商品市況展望 割愛版

平成20年4月6日記

 

 今話題の『年金得別便』なるもの…3月半ばに当方にも届いた。まさか自分には関係ないと思っていたが、これが届いた人の8割以上の人は年金支給額が増える!との事であり、早速調べてみた。

 

 昭和59年にこの業界に大学卒業して入った当方は、最初の会社は明治物産。今もまだあるし、13年間居て社員だったから、当然の如く厚生年金。はい、これはOK。

 続いてフルコミッションになり10年間居た2社目の岡地。最初の5年間はフルコミも厚生年金だったので、これもOK。その後は会社の経費削減のためだろうけど国民年金に移行したが、これもずっと払っているデータが載っていたのでOK。

 で現在のセントラル商事。そのまま国民年金だし、年金の支払い状況には厚生年金か、あるいは国民年金かの種別の記載しかないため、岡地在籍中に国民年金に移行した当方にとっては、これを見る限りセントラル商事のセの字も出てこない…(笑)でも滞納も無く払い続けているから、これもOK。

 

 一体何が抜けていたのかな?ひょっとして大学時代に、親が国民年金でも払っていたのかな?と思って実家に電話したが、『払っていないよ!当時、学生は払う必要が無かったはずだよ!』との返答。20歳になったら国民年金と今は言うけれども、当時は無かったんだね。

では学生時代には色んなアルバイトもしたし、そこで何かがあるのかな?さて当方の消えた年金は何?そう思って、とりあえず記載されている社会保険事務所の電話に掛けてみた。

 

電話したのは良いけれども、ずっとお話中でなかなか出ない。更に05から始まるこの番号、有料だそうである。ずっと電話を保留して、やっと担当者が出たのが10分後。これじゃ、多分怒ってしまう人も出るだろうね。

でも当方は怒りませんでした。なぜって、電話口に出た人が感じの良い娘さんだったから…(笑)彼女に罪はないもんね。これで自分のような横柄な態度の男が出たら、きっと怒っていたかもしれない…(笑)

 

時間短縮のため、フルネームと年金番号をちゃちゃっと伝えたところ、『55年〜56年にどちらにお住まいでしたか?』と質問を受ける。『竹ノ塚(東京都足立区)に住んでましたよ』と答える。
 『読売新聞に勤めていませんでしたか?』と言われる。『ただの新聞配達だけど、やっていたよ!』と答える。

そう、大学1年の時に当方は、親の国立大学以外は金を出さん!という強硬な態度に反発し、何が何でも東京に出たくて新聞奨学生というタコ部屋に入ったのでした…(苦笑)東京の国立大学なんて東大か一ツ橋くらいしか思いつかないが、そんな学力の無い当方は法政大学しか入れなかったからね。入学金も授業料も出してくれる新聞奨学生しか、私大に行く道は無かった…(笑)

 

この新聞奨学生時代に、何と厚生年金に入っていたのである。全然知らなかったけど、まあ1年分の厚生年金をゲット!である。メデタシ、メデタシ。

もっとも歳とった時に、果たして我々の世代が年金を貰えるのかどうかは判らんけどね。

 

 

 

〔石油製品〕

 

今週の原油の値動き

 

3月限(当限)

前日比

8月限(先限)

前日比

3月31日

\61,790

-120

\60,780

-810

4月1日

\61,780

-10

\59,180

-1600

 

4月限(当限)

前日比

9月限(先限)

前日比

4月2日

\61,250

1500

\60,840

 

4月3日

\62,940

1690

\62,720

1880

4月4日

\62,630

-310

\62,210

-510

 

 まずは原油から…先週号においては『ドル安・在庫増の当て外れ・地政学的リスクの3点セットで上昇したが、このまま上昇を続けるのは困難であるとの見方。新高値更新にストップロスを置いて、再び売り方針としたい。』とコメントした。

今週の相場展開は、1日には99.55ドルと再び100ドルの大台を割り込むもののそこから反発。チャートに週末4日分は入っていないが、106.23ドルで終了である。

東京市場も1日には59,100円まで下落するものの、3日には62,970円と急騰。崩れそうで崩れずに、再び高値圏に戻る格好である。

    NY原油日足(週末4日分は入っていません)

…削除済み…

史上最高値の111.80ドル(3/17)108.22ドル(3/27)と上値は切り下げている格好であるが、100ドル割れはすぐに回復する格好であり、チャートは三角持ち合いに入ってきた格好。

このところ何度もコメントしているが、ファンダメンタルズでは原油高騰を後押しする材料はほとんどない。ドル安からの上昇や金利低下からの資金流入など、原油自体ではない外部要因からの上昇が主である。

これは前場の概況でもコメントしたとおり、EIA(米エネルギー局)の発表で今年になってから米国の原油使用量は低下しており、明らかに経済がリセッションに入ったと見られる情勢からでも判断できる。

 

よって111ドル台は天井であり、いずれ原油価格は下落に転じる!と言いたいところであるが、チャートはまだ売りにはなっていない

現状のような下値から来て形成する三角持ち合いは、チャートパターンでは再び上に抜けるのが普通である。相対力指数も50ポイントを挟んでもみ合いであり、これは次の上げの指数調整にも見える。

 

よって当方としてはファンダメンタルズから売りを考えているのではあるが、108.22ドル(3/27)にストップロスを置いての作戦を採らざるを得ない。何があるのかは神のみぞ知る話だが、チャートは抜けたら120ドルを目指す格好なのだから、ストップロスは設定しないと危険だ。

 

    東京原油日足

…削除済み…

61,890円(3/28)まで上昇した相場は、59,100円(4/1)まで下落。しかし再び一目の雲で支えられ、62,970円(4/3)まで上昇である。相場は大きな三角持ち合いである。

今のところ63,920円(2/27)は天井であるわけだが、6万円を割り込むとすぐに買われてしまう。上に抜けたら踏むしかないが、上記でコメントしたとおりファンダメンタルズからは買いたくない。

崩れたと思って安いところを売るとやられてしまうが、ストップロスを63,920円において、急騰した場面は売りから入りたい。

 

NY市場のファンドの状況は、…中略…

 また国内内部要因では、…中略…

 結論として当方の相場観は、高値更新にストップロスを置いての売り方針であるが、ドル安が支えになってなかなか下げづらい相場展開は続きそうだ。

 

 

今週のガソリンの値動き

 

5月限(当限)

前日比

10月限(先限)

前日比

3月31日

\75,750

-310

\71,650

-490

4月1日

\74,500

-1250

\69,770

-1880

4月2日

\75,820

1320

\72,410

2640

4月3日

\77,680

1860

\74,790

2380

4月4日

\77,140

-540

\74,860

70

 

 続いてガソリンです…先週号においては『チャートではまだ戻り売りの範疇であると見る。しかし来週から暫定税率期限切れで混乱も予想されるため不確定要因が多く、一時的にパニック買いが入る可能性もあり、注意が必要だろう。』とコメントした。

今週の相場展開は、1日には急落して69,560円まで下落するものの、その後急騰して75,080円(4/3)まで上昇。急落〜急騰の荒い展開である。

    東京ガソリン日足

…削除済み…

大元のNY原油が100ドルを割るとすぐに反発するため、東京ガソリンも7万円を割り込むとすぐに戻る展開である。

チャートはA69,540円(3/24)とB69,560円(4/1)でのW底がCを抜いて完成。まだその上の上値抵抗線は突破していないが、もしも突破すると一目の雲の上にも出て来るパターンとなり、来週の動きは正念場になるかもしれない。

 

どんどん上がって行く材料があるのかどうかは疑問であるが、暫定税率が下がって消費が伸びている現在、上がるとすれば今月中に上昇すると言うことであろうし、5月入って税率が元に戻れば急落かな?と想像している。

 

さて各限月別の推移を見てみると、

5月限 発会値73,050円 高値79,880円 安値66,770円 現在値77,140円

6月限 発会値77,860円 高値79,950円 安値67,030円 現在値76,970円

7月限 発会値79,510円 高値80,300円 安値67,110円 現在値76,810円

8月限 発会値71,520円 高値79,720円 安値68,730円 現在値76,340円

9月限 発会値78,600円 高値79,060円 安値69,540円 現在値75,460円

10月限 発会値70,840円 高値75,080円 安値69,560円 現在値74,860円

 今週は10月限のみが1日に一代安値の更新3日に一代高値の更新である。その差は5,520円あり、3日間でこの動きだ。

 

 国内内部要因では、…中略…

 

今週のスポット価格は、111,000円台(税込み)推移3日現在の輸入採算価格は79,300円となっており、前週比2,500円高である。

 3月29日時点のガソリン在庫は前週比7.0%増240.6万klと4週ぶりの増加。この時点では暫定税率期限切れに対応するため、元売が出荷を抑えたために在庫増となった。

 現状でガソリン暫定税率リッター25.1円が失効しているため、元売の市中買いはゼロ。一方で川下の駆け込み需要は増大しており、焦点は暫定税率が復活するのかどうかだ。

 政府・自民党は4月中での暫定税率復活を目指しているが、果たして今年のGWのガソリンは安いままなのか?元に戻るのか?消費者にとっては、GW明けまでは安いままで居て欲しいだろうが、その後税率が元に戻れば反動も大きいだろう。

 結論として当方の相場観は、チャートはW底完成の動きとなり、川下の駆け込み需要も増大しているため、確りした動きとなることが予想される。もっとも暫定税率が復活すれば、急激に需要は落ち込むと予想され、相場が上がるならば今月中という事になるだろう。

 

 

今週の灯油の値動き

 

5月限(当限)

前日比

10月限(先限)

前日比

3月31日

\75,450

-390

\75,600

-60

4月1日

\74,680

-770

\74,130

-1470

4月2日

\76,020

1340

\76,300

2170

4月3日

\77,360

1340

\77,880

1580

4月4日

\77,560

200

\77,580

-300

 

 最後に灯油です…先週号においては『内部要因も絡んでガソリンとのサヤが異常な状況。ここはストップロスも設定して、再度売り方針としたい。また6月限〜8月限のガソリン買い・灯油売りも仕掛けを考えたい。』とコメントした。

今週の相場展開は、1日には73,800円まで下落するものの、その後反騰に転じた相場は78,450円(4/3)まで急騰

    東京灯油日足

…削除済み…

ストップロスを新高値更新に設定してもう一度売り方針としたが、77,630円(3/12)を突破する事態となり、方針に従えば損切りで終了。結局は69,890円(3/24)が底となって、再び相場は上昇トレンドに返り咲きである。

なぜ不需要期なのに上がらねばならぬのだ?と不思議ではあるが、相場は付いた値段が相場である。内部要因主導であるとは判っているものの、チャートでまた売りを示唆するまでは売れない相場である。

 

さて今週も各限月別の推移を記すと、

5月限 発会値69,680円 高値77,790円 安値63,540円 現在値77,560円

6月限 発会値72,500円 高値77,100円 安値63,540円 現在値76,770円

7月限 発会値74,840円 高値76,640円 安値63,480円 現在値76,230円

8月限 発会値68,500円 高値76,690円 安値65,450円 現在値76,000円

9月限 発会値76,140円 高値77,630円 安値69,890円 現在値76,620円

10月限 発会値73,000円 高値78,450円 安値72,350円 現在値77,580円

 4月3日は、先物10月限だけでなく、何と9月限を除いて不需要期の5月限・当限に至るまで一代高値の更新である。

 桜が咲くこの季節。需給の不安もあるわけでもないのにこの高値更新は、異常事態といって過言ではない。天気で言えば、冬より寒い春があったみたいなもんだ。

 

なおガソリンとのサヤ関係であるが、週末現在では以下のとおり。

月日

4月4日(金)

 

 

 

 

限月

ガソリン

限月間サヤ

灯油

限月間サヤ

ガソリン−灯油

5月限

\77,140

 

\77,560

 

-420

6月限

\76,970

-170

\76,770

-790

200

7月限

\76,810

-160

\76,230

-540

580

8月限

\76,340

-470

\76,000

-230

340

9月限

\75,460

-880

\76,620

620

-1,160

10月限

\74,860

-600

\77,580

960

-2,720

 ガソリン買い・灯油売りの鞘取りは、完全に狙われている格好だ。5月限でガソリンの方が安いなんて、まさに現状のサヤは異常事態

 

 国内内部要因では、…中略…

 週末現在で買い越し店7店のみ。売り越し店は47店もあり、9,671枚のトータル片建て玉のほとんどを上記の4社の売りで占める。一方で売り方は小口の連合体なわけだ。

 民主主義政治では多数の方が勝ちであろうが、相場ではこのような状態の時には多数が負けるのだ。枚数は当たり前だが売り方も買い方も同数であり、買い店が多いというのは烏合の衆が多いと相場では判断する。幽霊と相場は寂しい方に出るとは、これを指す格言でもある。

 この状態では、幾ら理論的におかしいと思っても買ったほうがマシである。

 

今週のスポット価格は77,000円台2,000円ほどの上昇。また3日現在の輸入採算価格は89,700円前週比4,300円高

3月29日時点での灯油在庫は、前週比1.4%減183.0万klと3週連ぶりの減少。需要期明けであり、在庫も特に少ないわけでないが、この相場の問題はそういうことではない。結局は、売り方が踏むまで上がる単なる博打であろう。

結論として当方の相場観は、この期に及んでの新高値更新はおかしいが、内部要因からの上昇であるため理屈は通用しない。売り方が総踏みとなるまで、相場の強基調は続くだろう。付いた値段が相場である。

 

 

 

〔貴金属〕

 

今週の金の値動き

 

4月限(当限)

前日比

2月限(先限)

前日比

3月31日

\2,999

-37

\3,026

-26

4月1日

\2,884

-115

\2,901

-125

4月2日

\2,914

30

\2,933

32

4月3日

\2,975

61

\2,997

64

4月4日

\2,975

0

\3,006

9

 

金相場は、先週号においては『突っ込みは買い、戻りは売りの逆張り作戦。比重は若干売りに置きたいが、4月からのファンドの動向によっては逆にするかもしれない。』とコメントした。

今週の相場展開は、1日には急落となって2,880円まで下落。2,933円(3/24)の安値を更新する事態となったが、その後は反騰して3,000円台まで再び戻った。

    東京金日足

…削除済み…

現状でのチャートは、未だ3,322円(2/27と3/6)を天井とする下げトレンドの最中である。

もっとも2,933円(3/24)と2,880円(4/1)でW底完成の可能性も残しており、3,065円(3/27)を突破すれば完成する。

また仮にもう一度2,900円台に突っ込んだとしても、同じく戻って3,065円を突破すれば逆三尊の可能性は残る。

そうなればもちろん買い転換であるが、現状では逆に2,700円台に向かって下げる可能性も皆無とは言えず、今後の動向次第であろう。

 

作戦としては若干比重を売りに置いた逆張り作戦であり、買った場合は2,900円割れにストップロスを置く、売った場合は3,065円にストップロスを置いて、高ければ売り!安ければ買い!としたい。

 

    NY金日足(週末4日分は入っていません)

…削除済み…

週末4日のNY金は、前日比3.6ドル高の913.2ドル。為替は101円台半ばまで若干の円高であるため、東京市場換算では16円安となる。

この日発表があった米雇用統計は悪化していたが、おそらく市場は予想通りと受け取ったのだろう。ドル安で金は若干買われたが、たいしたドル安でもないし、NYダウも16ドル安とたいした事がなかった。

相場に影響を与えるのは予想外の事態であり、もともとから注目している材料というのは案外と出たら終いである。

 

ただしチャートを眺めると、やはり1033ドルはどう見ても天井に見え、955.2ドル(3/27)を突破しない限りは、下値リスクの方が大きく見える850ドル辺りが下値支持線であるが、その辺までの下げは自然に見えるのだが…さて?

 

NY市場でのファンドのポジションは、…中略…

結論として当方の相場観は、W底完成、もしくはもう一度下げての逆三尊底形成のためには、3,065円突破が条件となる。現状ではストップロス設定での逆張り方針と見るが、やや売り有利か。

 

 

今週のプラチナの値動き

 

4月限(当限)

前日比

2月限(先限)

前日比

3月31日

\6,499

-16

\6,374

-16

4月1日

\6,231

-268

\6,092

-282

4月2日

\6,393

162

\6,264

172

4月3日

\6,500

107

\6,391

127