

\2,632

29

5月15日

\2,592

-16

\2,617

-15

5月16日

\2,603

11

\2,628

11

5月17日

\2,580

-23

\2,608

-20

5月18日

\2,563

-17

\2,587

-21

 

金相場は、先週号においては『2,500円台半ばは買い場になるだろうが、果たしてそこまで下がるのかは判らん。また高値は2,700円までしばらく到達しないと思われ、順当ならばこの辺で乱高下を繰り返すか。』とコメントした。

今週の相場展開は、週明けには高値で2,634円まで上昇するものの、週末には2,587円まで下落して終了。結局は予想通りにもみ合いとなった。

東京金日足

…削除済み…

2,700円乗せに3度トライして跳ね返されている相場は、変則的な三尊天井気味の展開。普通ならここは売りで考える場面であろうが、まだ一目の雲で支えられている状況であり、下げたら買いたい人気は強い。

また石油やゴム・穀物などの相場を考えても、このところはWトップ、三尊天井などの形成の後にそれがダマシになって上昇して、結局は新高値を取るケースが多いわけであり、金もそうなる可能性はあるわけで、どうにも売りからは入りづらい展開だ。

 

NY金日足(週末18日分は入っていません)

…削除済み…

週末のNY金は前日比4.3ドル高662.0ドルで終了。週明け東京市場換算値は14円高程度の見込み。

こちらのチャートは、週末には確かに戻ったが、完全に雲の下に抜けている格好であり、Wトップ完成の姿でもある。東京市場は円安との綱引きで下げないわけだが、NY市場でならズバリ売りたい格好だ。

 

先週号でも紹介したが、著名アナリストであるメリーマン5月中に高値から20%程度の大幅調整安があるとの見方を出している。20%といえば700ドルを高値とすれば140ドル分、つまり560ドルまで下がるということになるわけだが、それだと昨年10月の安値になる。

まあ本当にあるのかどうかは判らぬが、今は無理して買わない方が無難ということだろう。

…中略…

結論として当方の相場観は、チャート判断では売り。特にNY金の格好が悪い。ただ最近の相場は、売りに見えたところが買いになったりするからねえ…

 

 

今週の白金の値動き

 

6月限(当限)

前日比

3月限(先限)

前日比

5月14日

\5,130

49

\5,027

53

5月15日

\5,110

-20

\5,005

-22

5月16日

\5,136

26

\5,021

16

5月17日

\5,119

-17

\5,017

-4

5月18日

\5,117

-2

\5,002

-15

 

プラチナ相場は、先週号においては『まずはJ・マッセイの需給報告を待ちたい。売り狙いする気はないが、かと言ってここからの高値を買い進む気にもならぬため、大幅調整安を期待したいが、あるかどうかは判らん。とコメントした。

今週の相場展開は、5,000円どころでの完全なもみ合いの展開。

東京白金日足

…削除済み…

NYプラチナは若干下げ始めてきた格好であるが、東京市場は円安もあって高値もみ合いの展開。足掛け3ヶ月も上昇相場を演じており、ぼちぼち一度急落しても不思議ではないのだが…

 

NYプラチナ日足18日分は入っていません)

…削除済み…

週末18日のNYプラチナは、前日比8.3ドル高1326.2ドルの終了。週明け東京市場換算値は31円高となる。

J・マッセイ社による需給報告では、南アの増産で0.3トンの供給過剰。ただしETF上場によって下値は限定的で、今後半年間の予想価格帯は1,200ドル〜1,400ドルとされた。現在はほぼその中間地点。

 

東京市場にそれを当てはめると、現在の為替では4,670円〜5,450円780円幅になるわけだが、現在の価格から上下400円ほどだ。出来れば下に400円突っ込んでくれたら、そこで買いたい。400円下げるのなら売りも有りなわけだが、急落しても戻るとは思うが、必ず急落するとは限らないし…といったところ。

 

さて内部要因では、…中略…

 

 なお週末現在で当先のサヤは、115円の逆ザヤ。相変わらずの逆ザヤであり、その面からは売りよりは買いが有利な展開。

結論として当方の相場観は、最終的には5,500円程度まで上がるのだろうが、目先は先に400円ほどの急落を期待したい。それが来たら買い場であろうが、目先は敢えて仕掛けるなら売りだろう。

 

 

〔穀物〕

 

今週のコーンの値動き

 

7月限(当限)

前日比

5月限(先限)

前日比

5月14日

\26,970

500

\27,380

450

5月15日

\27,600

630