商品市況展望 割愛版

平成23年1月23日記

 

食料や資源価格の高騰が、消費者の財布に影響を及ぼし始めた。まずはコーヒーや食用油、タオルといった商品で、値上げの表明が相次いでいる。産出国での天候不順や投機マネーの商品市場への流入に加え、新興国での需要増もあって幅広い原材料が高値圏にあるためだ。

 

キーコーヒーは、喫茶店向けと家庭用のレギュラーコーヒーの出荷価格を3月1日に平均15%上げる。味の素ゼネラルフーヅ(AGF)は2月17日から2品の中身を減らす。価格は据え置くので実質的な値上げとなる。

UCC上島珈琲も値上げの方向だ。日清オイリオグループは1月4日、食用油の出荷価格を平均で15%ほど引き上げた。J―オイルミルズも1月、スーパー向けの特売用を15%ほど値上げした。

 

相場の動きが商品価格に波及しやすいコーヒー豆は、ニューヨークの先物取引市場で昨年6月ごろから値上がりが目立ち、いまは前年の1.6倍を超える水準。食用油は、原料となる大豆がシカゴ商品取引所で、先物価格がこの1年間に約1.5倍になった影響を受けた。

 

食品以外では、大阪や四国産のタオルで値上げに向けた動きが出始めた。ドラッグストアなどにガーゼや脱脂綿、綿棒を納めるメーカーも値上げを検討中。

アパレル業界では、秋・冬向けのシャツや肌着の価格引き上げが取りざたされている。綿花のアジア市場での平均取引価格は、この1年で約2倍になった。国際価格が史上最高値の水準になっている。

 

*+*+ asahi.com 2011/01/22[14:01:39] +*+*

http://www.asahi.com/business/update/0122/TKY201101220156.html

 

さすがに商品相場の高騰も騒がれるようになってきたため、知らない人はいないだろうという情勢だ。

だったら国内商品市場にももっと活気が出ても良さそうなものだが、米国市場や中国市場の活況に対し、日本の出来高は相変らず低迷している。

 

それにしても、こんな価格高騰の中でも牛丼屋は値下げ競争だし、日本だけが今、世界で異質なのかもしれない。

日本のデフレは円高効果でもあるが、その為替はここ数週間対ドルでもユーロでも円安に向き始めており、円安&資源高が直撃すれば、いきなり日本もデフレからインフレへと大きく変わっちゃうんじゃあるまいか。

もっとも給料は大して上がりそうもないから、インフレじゃなくてスタグフレーションかもしれないけれども。こうなると世の中は悲惨だな。

 

そうならないように、祈るのみ!

 

 

 

〔穀物〕

 

今週のコーンの値動き

 

3月限(当限)

前日比

1月限(先限)

前日比

1月17日

\26,400

200

\25,300

530

1月18日

\26,500

100

\25,490

190

1月19日

\26,780

280

\25,680

190

1月20日

\26,760

-20

\25,180

-500

1月21日

\26,800

40

\25,500

320

まずはコーンから…先週号においては『押し目買い一貫の展開だろう。在庫率は08年時点以上にタイトであり、シカゴの上げ幅も大きいだろうと予測する』とコメントした。

今週の相場展開は、先週の米農務省報告からの上昇の流れを引き継ぎ、25,000円台後半まで続伸。25,770円(1/20)までの高値を記録する事となった。

○東京コーン日足(1/21昼現在)

…削除済み…

先週号で「相場は、もう一段の水準訂正を行うところまで上がるのではあるまいか」としたとおりの展開となり、相場は25,000円台へ。

 

ともかく先週の米農務省報告で在庫率は5.5%となり、需給がタイトであることが改めて確認されたわけであり、こうなると逆ザヤ相場でもあるゆえ、簡単には下らないだろう。

 

…中略…

 

 なお一代の動きは以下のとおり。

東京コーン一代の動き

 

 

 

 

 

 

 

始値

 

高値

 

安値

 

現在値

2011年3月

\20,380

2月16日

\26,800

1月19日

\18,550

6月30日

\26,800

2011年5月

\21,770

4月16日

\26,100

1月21日

\18,870

6月30日

\25,830

2011年7月

\20,850

6月16日

\26,360

1月20日

\19,080

6月30日

\26,170

2011年9月

\21,940

8月16日

\25,970

1月19日

\21,450

8月25日

\25,630

2011年11月

\23,280

10月18日

\25,750

1月19日

\22,430

11月17日

\25,310

2012年1月

\23,730

12月16日

\25,770

1月20日

\23,100

1月5日

\25,500

今週は全限月が一代高値の更新だ。

 

    シカゴコーン日足(1/20現在)

…削除済み…

週末1/21のシカゴ市場は、前日比3.25セント高の657.25セントでの終了。国内換算では60円高である。

 

チャートでは666.25セント(1/19)が高値だが、この日は667セントとなお高値を更新している。

2008年には7ドル台を大きく越えた価格まであったわけだが、いずれその価格は抜くのではあるまいか現在の相場は、コーンばかりではなく、大豆・小麦、そして綿花まですべて高いわけであり、今春の作付けもどれを作付するかの競争になるだろうから…。

 

それを証明するように、インフォーマ社が週末に今春の作付面積予想を出したのだが、9090.3万Acと市場予想以下の数値を発表。高いから作付面積が増加するとは限らないようだ。

また今は、…中略…

 

なおGFTC発表の1/18現在のポジションは…中略…

 

またオプションを含めた1/21現在のポジションでは…中略…

これだけファンドが買って、上がらない方がおかしい。

 

結論として当方の相場観は、押し目買い継続の相場である。内外とも天候相場に向けて一段高するのは必至であり、いずれ3万円になっても全く不思議ではない相場であろう。

 

 

今週の一般大豆の値動き

 

2月限(当限)

前日比

12月限(先限)

前日比

1月17日

\46,350

-700

\50,210

460

1月18日

\46,900

550

\50,260

50

1月19日

\46,500

-400

\50,460

200

1月20日

\46,500

0

\50,060

-400

1月21日

\46,600

100

\50,390

330

続いて一般大豆です…先週号においては押し目買いの展開に変化は無い。在庫率4.2%は危機的水準で、先々は今の価格を見て「あんな安かった時もあったのね」という状況になる可能性も十分にあるだろう』とコメントした。

今週の相場展開は、5万円台に乗せて来た相場が50,650円(1/19)まで上昇

    東京一般大豆日足(1/21昼現在)

…削除済み…

農務省報告での強材料をきっかけに上がり始めた相場だが、まだ過熱感があるほどの上昇にはなっていない。こういうじわじわと上がる相場は、簡単に天井は打たないだろう。

 

ともかく在庫率は4.2%まで低下であり、これは危機的な水準と言ってよい。5万円は単なる通過点と考えて、間違いはないだろうと見ている。

 

 なお一代の動きは以下のとおり。

東京一般大豆一代の動き

 

 

 

 

 

 

始値

 

高値

 

安値

 

現在値

2011年2月

\39,190

2月16日

\48,770

11月12日

\38,440

7月7日

\46,600

2011年4月

\42,110

4月16日

\50,000

11月12日

\38,180

7月7日

\48,340

2011年6月

\39,970

6月16日

\49,700

11月12日

\37,910

7月7日

\48,510

2011年8月

\42,640

8月16日

\49,840

11月11日

\41,050

8月25日

\49,010

2011年10月

\45,200

10月18日

\51,100

1月18日

\44,880

10月20日

\50,330

2011年12月

\47,540

12月16日

\50,650

1月19日

\46,780

12月17日

\50,390

 

○シカゴ大豆日足1/20現在)

…削除済み…

週末1/20のシカゴ市場は、前日比2.00セント安の1412.25セントでの終了。夜間取引からは下落しているので、国内換算では300円ほど安い

だがシカゴの新穀は上昇しているので、換算のようには下らないだろう。

 

インフォーマ社が発表した今年の作付面積予想は、7665万Acと前月から下方修正。コーンも減るけど、大豆も減るという予測なわけだ。

最終的にどうなるか判らんが、今の超タイトな需給関係が容易に変わるとは考えづらい情勢だ。

 

なおCFTC発表の1/18現在のポジションは…中略…

 

オプションを含めた1/21現在のポジションでは…中略…

大豆はまだ大きくは買いに来ていない。だが売っているわけでもないので、下げても限定的だろう。

 

結論として当方の相場観は、コーンよりはまだ強くないが、押し目買い継続の相場であろう。いずれ出遅れ感が出れば、まとめて一気に上がるとも考えている。

 

 

 

〔貴金属〕

 

今週の金の値動き

 

2月限(当限)

前日比

12月限(先限)

前日比

1月17日

\3,634

-26

\3,643

-27

1月18日

\3,621

-13

\3,636

-7

1月19日

\3,635

14

\3,847

11

1月20日

\3,615

-20

\3,625

-22

1月21日

\3,595

-20

\3,603

-22

金相場は先週号においては3,600円は簡単に割り込まないと思われ、最大下げても3,500円割れだとは思うが、今は調整局面なのだろう。週明けの安値から、資金配分を考えて買い下がりが良いか』とコメントした。

今週の相場展開は、軟調に推移した相場が週末には3,590円まで下げ3,600円を一時的に割り込んだ。また来週のカウントとなる週末の夜間取引では、続落して3,571円の安値まで記録

    東京金日足(1/21昼現在)

…削除済み…

チャートでは、一目均衡表の雲の下に抜けた調整局面入りしている相場だが、これで高値から250円弱は下った計算になる

同じ貴金属でもプラチナは下っていないし、ゴムはまだ史上最高値の更新中。穀物やソフト商品も上昇中という中で、唯一この金相場だけはだらだらと安い展開が続いているわけだ。

 

このような格好になっているのは、このところのレポートで予測したとおりの展開である。

先週号でもコメントしたが「このまま軟調に推移すれば一目均衡表では雲の下に出る売りトレンドの発生となる。案外と、それを示現して投げさせ、そこから反騰に転じるのかもしれない」としたところまで来たわけで、後はどこで底入れするかである

 

最終的に金融緩和政策の見直しが無い限りは、少なくてもゴールドマン・サックスの予測する1650ドル(為替が80円なら4,250円。90円と円安なら4,700円台)まで上がるのだろうが、今は「その前のふるい落としの下げ」である。

最大下げて、あと100円くらいじゃあるまいか?

 

 なお一代足は以下のとおり。

東京金一代の動き

 

 

 

 

 

 

 

始値

 

高値

 

安値

 

現在値

2011年2月

\3,219

2月24日

\3,805

12月8日

\3,133

2月26日

\3,595

2011年4月

\3,500

4月27日

\3,808

12月8日

\3,246

8月2日

\3,597

2011年6月

\3,619

6月28日

\3,808

12月8日

\3,246

8月2日

\3,596

2011年8月

\3,365

8月27日

\3,811

12月8日

\3,338

8月31日

\3,598

2011年10月

\3,520

10月27日

\3,814

12月8日

\3,469

10月29日

\3,601

2011年12月

\3,719

12月24日

\3,756

1月4日

\3,590

1月21日

\3,603

 前述のとおり、先物は1/24付けで3,571円まで一代安値を更新中

 

    NY金日足1/20現在)

…削除済み…

1/21のNY市場は、前日比5.5ドル安の1341ドル。国内換算では25円安であるが、夜間取引ですでに3,571円の安値まで出ている。

 

今のところ、幾ら下っても1,300ドルは割らないだろうと思っているが、これで高値から約90ドル下げた。チャートでは一目均衡表の雲を割り込む状況でもある。

 

1/18現在のファンドのポジションは、…中略…

 

また1/21現在のETF残高合計は、…中略…

 

結論として当方の相場観は、調整安の第一目標には到達した。なお下げるのなら100円程度の下げはあるだろうが、長い目で見ればそこは買い場だろう。ゆっくりとした押し目買いの継続である。

 

 

今週のプラチナの値動き

 

2月限(当限)

前日比

12月限(先限)

前日比

1月17日

\4,838

-9

\4,880

-12

1月18日

\4,814

-24

\4,855

-25

1月19日

\4,889

75

\4,934

79

1月20日

\4,825

-64

\4,867

-67

1月21日

\4,816

-9

\4,867

0

プラチナ相場は、先週号においては『押し目買い一貫の相場であろう。押しがあったらすかさず拾い、噴き上げた時には利食いしてまた買う。そういう相場であろうと見るとコメントした。

今週の相場展開は、乱高下はしているが、金相場が完全な調整局面に入った中で、逆にプラチナは今週も一代高値の更新中。明暗が分かれる展開となっている。

    東京プラチナ日足(1/21昼現在)

…削除済み…

ゴムの仕手筋が今度はプラチナに標的を絞ったという噂の真偽のほどは確かではないが、そうであっても全くおかしくないような動きとなって来ている相場である。

今週は4,937円(1/19)とまた高値更新であり、週末のNY市場も金は安いがプラチナはまた高く、いっそうサヤが拡大である

…中略…

 

先々週号でも「現状での貴金属相場に対する相場観は、金に対してはあまり強気ではないのであるが、プラチナは別である。というのも株式市場が当面は堅調に推移すると思っているからであり、金は株価の上昇が換金売りに繫がるのに対し、プラチナは好材料と受け取られるだろうと考えているからである」とコメントしたが、それが顕著になって来ているのだろう。

 

まずは昨年出したJM社の予想価格帯の上限である1900ドル国内換算で5,070円)を取りに行くのでないかとの見方だ。

 

 さて一代の動きは以下のとおり。

東京プラチナ一代の動き

 

 

 

 

 

 

 

始値

 

高値

 

安値

 

現在値

2011年2月

\4,394

2月24日

\5,304

4月26日

\4,029

8月25日

\4,816

2011年4月

\5,276

4月27日

\5,289

4月27日

\4,035

8月25日

\4,829

2011年6月

\4,582

6月28日

\4,892

1月19日

\4,030

8月25日

\4,821

2011年8月

\4,181

8月27日

\4,898

1月19日

\4,099

8月31日

\4,822

2011年10月

\4,495

10月27日

\4,917

1月19日

\4,399

11月17日

\4,843

2011年12月

\4,702

12月24日

\4,937

1月19日

\4,592

1月6日

\4,867

 今週もまだ5,000円台を記録していない先物4本が、一代高値の更新である。

 

    白金−金価格差日足

…削除済み…

週末現在のサヤは、4,867円(プラチナ)−3,603円(金)=1,264円

一気に急拡大して来たサヤであるが、夜間取引では1,318円まで開いて終了だ。サヤは、まだ拡大して行くのではないかと見ている

…中略…

 

結論として当方の相場観は、ひとまず5,000円を突破するまで強基調の押し目買い相場は続くだろう。最終的にはもっと大きな相場になると思っているが、今はまだそこまでは語らないが…。

 

 

 

〔ゴム〕

 

今週のゴムの値動き

 

1月限(当限)

前日比

6月限(先限)

前日比

1月17日

453.5

5.6

458.3

3.9

1月18日

452.8

-0.7

453.4

-4.9

1月19日

465.0

12.2

467.4

14.0

1月20日

464.1

-0.9

465.7

-1.7

1月21日

476.5

12.4

477.6

11.9

先週号においては『460円台があれば、打診売りをしてみたい。延々と週末に掛けて一代高値を更新するパターンが続いているが、それが崩れた時に調整局面入りするのだろう』とコメントした。

今週の相場展開は、またもや急騰して470円も大きく突破。これで昨年4月に当限で記録した472円もクリアする事となり、名実ともに史上最高値を更新する上げとなった。

○東京ゴム日足(1/21昼現在)

…削除済み…

あっという間に今週も、また20円以上上がった相場である。478.1円(1/21)まで記録であり(夜間取引では478.4円と更に続伸)、一体どこまで上がるんだろう?という相場だ

 

460円台で試し売りを入れた玉も、あっという間に10円のヤラレであるが、チャートでは相対力指数は80ポイント台を挟んだ動きだ。まれに90ポイントという相場も無いではないが、そこまで行けばさすがに天井だろう。ただしそこまで指数が上がるのなら、おそらく価格は500円に乗っているだろうが…。

 

…中略…

 

ただし大天井じゃなくて、目先の調整でも大きく入るようなら、どこかで一目均衡表の雲にくっつくところ…今なら400円割れまで100円程度の大下げは遠くない将来に来るだろう。

それが少数意見になればなるほど、そういう下げが到来すると思う。

 

 なお一代の動きは以下のとおり。

東京ゴム一代の動き

 

 

 

 

 

 

 

始値

 

高値

 

安値

 

現在値

2011年1月

263.5

7月27日

476.8

1月21日

262.8

7月27日

476.5

2011年2月

294.3

8月26日

476.0

1月21日

290.9

9月9日

476.0

2011年3月

313.1

9月27日

477.3

1月21日

307.1

9月29日

476.8

2010年4月

342.0

10月26日

477.9

1月21日

323.6

11月1日

477.4

2010年5月

368.9

11月25日

478.2

1月21日

351.7

11月26日

477.7

2010年6月

416.9

12月22日

478.1

1月21日

403.7

12月30日

477.6

今週も全限一代高値の更新である。

 

当先のサヤは1月限476.5円〜6月限477.6円と1.1円の順ザヤ。当限ベースでも史上最高値の更新である。

 

週末現在の輸入採算価格は、…中略…

 

また産地の集荷量は1日当たり約20トン〜60トン台となっており、相変らずの低水準

例年ならば、増産期には150トン平均の集荷量があるわけだいつまでも少ないのは、生産の構造が変わってしまっているのか?

 

国内営業倉庫在庫は、…中略…

1/21現在の上海ゴム在庫は、…中略…

 

上海ゴム価格は19日から3日連続の高騰で、一気にもみ合い上放れ。これが東京市場の高騰にも拍車を掛ける格好となった。

 

東京市場で買っているのはファンドであるのは皆承知している事だが、では一般で買っているという人はあまり聞かない。買い付けば終るのだろうが、さてどこでそうなるかだ。

 

 結論として当方の相場観は、史上最高値更新中の相場の天井はまだ見えず。だが、皆がもう下らないと思うようになれば、少なくとも大きな調整安は来るだろう。それはそう遠くない時期だと思う。

 

 

 

〔石油製品〕

 

今週の原油の値動き

 

1月限(当限)

前日比

6月限(先限)

前日比

1月17日

\48,600

0

\49,430

450

1月18日

\48,150

-450

\48,810

-620

1月19日

\48,200

50

\48,950

140

1月20日

\48,180

-20

\48,700

-250

1月21日

\48,130

-50

\48,820

120

まずは原油から…先週号においては『MY原油がWトップになった場合は、5,000円程度の調整安を入れるだろう。逆に93ドルと来た場合には、東京原油も52,000円台までの上値があるだろう』とコメントした。

今週の相場展開は、NY原油は20日に大きく下がって90ドル割れ。週末21日は、89.11ドルでの終了である。

また東京原油も若干軟調な動きとなり、48,000円台まで1,000円ほど下落。調整局面に入った事をうかがわせる。

 

    NY原油日足(1/20現在)

…削除済み…

週末21日は、前日比0.48ドル安の89.11ドルで終了。国内換算では600円安である。

 

チャートでは1/7に記録した87.25ドルを割り込むとWトップの完成であるが、そうなると一度一目均衡表の雲を割り込む85ドル以下になっても不思議ではない。金相場がそうなっているのだから、原油もそうなるのが自然だろう。

だからと言って、天井打ち〜大暴落に転じて行くのかと言えば、それは難しいと思われる。あくまでも目先は売り、大勢は買いの相場ではなかろうか

 

1/18現在のファンドのポジションは、…中略…

 

    東京原油日足(1/21昼現在)

…削除済み…

東京原油も前週までは全限一代高値の更新中だったが、今週はさすがに高値から1,000円ほど下落してきた

大暴落するかどうかは疑問だが、おおそよ原油相場の押しはいつも3,000円程度ある。49,770円が目先天井だとすれば、47,000円割れくらいまでは下げるのが自然だろうと思われる。とりあえずあと2,000円ほどの下げだ。

 

 なお一代の動きは、以下のとおり。

東京原油一代の動き

 

 

 

 

 

 

 

始値

 

高値

 

安値

 

現在値

2011年1月

\42,600

8月2日

\49,500

1月13日

\38,400

8月26日

\48,130

2011年2月

\39,670

9月1日

\49,360

1月12日

\39,640

9月1日

\48,430

2011年3月

\43,040

10月1日

\49,330

1月12日

\40,740

10月20日

\48,530

2011年4月

\41,580

11月1日

\49,470

1月12日

\41,340

11月1日

\48,630

2011年5月

\44,090

12月1日

\49,740

1月13日

\53,890

12月1日

\48,750

2011年6月

\47,330

1月4日

\49,770

1月13日

\46,300

1月5日

\48,820

 

 結論として当方の相場観は、NY原油はWトップを意識し、東京原油も調整局面入りしただろう。まずは高値から3,000円程度の押しを入れて、その後にどうなるかの相場だろうと見る。

 

 

今週のガソリンの値動き

 

2月限(当限)

前日比

7月限(先限)

前日比

1月17日

\58,450

-270

\61,830

290

1月18日

\57,430

-1020

\61,320

-510

1月19日

\57,100

-330

\61,270

-50

1月20日

\56,890

-210

\61,000

-270

1月21日

\57,060

170

\61,150

150

 続いてガソリンです…先週号においては『NY原油の動向次第だが、目先は調整局面入りする可能性が若干高いだろう。5%ほどの調整安、3,000円ほどの下落を待って考えたいところ』とコメントした。

今週の相場展開は、日替わりで上げたり下げたりをしながらも相場は下向きに変わり、高値から1,500円ほど下落。調整局面入りを思わせる動きとなった。

    東京ガソリン日足1/21昼現在)

…削除済み…

先週、昨年の高値を更新して62,680円(1/13)まで記録した後、1,500円強押して来た相場である

ガソリン相場の調整は、上げ相場でも下げ相場でも小さくて3,000円〜4,000円あるのが普通であるため、調整局面入りが確実な今の相場も、その程度の調整はあるのではなかろうか。

 

 なお一代の推移は以下のとおり。

東京ガソリン一代の動き

 

 

 

 

 

 

 

始値

 

高値

 

安値

 

現在値

2011年2月

\51,090

7月26日

\60,000

1月12日

\46,210

8月25日

\57,060

2011年3月

\48,070

8月26日

\61,000

1月13日

\47,580

9月1日

\58,680

2011年4月

\52,140

9月27日

\62,340

1月13日

\51,510

9月29日

\60,600

2011年5月

\53,610

10月26日

\62,370

1月13日

\51,720

11月1日

\60,800

2011年6月

\56,000

11月26日

\62,450

1月13日

\55,400

11月29日

\60,930

2011年7月

\60,170

12月27日

\62,680

1月13日

\59,440

1月5日

\61,150

 

ガソリン・原油のサヤは、61,150円(ガソ7月限)−48,820円(原油6月限)=12,330円。サヤは若干詰り気味であり、相場の調整局面ではもっと詰まって良いだろう。

 

今週の業者間転売価格は…中略…

 

また1/15時点のガソリン在庫は…中略…

 

 結論として当方の相場観は、調整局面入りした相場であろう。まずは6万円割れまでの調整が先であろうと見る。

 

 

今週の灯油の値動き

 

2月限(当限)

前日比

7月限(先限)

前日比

1月17日

\65,490

370

\61,230

380

1月18日

\64,710

-780

\60,620

-610

1月19日

\64,530

-180

\60,530

-90

1月20日

\64,450

-80

\60,400

-130

1月21日

\64,880

430

\60,460

60

最後に灯油です…先週号においては『NY原油が高騰すれば別だか、ぼちぼち調整局面に入るだろう。灯油独自の強材料は無くなったわけだから』とコメントした。

今週の相場展開は、上げたり下げたりをしながらも軟調に推移し、先週の高値からは1,500円超の下落。調整局面入りを裏付ける下げとなった。

    東京灯油日足(1/21昼現在)

…削除済み…

先週までは、全限一代高値の更新していた相場であるが、やっと勢いが止まって調整局面に入った

まずは予想通りの展開で、灯油相場の性質から考えると、少なくとも3,000円〜4,000円程度の下げが先であろう。

 

 なお一代の推移は以下のとおり。

東京灯油一代の動き

 

 

 

 

 

 

 

始値

 

高値

 

安値

 

現在値

2011年2月

\53,630

7月26日

\65,400

1月14日

\49,110

8月25日

\64,880

2011年3月

\49,820

8月26日

\64,790

1月13日

\49,620

9月1日

\63,950

2011年4月

\51,980

9月27日

\63,620

1月13日

\51,190

9月29日

\62,810

2011年5月

\52,450

10月26日

\61,850

1月13日

\51,400

11月1日

\60,700

2011年6月

\55,940

11月26日

\61,480

1月13日

\55,260

11月29日

\60,270

2011年7月

\59,620

12月27日

\61,700

1月13日

\58,610

1月5日

\60,460

 

今週の業者間転売価格は…中略…

 

1/15現在の灯油在庫は、…中略…

 

 結論として当方の相場観は、寒波の襲来で需要好調なためスポット価格は上昇しているが、先物への影響はあまりないだろう。先物は調整局面入りで、まずは下げが先であると見る。

 

 

 

〔その他〕

 

 今週も為替3種のチャートをアップ。

    ドル/円相場日足(1/21昼現在)

…削除済み…

大勢では円高トレンドであり、いずれ70円台もあるだろう…というのが一般的な見方だが、チャートはぼちぼち円安トレンドへの転換を示唆

昨年11/1の80.26円、今年1/3の80.95円を記録した後、今週も一時は円高の到来となったが、チャートは底値を切り上げる姿だ。また先行スパンも上向きに変わりつつある

誰も円安になるとは言わないが、ひょっとして今は相場の変わり目?

 

    ユーロ/円相場日足(1/21昼現在)

…削除済み…

対ユーロでも円安が進んでいる。チャートでは1/10の106円台で底入れしたような格好だ。

 

    ユーロ/ドル相場日足(1/21昼現在)

…削除済み…

1/10からはドル安に転換した流れは、今週も続いている。つまり今は、ドル安でもあり、円安でもあるわけだ

こういう時の商品相場は上がりやすいわけで、それが何に流れ込むのかを考えるのが肝要だろう。

 

 

 

 


 

 このレポートは、私が個人的な判断で書いたものです。

内容の責任はすべて私に帰するものですが、取引に対する利益を保証するものでは在りません。

(当たり前ですが念のため)

 

 

 

 

        ひげの中ちゃん相場情報

                       中田幸一郎

 

        メールアドレス info@higenaka.com

 

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