商品市況展望 割愛版

平成23年6月19日記

 

 9月に開催されるラグビーWカップであるが、まあ相変わらずあまり盛り上がっていない。

何たってラグビーの試合なんぞ、まず地上波で映ることは滅多にないゆえ、人気はサッカーの足元にも及ばずだ。

 だが当方はラグビー好きなので、非常に楽しみだ。

人気が無いのも、生で試合を見たい場合は、秩父宮ラグビー場には当日券でさくっと入れるし、非常に結構な事でございますだ。

 

 幾らラグビー好きとはいえ、前売り券を買ってまで行きたくないのは、寒い冬の大雨だろうが、大雪だろうが中止にならないからだ。

そういう時は、暖かいこたつに入ってのスカパー観戦の方がマシ。

今日は良い天気だなあ…という時に、ぶらりと出掛けるっていう気楽さは捨てがたい。

 だから変に人気が出て、前売り券を買わなきゃ入れない。その前売りチケットさえも入手困難という状況にはなって欲しくないわけだ。

 

つまり当方はラグビー好きだけれども、ファンだとか、サポーターだとか、そんなもんには全然なる気はないわけだ。

やるのは選手で俺じゃない!って事だし、ましてや良い試合を見たからといって「感動をありがとう!」なんて気持ちになる事は、さらさら無いな…(笑)

そういう事をいう奴は、何か自分でやる事はないのかしらん?と思ってしまう。

 

 それはともかくとして、Wカップ予選リーグで日本は、優勝候補筆頭の地元NZオールブラックス(世界ランキング1位)を初めとして、フランス(同6位)、カナダ(同15位)、トンガ(同16位)と対戦する。

 日本のランキングは現在13位なので、何とかカナダ、トンガには勝ってもらいたいところだけれども、さてどうなるか?

 本気の本気で来るWカップでは、まだまだ向こうの方が強そうな気もするけど…。

 

 逆立ちしても勝てそうも無いNZ戦とフランス戦だが、NZとはせめてWスコア以内、フランス戦は20点差以内まで詰められれば大健闘だろう。

そうすれば、Wカップ以外でも試合をしてくれるようになるかもしれないし。

 何たってラグビーは、勝負が見えているゲームはミスマッチといって、そもそもマッチメイクしてくれないわけだ。

だからNZやフランスとゲームができるのはWカップだけだ。

ラグビーっていうのはサッカーと違って身体をぶつけ合うスポーツなので、格下が格上に勝つというのは、まず有り得ない。

そういうスポーツだから、通は勝敗よりも内容を見てるんだよね。

 

 ちなみに現在の世界ランキングは、@NZ、A豪州、B南アで、優勝はこの3チームのどれかだろう。

 4位以下はアイルランド、イングランド、フランス、ウェールズ、アルゼンチンと続き、日本は勝てなくても、このベスト8までのチームに相手にしてもらう事が大事。

もちろん互角に戦えて、たまに勝つ様になるのがもっと良いわけだが。

 

 だが良く言われるところの「所詮日本人の体格では…」という論は、最近のラグビーを見ているとちょっと違いそう。

 FWの方が何とか互角にやっているが(フランカー、No8は外国人の方のレベルが高そうだが)、バックスの方が最近の日本代表には外国人選手が多い。

特に10番とセンターは日本人ではちょいと厳しい感じだ。

 大体が強豪国と試合する場合には、FW周辺をごりごり攻められても何とか耐えていても、グランドを広く使われて横に展開されると、BKに穴が開いてトライされるケースが多いゆえ。スキルの問題だな。

 

 9位以下はスコットランド、フィジー、サモア、イタリア、日本、グルジア、カナダ、トンガ、アメリカ、ルーマニア、ロシア、ポルトガルと続く。

 12位のイタリアまでと、13位の日本以下との差は、残念ながらまだまだ大きいだろう。あまり人気が出てくれるのも困るが、そりゃやっぱりベスト8に勝つ様なゲームも一度は見てみたいもんだな。

 

 

 

〔穀物〕

 

今週のコーンの値動き

 

7月限(当限)

前日比

5月限(先限)

前日比

6月13日

\31,500

160

\28,810

100

6月14日

\31,590

90

\28,360

-450

6月15日

\32,580

990

\28,130

-230

 

9月限(当限)

前日比

7月限(先限)

前日比

6月16日

\28,300

-280

\27,940

 

6月17日

\27,840

-460

\27,320

-620

 

まずはコーンから…

先週号においては『コーンのファンダメンタルズだけを考えれば高くて当たり前となるが、相場の動きは底堅いが、そんなに勢いも無く感じるところ。押したところは買いでも、高値は買わず、やはり狙いは天井を見つけて売る事だろう』とコメントした。

今週の相場展開は、14日から相場が崩れ始め、5月限ベースでは2,000円ほどの下落。16日に発会した7月限は順ザヤ発会なので、そんなに崩れた感じはしないかもしれないが、実際はチャート以上に下げ始めた状況だ。

○東京コーン日足

…削除済み…

このところ『統計的に4月〜6月に穀物相場は天井を付ける事が多いのは事実であり、誰もが需給逼迫だと思っている時にこそ、天井を打つのではあるまいか?』とコメントして来ているわけだが、先物引継ぎ足の28,880円(6/10)で天井を付けたのではあるまいか

このまま3月のような暴落相場になるとまでは断言できないが、発会した7月限も早速高値から1,000円下げており、戻りは売られるだろう。

 

確かにファンダメンタルズではまだ需給逼迫かもしれないが、

…中略…

目先は青田ほめで売られると見ている。

  

なお一代の動きは以下のとおり。

東京コーン一代の動き

 

 

 

 

 

 

 

始値

 

高値

 

安値

 

現在値

2011年7月

\20,850

6月16日

\32,580

6月15日

\19,080

6月30日

\32,580

2011年9月

\21,940

8月16日

\31,400

4月11日

\21,450

8月25日

\27,840

2011年11月

\23,280

10月18日

\28,910

4月21日

\21,890

3月16日

\25,740

2012年1月

\23,730

12月16日

\28,410

4月11日

\22,100

3月16日

\26,040

2012年3月

\26,850

2月16日

\28,980

4月11日

\22,740

3月16日

\26,480

2012年5月

\27,970

4月18日

\29,360

4月21日

\26,020

5月13日

\26,980

2012年7月

\28,180

6月16日

\28,210

6月16日

\27,210

6月17日

\27,320

 2011年7月限は高納会であり、一代高値での終了であった。しかしこんなものはどうせ玉が無い中での話しであり、先行きの相場には関係ないだろう。

 

○シカゴコーン日足(6/16現在)

…削除済み…

6/17のシカゴ市場は7月限で1.25セント安の700.25セント。一時は7ドル台を割り込んだ

ただし新穀12月限は7セント高の660セントである。国内換算では110円高だ。

 

チャートでは6/10の799.75セントから100セント超の下げであり、米農務省発表で在庫率5.2%と強気の報告が出て、しかも日経新聞に「コーン需給逼迫」とでかでか出たところで天井となったわけだ。

ただし一度下げ止まるのならここだ。しかしいずれ6ドルを目指すだろう。

 

コーンが下げている原因は、…中略…

 

CFTC発表の6/14現在のファンドのポジションは…中略…

 

オプションを含めた6/17現在のポジションでは、…中略…

 

もう5万枚も投げれば、一時的には急激に戻るだろうそこで戻したら、また水に落ちた犬は叩け!という事だろう

 

結論として当方の相場観は、6/10で当面の天井を打っただろう。戻り売り一貫の相場観だが、投げが大きく出たら一時的には急反発するはず。そこが売り場だろう。

 

 

今週の一般大豆の値動き

 

6月限(当限)

前日比

4月限(先限)

前日比

6月13日

\49,050

0

\28,810

100

6月14日

\49,000

-50

\49,660

-20

6月15日

\48,950

-50

\49,560

-100

 

8月限(当限)

前日比

6月限(先限)

前日比

6月16日

\46,560

260

\49,310

 

6月17日

\46,200

-360

\48,790

-520

続いて一般大豆です…

先週号においては『まだしばらくは暴騰も暴落も無いだろう。5万円を挟んで上下1,000円程度の逆張り相場が続くと思われる』とコメントした。

今週の相場展開は、コーンが2,000円ほど急落する中で、元々上がっていなかった大豆の下げは鈍かったものの、それでも週末辺りから下げが始まってきた。

○東京大豆日足

…削除済み…

 「山高ければ、谷深し」の反対の動きだ。値幅は1,000円以上の下げとなってきているものの、元々の価格がコーンより高いのであるから、コーンが2,000円下げるのなら大豆は4,000円近く下げてよいのだが、そこまでの動きにはなっていない。

 しかし、いずれそうなるのだろう。

 

 6月限は発会からすでに1,200円下げているが、これでも比率的にはコーンよりも下げ幅は小さい。週末も売り場だったと見ている。

 

 結論から先に言えば、まずは5/9の47,070円を目指すであろうし、その後は3/17の44,700円を目指すだろう。完全に戻り売り相場になったのではあるまいか?

 

 なお一代の動きは以下のとおり。

東京一般大豆一代の動き

 

 

 

 

 

 

始値

 

高値

 

安値

 

現在値

2011年6月

\39,970

6月16日

\51,260

2月17日

\37,910

7月7日

\48,950

2011年8月

\42,640

8月16日

\52,500

4月4日

\41,050

8月25日

\46,200

2011年10月

\45,200

10月18日

\52,470

4月6日

\44,880

10月20日

\47,410

2011年12月

\47,540

12月16日

\52,520

4月11日

\44,120

3月17日

\49,000

2012年2月

\51,280

2月16日

\52,780

4月11日

\44,700

3月17日

\49,240

2012年4月

\50,170

4月18日

\51,180

4月21日

\47,070

5月9日

\49,100

2012年6月

\49,820

6月16日

\49,820

6月16日

\48,600

6月17日

\48,790

  

○シカゴ大豆日足(6/16現在)

…削除済み…

6/17のシカゴ市場は、期近7月限で17.50セント安の1333セント。新穀11月限も17セント安の1333.25セントで、国内換算では610円安

 

シカゴはこの半年、ずっと13ドル割れ〜14ドル台でのもみ合いであり、直近の高値1419.5セント(6/3)→1330セント台へ下落中。もう30セントも下げれば微妙な位置に来るわけだが、下抜けるか?また止まるか?は次の判断として、まずは13ドル割れを目指すだろう

 

元々のファンダメンタルズは、在庫率は5.8%であり弱くは無い。

しかし…中略…

 

6/12現在の進捗率は87%であり、過去5年平均の89%に急接近。「3日晴れれば問題なかろう」というコメントが、現実のものとなっている。

…中略…

 

CFTC発表の6/14現在のファンドのポジションは、…中略…

 

オプションを含めた6/17現在のポジションでは、…中略…

 

ちなみに、小麦は約3万9,100枚のショートと売りが大幅増加。今週は小麦のチャートも久々にアップしてみるが、結構ひどい下げとなっている。

○シカゴ小麦日足(6/16現在)

…削除済み…

 

結論として当方の相場観は、青田ほめで一段安となるだろう。まずは47,000円を目指し、一度戻しても44,000円台突入は避けられないと見る。

 

 

 

〔貴金属〕

 

今週の金の値動き

 

6月限(当限)

前日比

4月限(先限)

前日比

6月13日

\3,954

-11

\3,965

-15

6月14日

\3,929

-25

\3,941

-24

6月15日

\3,939

10

\3,948

7

6月16日

\3,962

23

\3,973

25

6月17日

\3,953

-9

\3,964

-9

 

金相場は、先週号においては『まだ大きな動きは出ないだろう。目先は4,000円を売って、3,900円台前半は買いだろう』とコメントした。

今週の相場展開は、3,909円(6/14)まで一時下落するものの、その後は戻して3,900円台でのもみ合いの継続。

○東京金日足

…削除済み…

4,000円を挟んだもみ合い→若干値位置を切り下げて3,950円を中心とした もみ合いへ

 

3,828円(5/9)のネックラインを割り込めば三尊天井となるが、どうも簡単に崩れては行かなそう。かといって、4,000円はやはり警戒感が強く、NY金高&円安が同時到来しないと駆け上がるのも難しそうだ。

 

月末のQE2終了でどうなるかだが、…中略…

だからもみ合いになっているのだろうし、現状では何か新たな材料が出ない限りは、突っ込みは買い、戻りは売りの逆張りが有効だろう

…中略…

 

 なお一代の動きは以下のとおり。

東京金一代の動き

 

 

 

 

 

 

 

始値

 

高値

 

安値

 

現在値

2011年6月

\3,619

6月28日

\4,088

5月6日

\3,246

8月2日

\3,956

2011年8月

\3,365

8月27日

\4,083

5月2日

\3,338

8月31日

\3,954

2011年10月

\3,520

10月27日

\4,093

5月6日

\3,469

10月29日

\3,956

2011年12月

\3,719

12月24日

\4,096

5月6日

\3,479

1月31日

\3,957

2012年2月

\3,763

2月24日

\4,100

5月6日

\3,535

3月18日

\3,960

2012年4月

\3,970

4月26日

\4,103

5月6日

\3,828

5月9日

\3,964

 

NY金日足(6/16現在)

…削除済み…

6/17のNY市場は9.2ドル高の1539.1ドル。国内換算では円高のため5円高だ。

チャートでは一目均衡表の雲で支えられている格好であり、1500ドルを割り込んで行かない限り、押し目買いのチャートを維持している。

 

なおCFTC発表の6/14現在のファンドのポジションは、…中略…

 

また6/17現在のETF残高は、…中略…

現物市場では中国の買いが好調であり、昨年の輸入量260トンに対し、今年はすでに第一四半期だけで200トンに達しているという。こういうのが金の底値を支えているのだろう。

 

結論として当方の相場観は、まだ逆張りのもみ合い相場が続くと見るが、基調はさほど弱くない。押し目買い中心に考えておくのがベターだろう。

 

 

今週のプラチナの値動き

 

6月限(当限)

前日比

4月限(先限)

前日比

6月13日

\4,724

1

\4,765

-10

6月14日

\4,664

-60

\4,710

-55

6月15日

\4,638

-28

\4,683

-27

6月16日

\4,601

-35

\4,637

-46

6月17日

\4,585

-16

\4,622

-15

プラチナ相場は、先週号においては『突発的な100円高、100円安に逆向かいするのが良いだろう。相場はまだ一方向に放れる時期ではないと見る』とコメントした。

今週の相場展開は、金が底堅い動きを続ける中で、プラチナは小幅ながら5日連続安の下落。週末の夜間取引では、4,554円の安値まで出ている。

○東京プラチナ日足

…削除済み…

6/1の4,851円から下落した相場は、4,554円5/16の安値4,586円を割り込んだ。

いわゆるもみ合い下放れの状況であるが、金が底固い中で、プラチナだけ崩れると言うのはどうだろう?そろそろ戻るのではあるまいか。

 

現状では4,851円→4,554円と297円の下げとなっているわけだが、ここから大きく突っ込んでも、または戻りが出始めても、逆向かいで買いを考えたいところだ。

 

なお週末6/17のNYプラチナは、…中略…

 

先にJM(ジョンソン・マッセイ)社は向こう6ヵ月間の価格予想を1750〜2000ドルとし、GFMS(ゴールド・フィールズ・ミネラル・サービシズ)は1675〜1925ドルと予想。これを為替81円で計算した場合には4,362円〜5,208円となるわけで、なお200円安はあるとしても、そこは買い場になるのではあるまいか。

 

なお一代の動きは以下のとおり。

東京プラチナ一代の動き

 

 

 

 

 

 

 

始値

 

高値

 

安値

 

現在値

2011年6月

\4,582

6月28日

\4,959

2月16日

\4,030

8月25日

\4,585

2011年8月

\4,181

8月27日

\4,963

2月22日

\4,099

8月31日

\4,584

2011年10月

\4,495

10月27日

\4,980

2月16日

\4,224

3月17日

\4,585

2011年12月

\4,702

12月24日

\5,015

2月16日

\4,225

3月17日

\4,590

2012年2月

\4,817

2月24日

\4,997

4月11日

\4,232

3月17日

\4,608

2012年4月

\4,826

4月26日

\4,921

5月6日

\4,586

5月16日

\4,622

 先物のみは6/20付けとなる夜間取引で、一代安値の更新である。

 

○白金−金価格差日足

…削除済み…

週末現在のサヤは、4,622円(プラチナ)−3,964円(金)=658円

 

夜間ではなお詰まって607円となっているわけだが、さすがに詰まり過ぎだろう。ここからは金売り・プラチナ買いも可であろう。(最大で400円程度までのサヤ詰まりは覚悟しながらであるが)

  

結論として当方の相場観は、もみ合い下放れのような格好になっているが、ここからの安値は買い下がりが良いだろう。金が下げないのに、プラチナだけ底抜けする可能性は薄いと考えるゆえに。

 

 

 

〔ゴム〕

 

今週のゴムの値動き

 

6月限(当限)

前日比

11月限(先限)

前日比

6月13日

414.0

-4.1

380.0

-3.7

6月14日

411.9

-2.1

379.8

-0.2

6月15日

414.0

2.1

386.2

6.4

6月16日

412.5

-1.5

383.4

-2.8

6月17日

406.0

-6.5

379.8

-3.6

 

先週号においては『まだ大きな動きは予想しづらいが、大勢では戻り売りだろう。360円〜390円の動きを予測する』とコメントした。

今週の相場展開は、週末には安値で375.5円まで下落。今週は上下10円強の小幅な動きであった。

○東京ゴム日足

…削除済み…

5月以降のチャートを見ると、いわゆる底練りの状態となって来ており、500円台までの大暴騰相場〜200円の暴落〜上下波乱の時期を終え、この相場はもう終了いたしました…という格好になっている。

 

おそらく自然に、また徐々に値を消す相場なのだろう。もっとも逆ザヤゆえに、突っ込みは買われやすいという動きにもなるのだろう。

 

 なお一代の動きは以下のとおり。

東京ゴム一代の動き

 

 

 

 

 

 

 

始値

 

高値

 

安値

 

現在値

2010年6月

416.9

12月22日

542.8

2月18日

340.4

3月15日

406.0

2010年7月

460.2

1月26日

535.7

2月18日

337.6

3月15日

408.2

2010年8月

493.3

2月23日

502.7

2月24日

335.0

3月15日

409.6

2010年9月

436.0

3月28日

481.9

4月11日

358.7

5月6日

400.9

2010年10月

413.0

4月25日

413.6

4月25日

353.2

5月6日

388.2

2011年11月

388.9

5月26日

394.9

6月1日

375.5

6月17日

379.8

 

当先のサヤは6月限406.0円〜11月限379.8円と26.2円の逆ザヤ。逆ザヤ幅はだいぶ縮小した。

 

週末現在の輸入採算価格は、…中略…

 

産地の集荷量は1日当たり約40トン〜70トン台となっており、若干回復。しかし以前のように、100トン台の集荷量になる事はあるんだろうか?という感じは続いている。

 

国内営業倉庫在庫は5/31現在で280トン減の7,691トン。3旬連続の減少である。

6/17現在の上海ゴム在庫は、…中略…

 

上海ゴム価格は、横ばい。それでも出来高80万枚平均はあるわけで、ほんと国内市場は死んでいるね。

 

 結論として当方の相場観は、もみ合いながら、緩やかに下落するトレンドだろう。逆に急落した場面はその分を切返して、また緩やかに下げる相場であろうと見る。

 

 

 

〔石油製品〕

 

今週の原油の値動き

 

6月限(当限)

前日比

11月限(先限)

前日比

6月13日

\56,180

-250

\56,010

-350

6月14日

\56,280

100

\56,190

180

6月15日

\56,590

310

\56,700

510

6月16日

\55,300

-1290

\54,520

-2180

6月17日

\55,150

-150

\54,200

-320

 

まずは原油から…

先週号においては『戻り売り、突っ込み買いの逆張り相場が続くだろう。レンジを抜け出すには、もう一つ何かインパクトのある材料が必要だろう』とコメントした。

今週の相場展開は、NY原油は95ドル台を割り込んでもみ合い下放れ。このチャート上での安値は6/15の94.01ドルだが、週末6/17の安値は91.84ドルまで出ている。(終値は93.01ドル)

 

また東京原油は15日までは軟調なNY原油とは逆行して、ロンドンブレントが高いために戻り高値を更新していたが、さすがにNY原油の下放れを受けて16日に急落。そのまま軟調に週を終えた。

 

NY原油日足(6/16現在)

…削除済み…

6/17のNY原油は、前述のとおり安値は91.84ドルまであり、終値は前日比1.94ドル安の93.01ドルでの終了。国内換算では15時半比1,050円安である。

 

先週まで「チャートでは105ドルと来れば上放れであり、95ドルと来れば一気に悪くなる。上に放れればもう一度115ドルトライになるだろうし、下に放れれば85ドルまで下がるだろう」とコメントしていた中で、出たのは95ドル割れである。そのため相場は一気に91ドル台まで下げたわけだ。

よってこの後、相場は一段安して85ドルを目指す可能性は十分ある。しかし最近の相場は、抜けたところから3日も経つと、結局それが底だったり、戻り天井だったりするケースが多いわけで、戻りは売りでも突っ込みは売らない方が無難か。今は乗せが効く相場は滅多にないゆえに。おそらくシステムの問題なんだろうが。

 

なお6/14現在のファンドのポジションは、…中略…

 

○東京原油日足

…削除済み…

6/15には56,970円と11月限は一代高値の更新。つまり6万円からの急落相場の後の、戻り高値を更新したわけだ。

これは何たって、NY原油は軟調でも、ロンドンブレント、ドバイ原油がNY原油よりも大幅に上ザヤに位置しているのが要因だ。

 

 通常は、というか理論的には、NY原油=WTI原油は硫黄分が中東原油よりも少なく製品に加工しやすいため、ロンドンブレントよりも2ドルほど高い、ドバイ原油よりもっと高いのが普通だ

 

 それが週末6/17時点で比較しても、ロンドンブレント113.21ドル(NY原油よりも20.2ドル割高)、ドバイ原油106.69ドル(同13.68ドル割高)となっているわけだ。

 

 こうなっているのには、…中略…

 

しかし当方は、元々「まだ54,000円台〜56,000円台でのもみ合い、逆張り相場が続く」と見ていたわけで、現在は夜間取引も含めれば53,100円と想定よりも1,000円下に来ているのだから、突っ込みは一時的には買い狙いだろう

その後NY原油が85ドル台を目指す中で、ロンドンやドバイも下がるのならば、5万円割れを目指す展開の戻り売りになるのではあるまいか

 

 なお一代の動きは以下のとおり。

東京原油一代の動き

 

 

 

 

 

 

 

始値

 

高値

 

安値

 

現在値

2011年6月

\47,330

1月4日

\63,660

4月11日

\46,300

1月5日

\55,150

2011年7月

\50,400

2月1日

\63,610

4月11日

\49,530

2月9日

\54,280

2011年8月

\54,680

3月1日

\63,680

4月11日

\50,480

5月9日

\54,230

2011年9月

\58,210

4月1日

\63,580

4月11日

\50,130

5月9日

\54,270

2011年10月

\60,480

5月2日

\60,480

5月2日

\49,980

5月9日

\54,250

2011年11月

\56,450

6月1日

\56,970

6月15日

\53,700

6月6日

\54,200

 夜間で11月限は一代安値も更新している。

 

結論として当方の相場観は、目先は突っ込み買い、その後はまた戻り売りの相場であろう。ポジションは長期に持たず、利が乗った玉は食ってしまうのがベターな相場でもあろう。

 

 

今週のガソリンの値動き

 

7月限(当限)

前日比

12月限(先限)

前日比

6月13日

\71,970

50

\66,640

-260

6月14日

\72,040

70

\66,810

170

6月15日

\72,800

760

\67,480

670

6月16日

\71,340

-1460

\65,610

-1870

6月17日

\71,100

-240

\65,020

-590

続いてガソリンです…先週号においては『7万円を目指すほどの相場の勢いはないと思われ、戻り売り方針に変化なし。ただし下値もまだ固いため、突っ込みは買い戻し、あるいは途転買いで、戻りを売るのが良いだろう』とコメントした。

今週の相場展開は、15日までは続伸して戻り高値を更新していたが、16日から急落。

○東京ガソリン日足

…削除済み…

67,720円(6/15)までの戻りは、直近の安値64,210円(6/6)からだと3,510円幅になる

そこから一気に崩れた相場は、週末の夜間取引では63,880円の安値も記録し、往って来い以上の下落である。想定どおりの展開だ。

 

戻り売り相場であり、戻ればまた売られると思われるが、短期的には突っ込みは買いだろう。64,000円以下は、突っ込めば戻りやすい価格であろう。

 

 一代の推移は、以下のとおり。

東京ガソリン一代の動き

 

 

 

 

 

 

 

始値

 

高値

 

安値

 

現在値

2011年7月

\60,170

12月27日

\74,120

4月11日

\59,440

1月5日

\71,100

2011年8月

\60,150

1月26日

\74,320

4月11日

\60,120

1月26日

\69,270

2011年9月

\68,770

2月28日

\74,200

4月11日

\61,790

3月16日

\68,160

2011年10月

\66,450

3月28日

\73,870

4月11日

\62,440

5月9日

\66,490

2011年11月

\68,710

4月26日

\71,580

5月6日

\62,160

5月9日

\65,370

2011年12月

\66,150

5月26日

\67,720

6月15日

\64,210

6月6日

\65,020

 15日に12月限のみ一代高値の更新だが、週末の夜間取引では一代安値も更新している。

 

ガソリン・原油のサヤは、65,020円(ガソ12月限)−54,200円(原油11月限)=10,820円

 

6/17現在の業者間転売価格は、…中略…

 

6/11現在のガソリン在庫は、…中略…

 

 結論として当方の相場観は、大勢戻り売り方針に変化はないものの、週末からの急落によって目先は突っ込み買いを狙うところ。戻ったらまた売りであろう。

 

 

今週の灯油の値動き

 

7月限(当限)

前日比

12月限(先限)

前日比

6月13日

\67,900

-470

\70,770

-470

6月14日

\67,860

-40

\70,950

180

6月15日

\68,350

490

\71,620

670

6月16日

\66,800

-1550

\69,670

-1950

6月17日

\66,510

-290

\69,170

-500

最後に灯油です…先週号においては『週末3日間で大きく戻した相場ではあるが、所詮は戻り売りの相場から脱し切れないだろう。噴いたところは売っておく相場だ』とコメントした。

今週の相場展開は、6/15までは戻り高値の更新で71,920円まで上昇。しかし16日からは一転して急落となり、週末の夜間取引では68,060円の安値まで急落である。

○東京灯油日足

…削除済み…

5/9の安値64,690円から3段上げで71,920円まで7,230円上がった相場も、下げる時には早い2日であっという間に3,860円の下げであり、半値押し以上の下げである

 

今後も突っ込みはまた買われて戻ると思われるが、所詮は買いに転換するほどの勢いはないだろう。7万円台は売りの方が取れるだろうと見ている。

 

 なお一代の推移は、以下のとおり。

東京灯油一代の動き

 

 

 

 

 

 

 

始値

 

高値

 

安値

 

現在値

2011年7月

\59,620

12月27日

\78,300

4月11日

\58,610

1月5日

\66,510

2011年8月

\59,900

1月26日

\78,760

4月11日

\59,850

1月26日

\66,880

2011年9月

\69,000

2月28日

\79,000

4月11日

\64,040

5月9日

\67,100

2011年10月

\71,490

3月28日

\79,530

4月11日

\64,230

5月9日

\67,880

2011年11月

\74,310

4月26日

\75,470

4月28日

\64,690

5月9日

\68,520

2011年12月

\69,830

5月26日

\71,920

6月15日

\68,440

6月6日

\69,170

 15日に12月限は一代高値の更新であるが、週末の夜間取引では逆に一代安値の更新である。

 

6/17現在の業者間転売価格は、…中略…

 

6/11現在の灯油在庫は、…中略…

 

 結論として当方の相場観は、突っ込みは利食いして、戻ったらまた売りである。ただし途転買いまでするのは原油かガソリンにして、需給の悪い灯油は買いまではしない方針である。

 

 

 

〔その他〕

 

 今週はNYコーヒー・砂糖のチャートを2種アップ。国内市場ではロブスタコーヒーが上場休止になるなど出来高が無いので解説もやめてしまったが、ご参考にどうぞ!

 

    NYコーヒー日足

…削除済み…

 

    NY砂糖日足

…削除済み…

 

 商品市場の中では、両商品ともマイナーな商品であるものの、NYコーヒーの取り組み高は11万枚、砂糖は64万枚もあるわけだ。

 東京市場が死んでしまっているのは、ひとえに役所の規制と相場を知らぬ取引所、取引員経営者のせいであろう。

 

 

 

 


 

 このレポートは、私が個人的な判断で書いたものです。

内容の責任はすべて私に帰するものですが、取引に対する利益を保証するものでは在りません。

(当たり前ですが念のため)

 

 

 

 

        ひげの中ちゃん相場情報

                       中田幸一郎

 

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