商品市況展望 割愛版

平成23年5月29日記

 

 昔、子どもの頃、おばあちゃんに良く言われた。『ダメだよ。傘差さなきゃ。雨に濡れると禿げるよ!』

 そのせいか、未だに禿げちゃいません…(笑)

 

 米ソ中で核実験を頻繁に行っていた頃の話なんだが、おそらく雨に濡れたって禿げはしないとしても、健康には良くないとおばあちゃんは思ってたのだろう。放射能入り(?)の雨に当たるのは…きっと。

関東大震災も経験していた明治生まれのおばあちゃんは、広島、長崎に落ちたピカドンの事も実感でわかっていたのか、それだけ放射能を警戒していたのでした。ちなみにウチの田舎は青森ですけど、母方のおじいちゃん、おばあちゃんは当時東京に住んでおり、東京大空襲の前に疎開したのでした。

 

放射能じゃない。放射線だし、雨に含まれているのは放射性物質だよ…何て事は、まさに些細な話。そんな言葉の意味をテレビで得意気に解説していた学者がいっぱい居たが、怖いもんだという意味が伝わるならば、一般人にはどうでもいい話。

 

ともかく今、台風がやって来て、福島の原発の放射能(失礼、放射性物質か)は、一体どこへ飛んで行くやら…。風向きからすれば、今日は東京・埼玉にも大量の放射性物質が降り注ぎそうだ。

思い切り拡散して薄まったら、多少安全になるのか? それとも大きく広がったら、もっと厄介な話になるのか? 専門家じゃない当方には、さっぱりわからん。

 

わかっちゃいるのは、被曝には外部被曝(外気から被曝する)と内部被曝(水や食品の摂取等で体の内部から被曝する)があって、毎日毎日それらを足し算して、トータルで○○ミリシーベルトとまでなったら危険と計算しなきゃならない事。

その○○ミリシーベルトが、幾らまで行ったら危険ゾーンなのかも良くわからんが、我々みたいにある程度の歳なら、そんなこと気にしてもしょうがない。しかし妊婦や子どもの安全まで考えるなら、1年トータルで1ミリシーベルト以下じゃないと危険らしい。それもネットでの受け売りでしかないけれども…。

 

それを超えても、そりゃ『直ちに健康に影響はない』んだろうが、今の政治家や原子力保安院、東電幹部などがみな鬼籍に入ってから影響が出るかもしれないわけで、被曝安全レベルを引き上げるのは無責任極まりない話だ。

 

だから福島の原発に近いところ以外は、外部被曝の量は「健康に影響のないレベル」なのかもしれないが、それに内部被曝の分を足してどうなるかが重要なわけだ。

ほうれん草は○○ベクレル以下なので安全、魚は○○ベクレル以下なので安全、校庭の土は○○ベクレル以下なので安全と別個に計算したってしょうがないわけで、それ全部を足して一体幾らなのよ?という話なわけだ

 

悪いが、家ではもう福島産・茨城産は当然として、関東や南東北産のものは全部避けるようにしている。子どもが居るからだ。

風評被害を助長するな!と言われたって、今までの報道を見ていると、果たしてそれが風評なのか?それとも実は本当なのか?という疑問も残るわけだし、原発事故以来の東京・埼玉の実際の外部被曝量合計もよくわからんので、内部被曝をなるたけ少なくするようにするのは当然だ。

 

ところで、こんな時でも金儲けの話だ。実は今、放射能汚染地域に地上げ屋さんが大挙してうごめいている。そんな永遠に人が住めないかもしれないところを買って、一体どうするんだ?という疑問もあるだろう。そういう考え方をする人は、ホントに素直な良い人です…(笑)

 

彼らの狙いは、東電からの補償&政府の補助金狙いだ。沖縄の米軍基地と同じ補償金ビジネスを狙っているわけだ。

普天間基地などにも地主は居るわけだが、土地だから売買も当然可能。そしてその地主だが、実際には東京に住んで、地代をたんまりせしめている人も居るわけだ。

だから基地反対を叫びながら、実際には基地が返還されると一番困る人たちだ。反対運動が大きくなればなるほど地価は上がって、補償金も上がるシステムであり、それに乗っかって優雅に暮らしている。

 

おそらく福島原発汚染地域も、いずれそうなるだろうと考える目端の利く人たちが居るわけだ。また福島だけではなく、浜岡原発やもんじゅの敦賀など、他の原発地域も補償金ビジネスの投機の対象となるかもしれない。

ちなみにフランスのアレバ社だって、汚染水を除去するなどと持ちかけ、4兆円の荒稼ぎを狙っているわけで、作って儲け、処理して儲け、事故を起こして更に儲けを狙っているわけだ。まさに魑魅魍魎(ちみもうりょう)の世界!

どう?あなたも福島の土地買わない?下交渉は引受けますぜ!

 

とんでもない話なのかもしれないが、今の被災地はカネという側面においては、色んな思惑の人たちが跋扈(ばっこ)する、ある意味ではパラダイスです!

 

 

 

〔穀物〕

 

今週のコーンの値動き

 

7月限(当限)

前日比

5月限(先限)

前日比

5月23日

\29,260

-80

\28,230

210

5月24日

\29,000

-260

\28,480

250

5月25日

\28,800

-200

\28,140

-340

5月26日

\29,000

200

\28,500

360

5月27日

\29,220

220

\28,420

-80

まずはコーンから…

先週号においては『安値から2,400円の反騰を演じた相場であるが、上げもだえる状況になればまた反落するだろう。ここからの高値は戻り売り狙いであり、突っ込みは買いでの逆張り対処が良いだろう』とコメントした。

今週の相場展開は、28,000円台でのもみ合いが続いた。

○東京コーン日足

…削除済み…

26,020円(5/13)で目先底を打った相場は、今週は28,580円(5/25)の高値まで記録。安値から2,500円強上げたわけだが、今週は基本的に横ばい。

 

年初来高値は29,360円(4/21)であり、そこまで上がるならあと800円ほどとなる。だが上げもだえている相場であり、そうそう簡単に抜ける気はしない。また仮に抜けたとしても、そこからさらに3万円、32,000円と上がって行くかと言えば、それは更に難しい気がする。

 

もちろん天候相場の最中ゆえ、何らかの大被害などがあれば急騰する事もないではないだろうが、統計的に穀物相場の天井は4月〜6月が多いわけであり、ずれ込んでもせいぜい7月だ。

…中略…

 

一代の動きは以下のとおり。

東京コーン一代の動き

 

 

 

 

 

 

 

始値

 

高値

 

安値

 

現在値

2011年7月

\20,850

6月16日

\32,260

4月11日

\19,080

6月30日

\29,220

2011年9月

\21,940

8月16日

\31,400

4月11日

\21,450

8月25日

\27,400

2011年11月

\23,280

10月18日

\28,910

4月21日

\21,890

3月16日

\27,420

2012年1月

\23,730

12月16日

\28,410

4月11日

\22,100

3月16日

\27,400

2012年3月

\26,850

2月16日

\28,980

4月11日

\22,740

3月16日

\27,930

2012年5月

\27,970

4月18日

\29,360

4月21日

\26,020

5月13日

\28,420

 

○シカゴコーン日足(5/26現在)

…削除済み…

5/27のシカゴ市場は7月限で13セント高の758.50セント。国内換算では240円高であるが、新穀12月限は7.75セント高の684セントなので、そこまでは上がらないか。夜間取引次第であるが…。

 

この日に買われた要因も天候懸念であり、作付が遅れているオハイオ・インディアナ・プレーンズ北部では相変わらず雨がちの予報である事が材料。

この地域は5月末〜6月始に作付を完了させる必要があるが、間に合わないとなれば作付面積は減少するだろう。というかすでに、市場では作付面積の減少は確実視され、価格に織り込まれていると思われる現状では90%以上の作付が完了しているのは確実であり、仮に減ったとしても昨年よりも作付面積が増加しているのは確実である事も付け加えておく

 

CFTC発表の5/24現在のファンドのポジションは、…中略…

 

オプションを含めた5/27現在のポジションでは、…中略…

 

結論として当方の相場観は、作付遅れを材料にまだ買われる場面はあるだろうが、安値は売らずに戻りを売る方針に変化無し。

 

 

今週の一般大豆の値動き

 

6月限(当限)

前日比

4月限(先限)

前日比

5月23日

\49,000

-300

\49,630

-310

5月24日

\49,200

200

\49,990

360

5月25日

\49,200

0

\49,900

-90

5月26日

\49,200

0

\50,300

400

5月27日

\49,200

0

\50,090

-210

続いて一般大豆です…

先週号においては『安値から2,500円の戻りを入れた相場だが、このまま駆け上がるかどうかには疑問アリ。そろそろまた下げるのではあるまいか?』とコメントした。

今週の相場展開は、5万円を挟んだもみ合いの継続であり、ほとんど動きが無い状況だった。

○東京大豆日足

…削除済み…

 チャートでは一目均衡表の雲の上にも出て、44,700円(3/17)で底、47,070円(5/9)で2番底の感じもあるが、一方で上値もかなり重く見える

 相場というものは、ちょろちょろ上げた相場はドカンと一発で値を消す事も多いため、2番底から上昇中の相場とはいえ、どうも買い進む気には全くならないところだ。

 やはり、むしろ突発高した場面は売った方が取れるのではあるまいか?

 

…中略…

 

 なお一代の動きは以下のとおり。

東京一般大豆一代の動き

 

 

 

 

 

 

始値

 

高値

 

安値

 

現在値

2011年6月

\39,970

6月16日

\51,260

2月17日

\37,910

7月7日

\49,200

2011年8月

\42,640

8月16日

\52,500

4月4日

\41,050

8月25日

\48,180

2011年10月

\45,200

10月18日

\52,470

4月6日

\44,880

10月20日

\49,500

2011年12月

\47,540

12月16日

\52,520

4月11日

\44,120

3月17日

\50,090

2012年2月

\51,280

2月16日

\52,780

4月11日

\44,700

3月17日

\50,170

2012年4月

\50,170

4月18日

\51,180

4月21日

\47,070

5月9日

\50,090

  

○シカゴ大豆日足(5/16現在)

…削除済み…

5/27のシカゴ市場は、中心限月の7月限で5セント安の1379.75セント。新穀11月限は4セント安の1368.50セントで、国内換算では400円安程度

 

シカゴは未だ13ドル〜14ドルでのもみ合いが継続中。週明け(日本には火曜日)に作付進捗率の報が入るが、事前予想では60〜67%(過去5年平均71%)で多少遅れ気味となるか。

 

なおCFTC発表の5/24現在のファンドのポジションは、…中略…

 

オプションを含めた5/27現在のポジションでは、…中略…

 

結論として当方の相場観は、現状では方向感が全くない展開である。大きな相場はまだ出ないと考えて、突発高は売り。突っ込みは買いの、逆張りでの対処がベターであろう。

 

 

 

〔貴金属〕

 

今週の金の値動き

 

6月限(当限)

前日比

4月限(先限)

前日比

5月23日

\3,968

35

\3,984

38

5月24日

\3,985

17

\3,999

15

5月25日

\4,001

16

\4,017

18

5月26日

\4,018

17

\4,032

15

5月27日

\3,971

-47

\3,983

-49

金相場は、先週号においては『高値を追いかけてまで買える時期は終了しているだろう。大きく下げたところは買いでも可だが、週明けの高値値は売り場になるかもしれないと見る』とコメントした。

今週の相場展開は、先週から6営業日連続高の反騰で4,042円(5/26)と4,000円台回復の後、週末は下落して終了である。

○東京金日足

…削除済み…

連休明けに4,103円→3,828円まで275円暴落した相場は、再び4,000円台に回復してきたわけだ。

 

相場がこの辺で上げどまり、再び下げて3,828円(5/9)を割り込むと、きれいな三尊天井になるのだが、そりゃあまりにも単純というか、出来過ぎか?

4,103円(5/6)を抜ければ、やはりこの相場は4,400円を目指すのか?と総強気になるかもしれず、案外とそうなってから下がるかもしれない…。

 

正直言って、4,000円台に乗せたのだからまだ買い相場は続いている、とも言えるし、4,000円台は所詮売りでしょ、とも言える。

あまり単純に上だとか、下だとか断言する気にならんところである。

 

 なお一代の動きは以下のとおり。

東京金一代の動き

 

 

 

 

 

 

 

始値

 

高値

 

安値

 

現在値

2011年6月

\3,619

6月28日

\4,088

5月6日

\3,246

8月2日

\3,971

2011年8月

\3,365

8月27日

\4,083

5月2日

\3,338

8月31日

\3,971

2011年10月

\3,520

10月27日

\4,093

5月6日

\3,469

10月29日

\3,976

2011年12月

\3,719

12月24日

\4,096

5月6日

\3,479

1月31日

\3,976

2012年2月

\3,763

2月24日

\4,100

5月6日

\3,535

3月18日

\3,980

2012年4月

\3,970

4月26日

\4,103

5月6日

\3,828

5月9日

\3,983

 

NY金日足(5/26現在)

…削除済み…

5/27のNY市場は13.5ドル高の1536.3ドル

チャートでは5/2の1577.4ドルが相対力指数80ポイント超えの天井であるが、二度の50ポイント割れで止まっての反発し、現在は戻り高値の更新中だ

 

すでに上値抵抗線の1526.8ドル(5/11の高値)は抜いており、相対力指数は60ポイント台で過熱感はない。となるともう一度5/2の高値を目指すか、あるいは70ポイントまで上がる可能性は高い。

まさか1577.4ドル→1462.5ドルまでの下げ幅114.9ドルの倍返しは無いと思うが、あったら1692.3ドルになる

 

これは元々のゴールドマン・サックスの目標値1690ドルに並ぶ価格であり、現状の81円程度の為替でも4,400円になる。やっぱり、あっても不思議でもないな。

 

なおCFTC発表の5/24現在のファンドのポジションは、…中略…

 

また5/27現在のETF残高は、…中略…

 

結論として当方の相場観は、高いところを買うつもりはないものの(むしろどこかで売りたいが)、目先はもう一段高する可能性が高いのではあるまいか。売りチャンスはまだ待つべきだろう。

 

 

今週のプラチナの値動き

 

6月限(当限)

前日比

4月限(先限)

前日比

5月23日

\4,630

-20

\4,675

-25

5月24日

\4,633

3

\4,677

2

5月25日

\4,660

27

\4,696

19

5月26日

\4,709

49

\4,749

53

5月27日

\4,659

-50

\4,703

-46

プラチナ相場は、先週号においては『現状では方向感を見失っている相場であろう。逆張りでの小幅すくいを中心に、方向感を探るのが良いだろう』とコメントした。

今週の相場展開は、4,700円台を再び回復したものの、やはりまだ金よりも重い状況が続いていた。

○東京プラチナ日足

…削除済み…

金が史上最高値更新と舞上がるようなら、さすがにプラチナも出遅れで追随買いが入るだろうが、現状ではまだ金も単なる戻りかもしれない…と考えられるために、頭の重い展開が続いている。

売るには早そうだし、買うにも力が無さ過ぎるという相場だ

 

なお週末5/27のNYプラチナは、…中略…

 

なお一代の動きは以下のとおり。

東京プラチナ一代の動き

 

 

 

 

 

 

 

始値

 

高値

 

安値

 

現在値

2011年6月

\4,582

6月28日

\4,959

2月16日

\4,030

8月25日

\4,659

2011年8月

\4,181

8月27日

\4,963

2月22日

\4,099

8月31日

\4,657

2011年10月

\4,495

10月27日

\4,980

2月16日

\4,224

3月17日

\4,655

2011年12月

\4,702

12月24日

\5,015

2月16日

\4,225

3月17日

\4,682

2012年2月

\4,817

2月24日

\4,997

4月11日

\4,232

3月17日

\4,690

2012年4月

\4,826

4月26日

\4,921

5月6日

\4,586

5月16日

\4,703

 

○白金−金価格差日足

…削除済み…

週末現在のサヤは、4,703円(プラチナ)−3,983円(金)=720円

 

5/25には665円まで詰まり、サヤの縮小傾向はまだ続いている。

 

結論として当方の相場観は、現状では売るにも買うにも、帯に短し、たすきに長しであろう。大きく突っ込むか、大きく戻るかした場面を逆張りで仕掛けるのがベターだと考える。

 

 

 

〔ゴム〕

 

今週のゴムの値動き

 

5月限(当限)

前日比

10月限(先限)

前日比

5月23日

395.0

-10.0

397.9

-10.2

5月24日

405.1

10.1

375.9

8.0

5月25日

408.0

2.9

385.8

9.9

 

6月限(当限)

前日比

11月限(先限)

前日比

5月26日

417.0

8.0

391.4

 

5月27日

418.0

1.0

387.0

-4.4

先週号においては『大勢戻り売りではあろうが、もう少し戻すと売りやすいと見る。今週の高値近辺である390円近いところで、売りを入れてみたい』とコメントした。

今週の相場展開は、週明けは急落したが、その後に急反騰。売ってみたい価格の390円近いところどころか、完全に390円台に乗せた

○東京ゴム日足

…削除済み…

方針に従っていたら、現在は売り玉を持っているはず。現状では535.7円(2/18)は大天井、481.9円(4/11)は2番天井と考えており、おそらくそれはほぼ確実だろうと思う

しかしそうは言っても、上げ始めると50円程度は簡単なのがこのゴム相場だ。390円の売りが480円まで90円もやられる事は無いとしても、50円もやられれば十分に市場撤退をさせられる。

 

よって天井を打っている相場とはいえ、また週末に下げに転じたとはいえ、再びその高値を更新するようなら一度踏みである。しばらくしてから、また売れば良かろう。

そうやって大きな因果玉を作らないように、心掛けるべきであろう。

 

 なお一代の動きは以下のとおり。

東京ゴム一代の動き

 

 

 

 

 

 

 

始値

 

高値

 

安値

 

現在値

2010年5月

368.9

11月25日

551.0

2月18日

346.0

3月15日

408.0

2010年6月

416.9

12月22日

542.8

2月18日

340.4

3月15日

418.0

2010年7月

460.2

1月26日

535.7

2月18日

337.6

3月15日

418.0

2010年8月

493.3

2月23日

502.7

2月24日

335.0

3月15日

409.6

2010年9月

436.0

3月28日

481.9

4月11日

358.7

5月6日

400.1

2010年10月

413.0

4月25日

413.6

4月25日

353.2

5月6日

391.0

2011年11月

388.9

5月26日

392.2

5月26日

382.9

5月27日

387.0

 

当先のサヤは6月限418.0円〜11月限387.0円と31.0円の逆ザヤ。逆ザヤ幅は若干拡大。

 

週末現在の輸入採算価格は、…中略…

 

産地の集荷量は1日当たり約30トン〜40トン台となっており、相変わらず低水準。果たして以前のように、100トン台の集荷量になる事はあるんだろうか?という感じである。

 

国内営業倉庫在庫は5/10現在で57トン減の8,112トン。2旬ぶりの減少である。

5/27現在の上海ゴム在庫は…中略…

 

上海ゴム価格は、徐々に反騰。底入れしたような感じもある。それよりも出来高の多い日は130万枚以上であり、少ない日でも80万枚あるのだから、1万枚ちょっとしか出来ない東京市場なんぞ、もう世界の中ではどうでもよい市場なのかもしれない。そっちが寂しい限りだ。

 

 結論として当方の相場観は、ここは戻り売りいっぱいか、一段高かの急所である。よって基本的に戻り売り方針であるものの、ストップロスを設定しながら臨むのがベターであろう。

 

 

 

〔石油製品〕

 

今週の原油の値動き

 

5月限(当限)

前日比

10月限(先限)

前日比

5月23日

\55,360

-40

\53,490

-390

5月24日

\55,280

-80

\53,690

200

5月25日

\55,280

0

\54,010

320

5月26日

\55,580

300

\55,890

1880

5月27日

\55,680

100

\55,330

-560

まずは原油から…

先週号においては『内外ともに下値もまだ固いが、上値抵抗線を超えない限りは戻り売り方針の堅持。戻しきれないとなれば、いずれまた崩れるのではなかろうか』とコメントした。

今週の相場展開は、NY原油は95ドル〜100ドルのもみ合いだった相場が、ゴールドマン・サックスの強気の見通しが出たせいか終値ベースで100ドル乗せを達成

それを受けた東京原油も26日に急騰し、一時は56,000円台まで一気に上昇した

 

NY原油日足(5/26現在)

…削除済み…

5/27のNY原油は、前日比0.36ドル高の100.59ドルでの終了。若干円高なので、国内換算では上がらない計算であるが、これで3日連続100ドル台はキープである。

 

ゴールドマン・サックスが上がると言えば上がる、下がると言えば下がる情勢は、彼らが凄いというよりも、そんな相場はインチキだろ!と言いたくなる状況だが、泣く子と地頭に逆らっても仕方が無い。馬鹿野郎!と思いつつ、相場だから無駄には騒がずだ。

 

今のところチャートでは、114.83ドル(5/2)は天井であり、104.6ドル(5/11)の上値抵抗線も抜けてはいない。この104ドルを抜くようならまた買い転換であり、逆に100ドルをキープ出来ないようならGSの曲がりになるだろう

現状では、4分6で前者に分があるかもしれない。

 

なお5/24現在のファンドのポジションは、…中略…

 

○東京原油日足

…削除済み…

今週は26日に急騰し、56,070円と5/11の56,040円を突破した。その後すぐに緩んだわけだが、また越えるようなら、もっと戻ってからの売り直しが良いだろう。むしろ一時的には買いだ。

 

 なお一代の動きは以下のとおり。

東京原油一代の動き

 

 

 

 

 

 

 

始値

 

高値

 

安値

 

現在値

2011年5月

\44,090

12月1日

\63,870

4月11日

\53,890

12月1日

\55,680

2011年6月

\47,330

1月4日

\63,660

4月11日

\46,300

1月5日

\55,800

2011年7月

\50,400

2月1日

\63,610

4月11日

\49,530

2月9日

\55,650

2011年8月

\54,680

3月1日

\63,680

4月11日

\50,480

5月9日

\55,470

2011年9月

\58,210

4月1日

\63,580

4月11日

\50,130

5月9日

\55,400

2011年10月

\60,480

5月2日

\60,480

5月2日

\49,980

5月9日

\55,330

 

結論として当方の相場観は、再び56,000円台に乗せるようであれば、目先は買いヘッジを入れるべきだろう。逆に上げもだえるなら、ここで戻りいっぱいになる可能性もあるだろう。

 

 

今週のガソリンの値動き

 

6月限(当限)

前日比

11月限(先限)

前日比

5月23日

\66,170

-200

\64,010

-310

5月24日

\66,330

160

\64,330

320

5月25日

\67,460

1130

\64,790

460

 

7月限(当限)

前日比

12月限(先限)

前日比

5月26日

\69,190

2280

\66,470

 

5月27日

\68,610

-580

\65,990

-480

続いてガソリンです…先週号においては『68,000円まで上がらないと買い転換はしないため、今週の安値からの戻りも単なる自立反発だろう。戻り売り方針の継続である』とコメントした。

今週の相場展開は、5/25の6月限納会日〜5/26の12月限発会日に急騰。高値は66,580円(5/26)まで記録する事となった。

○東京ガソリン日足

…削除済み…

また2,000円上げて、安値からは都合4,000円ほどの戻りである。だが原油は5/11の高値も抜いたが、ガソリンはまだここから2,000円近く上がらないと抜けない。

チャートでは、ちょうど相対力指数で50ポイントまで戻したところであり、ここで上げもだえるようなら反騰もここまでかもしれない。

しかし、原油相場次第ではあるものの、抜けて行くようならまた買い転換する可能性もあるわけで、ちょっと悩ましいところである。

 

 一代の推移は、以下のとおり。

東京ガソリン一代の動き

 

 

 

 

 

 

 

始値

 

高値

 

安値

 

現在値

2011年6月

\56,000

11月26日

\73,500

4月11日

\55,400

11月29日

\67,460

2011年7月

\60,170

12月27日

\74,120

4月11日

\59,440

1月5日

\68,610

2011年8月

\60,150

1月26日

\74,320

4月11日

\60,120

1月26日

\68,500

2011年9月

\68,770

2月28日

\74,200

4月11日

\61,790

3月16日

\67,720

2011年10月

\66,450

3月28日

\73,870

4月11日

\62,440

5月9日

\66,740

2011年11月

\68,710

4月26日

\71,580

5月6日

\62,160

5月9日

\66,180

2011年12月

\66,150

5月26日

\66,580

5月26日

\65,700

5月27日

\65,990

 

ガソリン・原油のサヤは、66,180円(ガソ11月限)−55,330円(原油9月限)=10,850円

理論的にはまだ若干ガソリンの方が割安なサヤだが、国内需給から見れば、そんなにサヤが拡大するとも思えない。

 

5/27現在の業者間転売価格は、…中略…

 

5/21現在のガソリン在庫は、…中略…

 

 結論として当方の相場観は、戻り売り継続であるが、週前半に下がらぬようならもう一段高はあるか。その際は、超目先的には買い対処。

 

 

今週の灯油の値動き

 

6月限(当限)

前日比

11月限(先限)

前日比

5月23日

\65,650

-530

\67,310

-410

5月24日

\65,200

-450

\67,070

-240

5月25日

\65,710

510

\67,460

390

 

7月限(当限)

前日比

12月限(先限)

前日比

5月26日

\67,160

1490

\69,680

 

5月27日

\66,890

-270

\69,310

-370

最後に灯油です…先週号においては『戻り売り方針に変化無し。灯油もジェット燃料も、実需不振で在庫は余っている』とコメントした。

今週の相場展開は、5/26には70,070円まで上昇し、一時的に7万円台を回復。(11月限は7万円には乗せなかったが)

○東京灯油日足

…削除済み…

今週も2,000円近く戻し、戻り天井の70,090円(5/12)に急接近した

 

ただし天井である79,530円(4/11)は、はるか彼方であり、それにチャレンジするには原油価格が114ドルを突破するくらいの勢いが無ければ無理だろう。相場だから絶対に無いとは言えないが、その前に息切れするんでは?

 

 なお一代の推移は、以下のとおり。

東京灯油一代の動き

 

 

 

 

 

 

 

始値

 

高値

 

安値

 

現在値

2011年6月

\55,940

11月26日

\77,830

4月11日

\55,260

11月29日

\65,710

2011年7月

\59,620

12月27日

\78,300

4月11日

\58,610

1月5日

\66,890

2011年8月

\59,900

1月26日

\78,760

4月11日

\59,850

1月26日

\67,230

2011年9月

\69,000

2月28日

\79,000

4月11日

\64,040

5月9日

\67,710

2011年10月

\71,490

3月28日

\79,530

4月11日

\64,230

5月9日

\68,310

2011年11月

\74,310

4月26日

\75,470

4月28日

\64,690

5月9日

\68,900

2011年12月

\69,830

5月26日

\70,070

5月26日

\68,900

5月27日

\69,310

 

5/27現在の業者間転売価格は、…中略…

 

5/21現在の灯油在庫は、…中略…

 

 結論として当方の相場観は、原油相場次第ではもう少し戻る可能性もあろうが、早晩息切れするだろう。戻り売りであり、場合によっては原油買い・灯油売り、ガソリン買い・灯油売りも一考か。

 

 

 

〔その他〕

 

  今週は為替のチャートを3種アップ。

    ドル/円相場日足

…削除済み…

76.74円(3/17)で大底、79.58円(5/5)で2番底ではあるが、「何らかのインパクトのある材料が出ないと、すぐに一方的な円安に走るのも難しい」と先週コメントした。

案の定、82円台から円安に行かなくなり、週末には81円台前半、そしてNY市場の週末には80円飛び台の円高である。大きく動くのは、6/11前後からじゃあるまいか?

 

    ユーロ/円相場日足

…削除済み…

ユーロ/円も横ばい。

 

    ユーロ/ドル相場日足

…削除済み…

1.494ドル(5/4)→1.397ドル(5/23)までユーロ安/ドル高が進行したが、週末に掛けてまたドル安に戻り始めた。

単なるユーロの小反発なのか? それともまたドル安が始まるのか? それによって原油や金などの商品価格に影響が出るのは必至なのだが、もう何本か線を引かないとハッキリはしないか。

 

 

 

 


 

 このレポートは、私が個人的な判断で書いたものです。

内容の責任はすべて私に帰するものですが、取引に対する利益を保証するものでは在りません。

(当たり前ですが念のため)

 

 

 

 

        ひげの中ちゃん相場情報

                       中田幸一郎

 

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