商品市況展望 割愛版

平成23年2月13日記

 

 TPP(環太平洋連携協定)参加に賛成か、反対か?マスコミでは農業問題として、また食料自給率の問題としてばかりで語られる。

 

 賛成派曰く、貿易の自由化無くして日本の未来はない。GDPの中で僅かな比率の農業だけを守っていては国益を損なう。これは「平成の開国」なのだと。

 反対派曰く、TPPによって日本の農業は壊滅する。今でさえ低い自給率なのに、万が一輸入が出来ない事態になったらどうするのかと。

 

 つまりTPP(環太平洋連携協定)とは、農業問題だと矮小化してるように感じてならない。

 だがTPPの中身は、単なる輸入関税の話ではなく、より広範なパートナーシップを目指したものであり、さまざまな分野が協議の対象だ。関税問題だけならWTOがあるし、FTA(自由貿易協定)だってあるわけだから…。

 

 その幾つかをざっと並べると…

@    公共事業などの入札に関しては、海外企業の参加条件を決める事になるかもしれない。

A    金融分野で門戸開放も含まれる。

B    BSE絡みで米国産牛肉は月齢20ヶ月という輸入条件があるが、その条件の緩和が要求される可能性がある。

C    労働市場の開放によって、移民労働を受け入れる問題も出てくる可能性がある。

D    弁護士、会計士、医師などの職業でも、米国資格など他国の資格保有者が日本での活動を認められる可能性がある。

ざっとこんな感じである。

 

 つまりはダム工事や道路建設にも米国企業を参入させろという事でもあり、証券市場や商品市場ももっと門戸を開けという事で、郵貯の運用もさせろという事だ。

 また米国産牛肉の輸入も米国内並みにしろという事で、移民も受け入れよ、外人の医者や弁護士も働かせろという話だ。

 こうなると、農家じゃないからTPPなんぞ自分には関係ないと言っていられなくなる。農業だけでなく、これは日本のあり方の問題だ。だから菅総理は「平成の開国」と言うわけだろうが、開国も不平等条約ではするだけ無駄だ。よくよく中身を精査しなければならない。

 

 だからロシアはもちろん、ASEAN+3でFTA(自由貿易協定)を進めてきた中国も、米国主導であるTPPに当面は参加しない。また米国とFTAを締結した韓国も参加しない。米韓FTAではコメが例外品目だが、TPPではそれが許されないためでもある。

 

TPPにはシンガポール、ニュージーランド、チリ、ブルネイと米国、豪州、ペルー、ベトナム、マレーシアが参加を表明している

さてこれらの国々と貿易・金融・労働の自由化して、果たして日本にメリットがあるのか

TPPが恐ろしいのは、アメリカと日本が経済統合されてしまって、金融や司法や医療がアメリカ的なやり方にルール変更される可能性の高い事だ。それはゆめゆめ甘く見ない方が良い。

 

すべての商品相場が高騰している中で、世界の商品市場は活況だ。だが国内商品市場は、相場は動いても、出来高は全く低迷中なのが現実だ。だからこそTPPの危なさがよく見えるのだ。

 

商品業界の低迷は、アメリカルールを強要され、しかも自由化どころか委託者保護の名目を借りた規制ばかりを国内業者に課したせいである

国際金融資本などに市場を育てる気などはさらさらなく、儲かると思えば巨大資本を投入して市場をかき乱すが、儲からんと思えば出て行って二度と戻って来ない。彼らが行うのは、まさに市場を焼畑農業とする事だけなのだから。

 

 

 

〔穀物〕

 

今週のコーンの値動き

 

3月限(当限)

前日比

1月限(先限)

前日比

2月7日

\26,400

300

\26,580

530

2月8日

\26,790

380

\26,820

240

2月9日

\27,430

640

\26,820

0

2月10日

\28,350

920

\27,070

250

まずはコーンから…先週号においては『週明けの急騰はテクニカルなものなので、一部利食いが良しか。しかし押し目買い方針には変わらず、2月に天井など打たぬ』とコメントした。

今週の相場展開は、週末まで続伸して全限一代高値の更新。先物は27,000円台(高値27,410円)、当限は28,000円台までの上昇となった。

○東京コーン日足

…削除済み…

25,100円(1/26)まで1,200円ほど押した相場も、今週また急騰して27,000円台ある27,410円が高値なので、押し目からの上げ幅は2,310円と倍返しだ

 

先々週号でも「在庫率は5.5%とタイトな需給を考えれば、いずれ3万円台になっても全く不思議ではなく、春には実際にそうなるのではないかとの基本的な考え方は変わらない」としたわけだが、まさに押し目待ちに押し目無しだ。

週明けは一部利食いが良しどころか、結果的には買い乗せた方が、利が大きくなる上げであった。

 

…中略…

 

なお一代の動きは、…中略…

 

いずれにせよ週末に全限高値更新であり、先物は23,100円(1/5)→27,410円(2/10)と年初から4,000円以上すでに上がっているわけだ

 

    シカゴコーン日足(2/9現在)

…削除済み…

週末2/11のシカゴ市場は、前日比8セント高の706.50セントでの終了。前日の10日は0.50セント高だったので、都合国内換算では540円高である。

シカゴの上昇ももちろんだが、83円台半ばの円安が国内換算を引き上げている

 

ただし週末のコーンの上昇に対し、…中略…

 

さて9日の米農務省報告である。今回の急騰劇は、ここでの在庫が市場の事前予想以上に減少を見せたのが原因である。

在庫は6億7500万Buであり、1月から7000万Bu減。主にエタノール需要の拡大が材料だ。昨年同期の17億800万Buと比べると、如何に需給がきついかわかる事で、在庫率は5.0%(昨年は13.1%)まで落ち込んだ

これでは、上がらない方がおかしい

 

なおCFTC発表の2/8現在のポジションは…中略…

インデックスファンドだけに限れば、…中略…

 

よってオプションを含めた2/11現在のポジションでは…中略…

ファンドは農務省報告後の3日間で大きく買ったわけだ

 

結論として当方の相場観は、農務省報告からまた上昇に加速が付いて来た相場である。押したらすかさず買い拾って、春の3万円相場を目指す。

 

 

今週の一般大豆の値動き

 

2月限(当限)

前日比

12月限(先限)

前日比

2月7日

\48,700

0

\51,420

650

2月8日

\48,700

0

\51,380

-40

2月9日

\48,800

100

\51,800

420

2月10日

\49,500

700

\51,880

80

続いて一般大豆です…先週号においてはファンドは大豆よりもコーンを買っているため上げ幅は緩いが、実際の需給は大豆がきつい。いずれは大きく上がると見て、押し目買い方針を堅持だ』とコメントした。

今週の相場展開は、週末には52,300円の高値まで記録となり、ついに52,000円台相場を示現した。

    東京一般大豆日足

…削除済み…

押し目の48,990円(1/26)→52,300円(2/10)まで、3,310円の上昇となった

先週号でも「在庫率は4.2%のタイトな需給で下げ相場に入るとは思えぬ。いずれにせよ、今後もまた押したとしても48,000円割れは困難であろう」とした相場の上昇に、加速が付いた展開である。

 

なお一代の動きは…中略…

 

○シカゴ大豆日足2/9現在)

…削除済み…

週末2/11のシカゴ市場は、前日比17セント安の1416セントでの終了。前日の10日も18セント安であり、国内換算では600円安である

 

農務省報告の9日には、コーンに連れ高して1455セントと高値更新したものが、その後の2日間は売られて往って来い以下の下落である。

元々、米農務省報告での在庫率は据え置きであり、このところは南米の作柄回復の期待が大きいそれでの下落である

 

しかしそうは言っても、在庫率は4.2%と危機的水準であり、南米の豊作予想で旧穀が売られたとしても、新穀の先物は内外とも下げづらいだろう。国内相場なら、2,000円〜3,000円も下げれば御の字であろうし、1,000円も下げれば十分かもしれない。

 

なおCFTC発表の2/8現在のポジションは…中略…

インデックスファンドだけに限れば、…中略…

 

オプションを含めた2/11現在のポジションでは…中略…

つまり下げたとは言え、ファンドは大豆も買い始めているわけだ

 

結論として当方の相場観は、コーンに連れ高で上がった大豆だが、連休中のシカゴは下落した。東京も素直に押してくれるなら、押し目は絶好の買い場となるだろう。押し目買い継続である。

 

 

 

〔貴金属〕

 

今週の金の値動き

 

2月限(当限)

前日比

12月限(先限)

前日比

2月7日

\3,572

19

\3,575

15

2月8日

\3,579

7

\3,587

12

2月9日

\3,617

38

\3,624

37

2月10日

\3,620

3

\3,629

5

金相場は先週号においては内外とも調整の底値は確認しただろう。だが本格的な上昇までは、まだしばらくの時間が掛かるか。先物市場でのファンド買い、ETF市場での残高の増加が望まれる』とコメントした。

今週の相場展開は、週末には3,639円の高値まで出し、完全に反転を果たした格好となった。

    東京金日足

…削除済み…

3,814円(12/8)→3,479円(1/31)まで335円下げ、3,479円→3,639円(2/10)まで160円の反騰であるおよそ半値戻しを達成だ

先週号でコメントした「現状では3,620円辺りが上値の抵抗として働くだろうが、3,500円割れはもう無かろう」という価格までは戻したわけだ。

 

チャートではこれで、一目均衡表の下限に到達。相対力指数も53ポイント台まで反騰。

戻り売りの相場ならば、この辺からは売りの急所になる。だが大勢では強い相場だろうから、押しらしい押しもなく一段高の可能性もあり、いずれにせよ買い玉は維持だろう。押したら買い増せば良い

 

最終的には、ゴールドマン・サックスの予測する1650ドル(為替が80円なら4,250円。90円と円安なら4,700円台)は何時か出ると思っているため、買い方針に変化はない

 

なお今週は、…中略…

 

    NY金日足2/9現在)

…削除済み…

週末2/11のNY市場は、前日比2.1ドル安の1360.4ドル。2日分で国内換算では21円高であるが、国内の夜間取引ではすでに3,663円(34円高)まであったため、週明けの寄り付きはそれよりは安いくらいか。

 

いずれにせよ、1307.7ドル(1/28)で底打ちはしているだろう。あとは一度押しがあるのか?それともこのまま上昇するか?だけの問題だろう。

 

CFTC発表による2/8現在のファンドのポジションは、…中略…

 

また2/11現在のETF残高合計は、…中略…

 

結論として当方の相場観は、半値戻しは全値戻しの格言もあり、調整安を完了した相場は強いだろう。押し目買い継続である。

 

 

今週のプラチナの値動き

 

2月限(当限)

前日比

12月限(先限)

前日比

2月7日

\4,849

4

\4,897

13

2月8日

\4,869

20

\4,915

18

2月9日

\4,922

53

\4,977

62

2月10日

\4,894

-28

\4,947

-30

プラチナ相場は、先週号においては『来週はいよいよ5,000円相場の出現か?しかしそこは利食い場であり、押したらまた買う冷静な作戦が良いだろうとコメントした。

今週の相場展開は、先物は4,998円5,000円に急接近。そこからは下げて終了である。

    東京プラチナ日足

…削除済み…

年初来高値の4,937円は更新し、5,000円台が目前となった。週末はまた若干下げたものの、未だに買い気は強い。

いずれにせよ、4,718円(1/28)で底は入っていると思われ、押し目買いの相場は続くだろう。

 

週末2/11のNYプラチナは、…中略…

 

当方は4,900円を割れるか、割れないかの水準でも、買っても構わないんじゃないかと考えている。

 

なお一代の動きは…中略…

 

    白金−金価格差日足

…削除済み…

週末現在のサヤは、4,947円(プラチナ)−3,629円(金)=1,318円

 

大勢では1,500円に向けて拡大して行く方向だろうが、相対力指数は80ポイント越えと逆行の出現を示し、さすがに目先の1,300円台は上げもだえて来た格好だ。1,200円以下まで詰まった場面で仕掛けられれば、最高だと思うのだが、さて?

 

結論として当方の相場観は、4,718円で調整は完了しているため、4,900円前後の水準なら買いに出ても構わないだろう。目標値はひとまず5200円であり、押し目買い方針を堅持である。

 

 

 

〔ゴム〕

 

今週のゴムの値動き

 

2月限(当限)

前日比

7月限(先限)

前日比

2月7日

498.7

-6.0

490.8

-12.1

2月8日

503.0

4.3

498.9

8.1

2月9日

507.5

4.5

504.0

5.1

2月10日

519.0

11.5

513.9

9.9

先週号においては『504円が天井かどうかはまだ判らぬし、520円を目指している相場だと思うものの、目先はさすがに買われ過ぎだ。一時的には504円をストップロスに、500円台は売ってみたい。抜いたら踏んで、510円台で売り直しである』とコメントした。

今週の相場展開は、週明けは高値から早速10円以上の急落を演じたものの、その後は反騰し、更には504円を抜けて上昇に加速が付き、先物は515.0円まで記録。中物は520円台を軽くオーバーした。

○東京ゴム日足

…削除済み…

週明けに急落したのが、かえってあだになったのかもしれない。一気にまた504円から倍返しの急騰である。

2/11付けとなる夜間取引でも一時516.0円と高値更新ゆえ、この相場の上昇はまだ終わっていない模様

 

週末までで一番高い5月限は525.2円を記録しており、当方が前々からコメントしていた520円目標も完全に突破。

いつか、どこかで売りたいのは山々だが、こういう相場は買占め〜解け合いとなる事も視野に入れないとダメになったのかもしれない。ちょっとしばらくは、売る気も失せた。

そう皆が思い出せば本当に天井かもしれないが、…中略…

 

なお一代の動きは…中略…

 

当先のサヤは2月限519.0円〜7月限513.9円と5.1円の逆ザヤ。一番高いのは5月限(524.4円)という天狗ザヤなので、そこからだと10.5円の逆ザヤである。

先物以外は誰も売れないから、逆ザヤになるわけだ。

 

週末現在の輸入採算価格は、…中略…

東京市場は13.2円の買われ過ぎである

 

また産地の集荷量は…中略…

 

国内営業倉庫在庫は1/31現在で219トン増8,122トン3旬連続の増加である。

上海ゴム在庫は1/28現在以降は未発表

 

9日から始まった上海ゴム価格は、取引初日から大暴騰で、その後は乱高下。

 

中国は8日に利上げをしたが、それにも関係なく上昇を続けるゴム相場であり、史上最高値の更新中なのだから上値目標が設定出来ない。そのような状況で、現状では手出し無用の相場だ。

 

 結論として当方の相場観は、504円の高値を抜いた事で上昇に加速が付いた。先物の目標値はひとまず520円だが、すでに中物はそれを大きく突破しているゆえに、上値目標が設定出来ない。よって手出し無用の相場であろう。

 

 

 

〔石油製品〕

 

今週の原油の値動き

 

2月限(当限)

前日比

7月限(先限)

前日比

2月7日

\49,970

-400

\50,680

-330

2月8日

\49,820

-150

\50,460

-220

2月9日

\50,050

230

\50,920

460

2月10日

\50,640

590

\51,690

770

まずは原油から…先週号においては『51,640円は目先天井だと思われるが、下げても5万円割れがせいぜいか。押し目買い方針である』とコメントした。

今週の相場展開は、NY原油は85.88ドル(2/8)まで下落の後、国内連休中の10日は急反騰、11日は急反落であった。

 

また東京原油は、49,530円までの下落があったが、週末には51,710円とまた高値更新。その日の夜間取引では、52,000円の高値まで記録している。

 

    NY原油日足(2/9現在)

…削除済み…

週末11日は、前日比1.15ドル安の85.58ドルで終了。安値は85.10ドルまであり、前日に反騰した以上の下げであり、年初来安値の更新である。

…中略…

 

このところのNY原油は、92ドル台→85ドル台まで7ドルほど下落しているわけだが、その割に東京原油はちっとも下らんわけだ

これはドバイ原油が98ドル台とNY原油よりも10ドル以上高く、北海ブレントに至っては102ドル台という高値に居るためだ。東京原油は、ズバリ中東産原油です!

 

通常なら原油の硫黄分の量から、加工しやすいNY原油(WTI)が一番高く、続いてブレント、ドバイ原油は一番安いというのが通常のパターンだ。

それが全く逆転しているという事は、NY原油が割安過ぎるのか?他油種が割高過ぎるのか?という事になる。

 

当方は、米国人がエジプトの混乱を軽視し過ぎているためとのコメントも発したが、それ以外にも「誰かがNY原油売り・ブレント買いを仕掛け、逆に理屈に合わないと耐えている曲がり屋を喰っている」という事もあるかもしれない。そんな事が出来るのは、おそらくGSなどの巨大資本しかあるまいが…。

ただこのサヤの拡大がまだ続くようなら、どこかでまた破綻するファンドが出るだろう・・・。

 

なお2/8現在のファンドのポジションは、…中略…

  

    東京原油日足

…削除済み…

51,640円(2/4)も週末にはオーバーして、新高値の更新である

 

先週はこれを「目先は天井だろう」とし、「ただし下げても、前回の押し目底47,540円は下回らないと思われ、5万円を割れたところは買い場となるか」とした。

今週は2/9に49,530円までの押しが出た後の急騰であり、ズバリの展開だった。

 

なお一代の動きは、…中略…

 いずれにせよ、先物は一代高値の更新中!倍返しなら、ズバリ目標値は53,750円となる

 

 結論として当方の相場観は、押し目買い相場は続くだろう。ムバラク大統領辞任で、一時的には落ち着くムードも無きにしもあらずだが、その後には更に大きな上昇相場がやって来ると見ている。

 

 

今週のガソリンの値動き

 

3月限(当限)

前日比

8月限(先限)

前日比

2月7日

\59,540

-290

\63,290

-200

2月8日

\59,610

70

\63,180

-110

2月9日

\60,000

390

\63,470

290

2月10日

\60,640

640

\63,950

480

 続いてガソリンです…先週号においては『大勢での買い相場に変化は無いものの、目先はまた押しが先だろう。高値から2,000円ほど下げれば、そこから買いを考えれば良いだろう』とコメントした。

今週の相場展開は、9日には安値で62,400円まで下がったものの、その後は急反騰。週末は高値で64,110円と年初来高値に接近である。

    東京ガソリン日足

…削除済み…

64,300円(2/4)→62,400円まで1,900円下げ、週末は64,110円とまた高値の接近だ

予想通りの展開である

 

今後、新高値を更新して行くようであれば、倍返しの66,200円が目標となるだろう。

もっとも、そうそう簡単な動きになるとも思えないため、ちょっとこの辺で上下にもみ合う可能性もあるか

 

一代の推移は、…中略…

 

ガソリン・原油のサヤは、63,950円(ガソ8月限)−51,690円(原油7月限)=12,260円。サヤは動いていない。

 

今週の業者間転売価格は…中略…

 

また2/5時点のガソリン在庫は…中略…

 

 結論として当方の相場観は、強い相場であれば66,200円目標に上昇して行くだろうが、その前にもみ合い乱高下をしそうな予感がある。

 

 

今週の灯油の値動き

 

3月限(当限)

前日比

8月限(先限)

前日比

2月7日

\65,100

-400

\62,110

-120

2月8日

\65,190

90

\62,190

80

2月9日

\65,800

610

\62,750

560

2月10日

\66,470

670

\63,470

720

最後に灯油です…先週号においては『2月半ばを過ぎれば、需要面からの後押しはなくなりそうだ。相場は原油次第の動きであり、大勢は押し目買い。目先は調整が先との見方である』とコメントした。

今週の相場展開は、9日の安値時点では61,440円まで下げたものの、そこから急反騰。週末は高値で63,610円と一気に高値更新となった。

    東京灯油日足

…削除済み…

62,990円(2/4)→61,440円(2/9)まで1,550円下がり、そこから一気に63,610円まで2,170円の上昇である

 

先週はNY原油相場の動きだけを見て、この急騰相場も目先は終了したかとコメントしたが、中東産原油や北海原油の動きを見る限り、そうでもないかもしれないと考えた次第。

いずれにせよ大勢は押し目買いだと言い続けているわけで、押したら買い、だが急騰場面は敢えては買わないという作戦がベターか

 

なお一代の推移は、…中略…

 

今週の業者間転売価格は…中略…

 

2/5現在の灯油在庫は、…中略…

 

 結論として当方の相場観は、押し目買い方針である。ただし目先は乱高下しそうな気配もあるので、買うなら突っ込み場面が良いだろう。

 

 

 

〔その他〕

 

 今週も為替3種のチャートをアップ。

    ドル/円相場日足

…削除済み…

週末2/11のNYタイムでは、83円台半ばまでの円安となっている。

チャートでは昨年11/1の80.26円、今年1/3の80.95円、そして今回2/4の81.26円でトリプル底の格好

一目均衡表の雲の上にも出て来ており、1/7の83.67円を抜けば年初来の円安更新だ。

何の理由で円安になるのかを深くは考えていないが、チャートは底打ち〜円安トレンドの転換を示唆している。

 

    ユーロ/円相場日足

…削除済み…

対ユーロでも円高は終了し、トレンドは円安へと転換している。

 

    ユーロ/ドル相場日足

…削除済み…

トレンドはまだ強くないが、ドルは対ユーロではドル安方向である。つまり今の通貨は、弱い順に円、ドル、ユーロとなっているわけだ。

何で円が一番弱く、ユーロが一番強いのか?それはこの流れが続くようなら、近々ゆっくり考えてみる。

 

 

 

 


 

 このレポートは、私が個人的な判断で書いたものです。

内容の責任はすべて私に帰するものですが、取引に対する利益を保証するものでは在りません。

(当たり前ですが念のため)

 

 

 

 

        ひげの中ちゃん相場情報

                       中田幸一郎

 

        メールアドレス info@higenaka.com

 

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