商品市況展望 割愛版
平成19年6月10日記
弊社・セントラル商事も、今は積極的に講演会やセミナーなどを行っている。ちなみに昨日も、第1部『商品先物取引のリスク管理入門@リスクを知る』と題しマーケット・アナライザー・トレーディング・チームが、第2部『実践!相場勉強会・主要銘柄攻略へのツボを探る』と題し小針秀夫氏が行った。
今後の予定だが、6月20日には大阪AAホールにて以下のセミナーがある。
第一部 18:00 〜 19:00
演 題 : 風林対談「鏑木繁 vs 坂本嘉山」 −我が相場人生を語る−
講 師 : 株式会社投資日報社会長 "風林火山" 鏑木繁(かぶらぎしげる)
セントラル商事株式会社会長 "風林嘉山" 坂本嘉山(さかもとよしたか)
第二部 19:10 〜 20:00
演 題 : 天候相場本番!穀物相場の行方
講 師 : 弊社大阪投資相談室 業界屈指の1億円トレーダー 仕田次男
また6月23日(土)は、本社会議室にて以下のセミナーがある。
演 題 : 米国産穀物相場の現状と今後
−天候相場!大豆・トウモロコシ最新分析−
講 師 : 大本尚之氏(アンドレィ・ファーイースト株式会社 取締役穀物部長)
さらにまだ先の話だが、7月14日(土)には当方も講師としてセミナーを開催する予定。お気軽に参加していただきたい。
さて各社とも様々なセミナーを行うようになってきたが、これはこれで良い事だろう。今更、テレコール(電話勧誘)の強引な営業の時代でもあるまい。セールスも顧客も、ともに相場を勉強し研究して儲けよう…、会社も顧客を大事にして長く相場を続けてもらおう…という態度は、いずれ受け入れられる事になると思う。
まだまだ世間的には、商品先物取引なんて詐欺みたいなもんだろ?とか、そんな危ないものやってんの?とか、このレポートを見ている皆さんも言われてるかもしれない…(笑)
確かにハイリスク・ハイリターンである取引であることは事実だが、それでも皆さんは相場の世界は面白い!とご理解しているはず。相場をやる、やらないは個人の自由だが、少なくとも株をやってるんだ!と同じくらいのレベルで商品先物をやってるんだ!と言えるくらいにはなって欲しいもんだ。
〔石油製品〕
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今週の原油の値動き |
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6月限(当限) |
前日比 |
11月限(先限) |
前日比 |
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6月4日 |
\49,830 |
450 |
\50,280 |
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6月5日 |
\50,450 |
620 |
\51,180 |
900 |
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6月6日 |
\50,270 |
-180 |
\51,100 |
-80 |
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6月7日 |
\50,400 |
130 |
\51,360 |
260 |
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6月9日 |
\50,240 |
-160 |
\51,010 |
-350 |
まずは原油から…先週号においては『調整安は完了であり、また上昇相場がやって来るだろう。買い方針である。』とコメントした。
今週の相場展開は、31日の49,330円を底に反発に転じた相場が、51,000円台まで上昇。5月22日に記録した51,780円は突破できずに週末は反落したものの、それでもトレンドは買いの状況であった。
○
東京原油日足
…削除済み…
1月の38,000円台から上がり始めた相場は、道中何度か2,000円〜3,000円程度の押しは入れるものの、押しても前回安値は下回らずに右肩上がりの上昇トレンドである。
後述するが、週末のNY原油は2ドル以上の急落で64ドル台まで下がっているが、これも単なる調整だろうと見ている。今までのパターンからすれば、49,330円以下にはならないだろう。
いずれは昨年夏場の高値52,000円台、53,000円台を目指して上昇して行く相場であろうと考える。
ともかく今年は、ラ・ニーニャ現象の発生からハリケーンの当たり年であると言われている。実際どうなるかはもちろん判らぬが、そのような懸念がある限り、下がりづらく上がりやすい環境にはあると言えるだろう。
○
NY原油日足(週末8日分は入っていません)
…削除済み…
週末8日のNY原油は、前日比2.17ドル安の64.76ドルで終了。東京市場換算だと1,000円ほど安い計算になる。この下落の原因は、週末要因やこれまでの米国株の下落に米景気の先行き懸念が高まっていることから買い方の手仕舞い売りが殺到したもの。中東のサイクロンによる供給懸念の解消や、改質ガソリンの急落も圧迫要因となった。
しかし週末の米株価は150ドル以上の急反発であり、この下落によってまたNY原油は中東産のドバイ・オマーン原油よりも割安になった。前々からコメントしている通り、本来はNY原油が高いのが普通であるから、そうならなければNY原油の下値は浅い=NY原油は過剰に売られ過ぎ!と考えるのが妥当だろう。この論は、先週の日経新聞にも載っていたね。これが通常のサヤになるまでは、原油相場は天井を打たないと考えている。
…中略…
東京市場の内部要因では、…中略…
なお9日付の日経商品欄では、米製油所の稼働率の低下により、ガソリンに需給逼迫懸念が出ているとの記事が載っていた。現在のガソリン在庫は15年ぶりの低水準だが、製油所が老朽化して事故が頻発しているという。これにハリケーンが直撃したらアウトだろう。よって原油相場が大きく崩れる事は、考えづらい。
結論として当方の相場観は、週末のNY原油の急落は、また買い場を提供したものと考える。5万円割れは、積極的に買うべきだろう。
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今週のガソリンの値動き |
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6月限(当限) |
前日比 |
11月限(先限) |
前日比 |
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6月4日 |
\64,370 |
670 |
\64,270 |
180 |
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6月5日 |
\65,060 |
690 |
\65,030 |
760 |
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6月6日 |
\64,810 |
-250 |
\65,030 |
0 |
|
6月7日 |
\64,680 |
-130 |
\65,460 |
430 |
|
6月9日 |
\63,950 |
-730 |
\64,410 |
-1050 |
続いてガソリンです…先週号においては『ファンドの大量投げ売りにより、取組は軽くなっただろう。下落懸念はこれで一つ消えたわけであり、調整安は完了したとの見方である。押し目買い方針だ。』とコメントした。
今週の相場展開は、5月31日63,670円から反発し転じた相場が、65,000円台半ばまで上昇。しかし5月28日66,100円突破はならず、週末は○○・ファンドの売りに1,000円安の急落で終了である。
○東京ガソリン日足
…削除済み…
後述するが○○は、週末に4500枚も売った。あれだけ売れば下がるものしょうがないが、週末のNY原油の動きを見ると目先は当ったような格好。当方は一気に新高値を取りに行くと考えていたのだが、残念ながらそれはならずであった。
しかし相場がこのまま崩れるとは思えない。どこかで切り返して、再び上昇を開始するだろうと信じる。
さて各限月別の推移を見てみると、
7月限 発会値61,960円 高値66,630円 安値52,880円 現在値63,950円
8月限 発会値55,990円 高値66,630円 安値55,400円 現在値64,290円
9月限 発会値61,210円 高値66,120円 安値57,330円 現在値64,100円
10月限 発会値60,500円 高値65,790円 安値59,590円 現在値63,820円
11月限 発会値63,900円 高値65,960円 安値61,510円 現在値64,020円
12月限 発会値66,070円 高値66,100円 安値63,670円 現在値64,410円
今週は一代高値・安値ともに更新は無しである。
さて今週も三菱Fのポジションを記すと、…中略…
なおその他の主な取引員のポジションは…中略…
8日現在のスポット価格は、64,000円台半ばまで若干下落。また7日現在の輸入採算価格は72,200円となっており、前週と変わらず。
6月2日時点の在庫は、前週比4.4%減の205.8万klと3週連続の減少である。
結論として当方の相場観は、目先はファンド次第の乱高下の展開であるが、大勢では上昇相場で間違いなかろう。週明けの急落場面は、案外と絶好の買い場になるかもしれない。
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今週の灯油の値動き |
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6月限(当限) |
前日比 |
11月限(先限) |
前日比 |
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6月4日 |
\60,810 |
840 |
\65,780 |
190 |
|
6月5日 |
\61,500 |
690 |
\66,940 |
1160 |
|
6月6日 |
\61,630 |
130 |
\67,220 |
280 |
|
6月7日 |
\61,680 |
50 |
\67,670 |
450 |
|
6月9日 |
\61,000 |
-680 |
\67,000 |
-670 |
最後に灯油です…先週号においては『ファンドの大量投売りにより下落した相場であるが、その完了=調整安の完了であろう。相場は再び押し目買いに転換である。』とコメントした。
今週の相場展開は、7日には67,920円と今年の最高値を更新。しかし週末には、ガソリン相場のファンド売りによる下落の影響を受け、値を消して終了する事となった。
○
東京灯油日足
…削除済み…
ファンドはガソリンを売ったが、灯油は売っていない。もちろん週末のNY原油急落の影響を受けて、週明けも下落しそうな気配ではあるが、このまま相場が崩れ去るとは思えない。
5月31日の65,180円は割り込まないと見ている。
さて今週も各限月別の推移を記すと、
7月限 発会値56,800円 高値62,060円 安値47,920円 現在値61,000円
8月限 発会値51,730円 高値62,710円 安値51,500円 現在値61,850円
9月限 発会値58,600円 高値64,050円 安値55,150円 現在値63,150円
10月限 発会値60,540円 高値65,560円 安値59,950円 現在値64,370円
11月限 発会値66,000円 高値67,190円 安値62,300円 現在値65,630円
12月限 発会値67,900円 高値67,920円 安値65,180円 現在値67,000円
今週は7日に12月限が一代高値を更新である。
なおガソリンとのサヤ関係であるが、週末現在では以下のとおり。
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月日 |
6月8日(金) |
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限月 |
ガソリン |
限月間サヤ |
灯油 |
限月間サヤ |
ガソリン−灯油 |
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7月限 |
\63,950 |
|
\61,000 |
|
2,950 |
|
8月限 |
\64,290 |
340 |
\61,850 |
850 |
2,440 |
|
9月限 |
\64,100 |
-190 |
\63,150 |
1,300 |
950 |
|
10月限 |
\63,820 |
-280 |
\64,370 |
1,220 |
-550 |
|
11月限 |
\64,020 |
200 |
\65,630 |
1,260 |
-1,610 |
|
12月限 |
\64,410 |
390 |
\67,000 |
1,370 |
-2,590 |
10月限以降のサヤは、やっと灯油がガソリンよりも高い状況になって来ており、適正になりつつある。
さて今週も三菱Fのポジションを記すと、…中略…
8日現在のスポット価格は61,000円台での推移であり、7日現在の輸入採算価格は69,900円と、30日比1,000円高である。
6月2日時点での国内在庫は、前週比4.8%減の218.3万kl。ジェット燃料としての輸出が好調なようで、在庫は減少である。この図式では、相場は下がらないだろう。
結論として当方の相場観は、週末に下落した相場であり、週明けもNY原油安の影響で安寄りすると思われるが、案外とそこは絶好の買い場になるのではなかろうか。
〔貴金属〕
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今週の金の値動き |
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6月限(当限) |
前日比 |
3月限(先限) |
前日比 |
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6月4日 |
\2,629 |
23 |
\2,656 |
26 |
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6月5日 |
\2,636 |
7 |
\2,664 |
8 |
|
6月6日 |
\2,624 |
-12 |
\2,648 |
-16 |
|
6月7日 |
\2,628 |
4 |
\2,652 |
4 |
|
6月9日 |
\2,568 |
-60 |
\2,592 |
L60 |
金相場は、先週号においては『もっと下がるだろうと思っていた相場観が曲がった展開であり、2,700円台乗せなら売り玉は踏むしかあるまいとの判断。週明けも高いのは必至だが、火曜の動きが重要だろうと考える。』とコメントした。
今週の相場展開は、5日には2,664円まで上昇するものの、その後反落。週末はストップ安まで売られる展開で終了した。
○東京金日足
…削除済み…
2,700円乗せに3度トライして跳ね返されている相場は、今回の4回目も結局突破ならず。相場は再び2,600円割れまで下落である。
週末8日のNY金もなお下落しており、週明けはさらに一段安は必至。崩れるかと思えば急反騰となり、結局はまた急落の展開は、非常にわかりづらい展開である。
このところの動きは、週明け急騰すればそこが天井となってその後安い、週明け急落すればそこが底になってその後戻るケースも多いため、週明けに外電どおりに安ければそこで売り玉は撤退しようかとも考えている。
○NY金日足(週末8日分は入っていません)
…削除済み…
週末8日のNY金は、前日比14.9ドル安の650.3ドルで終了。安値は647.8ドルまで出ており、5月24日の安値651.5ドルを割り込んでいる。
チャートを見る限り、679.5ドルまで戻ったのがダマシであり、高値698ドルで天井は打っています!という姿である。次の下値抵抗線は635ドル辺りであり、それを割れると600ドルそこそこまで下がりますよ!の格好である。
チャート判断ではそうなるのだが、正直言えばだから売り!とまで言ってよいのかさっぱり判らん。突っ込んだところを売ると、ろくなことがないのが今の相場ゆえに…
…中略…
結論として当方の相場観は、NY金のチャートは悪いが、下げた場面ではファンドが買ってくるケースも多いため、素直にチャートどおりに動くのか判断に窮する。しばらくは積極的な売買を控えたい。
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今週の白金の値動き |
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6月限(当限) |
前日比 |
3月限(先限) |
前日比 |
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6月4日 |
\5,065 |
20 |
\5,005 |
10 |
|
6月5日 |
\5,067 |
2 |
\5,005 |
0 |
|
6月6日 |
\5,063 |
-4 |
\4,996 |
-9 |
|
6月7日 |
\5,069 |
6 |
\5,025 |
29 |
|
6月9日 |
\5,026 |
-43 |
\4,952 |
-73 |
プラチナ相場は、先週号においては『大勢で上昇相場なのはわかっているが、週末はファンドの大量買いによって急騰した相場であり、とがめが出る可能性もある。すぐに飛び付き買いをしたい相場ではないと考える。』とコメントした。
今週の相場展開は、先週末にファンドの大量買いで急騰した流れを引き継ぎ5,000円台で堅調に推移をしていたが、週末は急落して再び4,900円台半ばまで下落。
○東京白金日足
…削除済み…
足掛け3ヶ月も上昇相場を演じた相場は、5,000円台の買い疲れで本格調整局面入りと考えていたのだが、5,039円〜4,850円までわずか200円弱下げただけで、また急反発。7日には5,026円まで上昇したが、そのまま新高値更新とはならずに再び下落。
3月初めのような500円近い急落があれば、そこは絶好の買い場であろうとは判るものの、現状では高値の三角持ち合いなのか?それともそのような急落があるのか?非常に判断が難しい。
○○の大量買いは○○であると言われており、結局は下がってもまた買うのであろうが、目先はどこで買うべきなのかの思案橋。
○NYプラチナ日足(8日分は入っていません)
…削除済み…
どう見てもWトップだろう…と見えたチャートであるが、今のところ一目の雲で支えられている格好。
週末のNYプラチナは、金・銀の急落にも影響され前日比8.7ドル安の1286.8ドルで終了。しかし週明け東京市場換算値は、すでに東京タイムで下落していたためと、為替が121円台後半への円安となっているために、ほとんど下がらぬ計算になる。
先のJ・マッセイ社による需給報告では、今後半年間の予想価格帯は1,200ドル〜1,400ドルとされたわけだが、1300ドル前後での動きは真ん中にいるわけで、どうとも言えない。
さて内部要因では、…中略…
なお週末現在で当先のサヤは、74円の逆ザヤ。相変わらずの逆ザヤではあるが、買い場となる100円以上の逆ザヤ到来を望みたい。
結論として当方の相場観は、大きく下げれば買いなのはわかりやすいが、現状で下がるのか?それとももみ合うだけなのか?の判断が難しい。しばし様子見としたい。
〔穀物〕
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今週のコーンの値動き |
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7月限(当限) |
前日比 |
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