商品市況展望 割愛版

平成23年8月21日記

 

NY市場で一時1ドル75円台、戦後最高値更新

2011年8月19日、ニューヨーク外国為替市場で円買いドル売りが加速し、一時1ドル=75ドル95銭を付け、東日本大震災直後、3月17日に記録した76円25銭の戦後最高値を更新した。

米国の景気減速など、世界経済の先行き不安から、主要通貨の中では比較的安定していると見られている円に 投資資金が流れた。

政府・日銀は円売り・ドル買いの市場介入や追加金融緩和の検討に入る見通し。

 

外為・株式:NY市場 ダウ続落、172ドル安

19日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は、欧州債務危機に伴う金融システム不安などを背景に続落し、前日終値比172・93ドル安の1万817・65ドルで取引を終えた。

ダウは400ドルを超える急落となった前日に続く大幅安。ナスダック総合指数も同38・59ポイント安の2341・84で取引を終了、4営業日続落した。

同日は日本を含むアジアや欧州株式市場も全面安となっており、世界的な株安の連鎖に歯止めのかからない状態が続いている。

 19日のニューヨーク株式市場では米景気の先行き不安に加え、欧州の金融システム不安が米国に波及するとの懸念が浮上。

シティグループが同4.3%安の26・77ドルまで値を下げたほか、JPモルガン・チェースも同2.4%安となった。

 

金も最高値更新

 一方、安全資産とされる金先物価格は大幅続伸、指標となる12月物は前日終値比30.2ドル高の1オンス=1852.2ドルと、前日に続き終値で過去最高値を付けた。

 

 この週末に起きた円高・株安・金高のニュースである。

相変わらずの展開であり、どうなれば流れが変わるのか皆目見当が付かない状況だ。

相場なんだから、行くところまで行かないとダメなのかもしれない。

 

早場米、福島など各地で検査 茨城で微量のセシウム

福島第1原発事故を受けたコメの放射性物質検査が各地で行われる中、福島県は19日、収穫前の早場米の検査を本宮市などの水田で始めた。

この日、茨城県鉾田市の早場米の玄米から暫定規制値(1キログラム当たり500ベクレル以下)を大幅に下回る微量の放射性セシウムが検出された。

規制値を下回った玄米は出荷可能だが、風評被害も懸念され、関係者は複雑な表情を浮かべた。

 

 ついに出たね。コメからセシウムが…。

出たのは52ベクレルであり、県は安全だとして出荷規制等は行わない方針だというが、幾ら微量だろうがわざわざセシウム入りのコメを消費者は買うはずもなく、売れないものは売れないだろう。

もしも混ぜたりしたら、関東・南東北産のコメは全部売れなくなるに違いない。

 これを風評被害と言うが、微量なりとも放射性物資が検出されたのだから、風評じゃなく事実だ。

それをわざわざ高い金を出して買うか?という話だ

 

 東京コメ先物市場の標準品は、茨城・栃木・千葉県産のコシヒカリだ。

受渡し供用品の中には、もちろん福島県産も入っている。

市場で売れなきゃ、取引所に廻るかもよ。コシヒカリならぬ、コシピカリだな。

 

 このニュースを受けて、週末のコメ先物は300円安のCBを記録。古米は高騰しているが、新米である先物はこれから崩れて行くだろう。

 古米は18,000円どころか2万円になるかもしれないが、新米は1万円でも買い手が付くのか?

今はそんな風に考えている。

 

今週のコメの値動き

 

11月限(当限)

前日比

1月限(先限)

前日比

8月15日

\15,970

-270

\15,900

-70

8月16日

\15,970

0

\15,930

30

8月17日

\16,020

50

\15,940

10

8月18日

\15,930

-90

\16,000

60

8月19日

\15,900

-30

\15,820

-180

 CBを付けたのは12月限だが、他の限月も買い手が居ないから値が下がらなかっただけの様だった。

 週明けは2月限が発会するが、さてどこまで逆ザヤで売られるかな?売られなかったら、当方が売り仕込んでやるつもり!

 

 

 

〔穀物〕

 

今週のコーンの値動き

 

9月限(当限)

前日比

7月限(先限)

前日比

8月15日

\28,500

700

\27,650

90

 

11月限(当限)

前日比

9月限(先限)

前日比

8月16日

\27,310

-270

\27,050

 

8月17日

\27,650

340

\27,140

90

8月18日

\27,400

-250

\27,110

-30

8月19日

\27,000

-400

\26,690

-420

 

まずはコーンから…

先週号においては『米農務省報告での大幅な単収低下によって、期末在庫率5.4%という厳しい結果が出たが、その割に上昇幅は大きくない。外部要因によって相場は上には行きたがっていないものと考え、戻り売り中心の逆張りがベターであろうと見る』とコメントした。

今週の相場展開は、週明けは上がったがその後下落に転じ、週末は株式市場の急落の影響を受けての急落となった。

○東京コーン日足

…削除済み…

コーン自体のファンダメンタルズから考えれば、在庫率5.4%というのは買いであるしかしながら東京は円高であり、シカゴは株安からのリスクマネー縮小懸念で頭が重い

おそらくこのどっちつかずの状態は続くはずであり、強く見えると下がり、弱く見えると戻るという意地の悪い展開は続きそうだ。

 

なお一代の動きは以下のとおり。

東京コーン一代の動き

 

 

 

 

 

 

 

始値

 

高値

 

安値

 

現在値

2011年9月

\21,940

8月16日

\31,400

4月11日

\21,450

8月25日

\28,500

2011年11月

\23,280

10月18日

\28,910

4月21日

\21,890

3月16日

\27,000

2012年1月

\23,730

12月16日

\28,410

4月11日

\22,100

3月16日

\26,570

2012年3月

\26,850

2月16日

\28,980

4月11日

\22,740

3月16日

\26,810

2012年5月

\27,970

4月18日

\29,360

4月21日

\24,960

7月1日

\26,930

2012年7月

\28,180

6月16日

\28,210

6月16日

\25,210

7月4日

\26,980

2012年9月

\27,440

8月16日

\27,550

8月16日

\26,820

8月19日

\26,690

 

○シカゴコーン日足(8/18現在)

…削除済み…

8/19のシカゴ市場は9月限で12セント高の711セント新穀12月限は12.25セント高の725.25セントで終了。為替は一時75円台があったが、終わりでは76円台に戻しているため、換算だと450円高である。というかすでに、夜間取引で240円高はしている。

 

もっとも円高傾向はまだ続きそうだし、…中略…

 

当方としては、先の農務省報告の数字が事実ならば(単収153.0Bu/Ac生産高129億1400万Bu、期末在庫率5.4%)そりゃ基本的には押し目買いだろうとは思う。株価が戻れば、コーンも買われるだろう。

しかしその肝心の株価は、…中略…

 

8/7現在の主要18州のシルキングは、…中略…

 

CFTC発表の8/16現在のファンドのポジションは、…中略…

 

オプションを含めた8/19現在のポジションでは、…中略…

 

結論として当方の相場観は、突っ込み買い、吹き値売りの逆張り相場が続くだろう。ただし大きく崩れない相場になった場合は、9月以降は買われる相場になると考えた方が良いだろう。

 

 

今週の一般大豆の値動き

 

8月限(当限)

前日比

6月限(先限)

前日比

8月15日

\42,500

-450

\47,380

350

 

10月限(当限)

前日比

8月限(先限)

前日比

8月16日

\45,500

-50

\47,330

 

8月17日

\44,900

-600

\47,220

-110

8月18日

\44,900

0

\47,490

270

8月19日

\44,900

0

\47,110

-380

続いて一般大豆です…

先週号においては『需給から考えれば、短期的には買いであろう。ただし外部要因が悪くならなければの条件付であるが』とコメントした。

今週の相場展開は、47,000円台でのもみ合い。ファンダメンタルズは強くても、円高&株安が頭を重くした展開である。

○東京大豆日足

…削除済み…

 45,510円(8/9)は目先底だと考えており、9月に入っても下がらない場合は、完全に底になるだろう

 

在庫率4.9%が事実ならば、それは過小評価できない。中国が秋に買い付けに動けば、相場は舞上がるだろう。今はそんな風に考えている。

 

 なお一代の動きは以下のとおり。

東京一般大豆一代の動き

 

 

 

 

 

 

始値

 

高値

 

安値

 

現在値

2011年8月

\42,640

8月16日

\52,500

4月4日

\41,050

8月25日

\42,500

2011年10月

\45,200

10月18日

\52,470

4月6日

\44,880

10月20日

\44,900

2011年12月

\47,540

12月16日

\52,520

4月11日

\44,120

3月17日

\47,300

2012年2月

\51,280

2月16日

\52,780

4月11日

\44,700

3月17日

\47,220

2012年4月

\50,170

4月18日

\51,180

4月21日

\45,690

8月9日

\47,660

2012年6月

\49,820

6月16日

\49,820

6月16日

\45,510

8月9日

\47,290

2012年8月

\47,450

8月16日

\47,750

8月18日

\47,020

8月17日

\47,110

 

○シカゴ大豆日足(8/18現在)

…削除済み…

8/19のシカゴ市場は、9月限で7.75セント高の1359.75セント新穀11月限も7.50セント高の1368.50セント

東京市場の15時半現在との換算だと、その時点の安値からは18セント以上戻しているので510円高である。

 

ここ半年続く13ドル割れは買い、14ドル台は売りの範囲の動きの中の一環であるため、…中略…

 

しかし大豆はコーンと違い、この8月の天候が重要だ。先の強気の農務省報告(単収41.4Bu/Ac生産高30億5600万Bu在庫率は4.9%)が回復できる可能性もあるし、逆に悪化の可能性もあるわけだ。8/21〜25のプロファーマー視察がポイントになるかも。

 

なお8/14現在の開花進捗状況は…中略…

悪いのは着鞘進捗状況で…中略…

 

なおCFTC発表の8/16現在のファンドのポジションは、…中略…

 

オプションを含めた8/19現在のポジションでは、…中略…

 

結論として当方の相場観は、円高&株安で下げても暴落しないのであれば、45,000円台で相場は底入れしていると考えるべきだろう。

 

 

 

〔貴金属〕

 

今週の金の値動き

 

8月限(当限)

前日比

6月限(先限)

前日比

8月15日

\4,299

-42

\4,301

-46

8月16日

\4,368

69

\4,372

71

8月17日

\4,408

40

\4,415

43

8月18日

\4,420

12

\4,425

10

8月19日

\4,555

135

\4,557

132

 

金相場は、先週号においては『4,481円(8/11)で目先天井を打っただろう。ここから急落後に再度切り返し大天井を打ち、その後は大暴落するといシナリオを考えている』とコメントした。

今週の相場展開は、あっという間に切り返した相場が4,500円台に駆け上がり、最高値を更新。週末の夜間取引では4,600円台も記録している。

○東京金日足

…削除済み…

4,481円(8/11)→4,256円(8/15)まで225円下げたのもつかの間、あっという間に新高値更新である4,481円を目先天井とした当方の相場観は、大曲りである。

 

週末はCB以上の上げとなったわけだが、その4,481円を抜いたのだから当然か。目先は225円の下げ幅の倍返しなら、ズバリ4,706円という事になるか

夜間取引ではNY金の高騰により、一時は4,620円という高値まですでに記録している。そこからは結局値を消して終了しているものの、ちょっとまだ怖い展開だ。

 

 なお一代の動きは以下のとおり。

東京金一代の動き

 

 

 

 

 

 

 

始値

 

高値

 

安値

 

現在値

2011年8月

\3,365

8月27日

\4,555

8月19日

\3,338

8月31日

\4,555

2011年10月

\3,520

10月27日

\4,557

8月19日

\3,469

10月29日

\4,553

2011年12月

\3,719

12月24日

\4,561

8月19日

\3,479

1月31日

\4,553

2012年2月

\3,763

2月24日

\4,564

8月19日

\3,535

3月18日

\4,554

2012年4月

\3,970

4月26日

\4,566

8月19日

\3,828

5月9日

\4,556

2012年6月

\3,909

6月28日

\4,568

8月19日

\3,861

7月4日

\4,557

 前述のとおり、8/22付けとなる週末の夜間取引で、先物は4,620円の高値まで記録だ。

 

NY金日足(8/18現在)

…削除済み…

8/19のNY市場は、前日比30.2ドル高の1852.2ドル高値は1881.4ドルまで記録しており、凄まじいとしか言いようが無い上げ方だ

 

相対力指数は…中略…

 

よく言われるとところの2,000ドルになったとしたならば、為替を75円で計算しても4,822円が国内換算価格となる

また逆に国内価格が5,000円になるためには、為替を75円で計算した場合ドルベースで2,073ドルまで上がる必要がある。

 

なおCFTC発表の8/16現在のファンドのポジションは、…中略…

 

また8/19現在のETF残高は、…中略…

 

中国・インド・ベトナム等々の買い意欲は旺盛といわれ、中央銀行の買いも出ていると言われているわけで、ドルもユーロもダメだからゴールドを持とうという行動はなかなか止みそうもない。

 

結論として当方の相場観は、8/11が天井ではなかった相場は、どこまで上昇するのかわからない。天井を打たぬ相場は無いが、とにかく目先は押し目買いで対処するしかないだろう。

 

 

今週のプラチナの値動き

 

8月限(当限)

前日比

6月限(先限)

前日比

8月15日

\4,444

-1

\4,471

-2

8月16日

\4,503

59

\4,525

54

8月17日

\4,485

-18

\4,525

0

8月18日

\4,529

44

\4,574

49

8月19日

\4,553

24

\4,604

30

プラチナ相場は、先週号においては『プラチナが金よりも安くなるのは、パニック発生時だけである。投機はそのパニックに逆向かいするのが常道であり、今後もサヤ詰まりがあれば仕掛けるべきだろう』とコメントした。

今週の相場展開は、週末には4,600円台まで上昇。ただしサヤは、週末には金のみ大きく上昇したため、再び大きく詰まる事となった。

○東京プラチナ日足

…削除済み…

金の急騰はプラチナにも基本的に強材料であるが、今の金の急騰は株安&原油安の裏返しで来るケースも多いわけで、貴金属という側面と工業用需要という側面があるプラチナにとってそれは弱材料でもある。

だからサヤの変化が生じるわけで、…中略…

 

欧米の経済不安を映してプラチナは金よりも安くなるだろう…という意見も多いのは知っているが、当方の考え方はそれがチャンスであるというもの。

こういう事は単純に考えた方がうまく行くわけで、プラチナカードはゴールドカードよりも格上であるというコンセンサスがある限り、一時的に逆転しても長くは続かないと見るのが妥当だろう。

 

一代の動きは以下のとおり。

東京プラチナ一代の動き

 

 

 

 

 

 

 

始値

 

高値

 

安値

 

現在値

2011年8月

\4,181

8月27日

\4,963

2月22日

\4,099

8月31日

\4,553

2011年10月

\4,495

10月27日

\4,980

2月16日

\4,224

3月17日

\4,570

2011年12月

\4,702

12月24日

\5,015

2月16日

\4,225

3月17日

\4,570

2012年2月

\4,817

2月24日

\4,997

4月11日

\4,232

3月17日

\4,580

2012年4月

\4,826

4月26日

\4,921

5月6日

\4,272

8月9日

\4,599

2012年6月

\4,445

6月28日

\4,613

7月11日

\4,271

8月9日

\4,604

 夜間取引では先物は4,644円まで記録しており、高値更新である。

 

○白金−金価格差日足

…削除済み…

週末現在のサヤは、4,604円(プラチナ)−4,557円(金)=47円

 

週末には一気に100円ほど詰まった格好であり、ひっくり返ればまた良い仕掛け場が来るだろう。ただし週明けはまた拡大しそうなので、それが来るかどうかは判らない。

 

結論として当方の相場観は、プラチナ自体は押し目買い。注目は金との鞘取りであり、マイナスに逆転した場面で仕掛けられればベターだろう。

 

 

 

〔ゴム〕

 

今週のゴムの値動き

 

8月限(当限)

前日比

1月限(先限)

前日比

8月15日

356.8

-0.6

364.8

1.3

8月16日

353.0

-3.8

363.8

-1.0

8月17日

355.9

2.9

362.4

-1.4

8月18日

354.3

-1.6

362.2

-0.2

8月19日

348.0

-6.3

352.3

-9.9

 

先週号においては『大勢では戻り売り中心の逆張りだと考えるが、目先は戻りやすい相場になると見る』とコメントした。

今週の相場展開は、週末に大きく値を消した相場で350円そこそこまでの下落となった。

○東京ゴム日足

…削除済み…

4/11からの暴落以来、戻しても400円は付けず、下げても350円以下は長く続かない横ばいの展開が続いている

 

今週は週末の原油安からの急落によって、再び安値圏へと来た相場であるが、この辺からはたいして下がらんだろう。

基本的には、まだ逆張り相場が続くと見ている

 

 なお一代の動きは以下のとおり。

東京ゴム一代の動き

 

 

 

 

 

 

 

始値

 

高値

 

安値

 

現在値

2010年8月

493.3

2月23日

502.7

2月24日

335.0

3月15日

348.0

2010年9月

436.0

3月28日

481.9

4月11日

345.1

8月9日

348.2

2010年10月

413.0

4月25日

413.6

4月25日

346.2

8月9日

349.0

2011年11月

388.9

5月26日

394.9

6月1日

344.6

6月28日

351.2

2011年12月

353.0

6月27日

394.0

7月27日

343.1

6月28日

351.9

2012年1月

383.8

7月26日

396.5

7月27日

348.0

8月9日

352.3

  

当先のサヤは8月限348.0円〜1月限352.3円と4.3円の順ザヤ。順ザヤ幅は若干縮小したが、そのままの推移が予測される。

 

週末現在の輸入採算価格は、…中略…

 

国内営業倉庫在庫は7/20現在で188トン減の6,160トン。僅かに減少である。

 

8/19現在の上海ゴム在庫は…中略…

 

上海ゴム価格は、16日以降は4日連続安であり、週末は3万3000元割れまであった。

 

 結論として当方の相場観は、現状では強い相場であるとは言えないものの、レンジ内の取引であり下げ幅は限定的だろう。逆張りの相場展開が続くと見る。

 

 

 

〔石油製品〕

 

今週の原油の値動き

 

8月限(当限)

前日比

1月限(先限)

前日比

8月15日

\50,360

220

\49,640

300

8月16日

\50,870

510

\50,280

640

8月17日

\50,870

0

\50,400

120

8月18日

\51,030

160

\50,630

230

8月19日

\50,400

-630

\48,450

-2180

 

まずは原油から…

先週号においては『46,000円で底を打っただろう。戻りは売られるだろうが、今後は押し目買いの対処で』とコメントした。

今週の相場展開は、NY原油は89.00ドル(8/17)まで反騰していたのが18日に一転して暴落NYダウの急落が引き金であり、週末には安値で79.17ドルまで記録した。

 

東京原油も同様の動きであり、18日には5万円台に戻していたものが、週末に暴落。一気に48,000円台まで下げ、その後の夜間取引では戻している。

 

NY原油日足(8/18現在)

…削除済み…

週末8/19のNY市場は、前日比0.12ドル安の82.26ドルで終了安値は79.17ドルまであったが、さすがにそこからは戻した。

 

今回の下落は、チャート的には2番底を付けに行く動きだと考えているのだが、それにしても2日で10ドルの動きは大きい。

現状では75.71ドル(8/9)を割り込まなければ、この2番底探りというのが正解になるだろう。しかし金のように目先天井か?という動きから一気に受けに抜けたように、今の経済情勢下では原油は逆の動きをする可能性も否定はできないため、慎重な態度は必要だろう。

結論としては、相場は相場に聞け!というしかあるまい。

 

なお8/16現在のファンドのポジションは、…中略…

 

○東京原油日足

…削除済み…

58,330円(7/11)→46,190円(8/9)まで12,140円下げた相場が、5万円台まで戻して週末に急落だ

ざっと3分の1戻しを演じた後に下げたわけで、夜間では安値から1,800円戻している。

 

8/9の安値を切らない限り、この辺で値固めして2番底形成。その後に上昇波動に再び入ると見ているが、さてどうなるか?

 

 なお一代の動きは以下のとおり。

東京原油一代の動き

 

 

 

 

 

 

 

始値

 

高値

 

安値

 

現在値

2011年8月

\54,680

3月1日

\63,680

4月11日

\48,000

8月9日

\50,400

2011年9月

\58,210

4月1日

\63,580

4月11日

\46,010

8月10日

\48,770

2011年10月

\60,480

5月2日

\60,480

5月2日

\46,100

8月9日

\48,720

2011年11月

\56,450

6月1日

\58,130

7月11日

\46,160

8月9日

\48,550

2011年12月

\54,250

7月1日

\58,330

7月11日

\46,210

8月9日

\48,500

2012年1月

\54,590

8月1日

\55,780

8月2日

\46,190

8月9日

\48,450

 

結論として当方の相場観は、週末の急落は2番底形成の動きだろう。押し目買い方針での対処である。

 

 

今週のガソリンの値動き

 

9月限(当限)

前日比

2月限(先限)

前日比

8月15日

\65,660

370

\59,630

290

8月16日

\66,280

620

\60,100

470

8月17日

\66,040

-240

\60,280

180

8月18日

\66,280

240

\60,380

100

8月19日

\65,040

-1240

\58,370

-2010

続いてガソリンです…先週号においては『さすがに55,000円台は底だろうと見る。戻りは売られながら、2番底形成後には緩やかな上昇トレンドに入るものと想定する』とコメントした。

今週の相場展開は、6万円台後半まで徐々に戻っていた相場が、週末は株安&原油安から急落。一気に58,000円台まで値を消して終了である。

○東京ガソリン日足

…削除済み…

68,700円(7/11)→55,800円(8/9)まで12,900円下げた相場が、5,000円戻して週末は夜間取引の安値まで含めると3,000円の暴落。ただしそこからは、また1,400円戻しているが…。

 

当方としては、予定通りの2番底形成との見方なのだが、欧米の経済情勢があまりにも悪いので、その点だけは不安である。もっとも相場なのだから、その不安があるから下がる、不安が無ければ安値が出るはずも無い、とも言えるわけだが。

 

いずれにせよしばらくは、この55,800円を割れない限りは底が入っている相場との考えで、押し目買い方針の継続である。

 

 一代の推移は、以下のとおり。

東京ガソリン一代の動き

 

 

 

 

 

 

 

始値

 

高値

 

安値

 

現在値

2011年9月

\68,770

2月28日

\74,200

4月11日

\61,600

8月9日

\65,040

2011年10月

\66,450

3月28日

\73,870

4月11日

\57,700

8月9日

\62,330

2011年11月

\68,710

4月26日

\71,580

5月6日

\56,020

8月9日

\59,390

2011年12月

\66,150

5月26日

\68,600

7月11日

\55,780

8月9日

\58,820

2012年1月

\61,260

6月27日

\68,700

7月11日

\55,620

8月9日

\58,420

2012年2月

\66,600

7月26日

\66,800

7月27日

\55,800

8月9日

\58,370

 

8/19現在の業者間転売価格は、…中略…

 

8/13現在のガソリン在庫は、…中略…

 

 結論として当方の相場観は、6万円以下は押し目買いでの対処で良いだろう。ストップロスは新安値更新とし、突込みを買い拾う作戦である。

 

 

今週の灯油の値動き

 

9月限(当限)

前日比

2月限(先限)

前日比

8月15日

\60,100

380

\63,570

290

8月16日

\60,820

720

\64,170

600

8月17日

\60,900

80

\64,180

10

8月18日

\61,000

100

\64,380

200

8月19日

\59,310

-1690

\62,310

-2070

最後に灯油です…先週号においては『さすがに6万円台は底だろう。GW前後とチャートパターンが同じであれば、ここからは緩やかな上昇トレンドに入るはず』とコメントした。

今週の相場展開は、65,000円近くまで戻っていた相場が、週末に急落。夜間取引では一気に62,000円割れまで出し、その後は63,000円台に戻っての終了である。

○東京灯油日足

…削除済み…

72,530円(7/11)→60,180円(8/9)まで12,350円下げた相場は、5,000円弱戻して3,000円下げ、また戻すかどうかという場面

 

ただしこのチャートパターンはGW前後の動きと全く同じであり、今回の下げも2番底探りだろうと見ている。(新安値更新となったら別だが)

 

 なお一代の推移は、以下のとおり。

東京灯油一代の動き

 

 

 

 

 

 

 

始値

 

高値

 

安値

 

現在値

2011年9月

\69,000

2月28日

\79,000

4月11日

\57,200

8月9日

\59,310

2011年10月

\71,490

3月28日

\79,530

4月11日

\58,200

8月9日

\60,650

2011年11月

\74,310

4月26日

\75,470

4月28日

\59,440

8月9日

\61,800

2011年12月

\69,830

5月26日

\72,110

7月11日

\60,330

8月9日

\62,550

2012年1月

\65,090

6月27日

\72,530

7月11日

\60,510

8月9日

\62,630

2012年2月

\69,790

7月26日

\69,840

7月26日

\60,180

8月9日

\62,310

 

8/19現在の業者間転売価格は、…中略…

 

8/13現在の灯油在庫は、…中略…

 

 結論として当方の相場観は、6万円で底を打っているという見方は変わらない。突っ込みは買い対処で、戻りは売りの逆張りであろう。

 

 

 

〔その他〕

 

 今週も為替のチャートを3種アップ。

○ドル/円相場日足

…削除済み…

すでにニュースで大々的に報じているので知らない人は居ないだろうが、週末のNY市場では一時75円台に突入。終値は76.48円と変わらないが、ともかくまた円高が進んだわけだ。

 

さてどこまで円高になるかという判断は難しいが、チャートでは相対力指数33ポイント台であり、介入で50ポイントまで戻した後の円高であり、まだ数ポイントは円高余地があると見れる。

また76.31円→80.22円までの倍返しの下げなら、ズバリ72円40銭である。

 

    ユーロ/円相場日足

…削除済み…

週末の円高局面では、ユーロ/円相場は高値更新とはなっていない。決してユーロが強いわけじゃないが、つまり週末の75円台突入はドル安が原因という事だ。

 

    ユーロ/ドル相場日足

…削除済み…

ユーロ/ドル相場は、相変わらず横ばい。どっちが弱いかの競争をしている状況で、だから円が買われる。金が買われるというわけだ。

 

 

 

 


 

 このレポートは、私が個人的な判断で書いたものです。

内容の責任はすべて私に帰するものですが、取引に対する利益を保証するものでは在りません。

(当たり前ですが念のため)

 

 

 

 

        ひげの中ちゃん相場情報

                       中田幸一郎

 

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