商品市況展望 割愛版
平成20年2月17日記
プラチナ相場の騰勢に歯止めが掛からない状況となっている。今週も240円高のストップ高を実に3度も記録し、先週末からすでに560円以上も上がっている。当限価格はすでに7,000円である。
7,000円といえば、手のひらに乗る1キログラムバーで700万円。数年前まではせいぜいが200万円程度だったのだから凄まじい話だ。何キロか持っていれば、まさしく家が建つ。また1週間で500円の上昇と一口に言うが、1枚=500グラム(証拠金10万円)で25万円の動きである。
さてこのプラチナ相場だが、現状の急騰は南アの電力不足〜鉱山の生産低下が直接的な材料であるが、ドルベースではつい2、3日前に2000ドルの大台に乗せたものが、週末もまた60ドル近く上げて2080ドルに近い。また円換算で200円以上の上昇である。
国内の最高値は、確か金が6,400円まで上がった時代に8,000円台の高値があったはずだが、ドルベースでは1,000ドルちょっとであったと記憶している。1979年か、80年の頃だったと思う。
ともかく史上空前の価格まで上昇しているわけで、正直言えば幾らまで上がるのか想像も付かない。
ただし参考として2000年に大暴騰したパラジウム相場は、97年まで僅か400円程度の相場が3年間で4,000円まで10倍になった。結局は、実質立会い停止に追い込まれて終了している。
また現在の原油相場も上昇の起点をどこにするかで判断は分かれるだろうが、1999年の10ドルを底値として計算した場合は100ドルまで10倍になったわけだ。
もしもその論法で推測するならば、プラチナは99年の1128円からずっと上昇している。10倍になるならば1万1,000円である。ドルベースなら前年の98年に332ドルが安値であり、10倍なら3,300ドルである。こうやってコメントを書いている当方にしたって、なお1000ドル以上上がるなどとは正直信じられないが…
すべて原油のように安値から10倍になるのならば、金は99年の836円が安値なのだから8,000円に、銀なら1,500円になる事になる。
その他の商品はドルベースでコメントすると、コーンは17ドル、大豆は40ドル、コーヒーは400セント、砂糖は50セントまで上がる。
これを真顔で言えば、おそらく気がふれているのか?と言われるだろう。しかし相場というものに値頃感というものは通用しないのであるから、絶対に無いとは誰も言い切れない。原油価格が100ドルになるなど、数年前なら誰も考えていなかっただろうからね。
〔石油製品〕
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今週の原油の値動き |
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2月限(当限) |
前日比 |
7月限(先限) |
前日比 |
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2月12日 |
\59,480 |
1410 |
\59,070 |
1800 |
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2月13日 |
\59,520 |
40 |
\59,170 |
100 |
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2月14日 |
\60,070 |
550 |
\60,300 |
1130 |
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2月15日 |
\60,670 |
600 |
\60,950 |
650 |
まずは原油から…先週号においては『週末の急騰で2番底確認になった可能性が高いだろう。NY原油92.71ドル突破なら、完全にW底が完成となる。』とコメントした。
今週の相場展開は、7日の55,050円で2番底を打った相場が、週末には61,240円まで上昇。6,000円以上の上昇であり、相場は再び上昇基調に転じた。
ドルベースでも92.71ドルを突破した相場は、週末には高値で96.67ドルまで出ている。7日の安値からは10ドル以上の戻りである。
○
東京原油日足
…削除済み…
大納会天井・63,070円(12/28)から株価暴落時の53,190円(1/22)まで9,880円下げた相場は、58,600円(1/30)まで5,410円の戻りと半値戻しをした後もう一度下げ、55,050円(2/7)で2番底を形成。
戻り高値の58,600円をクリアした事によって、W底完成である。
チャートでは週末の上昇で一目均衡表の雲の上に出ており、さてここから史上最高値63,070円を目指せるのかどうか?
正直言えば、あまり高値まで買い進みたいとは思わないし、また調整安が来ることを期待したい。57,000円くらいまで下げれば是非買いたいが、だからと言って売りでは入りたくないな。
○
NY原油日足
…削除済み…
年明け3日に100.09ドルという史上最高値を記録したNY原油は、株価急落とともに需要低下懸念が台頭して85.42ドル(1/22)まで下落。高値からは約15ドルの下落となったわけだ。
その後92.71ドル(1/30)まで反発した相場は、大雑把に15ドル下げて7ドル戻した展開。
その後86.24ドル(2/7)で2番底を付けた相場は、92.71ドル(1/30)を突破してW底完成。前述のとおり週末は96.67ドルまで上昇しており、安値から10ドル以上の戻りである。
さてこのまま再び100ドルを目指すのか?といえば、ファンダメンタルズでは在庫の増加、景気後退からの需要減退予測なども株価が下がるたびに出て来るわけであり、一抹の不安がある。
一方でベネズエラとエクソンモービルとの係争の展開によっては、再び100ドルを突破しないとも限らず、注意深く見守りたい。この問題が、プラチナ高騰の南アの電力不足のような事態に発展するかどうかだ。
実際のところ原油価格が大きく下落するかといえば、先のシティ・グループへの投資など中東のオイルマネーが中心となっているわけであり、ロシアとともに原油価格の低下は誰も望んでいないのかもしれない。
また今後も世界的に利下げが行われる、それで膨らむ投機資金が商品市場に流れ込んでいるという現実を考えれば、少なくともまだ85ドルを割り込んで行く様な展開にはなりづらいのだろう。
なおNY市場のファンドの状況は、…中略…
また国内内部要因では、…中略…
結論として当方の相場観は、ファンダメンタルズから判断すると、このまま100ドルを目指すとも思えないが、現状ではやはり押し目買い有利の展開。調整安があれば買うべきだろう。
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今週のガソリンの値動き |
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3月限(当限) |
前日比 |
8月限(先限) |
前日比 |
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2月12日 |
\68,910 |
1250 |
\73,940 |
1760 |
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2月13日 |
\68,540 |
-370 |
\73,980 |
40 |
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2月14日 |
\69,340 |
800 |
\75,450 |
1470 |
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2月15日 |
\68,640 |
-700 |
\75,810 |
360 |
続いてガソリンです…先週号においては『68,730円で2番底を確認した可能性は高い。72,930円を突破すればW底の完成であり、相場は再び買いの時代に入った可能性が高いだろう。』とコメントした。
今週の相場展開は、68,730円(2/7)で2番底を打った相場が、週末には高値で76,400円まで上昇。2番底から7,670円の急騰である。
○ 東京ガソリン日足
…削除済み…
80,300円(12/27)で天井を打った相場は、67,110円(1/22)まで13,190円下げて底打ち。そこから72,930円(1/30)までの戻りは、5,820円と下げ幅の44%戻り。
そして今回68,730円(2/7)まで再び4,200円下げて2番底を打った相場は、72,930円(1/30)を突破してW底の完成。
現在安値から7,670円の上昇中であるが、倍返しならズバリあと730円であり、77,130円となる。チャートではまだ一目の雲の上には出ていないが、ちょうど雲の上に出る程度になる。
さて各限月別の推移を見てみると、
3月限 発会値56,700円 高値74,280円 安値56,650円 現在値68,640円
4月限 発会値64,680円 高値78,450円 安値64,590円 現在値74,560円
5月限 発会値73,050円 高値79,880円 安値66,770円 現在値75,270円
6月限 発会値77,860円 高値79,950円 安値67,030円 現在値75,680円
7月限 発会値79,510円 高値80,300円 安値67,110円 現在値75,890円
8月限 発会値71,520円 高値76,400円 安値68,730円 現在値75,810円
8月限が週末に一代高値の更新である。
国内内部要因では、…中略…
スポット価格は元売の買い付けに支えられており、輸入採算価格も原油高で急騰。それにしては東工取3月限の伸びがないのが気になるところ。来週は納会接近でどうなるか?
2月9日時点のガソリン在庫は前週比2.2%増の218.3万klと2週ぶりの増加。相変わらず需要の低迷は続いている。
結論として当方の相場観は、6万円台は安過ぎる。8万円台は高過ぎる印象があり、今の7万円台の相場は居心地が良いのかもしれない。よってW底チャートの強さとファンダメンタルズの弱さとの綱引きで、もみ合い相場を予測する。
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今週の灯油の値動き |
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3月限(当限) |
前日比 |
8月限(先限) |
前日比 |
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2月12日 |
\73,000 |
2000 |
\70,640 |
2000 |
|
2月13日 |
\73,010 |
10 |
\70,810 |
170 |
|
2月14日 |
\74,030 |
1020 |
\72,330 |
1520 |
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2月15日 |
\74,630 |
600 |
\72,980 |
650 |
最後に灯油です…先週号においては『今週の安値で相場は2番底を確認した可能性が高いだろう。69,120円突破で、W底完成となる。』とコメントした。
今週の相場展開は、65,450円(2/7)の2番底から反発した相場が、週末には高値で73,320円まで上昇。7,870円の急騰となった。
○ 東京灯油日足
…削除済み…
75,580円(12/28)の大納会天井となった相場は、63,480円(1/22)まで都合12,100円の下落。そこから69,120円まで5,640円の反発の後、今回は2番底65,450円(2/7)を記録しての上昇である。
69,120円を突破したことでW底の形成であり、一目の雲の上にも出ている展開。
さて今週も各限月別の推移を記すと、
3月限 発会値58,500円 高値79,950円 安値58,030円 現在値74,630円
4月限 発会値62,690円 高値76,420円 安値62,490円 現在値73,370円
5月限 発会値69,680円 高値75,230円 安値63,540円 現在値72,860円
6月限 発会値72,500円 高値75,020円 安値63,540円 現在値72,820円
7月限 発会値74,840円 高値75,580円 安値63,480円 現在値72,170円
8月限 発会値68,500円 高値73,320円 安値65,450円 現在値72,980円
今週は8月限が週末に一代高値の更新。
なおガソリンとのサヤ関係であるが、週末現在では以下のとおり。
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月日 |
2月15日(金) |
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限月 |
ガソリン |
限月間サヤ |
灯油 |
限月間サヤ |
ガソリン−灯油 |
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3月限 |
\68,640 |
|
\74,630 |
|
-5,990 |
|
4月限 |
\74,560 |
5,920 |
\73,370 |
-1,260 |
1,190 |
|
5月限 |
\75,270 |
710 |
\72,860 |
-510 |
2,410 |
|
6月限 |
\75,680 |
410 |
\72,820 |
-40 |
2,860 |
|
7月限 |
\75,890 |
210 |
\72,710 |
-110 |
3,180 |
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8月限 |
\75,810 |
-80 |
\72,980 |
270 |
2,830 |
ずいぶんとガソリンに比べれば割高な感じがある。灯油が高過ぎるのか、ガソリンが安過ぎるのかは判らんが。
この状態であれば、どの限月でもガソリン買い・灯油売りを仕掛けてみたいが、最近の国内石油製品市場にはあまり流動性が無いのが若干気懸かり。
セントラル商事では、中部のガソリン・灯油しかないので、東京とのサヤを見ながら仕掛けるかどうかを模索したい。
国内内部要因では、…中略…
2月9時点での灯油在庫は、前週比10.3%減の291.3万klと5週連続の減少。寒波で需要が好調な中で、元売は相変わらず減産を続けているのが在庫減少の背景。ガソリンは節約できても、やはり寒ければ灯油は節約できないわけだろう。
ただし需要期はもう1ヶ月ほどで終了するわけで、足りなくなるというほどではあるまい。どこまで上がるか見極めてから、鞘取りを仕掛けたいところ。
結論として当方の相場観は、需要の好調という背景がある灯油の堅調さが目立つが、さすがにガソリンとのサヤは詰まり過ぎではなかろうか。どこかでガソリン買い・灯油売りの鞘取りを仕掛けたいが、早過ぎると投げさせられるかもしれないので慎重にタイミングを測りたい。
〔貴金属〕
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今週の金の値動き |
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2月限(当限) |
前日比 |
12月限(先限) |
前日比 |
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2月12日 |
\3,180 |
35 |
\3,199 |
25 |
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2月13日 |
\3,093 |
-87 |
\3,115 |
-84 |
|
2月14日 |
\3,171 |
78 |
\3,195 |
80 |
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2月15日 |
\3,158 |
-13 |
\3,183 |
-12 |
金相場は、先週号においては『3,053円(2/6)で調整安は完了しただろう。いずれNY金1,000ドル台乗せは必至と思われ、東京金も3,400円辺りまでの上昇はあるだろう。』とコメントした。
今週の相場展開は、3,205円(2/12)まで上昇したものの、翌13日には一度急落するなど不安定な動きとなり、結局はもみ合いの展開。
○
東京金日足
…削除済み…
2,911円(1/18)は底、3,053円(2/6)は2番底との判断をしているが、3,223円(1/29)をまだ突破できない状況であり、どうも頭が重い。
これはファンダメンタルズで、インドなどの輸入がこの高値で急低下している報などが嫌気されているものと思われるが、三尊天井とまでの判断はまだ出来ないだろう。
まだ乱高下する可能性は残るが、本当に天井を打ったのでなければ、このようなもみ合いはまた上に放れるはず。根本にドル安とインフレ懸念がある状況の中で、いずれは3,400円に向けて上昇を開始するはずだとの判断である。
先に結論から言えば、下げても3,100円割れがせいぜいとの判断で、買い仕込む相場であろうとの判断だ。
○
NY金日足
…削除済み…
週末15日のNY金は、前日比4.7ドル安の906.1ドルで終了。919.0ドルまで高値はあったが、3連休前の利食いで下げている。
史上最高値の941.8ドル(2/1)をトップとして三尊天井を思わせるようなチャートであるが、完成にはまず888.4ドル(2/5)を割り込み、さらに849.5ドル(1/22)を割り込まないと完成しない。
昨年11月もWトップのような格好からまた上昇したわけであり、今回もそうなるだろうというのが当方の見方。
原油が急落、穀物も急落、プラチナも暴落という状況になれば金も天井だろうが、そうそう簡単に商品相場全体が天井打ちとはならぬだろうと考えているゆえ…
ゴールドマン・サックスも、予想価格を850ドル〜900ドル。高値は1,000ドル乗せもあるとのコメントしている。下げてもたかが知れていると思う。
またNY市場のファンドの動向は、…中略…
結論として当方の相場観は、天井打ちの人気が高まって売られたところが、逆に絶好の買い場となるだろう。金の輝きは失せていないと考える。
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今週のプラチナの値動き |
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2月限(当限) |
前日比 |
12月限(先限) |
前日比 |
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2月12日 |
\6,756 |
366 |
\6,383 |
H240 |
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2月13日 |
\6,538 |
-218 |
\6,225 |
-158 |
|
2月14日 |
\6,973 |
434 |
\6,465 |
H240 |
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2月15日 |
\7,000 |
27 |
\6,705 |
H240 |
プラチナ相場は、先週号においては『完全に天井を確認する情勢にならない限り、新規売りは相変わらず厳禁。どこまで上がるかすでに想像ができない相場であるが、逆ザヤも解消しない限りは押し目買い方針を良しとする。下げても3%程度の下落かな…(それでも6,000円の3%なら180円あるが)』とコメントした。
今週の相場展開は、12日ストップ高、13日には160円ほどの急落を入れるものの、14日またストップ高、15日もストップ高と240円高の連発!まさに糸の切れた凧の状態。
○
東京白金日足
…削除済み…
こんな相場は、もしも買えていなくても当たり前!正直言って、当方も買えていません…(苦笑)
しかし絶対に新規売りだけはしてはならぬ、NON大豆よりも大掛かりな国際的な仕手相場だと言い続けているわけだが、完全にそうなって来ている。
一日のストップ高=240円高と一口に言うが、本証拠金10万円(セントラル商事では12万円)で240円高は12万円の動きであり、一度Wトップを形成して株価急落とともに崩れた5,046円(1/22)から、週末の高値6,705円まで1,659円も上がっているのだ。1,659円×500倍=82万9,500円也!
たった10枚の証拠金100万円でも、何と829万円の動きであり、100枚も持っていたら1億円に手が届こうかという動き。
表面的に材料視されているのは南アの電力不足であるが、要は市場がパニックに陥っているのだろう。誰かが仕掛けているのは確実だが、表面上の取組には現れておらず背景は不明だ。不明だからロシアではなかろうかと市場では言われているわけで、そういう背景は天井を打ってから初めて明らかになるだろう。
ともかく今の動きを見ていると、取組高の少ないNY市場(僅か1万5,000枚の市場)であおり、東京市場の7万枚超の市場を踏み上げさせる展開。値頃感で売る大衆筋はそれでも後を絶たぬため、それが全部燃え草になるわけだ。
三菱F、クレディ・スイス、NWEGのファンド御三家は…中略…
ともかく口すっぱく言うが、『この相場の天井を売って、その利益を取ったら凄まじいだろう』などという夢は持たない方が良い。高過ぎで買えないなら買えないで、他の銘柄を探せば良い。天井打つまでに、追証で破産するだけだろう。
またこれも言い続けているが、金買い・プラチナ売りの鞘取りを仕掛ける事も厳禁。金買いなど、プラチナ売りのヘッジにはならない。
○
NYプラチナ日足
…削除済み…
連休前の週末15日のNYプラチナは、前日比54.8ドル高の急騰で2063.7ドルの終了。高値は2079.9ドルまで出ており、東京市場換算でまた200円高。
ずっと史上最高値を更新しているわけで、現状ではどこが天井などというのは予測が付かない。
冒頭でもコメントしたが、原油のように10倍になるのならば3,300ドルでしょ!という程度のものだ。そういう高値まで上がるのかどうかなど、小者の当方にはさっぱりわからんし、本当にロシアがバックに居るのならプーチンにでも聞いてくれ!という事だ。
さて東京市場の内部要因では、…中略…
また当先のサヤは、7,000円〜6,705円と295円の逆ザヤ。相場格言で『逆ザヤに売りなし』と言うが、これではどうにもならん。
結論として当方の相場観は、ここまで上がるともう手が出ない。だが新規売りだけは絶対してはならない。3%〜5%のほんのちょっとした調整でも7,000円なら210円〜350円になるわけだが、それで天井などと考えたら大やけどするだろう。
君子、危うきに近寄らず。(別に当方が君子と言うわけじゃないけど…笑)
〔穀物〕
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今週のコーンの値動き |
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3月限(当限) | |||