商品市況展望 割愛版

平成23年8月28日記

 

 昔の米相場師の本を読んでいたら、「あの相場では売り方に廻って30万石ほど売っていた」とか出て来た。

さて30万石というのは、一体どれくらいなのか?

 

 一石(いっこく)は米俵約2.5俵分だから、1万石で2万5000俵、10万石で25万俵。

30万石なら75万俵という事だ。

 今の米相場の単位は1枚=100俵だから、75万俵は7500枚だ。

証拠金ベースでは6万円×7500枚=4億5000万円也。

総代金なら仮に1俵=1万5000円としたならば112億5000万円也。

 

 枚数や証拠金ベースなら「そんなもんか」という額だが、総代金にすればやっぱり大きい。

 だが一相場師の個人的な枚数だし、仕手戦だともっと積み上がったりもしたんだろう。

もう100年も前の話しだし、証拠金も米代金も貨幣価値も全然違うだろうが、往時の米相場のスケールを感じさせられる。

 

 相変わらず農協さんは米相場には反対のようだが、統制経済や共産主義でもあるまいに、商売人なら高値は売って安値を買い戻し、現物をぶつけりゃ市場のビックプレイヤーになれるだろうに…。

 わけのわからんデリバディブや不動産には投機するくせに、己の得意な米相場に反対する神経が判らん。

完全に役人化してるんだろう。

 

今週のコメの値動き

 

11月限(当限)

前日比

2月限(先限)

前日比

8月22日

\13,530

-550

\15,250

 

8月23日

\14,800

-550

\14,860

-390

8月24日

\14,800

0

\15,370

510

8月25日

\15,260

460

\15,660

290

8月26日

\14,860

-400

\15,220

-440

 現状では15,000円辺りで若干固まってきた感があるが、上場しているのがコシピカリ新米なんだから、そう思わせておいて…となるだろう。

 

東京コメ一代の動き

 

 

 

 

 

 

 

始値

 

高値

 

安値

 

現在値

2011年11月

\17,400

8月9日

\17,730

8月10日

\14,550

8月23日

\14,860

2011年12月

\17,400

8月9日

\17,400

8月9日

\14,380

8月23日

\14,930

2012年1月

\17,280

8月9日

\17,400

8月9日

\14,510

8月23日

\15,190

2012年2月

\15,500

8月22日

\15,700

8月26日

\14,490

8月23日

\15,220

 一代足での高値は17,000円台であるわけだが、今の茨城産コシヒカリの現物価格=昨年取れた米価格なら、つい最近19,000円台の高値まであった。そして今は16,000円台だ。

 

 さて福島県産の早場米からは放射性物質が検出されなかったとかやっているが、福島だって広いんだからこれからどうなるか?

 震災前の茨城産コシヒカリは、1万2,000円もしなかったわけだし。

それ以上の価格で新米がさばけるなんて、そんな都合の良い事になるとは到底思えんな。

 

 

 

〔穀物〕

 

今週のコーンの値動き

 

11月限(当限)

前日比

9月限(先限)

前日比

8月22日

\27,450

450

\27,270

580

8月23日

\27,500

50

\27,500

230

8月24日

\27,510

10

\27,560

60

8月25日

\27,670

160

\27,540

-20

8月26日

\27,750

80

\27,590

50

 

まずはコーンから…

先週号においては『突っ込み買い、吹き値売りの逆張り相場が続くだろう。ただし大きく崩れない相場になった場合は、9月以降は買われる相場になると考えた方が良いだろう』とコメントした。

今週の相場展開は、27,000円台半ばまで上昇した後は堅調に推移。嵐の前の静けさといった感じだ。

○東京コーン日足(週末分は寄り付き後までの価格です)

…削除済み…

コーン相場としては、金の乱高下の陰に隠れて動いていないとも言えるのだが、ファンダメンタルズから考えれば在庫率5.4%というのは買いだ

しかも穀物相場の特性を考えた場合、この天候相場が終了する時期に強い相場は、上に抜けるケースが多いものだ。

 

8月も残すところあと3日。来週下がらなければ、もう大きな下げは無いと判断した方が良いだろう。

絶対に下がらないと言っているわけではなく、そりゃ9月も10月も11月も下げはあるかもしれない。しかし売りで取る相場ではなく、押したところは買いになるという意味だ。

 

9月に下がらず上げて行く展開となれば、大体が年末まで上昇し、更に翌年の春の天候相場開始まで高いケースが多いわけだこれは穀物相場の習性である

 

なお一代の動きは以下のとおり。

東京コーン一代の動き

 

 

 

 

 

 

 

始値

 

高値

 

安値

 

現在値

2011年11月

\23,280

10月18日

\28,910

4月21日

\21,890

3月16日

\27,750

2012年1月

\23,730

12月16日

\28,410

4月11日

\22,100

3月16日

\27,300

2012年3月

\26,850

2月16日

\28,980

4月11日

\22,740

3月16日

\27,630

2012年5月

\27,970

4月18日

\29,360

4月21日

\24,960

7月1日

\27,790

2012年7月

\28,180

6月16日

\28,210

6月16日

\25,210

7月4日

\27,860

2012年9月

\27,440

8月16日

\27,680

8月24日

\26,580

8月22日

\27,590

 

○シカゴコーン日足(8/25現在)

…削除済み…

8/26のシカゴ市場は9月限で20.25セント高の752.50セント新穀12月限は23.50セント高の767セントで終了。為替は一時76円60銭と若干円高だが、国内換算では560円高である。

上昇要因は、ドル安と単収の下方修正見込みである。

 

その単収の話題だが、プロファーマーツアーの調査結果が引け後に出た。それによると、147.9Bu/Acという衝撃的な結果である。先の農務省報告の単収153.0Bu/Acからは5.1ポイントも大幅に低下している。よって生産高も124億8400万Bu129億1400万Buから4億3000万Bu減)となる修正だ。

 

引け後の結果がこれなのだから、週明けの夜間取引から更なる急騰を開始するだろう。何せこの単収では、価格高騰によるレーショニングが起こらなければ、在庫率は2%台まで落ち込んでしまう

まずは8ドルを目指す展開になるのは、当然のことと思われる

 

CFTC発表の8/23現在のファンドのポジションは、…中略…

 

オプションを含めた8/26現在のポジションでは、…中略…

 

結論として当方の相場観は、プロファーマーツアーの結果は衝撃的な数字であった。シカゴは8ドル台に向けて舞上がるだろう。穀物の習性として、需給相場に上昇を開始したらもう止まらないだろう。

 

 

今週の一般大豆の値動き

 

10月限(当限)

前日比

8月限(先限)

前日比

8月22日

\45,000

100

\47,610

500

8月23日

\45,900

900

\48,130

520

8月24日

\45,000

-900

\47,990

-140

8月25日

\45,030

30

\48,270

280

8月26日

\45,170

140

\48,360

90

続いて一般大豆です…

先週号においては『円高&株安で下げても暴落しないのであれば、45,000円台で相場は底入れしていると考えるべきだろう』とコメントした。

今週の相場展開は、週明け2日間に上昇して48,000円台を回復。その後は多少もたついたが、週末のシカゴ市場は急騰している。

○東京大豆日足(週末分は寄り付き後までの価格です)

…削除済み…

 ここまで上昇して来れば、45,510円(8/9)が底だという事に異論がある人は少ないだろう。

 

大豆はまだ天候相場の最中ゆえ、在庫率4.9%は確定的なものではない。しかし中国で再び豚肉価格が急騰しており、それとともに飼料用の大豆需要が増大しそうな見込みである。

大豆の場合は、近年の大相場はすべて中国買いである。これは過小評価できないだろう

 

 なお一代の動きは以下のとおり。

東京一般大豆一代の動き

 

 

 

 

 

 

始値

 

高値

 

安値

 

現在値

2011年10月

\45,200

10月18日

\52,470

4月6日

\44,880

10月20日

\45,170

2011年12月

\47,540

12月16日

\52,520

4月11日

\44,120

3月17日

\47,700

2012年2月

\51,280

2月16日

\52,780

4月11日

\44,700

3月17日

\47,700

2012年4月

\50,170

4月18日

\51,180

4月21日

\45,690

8月9日

\48,610

2012年6月

\49,820

6月16日

\49,820

6月16日

\45,510

8月9日

\48,490

2012年8月

\47,450

8月16日

\48,560

8月26日

\46,960

8月22日

\48,360

 

○シカゴ大豆日足(8/25現在)

…削除済み…

8/26のシカゴ市場は、9月限で28.75セント高の1414.75セント新穀11月限も30.75セント高の1423.50セントである。

東京市場の15時半現在との換算だと、680円高である。この上昇は、ドル安&天候懸念&プロファーマーツアー発表前の買戻しである。

 

しかし引け後発表された数字は、単収41.8Bu/Ac(前回農務省報告41.4Bu/Acから0.4ポイントアップ)であり、生産高は30億8300万Bu(同30億5600万Buから2700万Bu増)と期待はずれ

これだとコーン買い・大豆売りの裁定取引が入るだろう。だがそれでも、コーンの急騰に比べて大豆の上げは大した事がない…といった程度になるか。

 

なお8/21現在の着鞘進捗状況は…中略…

 

なおCFTC発表の8/23現在のファンドのポジションは、…中略…

 

オプションを含めた8/26現在のポジションでは、…中略…

 

結論として当方の相場観は、大豆自体なら押し目買い。コーンと絡めるなら、コーン買いの大豆売りであろう。

 

 

 

〔貴金属〕

 

今週の金の値動き

 

8月限(当限)

前日比

6月限(先限)

前日比

8月22日

\4,639

84

\4,655

98

8月23日

\4,680

41

\4,694

39

8月24日

\4,546

-134

\4,545

-149

8月25日

\4,309

-237

\4,323

-222

8月26日

\4,358

49

\4,397

74

 

金相場は、先週号においては『8/11が天井ではなかった相場は、どこまで上昇するのかわからない。天井を打たぬ相場は無いが、とにかく目先は押し目買いで対処するしかないだろう』とコメントした。

今週の相場展開は、4,725円(8/23)とついに4,700円台に乗せた後、今度は一転して暴落。25日夜(26日付になる)には4,226円の安値まで出て、そこからはまた200円の急騰と非常に荒い展開が続いている。

とにかく一日の変動幅で100円、200円は当たり前。ドルベースでも100ドルの動きは当然といった感じである。

○東京金日足(週末分は寄り付き後までの価格です)

…削除済み…

8月最初は4,000円を一時割り込んだところもあったのだから、あっという間に700円の暴騰だ

相対力指数は80ポイントを超え、誰もがもう金は2,000ドルになると考えた瞬間、今度は500円の暴落。そして一気に200円の戻しである。

 

ちなみに29日付となる週末の夜間取引でも、高値4,467円・安値4,352円ともうすでに100円以上の乱高下。

ただしチャートでは、ちょうど相対力指数50ポイントまで下げての反騰であり、4,300円割れで押し目は完了か次は2番天井を取りに行くのか?それとも更なる上昇相場が継続されるのか?…中略…

少なくとも、突っ込んだところを買った方がマシに思える

 

先週号では「目先は225円の下げ幅の倍返しなら、ズバリ4,706円という事になるか」とし、それをあっさり出した後に「往って来いの急落」で8/15の安値に並び、再び上昇している相場である。

まずは8/11の4,481円に並んで、三尊天井型を形成するか?あっさり抜けるか?の様子で判断したい。

 

 なお一代の動きは以下のとおり。

東京金一代の動き

 

 

 

 

 

 

 

始値

 

高値

 

安値

 

現在値

2011年8月

\3,365

8月27日

\4,755

8月23日

\3,338

8月31日

\4,358

2011年10月

\3,520

10月27日

\4,725

8月23日

\3,469

10月29日

\4,398

2011年12月

\3,719

12月24日

\4,721

8月23日

\3,479

1月31日

\4,397

2012年2月

\3,763

2月24日

\4,720

8月23日

\3,535

3月18日

\4,397

2012年4月

\3,970

4月26日

\4,722

8月23日

\3,828

5月9日

\4,397

2012年6月

\3,909

6月28日

\4,725

8月23日

\3,861

7月4日

\4,397

 

NY金日足(8/25現在)

…削除済み…

8/26のNY市場は、前日比34.1ドル高の1797.3ドル。この日の高値は1828.9ドル(65.7ドル高)まであり、安値は1759.5ドル(3.7ドル安)まであったのだから、如何に今の相場のボラが高いか良くわかる。

 

この日は注目のバーナンキFRB議長の講演があったわけだが、QE3に対する言及は無し。しかし9月にFOMCで追加金融緩和策の検討を言及

今後も…中略…

 

いずれにしたって、ドルもユーロもダメなのは一緒。何でこの円高下の日本国債の格付けがイタリアよりも下なのかは良くわからんが、そうなると円も結局はダメとなる可能性もあるわけで、残るは実物資産しかないとなるのも当然なのだろう。

 

なおCFTC発表の8/16現在のファンドのポジションは、…中略…

 

また8/26現在のETF残高は、…中略…

 

これを見ると、金は天井を打っているような気がしないでもないが、正直言って今は相場を予測するより、上でも下でも黙って付いて行くだけ。

 

結論として当方の相場観は、チャートは押し目完了の格好であり、通貨安からの買い人気は続きそうだ。ただしファンド買いとETFの買いは急減。それには注意が必要だろう。

 

 

今週のプラチナの値動き

 

8月限(当限)

前日比

6月限(先限)

前日比

8月22日

\4,650

97

\4,693

89

8月23日

\4,703

53

\4,744

51

8月24日

\4,592

-111

\4,639

-105

8月25日

\4,501

-91

\4,526

-113

8月26日

\4,352

31

\4,539

13

プラチナ相場は、先週号においては『プラチナ自体は押し目買い。注目は金との鞘取りであり、マイナスに逆転した場面で仕掛けられればベターだろう』とコメントした。

今週の相場展開は、4,770円(8/23)まで上昇の後、金相場の急落とともに値を消して4,464円(8/26)まで300円ほどの下落。そこからはまた戻して、週を終えた。

○東京プラチナ日足(週末分は寄り付き後までの価格です)

…削除済み…

4,271円(8/9)→4,770円(8/23)まで500円ほど上げ、次に4,770円→4,464円(8/26)まで300円ほど下げ、100円戻しての動きが週末までの展開

 

金は700円上げ、500円下げ、200円戻りとなっているわけなので、今の相場は金の動きの方が大きいわけだが、だからこそサヤの変化が生じるわけで、これは相場師にとっては歓迎する展開だ。

 

プラチナ−金のサヤの逆転時には、『欧米の経済不安を映してプラチナは金よりも安いのが定着するだろう…』という意見も多かったわけだが、今のところ結果はご覧のとおり。

こういう事は単純に考えた方がうまく行くわけで、プラチナカードはゴールドカードよりも格上であるというコンセンサスがある限り、一時的に逆転しても長くは続かないと見るのが妥当だろう。

 

一代の動きは以下のとおり。

東京プラチナ一代の動き

 

 

 

 

 

 

 

始値

 

高値

 

安値

 

現在値

2011年8月

\4,181

8月27日

\4,963

2月22日

\4,099

8月31日

\4,532

2011年10月

\4,495

10月27日

\4,980

2月16日

\4,224

3月17日

\4,525

2011年12月

\4,702

12月24日

\5,015

2月16日

\4,225

3月17日

\4,524

2012年2月

\4,817

2月24日

\4,997

4月11日

\4,232

3月17日

\4,522

2012年4月

\4,826

4月26日

\4,921

5月6日

\4,272

8月9日

\4,540

2012年6月

\4,445

6月28日

\4,770

8月23日

\4,271

8月9日

\4,539

 

○白金−金価格差日足(週末分は寄り付き後までの価格です)

…削除済み…

 

週末現在のサヤは、4,539円(プラチナ)−4,397円(金)=142円

 

先週末に40円台まで詰まり、その後は200円まで拡大して、週末はまた若干詰まっての終了である

…中略…

 

結論として当方の相場観は、押し目買いの継続であるが、基本は金との鞘取りであろう。その方がリスクが小さい。

 

 

 

〔ゴム〕

 

今週のゴムの値動き

 

8月限(当限)

前日比

1月限(先限)

前日比

8月22日

351.0

3.0

357.4

5.1

8月23日

349.5

-1.5

357.7

0.3

8月24日

351.5

2.0

361.4

3.7

8月25日

350.2

-1.4

362.2

0.8

 

9月限(当限)

前日比

2月限(先限)

前日比

8月26日

352.3

-1.7

360.9

 

 

先週号においては『現状では強い相場であるとは言えないものの、レンジ内の取引であり下げ幅は限定的だろう。逆張りの相場展開が続くと見る』とコメントした。

今週の相場展開は、堅調ではあったが非常に小動きな展開に終始。

○東京ゴム日足(週末分は寄り付き後までの価格です)

…削除済み…

今年5月までは一番乱高下した商品であるが、今は完全に蚊帳の外である。貴金属の乱高下や原油の乱高下、穀物も今度は人気化するかもしれないゆえ、当面ゴムは動きそうも無い感じだ。

 

 なお一代の動きは以下のとおり。

東京ゴム一代の動き

 

 

 

 

 

 

 

始値

 

高値

 

安値

 

現在値

2010年8月

493.3

2月23日

502.7

2月24日

335.0

3月15日

350.2

2010年9月

436.0

3月28日

481.9

4月11日

345.1

8月9日

352.3

2010年10月

413.0

4月25日

413.6

4月25日

346.2

8月9日

354.9

2011年11月

388.9

5月26日

394.9

6月1日

344.6

6月28日

355.9

2011年12月

353.0

6月27日

394.0

7月27日

343.1

6月28日

358.1

2012年1月

383.8

7月26日

396.5

7月27日

348.0

8月9日

359.1

2012年2月

362.2

8月26日

364.5

8月26日

359.9

8月26日

360.9

  

当先のサヤは9月限352.3円〜2月限360.9円と8.6円の順ザヤ。順ザヤ幅は若干拡大。

 

週末現在の輸入採算価格は、…中略…

 

産地の集荷量は、一日当り90〜140トン。概ね安定的な状況である。

 

国内営業倉庫在庫は8/10現在で456トン増の6,458トン。若干の増加である。

 

8/26現在の上海ゴム在庫は、…中略…

 

上海ゴム価格は、3万3000元を挟んで完全に横ばい状態。これがどちらかに放れないと、東京市場も動けないのだろう。

 

 結論として当方の相場観は、現状では投資妙味が感じられない。貴金属・米・海外穀物などに目を向けた方がマシだろう。

 

 

 

〔石油製品〕

 

今週の原油の値動き

 

8月限(当限)

前日比

1月限(先限)

前日比

8月22日

\50,500

100

\48,530

80

8月23日

\51,030

530

\50,250

1720

8月24日

\50,920

-110

\50,170

-80

8月25日

\50,990

70

\51,320

1150

8月26日

\50,980

-10

\51,440

120

 

まずは原油から…

先週号においては『週末の急落は2番底形成の動きだろう。押し目買い方針での対処である』とコメントした。

今週の相場展開は、NY原油は80ドル割れから反発に転じて85ドル台へ。バーナンキの講演があった週末も85ドルを挟んだ動きであった。

 

東京原油は反騰であり25日には51,000円台を回復NY原油が89ドルまで戻した8/17の価格もクリアである。

 

NY原油日足(8/25現在)

…削除済み…

週末8/26のNY市場は、前日比0.07ドル高の85.37ドルで終了。バーナンキの講演で上下はあったものの、結局は動かなかった。

 

現状での中長期的な見通しは、若干弱気なのだろう。景気減速懸念が残り、需要の伸び悩みが続く間は、90ドルを超えてもなお積極的な買いが入ってくるとは考えにくい情勢だからだ。

だが緩和策への期待もあるため、80ドル割れも買われる。ちょっと方向感を定めづらい展開になるのかもしれない。

 

 なお8/16現在のファンドのポジションは、…中略…

  

○東京原油日足(週末分は寄り付き後までの価格です

…削除済み…

58,330円(7/11)→46,190円(8/9)まで約12,000円下げた相場が、51,000円台まで5,000円は戻して来た

8月の急落分なら半値戻しであり、相対力指数も50ポイントまでは戻した展開。ここからが正念場で、相場が買い転換して行くのか?それとも戻り売りを浴びるのか?の瀬戸際だろう

 

どちらに行ってもおかしくない状況であり、相場観が分かれるところだろう。当方としては、こんな時はポジションを空かせて様子見である。

 

 なお一代の動きは以下のとおり。

東京原油一代の動き

 

 

 

 

 

 

 

始値

 

高値

 

安値

 

現在値

2011年8月

\54,680

3月1日

\63,680

4月11日

\48,000

8月9日

\50,980

2011年9月

\58,210

4月1日

\63,580

4月11日

\46,010

8月10日

\51,650

2011年10月

\60,480

5月2日

\60,480

5月2日

\46,100

8月9日

\51,620

2011年11月

\56,450

6月1日

\58,130

7月11日

\46,160

8月9日

\51,580

2011年12月

\54,250

7月1日

\58,330

7月11日

\46,210

8月9日

\51,540

2012年1月

\54,590

8月1日

\55,780

8月2日

\46,190

8月9日

\51,440

 

結論として当方の相場観は、ここからの展開は上でも下でも不思議はない。ポジションを軽くして、吹き値売り・突っ込み買いのチャンスを待つのが良いだろう。

 

 

今週のガソリンの値動き

 

9月限(当限)

前日比

2月限(先限)

前日比

8月22日

\65,020

-20

\58,350

-20

8月23日

\66,430

1410

\60,040

1690

8月24日

\66,910

480

\60,060

20

8月25日

\67,340

430

\61,080

1020

 

10月限(当限)

前日比

3月限(先限)

前日比

8月26日

\65,480

480

\61,840

 

続いてガソリンです…先週号においては『6万円以下は押し目買いでの対処で良いだろう。ストップロスは新安値更新とし、突っ込みを買い拾う作戦である』とコメントした。

今週の相場展開は、先週末の急落から反騰に転じた相場が、62,000円近くまで上昇8/9の安値からは6,000円の戻りである。

○東京ガソリン日足(週末分は寄り付き後までの価格です)

…削除済み…

68,700円(7/11)→55,800円(8/9)まで12,900円下げた相場は、61,880円まで6,080円の戻りである

おおよそ半値戻しを演じたわけだが、道中は先週末に3,000円の急落を入れるなど、気は抜けない展開だ。

 

8/9の55,800円は底、先週末の下げは2番底との見方は正解だった、さてここから先はといえば相対力指数も50ポイントまで戻した事でもあり、一段高でも戻りいっぱいでもおかしくないだろう

 

ここから再度突っ込んだら買いだろうが、高値を追いかけてまで買うのもどうかというところで、ポジションは縮小しておくのがベターであろう。

 

 一代の推移は、以下のとおり。

東京ガソリン一代の動き

 

 

 

 

 

 

 

始値

 

高値

 

安値

 

現在値

2011年9月

\68,770

2月28日

\74,200

4月11日

\61,600

8月9日

\67,340

2011年10月

\66,450

3月28日

\73,870

4月11日

\57,700

8月9日

\65,480

2011年11月

\68,710

4月26日

\71,580

5月6日

\56,020

8月9日

\62,670

2011年12月

\66,150

5月26日

\68,600

7月11日

\55,780

8月9日

\62,110

2012年1月

\61,260

6月27日

\68,700

7月11日

\55,620

8月9日

\61,610

2012年2月

\66,600

7月26日

\66,800

7月27日

\55,800

8月9日

\61,510

2012年3月

\61,280

8月26日

\61,880

8月26日

\61,120

8月26日

\61,840

 

8/26現在の業者間転売価格は、…中略…

 

8/20現在のガソリン在庫は、…中略…

 

 結論として当方の相場観は、下げ幅の半値戻し達成と相対力指数の50ポイントまでの戻りで、底値からの戻り相場は終了した可能性もある。今後は突っ込み買い、吹き値売りでの対処がベターか。

 

 

今週の灯油の値動き

 

9月限(当限)

前日比

2月限(先限)

前日比

8月22日

\50,500

100

\48,530

80

8月23日

\60,960

14/80

\63,890

1620

8月24日

\61,220

260

\63,760

-80

8月25日

\61,510

290

\64,790

1030

 

10月限(当限)

前日比

3月限(先限)

前日比

8月26日

\63,000

60

\64,470

 

最後に灯油です…先週号においては『6万円で底を打っているという見方は変わらない。突っ込みは買い対処で、戻りは売りの逆張りであろう』とコメントした。

今週の相場展開は、65,000円台まで反騰。原油・ガソリン相場とともに反騰に転じた相場であるが、週末に出た先物は3月限で需要期明けの限月となるため、逆ザヤでの発会となっている。

○東京灯油日足(週末分は寄り付き後までの価格です)

…削除済み…

72,530円(7/11)→60,180円(8/9)まで12,350円下げた相場は、5,000円弱戻して3,000円下げ、またその分を戻した展開

 

このチャートパターンはGW前後の動きと全く同じであり、今回も2番底からまた戻したわけだ。

ただし一つだけ大きく違うのは、あの時は需要期限月が先物に建ち始めたが、今度は不需要期限月が建って行くわけだ。そうなると逆ザヤでの推移の可能性が高く、チャートは頭を抑えられる格好になるだろう。

 

 なお一代の推移は、以下のとおり。

東京灯油一代の動き

 

 

 

 

 

 

 

始値

 

高値

 

安値

 

現在値

2011年9月

\69,000

2月28日

\79,000

4月11日

\57,200

8月9日

\61,510

2011年10月

\71,490

3月28日

\79,530

4月11日

\58,200

8月9日

\63,000

2011年11月

\74,310

4月26日

\75,470

4月28日

\59,440

8月9日

\64,220

2011年12月

\69,830

5月26日

\72,110

7月11日

\60,330

8月9日

\65,220

2012年1月

\65,090

6月27日

\72,530

7月11日

\60,510

8月9日

\65,370

2012年2月

\69,790

7月26日

\69,840

7月26日

\60,180

8月9日

\65,130

2012年3月

\64,150

8月26日

\64,500

8月26日

\63,910

8月26日

\64,470

 

8/26現在の業者間転売価格は、…中略…

 

8/20現在の灯油在庫は、…中略…

 

 結論として当方の相場観は、国内灯油のファンダメンタルズは悪化の一途。先限は不需要期でもあり、戻り売り方針の継続である。原油とのスプレッドもアリか。

 

 

 

〔その他〕

 

 今週は海外商品のチャートを3種アップ。

○シカゴ小麦日足(8/25現在)

…削除済み…

7/1に底を打ってから、かなり勢いよく上昇している相場だ。

相対力指数は危険水域だが、週末はプロファーマー調査でコーンが買われた事から連れ高し、8ドル台を回復している。

 

    NY砂糖日足(8/25現在)

…削除済み…

30セント→20セントまで下げた相場が、GWから再び上昇して30セント台へ。

一言で言えば、世界的には消費が年々伸びており、期末在庫は減少して行っているから…という事なのだろう。

 

    NYコーヒー日足

…削除済み…

コーヒー相場も爆騰しているのが今の相場だ。東京市場の出来高が死んでいるため手は出せないが、昔ならさぞかし人気が出たのだろう…。

行政、ファンド、自己ディーリングらが寄ってたかって市場を潰してしまった図式だな。

 

 

 

 


 

 このレポートは、私が個人的な判断で書いたものです。

内容の責任はすべて私に帰するものですが、取引に対する利益を保証するものでは在りません。

(当たり前ですが念のため)

 

 

 

 

        ひげの中ちゃん相場情報

                       中田幸一郎

 

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