商品市況展望 割愛版

平成23年10月9日記

 

 相変わらず激しく動き続けているマーケットであるが、とにかくこの秋に貴金属、石油、穀物、株式、ユーロと暴落したのは事実。

ちなみに通貨は、ユーロ以外にも韓国ウォンやブラジル・レアルも暴落している。

 結局のところその根源は、失業率の高さがあるのではないか?

 

 この週末に米国の雇用統計が発表され、雇用は10万人増であったわけだが、失業率は前回と変わらずの9.1%

大雑把に言えば、10人に1人は職が無いわけで、これじゃウォール街でデモが起きるのも当たり前。アメリカでの騒動なんだから、米騒動だな。

 

 失業率の高さは欧州でも同様で、スペインなんぞは20%もあるらしい

そして、どの国でも若年層の失業が大問題だ。

 正確な数値なのかどうかの判断は当方には付かないが、以下のサイトを参考にしてもらいたい。

http://ecodb.net/ranking/imf_lur.html (世界経済のネタ帳)

 

 1989年にベルリンの壁が崩壊して以来、資本主義は共産主義に勝利したと言われ、ロシアだって中国だって経済発展すれば民主主義が根付くはずと言われて来たわけだ。

だが今回の商品市場の暴落は、G20での規制が発端である。

マーケットにおいて「売りは良いけど、買いはダメ」という規制に出たわけで、ある意味ではこれじゃ資本主義というよりも共産主義か?

 

 結局のところこれは、資本主義=民主主義=議会政治=衆愚主義が明確になったと捉えられるのかもしれず、時代は新たな独裁主義時代に突入するのかもしれないとさえ、当方は考えている。

 というのも日本の震災以降の情勢や欧米民主主義国家の現状、中ロの今を考えると、どう考えても規制=強権発動は中ロの特許だからだ

アメリカ大統領や日本の首相であれば、一つの政策を打つのも簡単には行かないが、ロシア・プーチン首相(来年はまた大統領になる)なら、極論だが反対勢力を根絶やしにすれば済む話で、独裁者は何でも決められる。

 

 そういう国が良い国家で、国民が幸せであるとも思わぬが、国際政治のパワーバランスの中では、毎年首相が変わる日本、4年に1回は大統領が変わる米国に対し、法律を変えて2期12年の独裁者となるロシア・プーチン、2期10年の独裁者になる事が決まっている中国・習近平に対応できる政治家が他国に居るか?

 欧州・EUは今回のギリシャ問題から、最終的には分裂の危機を迎える可能性があるし、国家を超えた民主政治という理想は崩壊寸前である。そうなれば、なおさら中ロの時代がやって来る可能性は高い。

 

 来年2012年は、どうせまた日本では首相が変わるのかもしれないが、世界でも大きな選挙が目白押しだ

 1月 台湾総統選挙

 3月 ロシア大統領選挙

 4月 フランス大統領選挙

 秋  中国共産党大会

 11月 アメリカ大統領選挙

 12月 韓国大統領選挙

 

 フランスはサルコジが再選するのかどうか判らんが、アメリカ・オバマはかなりの赤信号

どっちにしたってロシア・中国以外は選挙民の審判を受けるわけであるが、ロシア・プーチンは2012年に選ばれれば2024年までずっと大統領だ

中国・習近平も国家主席になれば2013年春に就任して10年間は変わらない

 その間に、何度も変わるかもしれない民主主義国家の指導者たちは、彼らのパワーに対抗出来ると思うかい? そういう事だ。

 これは必ず相場に影響すると考えている

 

 

 

〔穀物〕

 

今週のコーンの値動き

 

11月限(当限)

前日比

9月限(先限)

前日比

10月3日

\23,730

-570

\23,340

-1160

10月4日

\23,450

-280

\23,360

20

10月5日

\23,950

500

\23,390

30

10月6日

\23,950

0

\23,910

520

10月7日

\24,930

980

\23,930

20

 

まずはコーンから…

先週号においては『投売りが完了すれば一度は戻すのだろうが、それでもトレンドが買いになるのは困難か。戻り売り方針である』とコメントした。

今週の相場展開は、週明けの急落の後、5日には22,000円台まで突っ込んだ後に戻した。週末は安値から1,000円戻しである。

○東京コーン日足

…削除済み…

売りが売りを呼んで下げた相場は、28,550円(9/13)→22,930円(10/5)まで5,620円幅の下落である。

その後に戻した相場は、週末には24,320円まで1,390円幅の戻り(下げ幅の25%の戻り)を演じたが、結局は24,000円台を維持出来ずに終了。

 

週末のシカゴ市場は…中略…

 

今週の安値で3/18の安値22,740円と190円違いとほぼ並んだため、また相対力指数などから判断しても売られ過ぎは明白であるため、戻りは出た。だが戻りの勢いはさほど感じられないため、大底を打ったかどうかまでは判断できない

次回の農務省報告では、単収の上方修正の可能性が高いと見られている事もあって、また欧州経済危機の行方も不透明とあっては、相変わらず更なる下げの懸念も払拭出来るわけではない。

 

なお一代の動きは以下のとおり。

東京コーン一代の動き

 

 

 

 

 

 

 

始値

 

高値

 

安値

 

現在値

2011年11月

\23,280

10月18日

\28,910

4月21日

\21,890

3月16日

\24,930

2012年1月

\23,730

12月16日

\28,410

4月11日

\21,850

10月5日

\23,010

2012年3月

\26,850

2月16日

\28,980

4月11日

\22,680

10月5日

\23,430

2012年5月

\27,970

4月18日

\29,360

4月21日

\22,750

10月5日

\23,690

2012年7月

\28,180

6月16日

\28,560

8月30日

\22,940

10月5日

\24,000

2012年9月

\27,440

8月16日

\28,550

9月13日

\22,930

10月5日

\23,930

 10/5には当限以外の全限月が一代安値の更新である

 

○シカゴコーン日足(10/6現在)

…削除済み…

10/7のシカゴ市場は12月限で5.50セント安の600セント

 

直近の高値779セント(8/29)→572.25セント(10/3)まで206.75セントまで下げた相場は、6ドル台には戻ったけれども力不足は歴然

 

次回の米農務省報告での単収に対するアナリストの事前予想は、…中略…

 

CFTC発表の10/4現在のファンドのポジションは、…中略…

 

オプションを含めた10/7現在のポジションでは、…中略…

 

結論として当方の相場観は、目先底は打った感はあるが、トレンドが買いに変わるのは困難だろう。戻っても、次の下げのための戻りと考えた方が無難であり、戻り売り方針に変化はないだろう。

 

 

今週の一般大豆の値動き

 

10月限(当限)

前日比

8月限(先限)

前日比

10月3日

\36,800

-1700

\41,340

-1600

10月4日

\37,680

880

\41,020

-320

10月5日

\37,690

10

\40,270

-750

10月6日

\37,690

0

\40,630

360

10月7日

\37,100

-590

\40,720

90

続いて一般大豆です…

先週号においては『値ごろ感無用の一段安がまだ出そうな勢いである。シカゴでファンドが途転売りにでもなれば買って見たいが、それまではまだ戻り売り方針がベターであろう』とコメントした。

今週の相場展開は、週明け急落の後も続落し、先物は39,590円(10/5)とついに4万円割れまで示現。そこからはさすがに戻したが、12月限・2月限はそのまま週末まで安値更新であった。

○東京大豆日足

…削除済み…

 50,110円(9/5)→39,590円(10/5)までの下げ幅は10,520円であり、ついに1万円以上の棒下げとなった相場である

 2月限が戻せないのは、…中略…

 

 チャートでは年初来安値の更新どころか、昨年秋の価格も下回っており、完全な底割れ状態。相対力指数などから見れば売られ過ぎは明白なので、さすがに4万円割れは目先底でもおかしくはないが、サヤが同ザヤ化すれば36,000円台も有り得るわけで、戻したから底になると断言は出来ない状況。

 

 さて来週10/12は農務省需給報告であるが、…中略…

 

 なお一代の動きは以下のとおり。

東京一般大豆一代の動き

 

 

 

 

 

 

始値

 

高値

 

安値

 

現在値

2011年10月

\45,200

10月18日

\52,470

4月6日

\36,800

10月3日

\37,100

2011年12月

\47,540

12月16日

\52,520

4月11日

\36,100

10月7日

\36,600

2012年2月

\51,280

2月16日

\52,780

4月11日

\36,210

10月7日

\36,800

2012年4月

\50,170

4月18日

\51,180

4月21日

\36,570

10月5日

\37,530

2012年6月

\49,820

6月16日

\49,910

9月5日

\38,820

10月5日

\39,610

2012年8月

\47,450

8月16日

\50,110

9月5日

\39,590

10月5日

\40,720

 今週も全限一代安値更新である

 

○シカゴ大豆日足(10/6現在)

…削除済み…

10/7のシカゴ市場は11月限で5.50セント安の1158.25セント

 

1465セント(8/31)→1152セント(10/4)までの下げは313セントに及び、完全に底割れ。ただし今までの底の平均である1280セント辺りからはおよそ倍返しの下げを演じたわけで、相対力指数も17ポイント台では、売られ過ぎが明白である。

ただし戻しても、13ドルは大きな壁になるだろう事は確実だ。

 

なおCFTC発表の10/4現在のファンドのポジションは、…中略…

 

オプションを含めた10/7現在のポジションでは、…中略…

さすがに途転売りまではならなかったが、また買いに出る元気が残っているのかどうか

 

結論として当方の相場観は、さすがに暴落相場は一段落しそうではあるが、大きく戻れるかどうかはまた別の話。農務省報告の結果によっては、更に売られる可能性も否定できないだろう。

 

 

 

〔貴金属〕

 

今週の金の値動き

 

10月限(当限)

前日比

8月限(先限)

前日比

10月3日

\4,056

44

\4,056

41

10月4日

\4,129

73

\4,134

78

10月5日

\4,009

-120

\4,016

-118

10月6日

\4,063

54

\4,067

51

10月7日

\4,088

25

\4,098

31

 

金相場は、先週号においては『3,851円が底でもおかしくはないが、最大戻って4,200円〜4,300円程度が限界ではあるまいか? 下値は最大3,200円程度までは有り得ると考えており、あまり強気が出来る相場ではないとの見方である』とコメントした。

今週の相場展開は、戻りに入った相場が下値を切り上げながら上昇。4,100円台まで戻した後、5日は一度急落したが、引け値ベースでは4,000円台を維持。

○東京金日足

…削除済み…

3,851円(9/26)を底として4,000円台は回復した相場であり、何となくまた「金だけは別物」というムードが台頭して来たようだ

確かにそれも判る。株も通貨も悪ければ、残るは金しか無いではないかというわけだ。

 

しかしチャートでは三角持合に入るかもしれない格好であり、チャートパターンでは上から下げて来た三角持合は、また下に抜けるのがセオリーでもある。

4,200円〜4,300円までの戻りの可能性は十分あろうが、また4,700円台にトライするとか、5,000円になるとかというのは、現状ではまだ無理なのではないかと思われる。

そしてそのうちに、息切れしたならば下に抜けるという可能性は、まだ十分にあると考えている。

 

 なお一代の動きは以下のとおり。

東京金一代の動き

 

 

 

 

 

 

 

始値

 

高値

 

安値

 

現在値

2011年10月

\3,520

10月27日

\4,748

9月7日

\3,469

10月29日

\4,088

2011年12月

\3,719

12月24日

\4,745

9月7日

\3,479

1月31日

\4,100

2012年2月

\3,763

2月24日

\4,750

9月7日

\3,535

3月18日

\4,099

2012年4月

\3,970

4月26日

\4,751

9月7日

\3,828

5月9日

\4,096

2012年6月

\3,909

6月28日

\4,754

9月7日

\3,850

9月26日

\4,096

2012年8月

\4,506

8月29日

\4,754

9月7日

\3,851

9月26日

\4,098

 

NY金日足(10/6現在)

…削除済み…

10/7のNY市場は、前日比17.4ドル安の1635.8ドル。東京換算では64円安であるが、もう一日分でどうなっているか?

 

チャートでは1923.7ドル(9/6)→1535ドル(9/26)まで388.7ドルの下落の後、…中略…

 

現状の相場観は、最大戻って1,700ドル、1535ドルは底でもおかしくないが、戻り売りを浴びた場合は最大1300ドル程度まであるのではないかとの見方は変わらない。

 

なおCFTC発表の10/4現在のファンドのポジションは、…中略…

 

また10/7現在のETF残高は、…中略…

 

結論として当方の相場観は、安値から底を打ったようなムードで戻ってはいるが、さほどの高値は無いだろうと考える。戻りが終われば再度急落する事は十分に有り得るとの見方であり、値頃だけでの買いは危険との見方である。

 

 

今週のプラチナの値動き

 

10月限(当限)

前日比

8月限(先限)

前日比

10月3日

\3,793

-70

\3,775

-54

10月4日

\3,695

-38

\3,726

-49

10月5日

\3,544

-151

\3,560

-166

10月6日

\3,690

146

\3,709

146

10月7日

\3,762

72

\3,797

91

プラチナ相場は、先週号においては『残念ながら現状ではまだ金よりも弱い状況は変わらない。陰の極に到達するには、もうしばらくの時間が必要と思われる』とコメントした。

今週の相場展開は、週明けの3日と4日は金高・プラチナ安の展開となって逆サヤが拡大。さらに金が下落した5日は、プラチナがそれ以上の下落。だが週末に掛けてはさすがに逆ザヤが縮小した。

○東京プラチナ日足

…削除済み…

金が上げても下げる。金が下がるともっと下げる…といったパターンは、さすがに陰の極だったのでは?

 

ともかくこれで更に安値更新となり、直近の高値4,726円(9/7)→3,558円(10/5)までの下げ幅は1,168円幅までになった。

600円超の大暴落の後に戻した分の、倍返しの下げが今週来たわけである。

 

さすがにこれで底を打ったかと判断していたのだが、…中略…

 

元々4,464円(8/26)を割り込んでWトップ形成済みで、更には4,271円(8/9)の支えも失って暴落した相場である。上にも下にも行き過ぎるのがプラチナ相場の特徴なのだから、3,500円台までの暴落もある意味では当然。

金は株式市場からの逃避資金で買われるかもしれないが、プラチナはダメという呪縛から脱する事が出来るかどうかが焦点だ。

 

一代の動きは以下のとおり。

東京プラチナ一代の動き

 

 

 

 

 

 

 

始値

 

高値

 

安値

 

現在値

2011年10月

\4,495

10月27日

\4,980

2月16日

\3,537

10月6日

\3,762

2011年12月

\4,702

12月24日

\5,015

2月16日

\3,535

10月5日

\3,759

2012年2月

\4,817

2月24日

\4,997

4月11日

\3,541

10月5日

\3,766

2012年4月

\4,826

4月26日

\4,921

5月6日

\3,550

10月5日

\3,790

2012年6月

\4,445

6月28日

\4,770

8月23日

\3,554

10月5日

\3,794

2012年8月

\4,581

8月29日

\4,726

9月7日

\3,558

10月5日

\3,797

 今週も全限一代安値の更新である。

 

○白金−金価格差日足

…削除済み…

週末現在のサヤは、3,797円(プラチナ)−4,098円(金)=−301円

 

10/5には−456円までの逆ザヤが出ており、先週の−220円(9/29)から更に逆ザヤが200円以上も進行

…中略…プラチナが上昇相場に入らない限り、戻りも限界があると言える。今の情勢では、せいぜいが−200円程度かもしれない。

 

結論として当方の相場観は、10/5の安値3,558円でさすがに底打ちではないかと思われるが、欧州経済危機が深刻さを増す中での戻りには限界があるだろう。クラッシュすれば更なる安値に落ちる危険性も否定は出来ず、慎重な姿勢はまだ崩せない。

 

 

 

〔ゴム〕

 

今週のゴムの値動き

 

10月限(当限)

前日比

3月限(先限)

前日比

10月3日

294.0

-7.8

302.6

-8.2

10月4日

294.0

0.0

303.0

0.4

10月5日

296.4

2.4

304.4

1.4

10月6日

300.1

3.7

308.2

3.8

10月7日

308.2

8.1

316.1

7.9

 

先週号においては『売られ過ぎの反動はあったとしても、上昇トレンドに変化するのはまだ難しいだろう。戻り売り方針に変化なしである』とコメントした。

今週の相場展開は、300円割れから戻した相場が310円台後半まで上昇。安値からは30円弱戻す展開となった。

○東京ゴム日足

…削除済み…

最高値である535.7円(2/9)→289.5円(9/29)まで246.2円も下げた相場だが、今週は310円台までは戻す展開となった

 

一時は20ポイントまで低下していた相対力指数も、現在は40ポイント近く。売られ過ぎの反動で戻したわけだが、50ポイント辺りまで戻すとまた売り圧力も出て来るだろう。

ただし産地タイは、…中略…

こうなるとさすがに289.5円で底が入った可能性もあるわけで、大勢は戻り売りだが、目先は押し目買いでもOKかもしれない。

 

 なお一代の動きは以下のとおり。

東京ゴム一代の動き

 

 

 

 

 

 

 

始値

 

高値

 

安値

 

現在値

2010年10月

413.0

4月25日

413.6

4月25日

284.0

9月29日

308.2

2011年11月

388.9

5月26日

394.9

6月1日

283.9

9月29日

309.9

2011年12月

353.0

6月27日

394.0

7月27日

286.5

9月29日

312.2

2012年1月

383.8

7月26日

396.5

7月27日

287.5

9月29日

314.1

2012年2月

362.2

8月26日

379.0

8月31日

288.6

9月29日

315.3

2012年3月

318.7

9月27日

325.1

9月28日

289.5

9月29日

316.1

 

当先のサヤは10月限308.2円〜3月限316.1円と7.9円の順ザヤ。順ザヤ幅は縮小した。

 

週末現在の輸入採算価格は、…中略…

産地の集荷量は、1日当り50トン〜80トン台と低水準。

 

国内営業倉庫在庫は9/20現在で654トン増の10,061トン。2旬ぶりの増加であり、久々に1万トンの大台に乗せた。

 

9/23現在の上海ゴム在庫は、…中略…

 

上海ゴム価格は、国慶節で休場であり、週明けからスタートする。ゴム云々の話ではないが、相変わらず国慶節中の中国の消費は堅調だったという。相場には強材料だろう。

 

 結論として当方の相場観は、売られ過ぎの反動で戻した相場である。今後はタイの情勢と、国慶節明けの中国の動向に注意。総合すれば、目先は底が入ったのかもしれない。

 

 

 

〔石油製品〕

 

今週の原油の値動き

 

10月限(当限)

前日比

3月限(先限)

前日比

10月3日

\47,110

-1530

\45,710

 

10月4日

\46,720

-390

\45,340

-370

10月5日

\47,250

530

\45,520

180

10月6日

\47,670

420

\46,260

740

10月7日

\48,790

1120

\47,400

1140

 

まずは原油から…

先週号においては『戻り売り方針の継続である。最大戻しても50,000円台がせいぜいであり、いずれは新安値更新に向かって崩れるとの判断である』とコメントした。

今週の相場展開は、NY原油は74.95ドル(10/4)まで下落して安値更新を果たした後に急反騰。一気に82ドル台まで切り返した。

 

東京原油も44,390円まで急落の後、47,000円台まで3,000円幅の急反騰NY原油と同様の展開となった。

 

NY原油日足(10/6現在)

…削除済み…

10/7のNY市場は、前日比0.39ドル高の82.98ドルでの終了。高値は84.00ドルまであった。

国内換算では200円ほど高いところだが、国内市場は連休。もう一日分の外電がどう入って来るか?

 

チャートでは直近の高値90.52ドル(9/13)→74.95ドル(10/4)まで15.57ドル下げ、そこから10ドル近く戻したわけだ。

8/9の安値75.71ドルを割り込んでからの反騰であり、目先底は打った格好であるが、さてどこまで戻せるか?という状況

 

80ドル台までは戻ってきた相場だが、…中略…

 

なお10/4現在のファンドのポジションは、…中略…

またロンドン原油、ドバイ原油は100ドル台まで戻しており、相変わらずNY原油よりも20ドルほど上ザヤに位置している。

  

○東京原油日足

…削除済み…

直近の高値53,540円(9/8)→44,390円(10/5)までの下げ幅は9,150円。先週の安値からまた2,000円下げ、その後に3,000円戻した。

 

ダメ押しの下げの後に反騰したわけだが、まだ戻っても5万円以上は困難か。

 

 なお一代の動きは以下のとおり。

東京原油一代の動き

 

 

 

 

 

 

 

始値

 

高値

 

安値

 

現在値

2011年10月

\60,480

5月2日

\60,480

5月2日

\46,100

8月9日

\48,790

2011年11月

\56,450

6月1日

\58,130

7月11日

\45,980

10月4日

\48,610

2011年12月

\54,250

7月1日

\58,330

7月11日

\45,210

10月5日

\48,200

2012年1月

\54,590

8月1日

\55,780

8月2日

\44,840

10月5日

\47,890

2012年2月

\52,500

9月1日

\53,540

9月8日

\44,550

10月5日

\47,640

2012年3月

\45,770

10月3日

\47,600

10月7日

\44,390

10月5日

\47,400

 

結論として当方の相場観は、予想通りに新安値更新を果たし、その後は戻した。目先底は打ったかもしれないが、買い相場に転換するほどは強くならないだろう。引き付けての戻り売り狙い。

 

 

今週のガソリンの値動き

 

11月限(当限)

前日比

4月限(先限)

前日比

10月3日

\58,990

-810

\58,730

-1230

10月4日

\59,030

40

\58,360

-370

10月5日

\60,290

1260

\58,490

130

10月6日

\60,600

310

\59,230

740

10月7日

\61,510

910

\60,450

1220

続いてガソリンです…先週号においては『戻り売り方針に変化なし。いずれは新安値更新を果たすものと見ている』とコメントした。

今週の相場展開は、週明けから大きく下げた相場が57,260円(10/5)まで下落。その後は3,000円強戻して6万円台を回復した。

○東京ガソリン日足

…削除済み…

64,740円(9/8)→57,260円(10/5)までの下落は7,480円幅であるが、先物は4月限で旬ザヤとなっているため、55,800円(8/9)の安値までは下がらず。しかし実質的には更新したのと同じで、その後に3,000円戻した。

 

チャートでは73,870円(4/11)が今年の天井なのは確実で、それ以降のもみ合いながらの右肩下がりのトレンドである。戻したが、もうすぐ一目均衡表の雲で抵抗を受けるところであり、戻り売りに変化はないだろう。

今後も55,800円(8/9)が果たして底だったのか?という下げを見なければ、反転は難しいだろう。

 

 一代の推移は、以下のとおり。

東京ガソリン一代の動き

 

 

 

 

 

 

 

始値

 

高値

 

安値

 

現在値

2011年11月

\68,710

4月26日

\71,580

5月6日

\56,020

8月9日

\61,610

2011年12月

\66,150

5月26日

\68,600

7月11日

\55,780

8月9日

\60,890

2012年1月

\61,260

6月27日

\68,700

7月11日

\55,620

8月9日

\59,450

2012年2月

\66,600

7月26日

\66,800

7月27日

\55,500

10月5日

\59,010

2012年3月

\61,280

8月26日

\64,740

9月8日

\55,800

10月5日

\59,130

2012年4月

\58,900

9月26日

\61,580

9月28日

\57,260

10月5日

\60,450

 

10/7現在の業者間転売価格は、…中略…

 

10/1現在のガソリン在庫は、…中略…

 

 結論として当方の相場観は、目先底は打ったかもしれないが、トレンドが変わるほどの上昇には繋がらないだろう。戻り売り方針継続である。

 

 

今週の灯油の値動き

 

11月限(当限)

前日比

4月限(先限)

前日比

10月3日

\60,100

-690

\58,500

-670

10月4日

\60,310

210

\58,110

-390

10月5日

\61,400

1090

\58,330

220

10月6日

\61,750

350

\58,720

390

10月7日

\62,780

1030

\59,800

1080

最後に灯油です…先週号においては『戻り売り方針に変化なし。現物価格や当限価格に比べて逆ザヤなのは当たり前なので、サヤは無視して良いだろう』とコメントした。

今週の相場展開は、57,250円(10/5)まで下落してまた安値更新となるものの、その後は反騰して3,000円ほどの戻り。

○東京灯油日足

…削除済み…

66,710円(9/8)→57,250円(10/5)までの下げ幅は9,460円。そこからはさすがに戻したが、戻ると売られて安値を更新するパターンに変化が出るかどうかはまだ不明。

灯油の場合は先物が不需要期限月であり、季節習性の逆ザヤ相場が続くのは確実。おそらく戻りはまた売られるだろう。

 

 なお一代の推移は、以下のとおり。

東京灯油一代の動き

 

 

 

 

 

 

 

始値

 

高値

 

安値

 

現在値

2011年11月

\74,310

4月26日

\75,470

4月28日

\58,620

9月26日

\62,780

2011年12月

\69,830

5月26日

\72,110

7月11日

\59,680

9月27日

\63,010

2012年1月

\65,090

6月27日

\72,530

7月11日

\60,160

10月5日

\63,110

2012年2月

\69,790

7月26日

\69,840

7月26日

\59,980

10月5日

\62,890

2012年3月

\64,150

8月26日

\66,710

9月8日

\58,670

9月26日

\61,600

2012年4月

\59,490

9月26日

\60,430

9月28日

\57,250

10月5日

\59,800

 

10/7現在の業者間転売価格は、…中略…

 

10/1現在の灯油在庫は、…中略…

 

 結論として当方の相場観は、在庫過剰の状態に変化は無し。今後も戻れば売りを浴びそうで、戻り売り方針に変化なし。

 

 

 

〔その他〕

 

 今週も為替のチャートを3種アップ。

○ドル/円相場日足

…削除済み…

相場は完全に底練りの状態。相場なのだから、いつかは円高も終了して円安トレンドが発生する事もあるのだろうが、今のところそういう傾向もきっかけも何もなし。

 

    ユーロ/円相場日足

…削除済み…

100.74円(10/4)まで円高/ユーロ安が進んだ後、またちょっとは戻してはいる。最近の商品相場の動向は、このユーロが崩れている時には商品も急落ユーロが戻し始めると、商品も戻し始めるという格好になっている

 

    ユーロ/ドル相場日足

…削除済み…

対ユーロでのドル高もまだ続いており、直近ではユーロ/円と同じく10/4がピーク。そこからはユーロが戻しているが、トレンドの変化はまだ無し。

 

円高、ドル高に対しては、日本経済だって良くはない。アメリカなんかひどいものだろう…という意見もあろうが、為替相場というのはあくまでも相対的なもの。どっちがマシなのか?という事しかない

資本主義対共産主義、自民党対民主党などの政治体制にしたってそれは同じ事で、どっちがマシかというだけの話。…中略…

 

 

 

 


 

 このレポートは、私が個人的な判断で書いたものです。

内容の責任はすべて私に帰するものですが、取引に対する利益を保証するものでは在りません。

(当たり前ですが念のため)

 

 

 

 

        ひげの中ちゃん相場情報

                       中田幸一郎

 

        メールアドレス info@higenaka.com

 

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