商品市況展望 割愛版
平成19年11月18日記
ファンド機関店となっている会社は、何と言っても三菱フューチャーズ証券、クレディ・スイス(CSJ)、フィマット・ジャパン(FIMA)の3社が御三家である。その中にはヘッジファンドやインデックス型ファンドなど様々なものが入っているのだろうが、その詳細はともかくとして、全体として出て来る数字のポジションを注目している人は多いだろう。
この中で三菱Fは三菱商事の100%子会社、クレディ・スイスは超巨大金融コングロマリットだから知らぬ人はいないだろう。そしてFIMAはフランスのソシエテ・ジェネラル銀行系の会社である。
さて先週までの貴金属・石油・穀物・ゴムなどの上昇相場は、完全に彼らのトレンド・フォロー型の買いによって上昇したことは周知の事実。彼らは上がっている道中はほとんど利食いなどして来ない。商品相場自体に強気であると言うこともあるのだろうが、実際にところ相場はどこまで上がるのかなど後になってみなければ判らないものゆえ、とにかく買い続けるわけだ。
その後今週は大きな調整局面を迎えているが、詳細は各項目で述べるとして、おおよそ買い玉の半分ほどを利食いして来ている状況だ。彼らの大きなポジションが整理されることによって大量の売りが出るわけだから、相場はその影響もあってなお下がるわけだ。
トレンド・フォロー型なのだから、下がれば下がるほど売って来る。下げ止まれば当然また買うのだろうし、商品相場自体の強気の見方は変えていないとは思うが、実際の売買はシステムであって思惑ではないわけだ。よって天井を付けて下げる場合も、基本的にはどこまで下がるなどという思惑は無く、売り続けるわけだ。相場観はともかく、上がって来なければ買わないわけだ。
『おそらく原油は○○ドルまで上がるだろう…』とかは相場観であり、彼らの場合も根本的にはその指針で相場を張るのかもしれないが、実際の売買ではそうは言っても『上がったらなお買う。下がったら即売る。』で節操など全くないわけだ。その節操の無さが儲けに繋がるわけで、相場に節操なんぞ無用である。
この辺が普通の個人投資家と違うところであり、仕手筋なんかも大体はファンドのように節操は無い。午前中まで買いだ!買いだ!と叫んでいても、おかしいな?と思ったら午後には一転して売りだ!売りだ!となっている場合も多い。
しかし個人投資家は、どうしても市場価格よりも自分の相場観を信じてしまう場合が多いように思う。相場観を持つのは当然であり、そういう信念は大事かもしれないが、下げたら自動的に売る!という行動を身に付けられれば達人である。
ファンドのポジションを参考にすると言うことは、上がるだ、下がるだの専門家の意見・相場観に従うと言うよりは、その実際の行動にこそ含蓄がある。相場には信念も節操も無用である。
〔石油製品〕
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今週の原油の値動き |
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11月限(当限) |
前日比 |
4月限(先限) |
前日比 |
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11月12日 |
\60,800 |
-1650 |
\58,030 |
-2370 |
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11月13日 |
\60,720 |
-80 |
\58,270 |
240 |
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11月14日 |
\59,730 |
-990 |
\57,190 |
-1080 |
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11月15日 |
\60,340 |
610 |
\57,840 |
650 |
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11月16日 |
\59,860 |
-480 |
\57,030 |
-810 |
まずは原油から…先週号においては『いずれNY原油は100ドルを大きく突破することになると思うが、目先は高値から10%程度の調整安が先でもおかしくない。微妙な情勢であるが、大きく突っ込んだ場面を買うのがベターと考える。』とコメントした。
今週の相場展開は、先週7日に記録した62,100円から下げに転じた相場が、週末には安値で56,730円まで下落。5,370円の下落であり、8.6%の下落となった。
○
東京原油日足
…削除済み…
8月の安値46,000円台からは16,000円の上昇。その分の約3分の1を消したわけである。半値押しならあと2,700円ほどあるわけだが、その場合は54,000円どころまでの下げ。
しかし抵抗線は54,470円にあるわけで、相対力指数は現在49ポイント。ぼちぼち下げ止まってもおかしくはない。
○
NY原油日足(週末16日分は入っていません)
…削除済み…
高値は7日の98.62ドル。そして今週は13日に90.13ドルまで下げ、下げ幅は8.49ドルで8.6%の下げと東京原油と同じ。
週末16日は前日比1.67ドル高の上昇で、95.10ドルでの終了である。これは12月限であり、この価格で納会である。当限に廻った1月限は、前日比1.72ドル高の93.79ドル。
下値抵抗線は85ドル辺りにあるわけだが、そこまで行かないでここで止まっても不思議ではない。欲を言えばもうちょっと横ばい〜日柄の経過が欲しいところではあるが、落ち着けば結局は100ドル台を目指すのではないかと考えている。
NY市場のファンドの状況は、11月13日現在で約2万7,600枚のロング。一気に7万枚以上もファンドは利食いしたわけだ。途転売りにまで転じるのなら別だが、ファンドの整理売りは完了している可能性が高いだろう。
また国内内部要因では、…中略…
さて原油の材料として、OPEC総会での増産の話題もあるわけだが、現在98%の稼働率で動いていると言われ、増産幅はフル生産でも2%アップしか許容範囲が無い。増産はほぼ無理だろう。やっても日量50万程度でお茶を濁すか。
問題はサブプライム問題からの株価の下落が、経済への先行き不透明感を生み、原油需要の後退懸念に繋がること。しかしNYダウは13,000ドル台を何とかキープしており、大暴落が続かない限りは12月に再び利下げもあると思われ、原油価格にはそれが追い風になる可能性があるだろう。
結論として当方の相場観は、先週号で高値から10%程度の調整安はあるかもとしたが、すでに8.6%の下落。ここからは買い場探しをするポイントであり、底入れはしているか、もしくは近いだろう。
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今週のガソリンの値動き |
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12月限(当限) |
前日比 |
5月限(先限) |
前日比 |
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11月12日 |
\69,940 |
-2100 |
\75,250 |
L2700 |
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11月13日 |
\70,080 |
140 |
\75,850 |
600 |
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11月14日 |
\68,050 |
-2030 |
\74,230 |
-1470 |
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11月15日 |
\67,740 |
-310 |
\73,790 |
-440 |
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11月16日 |
\67,030 |
-710 |
\72,820 |
-970 |
続いてガソリンです…先週号においては『上昇トレンドにまだ変化はないものの、さすがに買われ過ぎの状況に見える。まずは調整安が先に出ても、おかしくないのではなかろうかと見る。』とコメントした。
今週の相場展開は、7日に高値で79,880円まで記録した後の調整安の展開となり、週末には安値で72,150円まで下落。下落幅は7,730円に及び、約9.7%の下落となった。
○ 東京ガソリン日足
…削除済み…
80ポイント近くまで上昇していた相対力指数は、これで50ポイントまで大きく下落した。需要期の5月限が大きく窓を開けて急騰したところまでは、これで下がったことになる。
やっと待望の10%近い押しが入ったわけであり、ぼちぼちまた買い場が接近中だろう。そうは言っても8,000円近い下げであり、東京ガソリンだと1枚で40万円近い値動きになる。押し目とは言っても、価格帯が上がっているだけに一波動は大きく、今後も迅速な対応は望まれるところ。
なお8月安値からの上昇幅24,430円のうち、7,730円の下落は31.6%と約3分の1押し。半値押しならなお4,000円以上下げるが、そこまでは無いのではなかろうか?
さて各限月別の推移を見てみると、
12月限 発会値66,070円 高値72,630円 安値53,590円 現在値67,030円
1月限 発会値66,400円 高値72,020円 安値54,420円 現在値65,730円
2月限 発会値67,300円 高値72,810円 安値55,450円 現在値66,000円
3月限 発会値56,700円 高値74,280円 安値56,650円 現在値68,000円
4月限 発会値64,680円 高値78,210円 安値64,590円 現在値71,070円
5月限 発会値73,050円 高値79,880円 安値72,150円 現在値72,820円
今週は5月限が一代安値の更新である。5月限は完全に往って来いの下げとなったわけだが、仮に倍返しで下げるのならば(79,880円−73,050円)×2で13,660円の下げ幅。そうなると79,880円−13,660円=66,620円まで下げるのであるが、そこまで下げたら雲に入るくらいだ。
原油価格がよほど下げない限りは、そんなところまであるわけがないと思っているが…
国内内部要因では、…中略…
11月10日時点のガソリン在庫は前週比6.0%増の210.8万klと4週連続の増加。今週は特に増加が大きく、価格高騰から消費の伸び悩みが現実になった格好である。
先週号でもコメントしたが、中国ではガソリンスタンドに車の行列が出来始め、インドではガソリン値上げに抗議するデモで死傷者が出たと言う。多少はそういう動きが出ないといけないだろうし、価格高騰で石油を大事に使うことは地球環境にも良いのかもしれない。
結論として当方の相場観は、理論的には半値押しでなお4,000円程度の下げ。5月限の倍返しなら最大6,000円の下げが絶対ないとは言わないが、ここで調整完了の可能性もまたある。基本的には押し目買い狙いの相場と考えているが、後はファンドの動向次第であろう。
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今週の灯油の値動き |
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12月限(当限) |
前日比 |
5月限(先限) |
前日比 |
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11月12日 |
\78,860 |
-1170 |
\70,320 |
L2700 |
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11月13日 |
\79,640 |
780 |
\71,150 |
830 |
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11月14日 |
\78,640 |
-1000 |
\69,680 |
-1470 |
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11月15日 |
\79,350 |
710 |
\69,660 |
-20 |
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11月16日 |
\79,620 |
270 |
\68,940 |
-720 |
最後に灯油です…先週号においては『7日の高騰で相場は峠を越し、目先は調整安が先であろうと考えるものの、本当の意味での天井打ちであるかどうかは疑問。原油価格と今後の天気次第の相場であろう。』とコメントした。
今週の相場展開は、7日に75,230円まで上昇した後の調整安場面となり、週末は安値で68,260円まで下落。高値から6,970円の下げ幅となり、約9.2%の下落となった。
○ 東京灯油日足
…削除済み…
70ポイント台で推移していた相対力指数は、週末には46ポイント台まで低下。8月からの上昇幅17,200円に対しては、40.5%を消したことになる。
半値押しならなお1,600円ほど下げると言うことになるが、ここからはやはり買い狙いが順当だろう。
さて今週も各限月別の推移を記すと、
12月限 発会値67,900円 高値83,890円 安値58,340円 現在値79,620円
1月限 発会値69,340円 高値84,060円 安値58,900円 現在値78,510円
2月限 発会値69,000円 高値83,060円 安値58,850円 現在値77,040円
3月限 発会値58,500円 高値79,950円 安値58,030円 現在値73,190円
4月限 発会値62,690円 高値76,420円 安値62,490円 現在値69,790円
5月限 発会値69,680円 高値75,230円 安値68,260円 現在値68,940円
週末に5月限が一代安値の更新である。発会値69,680円から75,230円まで上昇した分を消してしまったわけだが、倍返しの下げなら(75,230円−69,680円)×2で11,100円の下げ。そこまであるなら64,000円そこそこまで下げるわけだが、そこまで下げたら完全に雲の下に出て売り線出現となるし、そこまでは無いだろうと思う。
まあ相場に絶対は無いが、今のところは単なる10%の調整安であろうというのが当方の見方。
なおガソリンとのサヤ関係であるが、週末現在では以下のとおり。
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月日 |
11月16日(金) |
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限月 |
ガソリン |
限月間サヤ |
灯油 |
限月間サヤ |
ガソリン−灯油 |
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12月限 |
\67,030 |
|
\79,620 |
|
-12,590 |
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1月限 |
\65,730 |
-1,300 |
\78,510 |
-1,110 |
-12,780 |
|
2月限 |
\66,000 |
270 |
\77,040 |
-1,470 |
-11,040 |
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3月限 |
\68,000 |
2,000 |
\73,190 |
-3,850 |
-5,190 |
|
4月限 |
\71,070 |
3,070 |
\69,790 |
-3,400 |
1,280 |
|
5月限 |
\72,820 |
1,750 |
\68,940 |
-850 |
3,880 |
4月限のサヤは8日に2,830円まで開いた後、また1,280円まで大きく詰まっている。なお詰まるようなら、また鞘取りの仕掛けポイントがやって来る。
国内内部要因では、…中略…
11月10日時点での灯油在庫は、前週比2.8%増の435.6万klと2週連続の増加。まずは先高感から先に調達が終わった印象があり増加だが、前年同期比ではまだ17.4%低い水準であり、今後の天候次第でまだどうなるかわからん。
結論として当方の相場観は、チャートではなお2,000円ほどの下落の可能性は否定できないが、すでに応分の下げで調整は終了している可能性がある。基本的には押し目買いであり、場合によってはまた4月限の鞘取り仕掛けも可。
〔貴金属〕
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今週の金の値動き |
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12月限(当限) |
前日比 |
10月限(先限) |
前日比 |
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11月12日 |
\2,892 |
-124 |
\2,923 |
L120 |
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11月13日 |
\2,862 |
-30 |
\2,887 |
-36 |
|
11月14日 |
\2,883 |
21 |
\2,912 |
25 |
|
11月15日 |
\2,911 |
28 |
\2,934 |
22 |
|
11月16日 |
\2,802 |
-109 |
\2,826 |
-108 |
金相場は、先週号においては『そろそろ10%程度の調整安が出てもおかしくなさそうであるが、その調整場面を買い仕込むのが良いだろう。2,800円台までの下落を期待したい。』とコメントした。
今週の相場展開は、7日に3,102円まで上昇した後の調整局面入りとなり、予想通り相場は2,800円台前半まで下落。13日に安値で2,815円、一度戻して週末に再びストップ安の2,814円を記録。
しかし簡単に120円動く相場であり、1枚で12万円の動きは凄まじい。証拠金が一発で吹き飛ぶ額であり、13日にはまだ押し目買いは出来ても、週末16日は投げさせられるパターンとなった人も多かっただろう。まあまだまだ大きく動くだろうから、チャンスはまだまだあると思えば良かろう。
○
東京金日足
…削除済み…
3,102円(11/7)〜2,814円(11/16)の下げ幅は288円、率にして9.3%の下げである。10%程度の調整安が出てもおかしくないとしたものが、ズバリ当った展開である。
ピーク時80ポイント近くまで上昇していた相対力指数も、43ポイント台まで下落。一目の雲も急接近であり、止まるとすればこの辺であろう。あって2,800円割れが一度ある程度か?
○NY金日足(週末16日分は入っていません)
…削除済み…
NY金も848ドルまで上昇した後に、780ドル台まで下落。60ドル強の下げは7.5%の下落である。
元々850ドルまでは上がるとコメントしてきたが、848ドルはほぼそれに到達したわけであり、今後さらに900ドル、1000ドルと上がって行くのか?それとも天井を打ってしまったのか?は、正直言って当方にはまだ判断が付いていない。
10%も下げれば仮に848ドルが天井だとしても2番天井は取りに行くだろうし、その戻りの過程で大きく抜けて行けば更なる大相場へ、失速するようなら天井としか今のところは言えない。
…中略…
さて基本的にはドルは相変わらず対ユーロでも軟調で、このトレンドが変わらない限り商品相場の天井はないだろう。
問題はサブプライム問題からの株価下落であるが、これが徐々に下がるようなら金には買いが入って強材料になると思われる。FRBは12月に再び利下げに踏み切らざるを得ないだろうし、それも追い風になるだろう。
しかし同じ株価下落でも、一気に暴落のパターンの場合は金にも弱気が波及するだろう。リスクマネーからの逃避や円キャリートレードの巻き戻しで円高にもなるわけで、この場合は良くない。
では株価が上昇したらどうなるのか?ズバリ上がっても不安心理は消えないわけで、金にも当然リスクヘッジの買いが入るだろう。
つまりは株価は上がっても下がっても金には好材料であるが、唯一の懸念は下落のスピードが速い暴落もパターンであるということだ。
結論として当方の相場観は、おおよそ10%の調整安出現により、相場は買いやすくなったと想定される。ファンドの整理売りが完了すれば、再び金相場は上昇して行く事になるだろう。
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今週のプラチナの値動き |
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12月限(当限) |
前日比 |
10月限(先限) |
前日比 |
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11月12日 |
\5,061 |
-182 |
\4,970 |
L120 |
|
11月13日 |
\5,010 |
-51 |
\4,922 |
-48 |
|
11月14日 |
\5,113 |
103 |
\5,020 |
98 |
|
11月15日 |
\5,116 |
3 |
\5,002 |
-18 |
|
11月16日 |
\5,044 |
-72 |
\4,898 |
-104 |
プラチナ相場は、先週号においては『目先はWトップの天井を打ったようなチャートに変化。よって今後数週間は戻り売りを浴びやすい格好になったと思われるが、ファンドがどこまで利食い売りを進めるかで下値は決るだろうと思われる。』とコメントした。
今週の相場展開は、7日の高値5,324円から急落に転じた相場が、13日には4,800円ジャストまで下落。下げ幅は524円に及び、9.8%の下落となった。
その後はJ・マッセイ社の強気の需給報告で5,000円台に急反発したが、週末は金の急落の影響もあって再び4,800円台に下落しての終了である。
○
東京白金日足
…削除済み…
7日の急騰でもみ合い上放れになったのもつかの間、チャートはWトップの完成で一目の雲の下限辺りまでの下落。完全に割り込むとトレンドまで変化してしまう可能性があるが、タイミング良く出たJ・マッセイ社の需給報告で戻る展開も見せた。
さて需給報告の内容はすでに皆さんご承知と思うが、8.2トンの供給不足。今後半年間の予想レンジは、1350ドル〜1575ドル。この発表の当日は、1380ドル辺りまで下げており、下値はあって30ドル、上値は200ドル近いという内容であったため、一気に3日間で262円戻したわけだ。
その後の週末の急落は、524円下げたものが262円戻して半値戻りを意識されたのだろうが、週末のNY市場を見る限り2番底形成となった模様。
…中略…
○
NYプラチナ日足(週末16日分は入っていません)
…削除済み…
1498.8ドル(11/7)〜1384.1ドル(11/12)の