商品市況展望 割愛版

平成23年6月12日記

 

 今、TBSのドラマ「JIN-仁-」にはまっている。

前編はわざわざレンタルビデオ屋から借りてきてまでも見た。

 

 連続テレビドラマを見るのは、実に14年ぶりだ。

何で正確に覚えていたかって言えば、最後に見たのが中井貴一主演の「エイジ35」ってやつで、当方も当時35歳。

あんまり詳しくは言えないけれど、ドラマとシチュエーションがそっくりだったので(苦笑)、最初の数回を見て止めた。

 とにかくそれから、ドラマは一切見なかった。

特に何か主義主張があったわけじゃないんだが、毎週同じ時間を拘束されるっていうのも嫌でもあったし、つまりは面倒だっただけだ。

だからNHKの大河ドラマも、覚えているのは「国盗り物語」くらいまでだ。

今はどれも全然見ていない。

 

 あらま、ネットで調べたら「国盗り物語」は1973年の作品なのね。

中学生になったばかりの頃で、要はそれ以来大河ドラマを見てないみたい…。

 

 そんな当方が今、なぜか「仁」にはまっているわけだが、見ていない人のためにあらすじを書くと…

 仁という名前の医者が、なぜか江戸時代にタイムスリップしました

 現代医療で、沢山の人を助けました

 坂本竜馬や勝海舟など、幕末の志士がいっぱい出てきます

 その合間に、ほのぼのとした三角関係の恋愛物語が出てきます

ま、こんなもんです。文章にすると、非常につまんなそうな話だ…(笑)

 

 もっとも映画だってドラマだって、大昔から「誰かと誰かがけんかした。

誰かと誰かがくっついた」という話しかないわけで、大差なんぞ無いわけだが。

それでも、そのシチュエーションや役者の演技に、時に感動を覚えるわけで。

 

 さて、このドラマ「仁」の中には、花魁-野風なる女性が登場する。

「橘咲」役の綾瀬はるかがかわいいか、いや「野風」役の中谷美紀がきれいか…というのは趣味の問題だろうから、そういう話じゃない。

 野風が使う花魁言葉のことでありんす。

実は相場の用語には、昔からこの遊郭の言葉が使われているのでございんした。

 

 ちなみにポジションを取る事を「玉(ぎょく)を建てる」と言うわけだが、「たま」じゃなくて、「ぎょく」と言うのもそこから来ているのだ。

 もっとも「たま」じゃ建たずに、転がっちゃうかもしれないけれどもね。

 

 おっと、それから一つ大事な事。

現代の吉原は「台東区千束」という上野と浅草の間の場所の事で、一応大門はあるけれども、住所で吉原なんて場所はないわけだ。

そしてこの時代の吉原は、今の「日本橋人形町」の辺りにありましたとさ。

「吉原炎上」という映画があったかと思うんだが、その大火で引越ししたわけだ。

 

 ちなみに人形町・穀物商品取引所界隈は、それが出来る前は西郷さんの邸宅で、当方の若い頃は「豆や」と言われた商品取引会社のメッカだったわけだが、今は普通の会社ばっかりが多くなっている。

 商品取引会社もすいぶんと減っちゃったからねえ…

 

 

 

〔穀物〕

 

今週のコーンの値動き

 

7月限(当限)

前日比

5月限(先限)

前日比

6月6日

\30,300

-330

\28,230

-110

6月7日

\30,200

-100

\27,720

-510

6月8日

\30,180

-20

\27,860

140

6月9日

\30,600

420

\28,280

420

6月10日

\31,340

740

\28,710

430

 

まずはコーンから…

先週号においては『作付遅れは確実で、ファンドは大量に買っているのも事実。それでも噴き上げて行かないのだから、それ以外の何かがあるのだろうと見る。戻り売り方針の継続である』とコメントした。

今週の相場展開は、週前半は軟調な推移で28,000円を割り込むが、週末2日間で急騰。特に週末は米農務省報告の強気の内容を受け、29,000円近くまで上昇する事となった。

○東京コーン日足

…削除済み…

チャートでは一目均衡表の雲で支えられた格好であり、米農務省報告を受けた週末は5月の高値を抜く上昇

それでもまだ29,000円台には届かず、高値からは若干値を消しての終了である。確かに上がるには上がったが、一気に舞上がったわけではない。ちなみに週末のシカゴ市場も伸び悩みで、週明けの国内換算価格も40円高に留まっている。

相対力指数はまだ60ポイントにも届いていないため、今後押しても買われて突破する可能性も有り得るが、新聞で騒ぐほどにはなっていない状況だ。6/11付け日経新聞・商品欄では、「トウモロコシ 供給懸念」と大きく載っていた。それでこの動きである。

 

「さあ、天井だ。売れ!」とまでは言わないが、統計的に4月〜6月に穀物相場は天井を付ける事が多いのは事実であり、誰もが需給逼迫だと思っている時にこそ、天井を打つのではあるまいか?

  

なお一代の動きは以下のとおり。

東京コーン一代の動き

 

 

 

 

 

 

 

始値

 

高値

 

安値

 

現在値

2011年7月

\20,850

6月16日

\32,260

4月11日

\19,080

6月30日

\31,340

2011年9月

\21,940

8月16日

\31,400

4月11日

\21,450

8月25日

\28,960

2011年11月

\23,280

10月18日

\28,910

4月21日

\21,890

3月16日

\27,450

2012年1月

\23,730

12月16日

\28,410

4月11日

\22,100

3月16日

\27,700

2012年3月

\26,850

2月16日

\28,980

4月11日

\22,740

3月16日

\28,240

2012年5月

\27,970

4月18日

\29,360

4月21日

\26,020

5月13日

\28,710

 

○シカゴコーン日足(6/9現在)

…削除済み…

6/10のシカゴ市場は7月限で1.50セント高の787セント高値は799セントまであったが、8ドル台には乗らずに反落である。もっとも、前日からすでに年初来高値783.75セント(4/11)は突破している。

新穀12月限は1.50セント安の712.505セントである。相変わらず逆ザヤである。

 

さて9日の米農務省報告の詳細である。

米国産コーン (単位:百万ブッシェル)

 

2010/11

2011/12

 

May 11

Jun 9

May 11

Jun 9

作付面積(百万エーカー)

88.2

88.2

92.2

90.7

収穫面積(百万エーカー)

81.4

81.4

85.1

83.2

単収(ブッシェル/エーカー)

152.8

152.8

158.7

158.7

 

 

 

 

 

期初在庫

1,708

1,708

730

730

生産量

12,447

12,447

13,505

13,200

輸入

25

25

20

20

・供給合計

14,180

14,180

14,255

13,950

飼料用その他

5,150

5,150

5,100

5,000

食用・種子用・工業用

6,400

6,400

6,455

6,455

(内エタノール用)

(5,000)

(5,000)

(5,050)

(5,000)

輸出用

1,900

1,900

1,800

1,800

・需要合計

13,450

13,450

13,355

13,255

期末在庫

730

730

900

695

農家平均価格($/BU)

5.10-5.40

5.20-5.50

5.50-6.50

6.00-7.00

 

 作付面積を150万Ac減らし、…中略…

期末在庫は6億9500万Buと2億500万Buの下方修正。これは昨年よりも少なく、在庫率は5.2%となる。

 

 昨年が5.4%、前回の5月発表が6.7%なのだから、この5.2%の在庫率を出されたら、相場が上がらない方がおかしい。で、確かに年初来高値は付けた。付けたが伸びない。しかも需給がさらにきつくなるはずの新穀が安い逆ザヤである。

つまり市場は、ファンドも含めて買う人は買ってしまっているのだろうし、コーンのファンダメンタルズよりもマクロ経済の行方を見ているのではあるまいか?

 

なお6/5現在の作付進捗率は94%であり、…中略…

 

CFTC発表の6/7現在のファンドのポジションは…中略…

 

結論として当方の相場観は、コーンのファンダメンタルズだけを考えれば高くて当たり前となるが、相場の動きは底堅いが、そんなに勢いも無く感じるところ。押したところは買いでも、高値は買わず、やはり狙いは天井を見つけて売る事だろう。

 

 

今週の一般大豆の値動き

 

6月限(当限)

前日比

4月限(先限)

前日比

6月6日

\49,300

-500

\50,350

190

6月7日

\49,700

400

\49,770

-580

6月8日

\49,050

-650

\49,780

10

6月9日

\49,050

0

\49,910

130

6月10日

\49,050

0

\49,530

-380

続いて一般大豆です…

先週号においては『3日も照れば進捗率はアップし、作柄も回復するだろう。在庫率などは低いまままだろうが、上に行き切れない相場は一度下がり、整理されてから次のステージに進むと見て、戻り売りの継続である』とコメントした。

今週の相場展開は、相変わらずもみ合い圏内での推移であり、米農務省報告があった週末も、コーンは上がったが大豆は下落であった。

○東京大豆日足

…削除済み…

 ともかく全く動かず、もみ合いの継続中だ。チャートでは上に行っても、下に行ってもおかしくない格好である。

 当方としては、どっかで下だと思っているのだが、それもさほど自信があるわけでもない。

 

 動かぬ相場を深く考えても仕方が無いわけで、上でも下でも流れが出たら乗るしかあるまい。

 

 なお一代の動きは以下のとおり。

東京一般大豆一代の動き

 

 

 

 

 

 

始値

 

高値

 

安値

 

現在値

2011年6月

\39,970

6月16日

\51,260

2月17日

\37,910

7月7日

\49,050

2011年8月

\42,640

8月16日

\52,500

4月4日

\41,050

8月25日

\47,300

2011年10月

\45,200

10月18日

\52,470

4月6日

\44,880

10月20日

\48,680

2011年12月

\47,540

12月16日

\52,520

4月11日

\44,120

3月17日

\49,710

2012年2月

\51,280

2月16日

\52,780

4月11日

\44,700

3月17日

\49,660

2012年4月

\50,170

4月18日

\51,180

4月21日

\47,070

5月9日

\49,530

  

○シカゴ大豆日足(6/9現在)

…削除済み…

6/10のシカゴ市場は、中心限月の7月限で6.50セント安の1387.25セント。新穀11月限は5セント安の1381.75セントで、国内換算では180円高程度。シカゴは14ドル台から、また滑り落ちてしまっている。

 

さて米農務省報告の詳細である。

米国産大豆(単位:百万ブッシェル)

 

2010/11

2011/12

 

May 11

Jun 9

May 11

Jun 9

作付面積(百万エーカー)

77.4

77.4

76.6

76.6

収穫面積(百万エーカー)

76.6

76.6

75.7

75.7

単収(ブッシェル/エーカー)

43.5

43.5

43.4

43.4

 

 

 

 

 

期初在庫

151

151

170

180

生産量

3,329

3,329

3,285

3,285

輸入

15

15

15

15

・供給合計

3,495

3,495

3,470

3,480

搾油用

1,650

1,650

1,655

1,655

輸出用

1,550

1,540

1,540

1,520

種子・飼料用

89

89

90

90

その他

36

36

25

25

・需要合計

3,325

3,315

3,310

3,290

期末在庫

170

180

160

190

農家平均価格($/Bu)

11.40

11.40

12.00-14.00

13.00-15.00

 

そんなに見るべきところが無い発表だが、期末在庫は3000万Bu増の1億9000万Buとされた。在庫率は5.8%であり、低いが前回の4.8%、昨年の5.4%よりも多いわけだ。

…中略…

 

6/5現在の進捗率は68%であり、過去5年平均の82%からは遅れているが、先週からはだいぶ進展。3日晴れれば問題なかろう…という話である。

 

なおCFTC発表の6/7現在のファンドのポジションは、…中略… 

 

結論として当方の相場観は、まだしばらくは暴騰も暴落も無いだろう。5万円を挟んで上下1,000円程度の逆張り相場が続くと思われる。

 

 

 

〔貴金属〕

 

今週の金の値動き

 

6月限(当限)

前日比

4月限(先限)

前日比

6月6日

\3,990

20

\4,004

22

6月7日

\3,987

-3

\4,000

-4

6月8日

\3,964

-23

\3,973

-27

6月9日

\3,951

-13

\3,962

-11

6月10日

\3,965

14

\3,980

18

 

金相場は、先週号においては『当面は4,000円を挟んで上下100円のもみ合いか。戻り売り、突っ込み買いでの対処がベターであろう』とコメントした。

今週の相場展開は、緩やかな下げで3,938円(6/9)6/1の高値から100円ほどは下落するものの、週末にはまた戻りが出るなど、方向感の無い動きであった。

○東京金日足

…削除済み…

4,000円を挟んだもみ合いの動きが続いている

3,828円(5/9)のネックラインを割り込めば三尊天井となるが、通貨安からの金買いが容易に終了するのかどうかはまだ定かではない。

 

何らかの要因によって調整局面ともなれば、4,000円の10%の動きでも400円の下げはあるわけで、その程度ならあったらあったで全然不思議ではない。

だが今後ともドル安が進む、あるいはドルの信認が本当に失われるような事態の懸念も大きいわけで、そうなった場合に4,000円の10%アップで4,400円となっても、これまた全く不思議ではない。

 

そういう情勢であるゆえ、逆に相場は硬直化するのだろう。…中略…

 

 なお一代の動きは以下のとおり。

東京金一代の動き

 

 

 

 

 

 

 

始値

 

高値

 

安値

 

現在値

2011年6月

\3,619

6月28日

\4,088

5月6日

\3,246

8月2日

\3,965

2011年8月

\3,365

8月27日

\4,083

5月2日

\3,338

8月31日

\3,966

2011年10月

\3,520

10月27日

\4,093

5月6日

\3,469

10月29日

\3,970

2011年12月

\3,719

12月24日

\4,096

5月6日

\3,479

1月31日

\3,970

2012年2月

\3,763

2月24日

\4,100

5月6日

\3,535

3月18日

\3,976

2012年4月

\3,970

4月26日

\4,103

5月6日

\3,828

5月9日

\3,980

 

NY金日足(6/9現在)

…削除済み…

6/10のNY市場は13.5ドル安の1529.2ドル。国内換算では14円安だ。

チャートでは5/2の1577.4ドルが相対力指数80ポイント超えの天井であるが、二度の50ポイント割れで止まっての反発し、6/6の1555ドルまで上がって横ばい

 

現状ではまだ押し目買いを示唆だが、1525ドルを割り込むようだと怪しくなる。更に1500ドルも割れるようだと、Wトップを騒がれよう。

逆に上に抜けた場合は、このところコメントしているとおり、安値1462.5ドル(5/6)までの下げ幅114.9ドルの倍返しで、ズバリ1692.3ドルとなる

 

極端な価格は、まだどっちも出ない気はする。おそらく、忘れた頃にやって来るのだろう。

 

なおCFTC発表の6/7現在のファンドのポジションは、…中略…

 

また6/10現在のETF残高は、…中略…

 

結論として当方の相場観は、まだ大きな動きは出ないだろう。目先は4,000円を売って、3,900円台前半は買いだろう。

 

 

今週のプラチナの値動き

 

6月限(当限)

前日比

4月限(先限)

前日比

6月6日

\4,727

27

\4,762

18

6月7日

\4,678

-51

\4,728

-34

6月8日

\4,692

16

\4,733

5

6月9日

\4,682

-10

\4,726

-7

6月10日

\4,723

41

\4,775

49

プラチナ相場は、先週号においては『4,700円台を中心とした逆張り相場が続くだろう。当面はどちらかに抜けてもせいぜい100円程度と思われ、また元の値位置に戻ることだろう』とコメントした。

今週の相場展開は、4,700円台のもみ合い。

○東京プラチナ日足

…削除済み…

6/1の4,851円から下落した相場は、6/7には4,691円と一時4,700円割れ。しかしそのまま崩れるでもなく、かといって大きく上がるわけでもなく、100円強のもみ合いである。

おそらくまだ、どちらにも相場は離れて行かないだろう。いずれは抜けるとしても、そこから付いて行く方が良い。今はお休みの時期だ。

 

週末6/10のNYプラチナは、…中略…

 

なお先にJM(ジョンソン・マッセイ)社は向こう6ヵ月間の価格予想を1750〜2000ドルとし、GFMS(ゴールド・フィールズ・ミネラル・サービシズ)は1675〜1925ドルと予想。これを為替81円で計算した場合にはそれそれ、4,557円〜5,208円、4,362円〜5,013円となる。

現在の価格帯からは、それぞれ200円下〜500円上、400円下〜300円上と言ったところで、為替もそんなに円高にならないと考えるならば、どちらかと言えば押し目買い有利か。

 

なお一代の動きは以下のとおり。

東京プラチナ一代の動き

 

 

 

 

 

 

 

始値

 

高値

 

安値

 

現在値

2011年6月

\4,582

6月28日

\4,959

2月16日

\4,030

8月25日

\4,723

2011年8月

\4,181

8月27日

\4,963

2月22日

\4,099

8月31日

\4,728

2011年10月

\4,495

10月27日

\4,980

2月16日

\4,224

3月17日

\4,743

2011年12月

\4,702

12月24日

\5,015

2月16日

\4,225

3月17日

\4,755

2012年2月

\4,817

2月24日

\4,997

4月11日

\4,232

3月17日

\4,770

2012年4月

\4,826

4月26日

\4,921

5月6日

\4,586

5月16日

\4,775

 

○白金−金価格差日足

…削除済み…

週末現在のサヤは、4,775円(プラチナ)−3,980円(金)=795円

 

結果的に665円(5/25)で底は入ったようだが、さらに広がるのは難しそうな気配。おそらくサヤも横ばいだろう。

 

結論として当方の相場観は、突発的な100円高、100円安に逆向かいするのが良いだろう。相場はまだ一方向に放れる時期ではないと見る。

 

 

 

〔ゴム〕

 

今週のゴムの値動き

 

6月限(当限)

前日比

11月限(先限)

前日比

6月6日

422.0

1.0

392.1

2.6

6月7日

422.0

0.0

392.8

0.7

6月8日

419.2

-2.8

390.0

-2.8

6月9日

419.8

0.6

387.8

-2.2

6月10日

418.1

-1.7

383.7

-4.1

 

先週号においては『380円〜400円のもみ合い相場が継続するだろう。当面は10円幅程度の小幅狙いをターゲットにすべきか』とコメントした。

今週の相場展開は、予想通りのもみ合い推移。

○東京ゴム日足

…削除済み…

しばらくは仮に上がったとしても400円を付けるのは難しいだろうし、380円を割り込んでもう20円ばかり下が出たとしても、そのまま崩れ去るのも難しいだろう。

 

…中略…

 

ただし大きな目で見れば、やはり535.7円(2/18)は大天井、481.9円(4/11)は2番天井だろう

だから基本は売り狙い。どこで仕掛けるか?だけの問題だ

 

 なお一代の動きは以下のとおり。

東京ゴム一代の動き

 

 

 

 

 

 

 

始値

 

高値

 

安値

 

現在値

2010年6月

416.9

12月22日

542.8

2月18日

340.4

3月15日

418.1

2010年7月

460.2

1月26日

535.7

2月18日

337.6

3月15日

417.7

2010年8月

493.3

2月23日

502.7

2月24日

335.0

3月15日

414.0

2010年9月

436.0

3月28日

481.9

4月11日

358.7

5月6日

405.2

2010年10月

413.0

4月25日

413.6

4月25日

353.2

5月6日

392.6

2011年11月

388.9

5月26日

394.9

6月1日

378.4

6月2日

383.7

 

当先のサヤは6月限418.1円〜11月限383.7円と34.4円の逆ザヤ。逆ザヤ幅は若干拡大。

 

週末現在の輸入採算価格は、…中略…

 

産地の集荷量は1日当たり約40トン〜50トン台となっており、相変わらず低水準。果たして以前のように、100トン台の集荷量になる事はあるんだろうか?という感じではある。

 

国内営業倉庫在庫は5/31現在で280トン減の7,691トン。3旬連続の減少である。

6/10現在の上海ゴム在庫は、…中略…

 

上海ゴム価格は、上げ下げしながらも僅かに上昇。底入れしたような感じもあるが、まだ勢いはない。

 

 結論として当方の相場観は、まだ大きな動きは予想しづらいが、大勢では戻り売りだろう。360円〜390円の動きを予測する。

 

 

 

〔石油製品〕

 

今週の原油の値動き

 

6月限(当限)

前日比

11月限(先限)

前日比

6月6日

\55,410

-190

\54,700

-250

6月7日

\54,950

-460

\54,110

-590

6月8日

\55,590

640

\54,940

830

6月9日

\56,200

610

\55,810

870

6月10日

\56,430

230

\56,360

550

 

まずは原油から…

先週号においては『54,000円〜56,000円、プラスマイナス1,000円程度の逆張りの展開か』とコメントした。

今週の相場展開は、NY原油は6/7には97.74ドルまで下げていたが、その後は米石油在庫の減少、OPEC増産の据え置きなどを受けて102ドル台まで反騰。週末10日は102.15ドルの高値まで記録するものの、その後は下げて前日比2.64ドル安の99.29ドルと再び100ドル割れ

 

また東京原油も週明け2日間は安かったが、その後の反騰で56,000円台まで上昇。しかしNY原油安を受けて、週末の夜間取引では55,000円台にまた突入しており、換算からだとなお下げそう。結局は54,000円台〜56,000円台でのもみ合いを離れていない。

 

NY原油日足(6/9現在)

…削除済み…

6/10のNY原油は、前述のとおり前日比2.64ドル安の99.29ドルでの終了。OPEC総会での増産据え置きで買われた相場だったが、この日はサウジの独自増産の報を受けて急落である。

国内換算では15時半比1,230円安の急落である。

 

チャートでは105ドルと来れば上放れであり、95ドルと来れば一気に悪くなる。上に放れればもう一度115ドルトライになるだろうし、下に放れれば85ドルまで下がるだろう。

可能性は5分5分であるが、賭けるなら当方は下であると見たい。だが順当なら、6月中は今のままのもみ合いだろう。

 

 なお6/7現在のファンドのポジションは、…中略…

 

○東京原油日足

…削除済み…

週末には56,670円の高値まで記録したわけで、56,460円(6/1)も抜いていた。週明けの安値(実際は週末の夜間)から3,000円ほど戻したわけで、チャートは連休明けの5万円割れを底とした押し目買いを示唆。

だが週明けはまた下げるわけで、6万円相場はまだまだ遠い。戻し切れなければ相場はまた悪化するわけで、ここは目先の相場の分岐点だろう

 

順当なら、当方はまだ54,000円台〜56,000円台でのもみ合い、逆張り相場が続くと見る。

 

 なお一代の動きは以下のとおり。

東京原油一代の動き

 

 

 

 

 

 

 

始値

 

高値

 

安値

 

現在値

2011年6月

\47,330

1月4日

\63,660

4月11日

\46,300

1月5日

\56,430

2011年7月

\50,400

2月1日

\63,610

4月11日

\49,530

2月9日

\56,700

2011年8月

\54,680

3月1日

\63,680

4月11日

\50,480

5月9日

\56,620

2011年9月

\58,210

4月1日

\63,580

4月11日

\50,130

5月9日

\56,530

2011年10月

\60,480

5月2日

\60,480

5月2日

\49,980

5月9日

\56,400

2011年11月

\56,450

6月1日

\56,670

6月10日

\53,700

6月6日

\56,360

 

結論として当方の相場観は、戻り売り、突っ込み買いの逆張り相場が続くだろう。レンジを抜け出すには、もう一つ何かインパクトのある材料が必要だろう。

 

 

今週のガソリンの値動き

 

7月限(当限)

前日比

12月限(先限)

前日比

6月6日

\68,630

90

\65,220

-60

6月7日

\68,460

-170

\64,700

-520

6月8日

\69,640

1180

\65,440

740

6月9日

\70,550

910

\66,400

960

6月10日

\71,920

1370

\66,900

500

続いてガソリンです…先週号においては『戻り売り継続の相場であるが、しばらくは65,000円を中心としたもみ合いに移行か。戻り売り、突っ込み買いでの逆張り対処がベターであろう』とコメントした。

今週の相場展開は、64,210円(6/6)→週末には一時67,090円(6/10)6/1の66,940円を突破する価格も記録したものの、その後は伸び切れず。

○東京ガソリン日足

…削除済み…

3,000円近く(2,880円)一気に戻したが、週末のNY原油の動きを見ると、このまま戻して行くのは困難な模様

2,000円程度動くのは当たり前の相場であるが、まだまだ7万円相場にチャレンジできるほどの環境ではあるまい。戻りは売られるだろうし、突っ込みはまた戻ると考えるのが妥当だろう。

 

先週号でもコメントした『上値は66,940円で戻りいっぱいか、そうでなくて67,000円台があったとしても、68,000円台はかなり厳しいだろう。下値はあれば深いと思うが、64,000円以下は買いでも取れるだろう。順当なら65,000円を中心としたもみ合いに、しばらくの間は入るのではないか』という見方に、さほどの変更は必要ないだろう。

 

 一代の推移は、以下のとおり。

東京ガソリン一代の動き

 

 

 

 

 

 

 

始値

 

高値

 

安値

 

現在値

2011年7月

\60,170

12月27日

\74,120

4月11日

\59,440

1月5日

\71,920

2011年8月

\60,150

1月26日

\74,320

4月11日

\60,120

1月26日

\70,340

2011年9月

\68,770

2月28日

\74,200

4月11日

\61,790

3月16日

\69,540

2011年10月

\66,450

3月28日

\73,870

4月11日

\62,440

5月9日

\68,170

2011年11月

\68,710

4月26日

\71,580

5月6日

\62,160

5月9日

\67,240

2011年12月

\66,150

5月26日

\67,090

6月10日

\64,210

6月6日

\66,900

 

ガソリン・原油のサヤは、66,900円(ガソ12月限)−56,360円(原油11月限)=10,540円

 

6/10現在の業者間転売価格は、…中略…

 

6/4現在のガソリン在庫は、…中略…

 

 結論として当方の相場観は、7万円を目指すほどの相場の勢いはないと思われ、戻り売り方針に変化なし。ただし下値もまだ固いため、突っ込みは買い戻し、あるいは途転買いで、戻りを売るのが良いだろう。

 

 

今週の灯油の値動き

 

7月限(当限)

前日比

12月限(先限)

前日比

6月6日

\66,900

120

\69,380

-230

6月7日

\66,410

-490

\68,810

-580

6月8日

\66,930

520

\69,590

780

6月9日

\67,920

990

\70,620

1030

6月10日

\68,370

450

\71,240

620

最後に灯油です…先週号においては『国内需給の改善はかなり困難だろう。今のところ先物に需要期限月があるので崩れていないが、大きく戻したところは着実に売っておくべきだろう』とコメントした。

今週の相場展開は、週明け2日間は小安い展開であったが、その後は原油の反騰とともに大きく戻した。先物は71,500円まで記録し、安値からは3,000円以上の戻りであった。

○東京灯油日足

…削除済み…

原油・ガソリンも戻し、需給関係は悪いとはいえ安かった灯油も大きく戻した

しかし天井である79,530円(4/11)は、はるか彼方であり、そろそろ戻りも終了だろう。一番良いのは、次の1月限が高値を出して終わる事だが、逆にそれが安ければ突っ込み買いも可なわけで、そこは臨機応変にだ。

 

 なお一代の推移は、以下のとおり。

東京灯油一代の動き

 

 

 

 

 

 

 

始値

 

高値

 

安値

 

現在値

2011年7月

\59,620

12月27日

\78,300

4月11日

\58,610

1月5日

\68,370

2011年8月

\59,900

1月26日

\78,760

4月11日

\59,850

1月26日

\68,710

2011年9月

\69,000

2月28日

\79,000

4月11日

\64,040

5月9日

\69,100

2011年10月

\71,490

3月28日

\79,530

4月11日

\64,230

5月9日

\69,890

2011年11月

\74,310

4月26日

\75,470

4月28日

\64,690

5月9日

\70,560

2011年12月

\69,830

5月26日

\71,500

6月10日

\68,440

6月6日

\71,240

 

6/10現在の業者間転売価格は、…中略…

 

6/4現在の灯油在庫は、…中略…

 

 結論として当方の相場観は、週末3日間で大きく戻した相場ではあるが、所詮は戻り売りの相場から脱し切れないだろう。噴いたところは売っておく相場だ。

 

 

 

〔その他〕

 

  今週は為替のチャートを3種アップ。

    ドル/円相場日足

…削除済み…

79.71円(6/8)とまた80円を割れる相場が到来したが、その後はまた80円台には戻した

震災直後の超円高、その後の円安反騰、そして2番底形成と動いて来た相場だが、5月以降は79円〜82円台で完全に硬直化している。

 

…中略…

 

    ユーロ/円相場日足

…削除済み…

今週はユーロ/円でも若干の円高であり、相場は完全に横ばい状態。

 

    ユーロ/ドル相場日足

…削除済み…

6/7までドル安が進んでいたが、週末に掛けて今度はユーロ安。ギリシャ問題の再燃で、ユーロが売られ始めてきている。

今はまた、弱い順にユーロ、ドル、円である。相対的なものだから、ころころ変わるのは仕方の無い話で、週末のNY金はドル高/ユーロ安だから売られたわけだ。

だけれども、ドルも良いわけじゃないし、日本経済も良いわけじゃないし…。だから金は押しても強いのかもしれないが、金だって何時までも高いわけじゃあるまいし、本当は何が良いのでしょう?

 

 

 

 


 

 このレポートは、私が個人的な判断で書いたものです。

内容の責任はすべて私に帰するものですが、取引に対する利益を保証するものでは在りません。

(当たり前ですが念のため)

 

 

 

 

        ひげの中ちゃん相場情報

                       中田幸一郎

 

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