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商品市況日々雑感:バックナンバー2007年1月〜2007年3月







 相場の方は、アラビカと粗糖のソフト商品だけ安く、原油・石油製品は高騰、貴金属・ゴムも高く、今晩に
米農務省による作付意向面積発表を控える穀物相場も高い状態であり、まずまずの展開である。

 さて本日3月30日をもって、10年間お世話になった岡地を退社致します。諸先輩方には、本当にお世話に
なりました。境さん、稲葉さん、小林さん、金田さん、東さん、山岸さん、丸山さん、安藤さん、大川口さん、
仁井さん、安藤さん、赤坂さん、加瀬さん、森さん、本間さん、お世話になりました。
 当方よりも後に入った方々にも、感謝申し上げます。もちろん、市場課をはじめとしてして内勤の方々にも
お世話になりました。

 もっとも当方は、会社は変わりますが職を変えるわけではないため、個人的には単なる転勤程度の気分です。
学卒で明治物産に入り13年、フルコミになって岡地に入って10年。学生から社会人になるときは緊張もあったし、
明治から岡地に来る時はフルコミという固定給ゼロ・交通費自腹の大転換であったため、不安もあった。
もっとも次の会社でも同じフルコミであるゆえ、今はそこまでの感慨はないな。
 この7年間続けてきたホームページは、もちろんまたそのまま4月からも継続致します。ただし会社を変えると
外務員登録は一度抹消され、新たに登録をし直しますので、当面は営業活動は出来ません。
来週になってから移籍先の会社はお伝えしますが、変わらぬご愛顧をお願い申し上げます。

(3月30日記)



 一時は116円台の円高+株式市場も200円程度安い情勢だったが、終わってみれば為替は117円台回復
であり、株も同時に戻った。当然に事ながら、商品も…というところだが、今日は銘柄によって多少動きが違う
展開である。まあ、それが本来の姿であろうが…

 さて当方の現在の相場観は、基本的にコーヒーのみが売り相場であり、あとはほとんど買い相場であるとの
見方である。相場観は人それぞれのものであるゆえ、そうだと思う人もいれば、何を馬鹿なことを言っているんだ
と思う方もいるだろう。相場なんだから、それで良いのである。全員が高いと思うのならば、どうせストップ高で値は
付かない。全員が安いと思うのならば、どうせストップ安で値は付かないのだ。値が決まると言う事は、高いと思う
人と安いと思う人がいての事であり、儲かると言う事は損してくれる人が居てくれるからの話である。
それゆえ、相場観が違う人には感謝こそすれ、攻撃的になる必要はない。それが大人の対応というもんだ(笑)

(3月29日記)



 まだ後場が始まったばかりなので、引けはどうなるか判らぬが、出掛けるので先にコメントしておこうと思う。

 さて今日は昨日安かった穀物が上昇であり、貴金属・コーヒーが下落である。そして原油・石油製品は高騰
である。目先の動きは別にして、当方は穀物高〜商品全体の上昇を予測しているわけで、売りだと思っている
のはコーヒーだけである。
 その中で原油の動きであるが、今日の立会い前は凄まじい動きであった。イランが米軍を攻撃したとの噂により、
時間外取引で5ドル以上の高騰の68ドル台を記録したのがそれ。ただしその後、米軍・政府ともにそれを否定
したため、すぐに4ドル下げる展開となった。現在は63ドル台後半での動きである。
 正直、最初にこれを見た時は、どうせ配信ミスで値段が違っているのだろう…と思ったほどであった。

 地図を見れば判るとおり、イランのホルムズ海峡は、タンカーの通り道である。一度イランがどこかと交戦状態に
入った場合は、その海峡を封鎖する可能性は大きい。そうなった場合の原油相場は、それこそ簡単に100ドルとか
の大暴騰となる可能性がある…という相場の、予行演習だったのかもしれないな。
 いずれにせよ中東で何かが起きる時は、世界中のマーケットの中で東京が一番最初にスタートする可能性が
高い。かつて湾岸戦争の頃は、日本時間午前8時に空爆が開始され、金相場がいきなりストップ高となった。
しかし戦争開始後すぐに大勢が決したため、その後は下げ始めて、引けには一転してストップ安であった。
そしてその時の高値は、それから10年以上抜く事が無かったわけだ。
 もしも何かが起きるのならば、今度はどうなるのだろう?

(3月28日記)



 東京ガソリン・灯油は10月限が発会となったが、寄付きから下落したことよりも、サヤが順当に灯油の方が高く
なった事に注目したい。寄り付きは40円ほど灯油が高いだけであったが、終値では420円灯油が高かった。
順当ならば2ヵ月後には、灯油の方が2,000円程度高くなるだろう。もっとも半年後の納会時点では、取組次第で
どうなっているか判らんけれども…

 ネット配信をしている関係上、当方のお客さんは北は北海道から南は九州までいる。昨日は北陸で大きな地震
があったわけだが、どこかで何かが起きるたびに、お客さんがどうしたかは心配だ。もしも当方が英語が出来たらば、
きっと世界中の事件で何かあったらと思うんだろうが、残念ながら英語は中学生並みがせいぜいだ。
 学校の勉強で役に立ったと思えるものは少ないが、せめて英語だけはちゃんと出来る様にしておけば良かったな。

(3月26日記)



 ちょっとこのところバタバタしていて、日々雑感の更新が停滞中だ。実を申せば、当方・ひげ中は10年間お世話
になった岡地を、この3月末で退社する。
別に業界を引退するわけでもないし、このHPも継続して行くので、今まで通りのご愛顧をお願いしたいわけだが、
退社するとすぐには外務員免許はとれないため、ちょっとの間だけは「商品先物フルコミッション」の看板に偽りあり!
となってしまう事だけはお許しあれ。
 次に行く会社でもフルコミッションであるが、新たな企画も現在計画中だ。なお岡地に何か不満があるとか、
何らかの問題があったとかではないことだけはご理解願いたい。また次の会社に関しては、正式に4月になって入社
してからのご報告としたい。

 なお相場の方だが、基本的には全部押し目買いだと思っている。売りでも良さそうなのは、コーヒーだけだと思って
いる。ただし上げ相場と言うのは、必ず押しが入るものだ。下げ相場なら一気にドカンと下げて、その後は底値100
日というパターンだろうが、上げ相場はジワジワ上げてドカンと押すが、やっぱりまたジワジワ上げ出すというしつこい
パターンであろうと想定している。

(3月23日記)



 明日は春分の日で休日となるわけであるが、外電から見て原油・石油製品・穀物は意外なほど高く終了
している展開である。ただし当方はこの穀物相場を彼岸底と見ているため、仮に休み明け安かろうがこの後に
上昇相場に転じるものと信じている。

 さて昨日は更新を休んでしまったが、ちょっと個人的にバタバタしている事がある。もうすぐご報告する事となるが、
もうちょっとだけ時間を頂きたい。顧客・メール会員の方はもうご存知であるが…

(3月20日記)



 穀物相場に関しては、例えばコーンであれば高値から3,000円ほどの下落を演じているわけであり、今日も
海外市場安に続いて夜間取引が下落、為替も円高に振れたために一時はストップ安を記録した。しかしハッキリ
言って今は確かに弱材料に過敏に反応する相場であり、全く良い相場展開ではないものの、それでも当方は
下げ相場に転じたとは思っていない。調整局面が終了すれば、29,000円台など天井ではなかったというような
上昇を見せるのだろうと考えているわけだ。
 ただしこれは相場観である。実際にある買いポジションは、当然の事ながらある程度下がればストップロスを
掛けて仕舞うわけだ。要は仕舞うが新規には売らない、また買い場を探すと言う事なのだ。その辺の理屈は、
なぜか相場初心者にはなかなか判ってもらえないみたいだ。彼らは必ずこう言う。「何で上がると思っているのに、
手仕舞い売りをするんだ?」と…まあ何度もやっていれば、判ってもらえると思っているが。

(3月16日記)



 NYダウは一時12,000ドル割れまで下落したものの、そこからは200ドル近く戻して前日比57ドル高。株が
戻れば為替も円安となり、当然商品相場も戻る格好である。かつての商品市場は、株式のヘッジと言われた
時代もあったわけだが、昨日もコメントしたとおりに今は株とともに動く。
 さて今日の戻りで、株も商品も底を打ったのかどうかは、当方には判らぬ。もう一発ドカンと下がるような気も
すれば、為替の円高は止まって戻るような気もするし…判らん時は、判るようになるまでポジションを縮小して
待つしかあるまい。

 昨日、会社にトウキョウ・トレイダー・タイムスの小針さんが見えて、「相場は生きている」という本を頂いた。
著者はもう故人となったが相場記者として有名で、商品市況研究所を設立した岩本巌氏である。かなり昔の
本のはずだが、リメイク版を出したんだな。
読みたい方は、このHPの「相場の本屋さん」からお申し込み下さい。当方にも多少の手数料が入るもんで…(笑)

(3月15日記)



 昨日の会員向けメールには、住宅ローン会社の経営破綻危機をコメントはしていたのであるが、まさかすぐに
現実のものとなるとは思わなかった。昨晩のNYダウは、その材料を受けて200ドル安以上の急落である。
 それを受けた東京株式市場も500円以上の下落であり、為替は一気に116円そこそこまでの円高到来と
なっている。当然すぐの暴落を予期していない当方は、昨日も買わないまでも売ってはいない…(残念!)

 このところの商品市場は、株式相場と全く同じような形で動く。株が安くなれば円高となっているし、何よりも
株も商品もビックプレイヤーがインデックス型ファンドであるという事も大きいのだろう。この株式急落の材料により
例えば穀物相場などが急落する必要性は薄く、ファンダメンタルズでは特に弱いものがあるとも思えないのだが、
シカゴ市場で大量に買っているインデックス型ファンドが、株式の下落を嫌気してコーンも手仕舞い売りしたら、
やっぱり下がってしまうのでないかとの懸念でこうなってしまうわけだ。
 結局は明日も、NY株がどうなるかが商品相場にも最大の材料になりそうなわけであり、商品相場の外務員
なのに株式市場の動向に最大の注意を払わなければならないのは、何だか妙な事ではあるな。

(3月14日記)



 このところの相場展開は、週明けに高いとその後は安い、週明けに安いとその後は高い展開となる事が多く、
昨日はほとんどの銘柄が高かったが、今日は一転して安い銘柄が多い。まだしばらくは、底値探りのもみ合い
なのだろう。

 さて当方は見ていないのだが、昨日のNHK「クローズアップ現代」では、ロコロンドン金取引・為替証拠金取引・
海外先物オプション取引の被害というような番組をやっていたらしい。おそらく相場の事など何も知らない人は、
こちらの正規の商品先物取引との区別は付かないだろうし、また例えついたとしても同じようなものと考えている
人も多いだろうなあ…と感じる次第。
 当方の若い頃には例の有名な豊田商事事件があったのだが、テレコール先でそれは詐欺だぞ!と幾ら口を
すっぱくして言っても、それを信じている人は誰も疑わず、かえって相場の方が危ないんだろう…という風に言われ
た事も思い出す。
 そして事件になった後には、金と一言でも言えば電話をガチャ切りされたもんだ。要は事件前も事件後も、同じ
ような世間の反応で、別に悪徳業者がなくなったから良くなったという感覚はないな。といかかえって、警戒された
だけであった…(苦笑)
 まあそんな風なのも、今では仕方あるまいと思っている。相場で儲けるのは難しいのは事実だし、この業界人も
手数料さえ上がれば良いと思っている人もいれば、取引所も商いさえ出来れば良いと思っている風もあるわけで…
また商社優遇・ファンド優遇で個人投資家は軽視する傾向は、実際ひしひしと感じる。

(3月13日記)



 今日の国内商品市場は、原油・石油製品以外ほぼ全面高の展開で終了。しかしその原油にしても、週末
にNY市場で下げたのはヒーティングオイルの下落が影響したものであり、 これを材料に売るのはどうかと思う。
元々、季節的にもうヒーティングオイルからガソリンへと相場の主力は移る時期であり、OPEC総会を前に大きく
下がるのは危険であろう。案外と今日の安値は、良い買い場だったのではあるまいか?
 なお下がるとするならば、米国とイランの和平が進む事か。まあ実際には戦争しているわけでもないゆえ、和平
というのはちょっとおかしいかもしれんが…

 週刊レポートには書いたが、オムニコと第一商品が来週から新規受託業務停止処分を受ける。監査を受けた
会社は、どこも順繰り順繰りと処分対象となる感じだ。弊社・岡地も昨年5日間の新規受託業務停止処分を
受けたが、同じく同時期に22日間の処分を受けたクレボは外資に買収されて、今は違う名前になっている。
オムニコ16日間、第一商品20日間の処分は、どんな結末となるのだろう?

(3月12日記)



 商品全体として、先週頭の26日(月)に天井を打った相場が、暴落の後に今週頭の5日(月)で底打ちと
なったように見える。そしてその後は、緩やかながらも回復基調というところか。
 このところこの直近2週だけではなく、週明けの動きに逆行するような感じになる事が多いような気がする。
週明けの急騰は結局は売り場であったり、週明けの急落は結局は買い場であったりするということだ。
もちろんそんなパターンが定着するわけではないだろうが、米農務省報告も今晩ある事だし、案外とまた同じ
ようなパターンになってりしてね…?

(3月9日記)


 ここ2日間は一日15時間は寝た。それで風邪はだいぶ治ったが、今度は寝過ぎで腰が痛くなった…(苦笑)
まあそれはともかくとして、寝ている間に株価急落〜円キャリートレードの解消〜商品相場の暴落の流れで来た
相場は、徐々に落ち着きを取り戻したと考えて良いだろう。

 今日の東京株式市場は、後場から急伸して17,000円台を回復。為替も115円台半ばから反発に転じ、
116円台後半まで1円以上の円安である。元々株安と円高で大きく売られた商品相場ゆえ、この動きを好感
して全体的に上がっている。
 昨日ストップ安したコーンも、今日は逆にストップ高近い限月もある状況となっており、大豆はストップ高で、
貴金属相場も上昇である。理想的なパターンとすれば、この辺でもっとストップ高・ストップ安の乱高下を演じ、
皆がどちらに行くのか判らなくなり、だが安値を買って高値を売る逆張りであると気付き、そして最後に逆張りの
売りが掴まるパターンが良い。
 相場は生き物であり、安心買いをする様な時には下がるもの、安心売りをするような時には逆に上がるもの。
そして皆が逆張りだと思い始めたら、どちらかに大きく抜けるものだ。

(3月8日記)



 風邪を引いてしまった… 昨日は後場から帰ったため、日々雑感の更新はしなかった。そして今日は、午後から
出社はしてみたものの、ぼうっとして頭が廻らない。
 そんな状態なので、今日は一言だけコメントを。コーンは昨日の急騰〜今日は一転してストップ安の引けである
が、底値固めに入っている状態であろう。来月の今頃は、もっともっと高くなっているはず。押し目買いである。

(3月7日記)



 今日の商品市場は、ほぼすべての国際商品がストップ安である。付いていないのは、原油くらいのものか…
株式市場も600円近く安いし、為替は115円台半ばまでの強烈な円高である。完全にリスクマネーからの撤退
が続いているような格好である。
 こうなると暴落の原因は何かと、マスコミでは犯人探しが始まる事だろう。市場での暴落と言うものは定期的に
やって来るものだからそんな事をしても仕方ないのだが、誰もが損は人のせいにしたいのが人情。ただし相場を張る
ものは、そんな事をしても仕方ないわけで、暴落前後の2〜3日の兆候はあったのか?逃げるシグナルは出ていた
のか?などという実践的な検証をすべきだろう。過ちを何度も犯さぬためにも…

(3月5日記)



 昔は「アメリカがくしゃみをすると日本は風邪を引く」と言われたものだが、今は「中国がくしゃみをすると世界が
風邪を引く」かのような、連日の株式市場・商品市場の下げとなっている。特にひどいのが金と穀物の急落で
あり、金は週明けから今日のストップ安まで176円安、コーンはまさかの今日のストップ安まで1,880円安の下落
となっている。
 さて結論から言えば、どちらも調整安でしかなかろう。しかしその調整が金で300円であったり、コーンで3,000円
であったりしても、驚かない。調整安の期間も、長ければ3月半ば過ぎまであっても驚かない。
 今買っていない向きは、どこで買うかを考える相場であろうし、残念ながら高値で買ってしまっている向きは、
耐えられるのならば耐えれば良かろうが、値洗いは待ってくれないので計算が立たない向きはストップロスをする
のが良かろうと思う。
 ストップロスは相場観ではなく、値洗いと資金に応じて自動的に行うもの。電気のブレイカーと同じで、いっぺんに
大量の電気を使ったら安全のためブレイカーは落ちるように、建て玉も落ちるのが事故防止なわけである。
ただしこれは、言うは易し行なうは難しであり、自分の身になるとなかなか出来ないけどねえ…

(3月2日記)



 注目の米GDPの改定値は、2006年第4四半期で1月末の速報値の3.5%から大幅下方修正。発表は
事前予想の2.4%よりも若干悪い2.2%と出た。この程度なら昨日の下げで織り込み済みであり、NYダウは
50ドルほどは戻った展開である。
 しかし前日に400ドル下げて、今日の戻りが50ドルでは然程強くも無い。そのため東京市場は円高+株安が
また進行した形であり、商品市場の金も続落する展開となっている。
 ただし一方でプラチナは100円の乱高下をするものの、結局はプラス圏での引けであり、昨日全米石油在庫
の発表のあった原油・石油製品相場も反発。しかしゴムは急落で三尊天井を形成するなど、各個別の商品
ごとに違った動きを演じている。

 そんな中で何よりも荒かったのが穀物相場の動きであり、朝方はシカゴ市場の急反発を受けコーンは400円
以上高かった。しかし後場からは一転して急落となり、昼休みを挟んで一気にそこから500円の下落である。
何があったのかと言っても、特別に材料は無い。1月後半〜2月初めの調整期もそうだったわけで、同じような
パターンをたどるものと想定する。しかし結論として、2月の高値が天井という事はなかろう。

(3月1日記)



 押してくれるのは良い事と考えているうちに、今日は商品・株式・為替ともに大暴落である。貴金属・穀物・
ゴムなど主要商品がストップ安であり、しびれるくらいの下げとなった。
 ただし石油やコーヒー・粗糖は、さすがに換算から見てもストップ安は行き過ぎであり、とりあえずは大きく戻す
事となった。朝方は金や穀物のバリバリのストップ安で売れなかったため、それらをヘッジで売った人も多かったの
であろうが、大体がこんな時に慌ててヘッジ売りなんて事をやると、買っているものは戻らず、売ったものは戻る
パターンとなって、いわゆる股裂きになるもんだ。

 さて中国株の9%にも及ぶ暴落に端を発した株式市場の暴落であるが、NY市場は一時500ドルほどの下げ、
東京市場も700円ほど安い場面があった。225先物で700円安は、1枚で70万円動くわけで恐ろしい展開だ。
朝方はこの辺の上空をヘリコプターが飛んで来たが、ニュースで証券取引所を上空から映してでもいたのかな?
 なお今日のNY株の下げは、史上7番目の暴落であり、同時多発テロ以来の下げ幅だ。しかしかつてのブラック・
マンデーの時などと比べれば、元々12000ドル以上まで上がっていたダウはパーセンテージでは3%の下げでしか
なく、色んな暴落・暴騰を見てきた当方にとっては、そんなに驚くほどの事じゃない。
 米国株の下げは、米耐久財受注額の大幅減少も売り材料となったわけだが、今晩には注目のGDPの発表が
ある。2%台半ばまでの成長低下は織り込まれていると思うが、さすがに1%台まで下がっていればまた暴落する
かもしれない。逆に2%後半〜3%以上あれば、劇的に株価は戻すだろう。為替もそれに準ずると思うし、商品も
明日どうなるかはそれ次第か…

(2月28日記)



 予想通りに昨日買われ過ぎた相場は、今日の全面安の市場となった。押してくれる事は良い事だが、全面安
の翌日は…ということが多いので、出来れば何かは上がって欲しかったが。いずれにせよ今週押してくれれば、
大勢では買い相場の商品市場は3月に更なる期待が持てるだろうと考える次第。

 今日は他に書く事が思いつかない。月曜日から金曜日までは、毎日昼の「前場の概況」のコメントを書いて
メール送信している。夕方はこの日々雑感を書き、土曜日・日曜日は週刊レポートを書いている。
 書く事が本業なわけではなく、日中は顧客にまた相場動向を伝えるのが仕事であり、売買注文を市場に通す
のが本業である。毎日毎日相場のコメントをしても、書きたい事があふれるようにある時もあれば、全く何も思い
付かない事もある。相場が当っているからとか、曲がっているからとか関係なく、バイオリズムのように巡ってくるのが
不思議である。小説家とかなら、さぞ大変なのだろうな。とりあえず相場は毎日動くから、書こうと思えば何かは
書けるけれども…

(2月27日記)



 今日の商品市場の高値は、幾ら何でも買われ過ぎではなかろうか。週明けの全面高が、そのままその週の
動きになるとは限らないだろう。

 さてそうは言っても、商品相場全体が非常に強い事は事実。高いところを売るよりは、安い時に買う方が断然
率が良いような展開である。そんな中で、もしも今週大きく調整が出るとするならば、28日に出る米GDPの数値
が2%台の低成長を示せば…という事になるだろう。そうなれば当面はインフレ懸念も多少低下するかも。
 もちろんそうなるとも限らんが、さすがにここからの高値を買い進むほどの勇気は無い当方は、再度安値で買う
ためにも一度押してもらいたいと考えてる次第。

(2月26日記)



 商品相場は、昨日に続いてほぼ全面高の展開である。昨日よりはストップ高まで買われた銘柄は少ないが、
それでも高い事には変わりは無い。

 さて現在の商品相場は、例えばコーンのように明らかに在庫が少なく、エタノール用需要と言う特需をまかない
切れない懸念があって上がる需要超過型のもの、石油のような地政学的リスクが懸念されて上昇しているもの
などがあるわけだが、 金などのように完全にインフレ懸念という実態の掴みづらいもので上昇しているものもある。
 たまに考えるのだが、インフレならばそれは判る。インフレ懸念とは一体なんであろう?インフレ懸念で商品が
上がれば、それはまた更なるインフレ懸念の増大に繋がるわけで、一体「卵が先か、鶏が先か」の話のようだ。
またファンドなどの投機資金が入るから上がるという論もあるが、それも同じ事で上がっているから資金も入るわけ
であり、下げ始めれば資金は逃げ出すだろう。

 インフレの発生メカニズムも本には色々書いてあるが、実際はインフレを起こそうとしたり、抑えようとしたりしても
無理なわけであり、ハリケーンと同じで判っちゃいるけど人智の及ばぬものの一つなのかもしれない。

(2月23日記)



 為替は121円台への円安であったが、米国市場では多くの商品がインフレ懸念で急騰。消費者物価指数が
高い数値を示したとの事だが、こういう漠然とした懸念で急騰してしまったのは、相場が上に行きたがっていた証拠
なのだろう。
 国内市場で本日ストップ高を記録した銘柄は、金・銀・プラチナ(最終的には解けたが)の貴金属3品、ガソリン・
灯油の石油製品(原油もストップ高近い)、コーン・大豆の穀物商品と広範囲に及んでいる。ゴムだって7円以上
高いし、コーヒーも粗糖も高い全面高である。

 結局インフレ懸念という化け物が出現した商品市場には、まだ投機資金は流れてくるだろうし(国内市場は
そうでないかもしれないが、海外が上がれば採算で上がる)、米国では金利を引き下げられなくなる。
 国内では昨日利上げしたものの、次の利上げは当分先だろうから、結局は金利差は縮まらず円キャリートレード
もそのまま続きそうだ。
 そして国内株式市場は6年9ヶ月ぶりの18,000円台を回復。持てる者はますます富む時代は、まだまだ進む
のだろう。グローバル市場って言うのは、そういう意味だ。

(2月22日記)



 昨日の円高論者を若林英資と書いてしまい、ミスター円と言われた榊原英資と混同してしまった人が居た様で、
どうもすみません。名前の漢字の変換が違っていました。正確には若林栄四(ワカバヤシFXアソシエイツ代表)
です。

 さて今日のモーサテでは、大阪経済大学の教授が(名前は忘れた)、日銀の利上げはないと言っていたが、
本日日銀は政策決定会合において0.25%の追加利上げを決定。これで金利は0.5%になった。
 それが流れた1時過ぎには、一時119円台へ突入し、貴金属などもその円高を受けて急落の展開となったが、
その円高の流れはしばらくすると止まって120円40銭台へ…
 金利が上がったのは昨日の若林氏が正解、ただし円高にならなかったのは今日の教授の正解。まあそんなもの
であるが、専門家と言えども話すことはポジショントークだな。

 一方でゴムは多くの商品が円高で値を削る中、後場に入ってタイでのテロの報が入ると(倉庫が被害を受けた
らしい)安値からまた10円の急騰。しかしその買いの勢いが止まると、今度は一転して売り物を浴びて高値から
14円の下落。若干戻して前日比7.1円安の引けであるが、チャートではWトップは完成した。
 あっちもこっちも良く動く相場であるが、ちょっと動き過ぎて当方は船酔いのような状態だ…

(2月21日記)



 現在の為替相場は、119円80銭どころ。昨日に比べれば若干の円安である。しかし今朝のモーサテでは、
久々に出演した若林英資氏が強烈な円高予測を出していた。それによると、この夏までに1ドル=100円
前後までの円高が進み、最終的には80円に向かって円高となるというもの。
 米国の住宅バブルの終焉は強烈で、米国は金利引下げに動き、一方で日本は年内に4度の利上げを敢行
して、現行の0.25%→1.00%になるとしている。そのためキャリートレードが解消され、円高が大きく進むと判断
しているという。またこれは8年サイクルのドル高相場の終焉なのだとも言っていた。
 さてどうなるやらであるが、明日辺りに日銀がどんな政策決定をするのか?また欧米での見方はどうなのか?
が焦点だろう。

(2月20日記)



 先週末にはストップ安も記録していたコーン相場であるが、3連休前のシカゴ市場は結局、急騰で終了。
早くもラニーニャという天候相場材料が出ている。
 もちろんそんな事を材料にするには早過ぎる感はあるし、本当にそれで今年の収穫に影響が出るのかは判ら
ない。しかしそんな事が大切なのではなく、何かの天候不安が出れば買われるのだという事実が大切だと思う。
 先の米農務省報告では、結局4ドル近辺では価格高騰による需要の低下は起きない事が実証されている
わけであり、天候に対するプレミアムがこの4ドル台にオンされれば、やはり春先には在庫率が低いというファンダ
メンタルズにも後押しされ、5ドル台に舞い上がっているものと考えるわけだ。
 今年の穀物相場は、まだまだ買いでしょ!と考える所以であり、どこが買っただ売っただは、せいぜい次の日
までの話でしかなかろう。

(2月19日記)



 19日(月)の米国市場はプレジデンツデーで休日となるため、今晩の米国市場は3連休前の立会いとなる。
もしかしたらファンドは買っている玉は手仕舞い売りし、売っている玉は買戻しするかもしれないと思ったのかどうか
は判らぬが、ファンドが買っている穀物相場や貴金属相場が下げ、逆にコーヒーや粗糖が上がったのは、その辺
にも理由があるかもしれない。

 今週は週明けが休日だったため、4日間の立会いはあっと間に過ぎ去った感がある。しかし値動きは相変わらず
強烈だ。昨日ストップ安のゴムは今日も道中は急落だったが、終わってみれば前日よりも高い。安値からは10円
以上の戻りなわけだ。敢えてその理由をコメントすれば、移動平均線の25日線に当ったところだから?
 また原油・石油製品相場も結局は急落であり、特にガソリンの当限は上がったのにも関わらず、灯油の先物の
下げが大きい。これも敢えて要因を挙げれば、一昨日まで5,000枚以上買っていたファンド機関店某社が、
昨日は2,000枚売って、今日もおそらく大量に売ったのだろうとしか言えない。
 グローバルスタンダードは、小口の投資家の虐殺ゲームに繋がって行くシステムに他ならないのかもしれない。
その辺の事を、週末のレポートではコメントしてみようかと思っている。

(2月16日記)



 今朝発表されたGDP数値は、年率で4.8%となる力強い経済成長を示した。株は当然高値更新であるが、
為替は早期利上げ観測も台頭して大幅な円高進行となり、一時は119円台に突入した。このコメントを書いて
いる時点ではまた120円台には戻っているが、この急激な円高を受けて今日の商品市場は全面安である。
 しかしこの雑感でいつもコメントしているとおり、全面安の翌日は案外と高いケースは多く、逆に全面高の翌日は
安い事が多いのが商品市場だ。今晩海外で大幅円高が進行しない限り、案外と明日もそうなると思っている。

 ただし久々にストップ安をしたゴム相場は、今後先日の安値272,3円を割り込む下げとなり、その後またこの辺
まで反発してくれて三尊天井を形成してくれれば、非常にわかりやすい天井となる。そういう話を顧客にしたら、
相場だからそうそう自分の都合どおりには行かないけどねえ…と言われた。ごもっともです。
 相場には絶対はない。絶対は無いが、顧客とは大人の付き合いでああだこうだと言えるのが良いわけであり、
そうならないと相場も儲からんだろうし、何よりもやっていて楽しくないわけだ。

(2月15日記)



 今日は商品の話ではなく、株の話を…
 昨日から昨年の高値を更新して来ている日経225先物であるが、今日も続伸で17,700円台に完全に乗って
来ている。明日にGDPの発表があるが、それ次第では案外と18,500円位まで駆け上がる可能性もあるだろう。
現市場では外人のみが買い越しで、その他が売り越しという取組状態も良いのかもしれない。
 さて何故に畑違いの株先の話をするのかといえば、今の225先物市場(特にミニ)には、当方の顧客はもとより
この商品先物経験者が結構多く参加しているようだからだ。特に石油などのザラバは値が飛ぶし、気配値も前より
かなり薄くなってしまっている現状がある。それなら勝手知ったる先物を、板が厚い株先でとなるのも当然だ。

 お客あっての我々外務員は、お客に何をどう儲けさせるか?が第一であり、だからこそフリーターみたいに(笑)
厚生年金も無く、交通費も無くても相場の世界に身を投じているわけだ。それがシステムのせいで儲からんとなった
場合は、防衛しないと生きては行けない。商品も概ね今は思惑通りの展開となっているので、敢えてこんなコメント
をして見ました。

(2月14日記)

 連休明けの石油製品相場は急落。こうなると先週末まで買い上げたファンドの玉が水に浸かる事となるため、
今度はその整理売りが先になるかも…ただし原油は、全米石油在庫の発表で減少していたら、その辺からは
買い場になるかもしれない。

 さて当方が今ずっと強気を継続しているのが、穀物相場である。関門である米農務省報告を終えたが、
コーンは1月発表と全く変わらず。大豆は2000万Buの在庫増である。
 これが意味するところは、コーンはこの4ドル程度の価格でもレーショニング(価格高騰による需要の低下)は
起きていないという事を意味する。現状ではエタノール需要が大幅に減少しない限り、多少の作付け面積増で
も、プラス大豊作であっても在庫は増加しない。レーショニングが見られる水準までは、上昇相場は止まらぬと
見るのが普通であろう。それが4.50ドルで起きるのか?5ドルで起きるのか?それともそこでもまだ起きないのか?
ともかくそれまでは、買いで良いだろう。
 また大豆は買われなくても良い内容ではあったが、コーンの作付け面積増の予測では、対して大豆の作付け
面積は減少するわけだ。こうなると多少内容が悪くても下がらん。通常なら今月は2月崩しと言われる軟調な
展開が予測される月ではあるが、この状況ではコーン・大豆ともに交互に、またスパイラルに上昇を続けると見る
のが妥当だろう。つまりは2月崩しの期待は出来ないだろう。

(2月13日記)



 今日は原油・石油製品と金が急騰。NY原油夜間取引では、ついに60ドル台の大台に乗せた。また金は
昨年5月の高値2,587円を突破する2,592円まで示現しており、20数年ぶりだかの高値をまた更新した。
穀物相場も高く、相場全体が買いムードに包まれている状況である。
 当方としては、昨日でシカゴコーンは調整安を終了してまた上昇波動に入ったと見ているが、問題は今晩の
米農務省報告で何が出るかだ。

 さて原油関連のニュースであるが、イランが日本の原油購入代金約100億ドル(約1兆2000億円)を米ドル
ではなく、ユーロや円に切り替えるように打診しているという。ドルという世界の基軸通貨は、かつて金とのリンク
を失ったわけだが、今度原油とのリンクを失うようだと大変な事が起きるかもしれない。いわゆるドルの暴落である。
当然そうならないように米国は手を打とうとするだろうから、ひょっとしてイランは虎の尾を踏んだのか?それとも
北朝鮮への対応を見て、舐め切ったのか?

(2月9日記)



 NY原油は、在庫が事前予想の増加から減少で発表されたのにも関わらず、1ドル以上の下落となった。
結局は60ドルを付け切れなかった事で、利食いの売りも出たのであろう。相場が材料に反した動きをする事は
良くある事であり、いわゆる「出たら終い」というパターンは良くある。
 しかし国内原油は安値からはだいぶ戻す展開となっており(42,190円→42,700円)、これは夜間取引で0.3ドル
以上戻している事から、何とか理屈は付けられる。

 ただガソリン・灯油が何で安値から1,000円以上戻っているのかを、説明の出来る人はいないだろう。そういう
相場だから…としか言えないのが現状であり、材料よりもファンドやディラーの動きがどうだったかという話になる
わけである。

 またそれ以上の説明不可能なのはゴム相場の動きであり、昨日のストップ高の急騰や、今日の高騰(一時は
9.8円高まで上がって5.4円高の引け)を説明できる人はまずいないだろう。ラッテックスの高騰?洪水?それも
270円台前半まで下がった時点でもすでに入っていた材料であり、上がったからそれだと言うのは、単なる後講釈
でしかない。価格吊り上げ作戦、踏みが完了したから一度下げた…などと言うしかないわけである。

 説明責任というのが大事な世の中だが、我々外務員に今の相場の説明を求められたら非常に困るのが
昨今の相場だ。どの相場も、大体がそんな調子で動いているのだから。
 もちろんそれでめげてるわけではない。曲がりの病気はそのうちに自然と治るものだ。今は穀物は常に買い場
探しを、石油・ゴム・コーヒーは常に売り場探しをしながら相場を見ている。

(2月8日記)



 先週金曜日から売り始めたゴム相場だが、昨日の安値時点では10円ほどの利が乗っていた。しかしそこから
反発に転じた相場は、今日も急騰してストップ高である。ファンドの先物乗り換えの平均買値は285円程度と
考えていたため、ストップロスをそこに入れておいたらあっさり成立である。10円の含み益は、終わってみれば若干
の損切りで終了となってしまった。
 正直、相場が曲がるのはつらい。しかし曲がっても曲がっても次のチャレンジしなければならぬわけで、相場は
曲がったがストップロスを実行する事だけでも続けていれば、また次のチャレンジもできようかと思う次第。
 300円まで上がるなら上がれば良かろう。今更そうだとしても、新規に買いなんぞ入られるか!ここから何かが
あったら100円下げる事はあっても、100円上がる事なぞなかろうと考える次第。5円ずつ5回損切りしても、6回目
で100円取ってやるぞ!と考えるわけだ。

(2月7日記)



 今日もコーン・NON大豆ともに期近は安く、先に行くほど高い状態で終了している。大きく順ザヤが開くと、
どうしても期近を買って先を売るトレードをすれば儲かるのでは?と考えがちになるだろうが、今の相場はそうは
ならないだろう。高いものはなお高く、安いものはなお安くの相場展開と考えている。
 これはガソリン・灯油の石油製品でも同様の動きになっており、こちらも順ザヤは縮小よりはなお拡大すると
考えている。

 為替相場が一時120円10銭台まで円高となったが、引けには30銭台までは戻っている。為替相場での注目
はG7である。欧州諸国は円安に対する懸念を表明するのか?何らかの宣言が盛り込まれるのか?
 今回はドイツのエッセンで9、10両日に開かれるわけだが、国内は10日から3連休である。もしも大幅円高でも
到来したらと考える向きは、それまでに何か売っておかなくてはならないか。
 それにしてもマスコミは、柳沢発言問題なんぞよりも、こういう予測などを記事にして欲しいもんだ。えっ、そんな
記事書ける知識が無いじゃんって?そうだったら解説の逆をやれば儲かりそうだからOKだ。

(2月6日記)



 このところコーン・大豆の穀物相場は、期近が安くて先物が高く、順ザや幅が段々と拡大している。先週末は
その期近がストップ安の急落であり、連れて先物も急落したのであるが、週末のシカゴ市場と今日の夜間取引
の上昇によって、一転しての上昇ではある。しかしやっぱり先物の伸びに対し、期近の上げ幅は限定的であり、
それは特に大豆相場で顕著になっている。

 これがいわゆる国内要因、または内部要因と言われるものである。国内市場では受け渡しに絡むところが少ない
ために、一部の業者の動向によって急騰したり急落したりが常である。
 今年のような面白い相場=穀物の大型上昇相場にも関わらず、どうも一般の人気が付きづらいのは、このような
動きが「穀物相場は難しい」と敬遠させる要因の一つとなっているのではあるまいか?それでもシカゴ市場で急騰
を続ければ「泣く子と地頭には勝てぬ」というように、内部要因なんぞふっ飛ばすようは上昇となるとは思っている。
 しかしシカゴコーンが100万枚以上の取組であるのに対し、東京コーンが僅か13万枚しかないのは、本当はもっと
人気が付いてしかるべきなのを、導入しきれないシステムのせいであると思っている。
 それはザラバなのか板寄せなのかの問題ではなく、シカゴ市場のように取組の中心限月が当限〜2番限の市場に
変われば解決するだろうに…と思っている。

(2月5日記)



 今日は顧客・会員向けに送っている「前場の概況」から抜粋して、載せてみる。

ゴム相場が崩れ始めてきた。
昨日までで6月限〜7月限へのファンドの乗り換えはほぼ終了し、
ファンドの7月限の平均買値は285円程度と推測される。

6月限は245円平均で買っていたとして、285円程度で売り抜けていれば40円の利益。
今度の7月限も40円の利が出るには、325円と昨年の天井と同様の高値が必要で
あるわけだ。

しかしそんなにうまく行くのだろうか?
完全に280円を割り込み始めれば、今度はファンドの投げで急落の事態もないだろうか。

ファンドといえども、ゴムが欲しいわけではなくて値段のみが欲しいわけであり、
買ったものは売らねばならぬのは、我々一般投機家と同じである。
下げ始めた場合に1万枚の敗走売りが出た場合は、凄まじい下げとなると思う。

 これを見て乗ってみるも良し、向かってみるも良しとのスタンスでやっている。今日のところはストップ安で終了で
あり、278.1円まで下落して終わったわけだが、さて来週どう動くかはまた週刊レポートで考えてみる。
 なお今日は満月、明日は節分。人の気の流れはどこに向かっている?

(2月2日記)



 今日から2月であるが、2月は全面高の相場でスタートである。石油から貴金属・ゴム・穀物とすべて高い
相場となっている。このところの相場は日替わりランチのように、高い安いが交互に来るケースも多いゆえ、今日の
相場が高いからと言って、また明日も高いとは限らぬが…

 さてNY原油相場が続伸し、58ドル台まで上昇である。買われた要因はディスティレート在庫の減少と、米国
北東部での寒波の襲来である。もっとも原油とガソリンは事前予想以上に在庫は増加しており、はっきり言えば
このディスティレート在庫の減少だけで買われるの変だ。変でも上がるのは、結局ファンドの買いが入ったためで
あろうし、最近の相場は理屈よりもファンドが買うのか?売るのか?の相場となってしまっている。おかしいと言っても
変わるわけではないので、そういうものだと割り切って今は考えるしかなかろう。
 特に週明けに売って昨日手仕舞いさせられた東京灯油相場は、今日も1,000円ほど高い。米国で寒波が来た
からといって、国内は暖冬で在庫がダブダブなのだから、関係ないやと下がってもおかしくないのだろうが、原油安に
素直に反応してしまうのだからしょうがない。まあ昨日に踏んでおいて良かったと思うしかあるまい。
 ただし明日にでも60ドル辺りに突っかければ、もう一度売り参戦をして見たい気分ではある。

(2月1日記)



 今日で1月もお終いだ。年明けに急落から始まった市場は、その後穀物の急騰、ゴムの急騰、貴金属の上昇、
石油相場の波乱で終了である。
 それにしても今日のNY原油の3ドル高にはぶっ飛んだ。灯油売りの当りは僅か1日天下であり、明智光秀の
3日天下よりもまだ短い…(苦笑)今日の東京は4月中旬並みの暖かさでコートも要らないくらいだが、それでも
NY原油が急騰してはどうにもならない。夜間取引安と円高でストップ高とはならずに終わった市場だが、昨日の
ように何の材料も無い中での上昇は、材料が無いだけに返って怖いわけだ。今晩下げてしまえば、何のこっちゃない
という事になるかもしれないが、怖いからあっさりとおろされてしまった。

 2月もまた大きく動くのだろうねえ…個人的に狙いは決めているが、言うと曲がりそうなのでレポート以外では、
あまりコメントしたくない気分だ。(笑)

(1月31日記)



 昨日の前場までは全面高の展開であったが、今日はほぼ全面安。当方としては灯油が下げてくれて、まあ
今日はよしよしである。

 さて今日の新聞の一面には、従軍慰安婦問題を巡る民間法廷を取り上げたNHKの番組改編訴訟問題で、
東京高裁がNHKに賠償命令を出す判決を出したとでかでか載っていた。これだけを見ると、何だかNHKが政治家
の圧力を受けて番組を改編し、さも悪い事をしたような印象しか受けない。
 だがそもそもこの番組は、市民団体という名を借りた反日極左団体がとんでもないでたらめな民間裁判などと
いうものを勝手に開き、どう見ても国営放送たるNHKが流すには不適切な番組を制作した事が発端ではないか。
それがカットされたと裁判に訴え、今日は勝った!勝った!と大騒ぎである。
 はっきり言うが、従軍慰安婦など居なかった。南京大虐殺など無かった。それをさもあるかのようなものを作る
事自体が、日本人に対する犯罪行為だろうよと思う。全くおかしな世の中だ。

(1月30日記)



 前場は全面高の相場展開であったが、穀物相場は後場から値を消してマイナス圏へと突入である。夜間取引
で伸び悩む中、商社筋の売りで下げてしまった展開である。だからと言って、大勢では何の変化も無いだろうと
思っている。
 個人的には、今日の灯油相場の急騰が良い売り場だったのではないかと考えている。昨年末から1万円以上
下げた相場が、今日の戻りで半値戻し。しかし例年と比べて40%以上多い在庫であるし、2月も平年並み〜
やや高めの気象予測である。反動高は今日で終わっているか、もしくはそれに限りなく近い水準と見る。

 柳沢厚生大臣の「15−50歳の女性の数は決まっている。産む機械、装置の数は決まっているから、機械と
言っては何だけど、あとは一人頭で頑張ってもらうしかない 」との発言が物議をかもし出している。まあ確かに
厚生大臣という立場上は問題がある発言だとは思うが、マスコミ等での騒ぎの方がよほど異常だな。そんなに
目くじらを立てるような話だろうか?男だって結局は、稼いでくる機械としか受け取られていない現状もあるしね。
 そう言えば以前は、会社での歯車になりたくない!とかの話も良くあったが、実際に時計などの歯車なら1つ
欠けても動かなくなるが、実際会社なんぞ一人二人がいなくなっても何にも業務に支障は来たさない。歯車に
なれるくらいなら大したもんだし、この教育費が掛かる時代にいっぱい産める優秀な機械は、その設置環境が
大きく物を言うのだろうな。
 なお個人的には、少子化・人口減など別に良いじゃん…て思う。このままだと数十年後に日本の人口は7000
万人以下になるというものの、昭和の初期はその程度だったんじゃないの?少ない方が食糧問題・環境問題・
住宅問題などにも良いと思うんだけどねえ。 年金問題?どうせ我々40代は無いんだろ!(笑)

(1月29日記)



 南アのプラチナ鉱山において、人種差別に不満を持つ労働者のスト入りが確認されたとのニュースが入っている。
ストに突入したのは19日との事で、何だすでに1週間経っているじゃあないか!価格も100円も下の時じゃないか!
相場の情報というものは、こんなにネットが発達して情報伝達のスピードが上がっているのに、水面下で仕込みが
終わってから謀ったように流れるもんだな。

 さて我が家では新聞を、もう10年以上2紙取っている。一応仕事に使うための日経新聞と、弟が毎日新聞に
勤めている関係で、それを義理で取っている。さすがに2紙あると、あっという間に溜まる古新聞の量が半端では
ない。
今日の南アのニュースではないが、相場の材料は新聞に出たらもう終いであり、情報の中身も正直言えばネット
の方が面白く、あんまり役に立つ事はないというのが実際のところだ。
 ただしこの2紙を比べて思うことは、広告の中身の違いが際立ってきて面白いという事だ。例えば旅行の広告
なども、日経では50万円クラスの豪華海外旅行が多く載っているが、毎日は1万円ポッキリのバス旅行がたくさん
載っていたり…対象読者層をどう考えているのかが顕著で面白い。階層化社会はどんどん進展していると、肌で
感じるな。そんな事を思いながら、色々比べて読むのもまた楽し!である。

(1月26日記)



 ガソリン相場の2月限が納会した。納会値は46,300円まで下がっての終了であり、これにガソリン税の53,800円
をプラスしても100,100円である。リッターでは僅か100円10銭ということだ。もちろんガソリン・スタンドの販売価格
はこれに諸経費や利益をオンしたものとなるため、まさかリッター100円まで下がるわけではないが、それにしても
ずいぶん安くなって終わったものだ。何せこの限月が先物に居た頃は、昨年の8月であり、高値は7万円台であった。
そこからだと24,000円もさげて終わったわけで、1枚=120万円分動いたわけである。
 これは灯油も同様で47,900円まで下げて納会であり、最近ちょっと戻ってきたとはいえ、原油安と暖冬の影響
は凄まじいものだな。

 一方でゴムは263.5円での納会。前回12月限は205円、その前は171円であるから、如何に上げたかが判ろう
ものだ。516枚の受け渡しは、2580トンに上る大受け渡しである。

 為替相場が120円30銭台まで円高となって来ている。今回のG7において、さすがに欧州からこの円安に対し
行き過ぎとの見方が示されるだろうとの材料により、円高となってきたわけだ。そりゃそうだろうねえ…

(1月25日記)



 今日の穀物相場も荒かった。寄り付きは買われ過ぎのコーン430円高、大豆は910円高であったが、これは
前日のシカゴ市場の終値や夜間取引の小幅高から見ても、全くおかしな状況であった。
 そして昼休み中にシカゴ夜間取引は急落に転じ、いきなり5セント以上の下落。それを受けて大暴落に転じた
コーン相違は、前引けから一気に950円安。大豆は1,550円安である。もちろん何があったというわけではなく、
単なる押し目が強烈なだけである。
 その後は若干反発して本日の取引を終了しているが、明日も明後日も乱高下は続くだろう。ただし4月までは
本当の大天井は打たないとの見方に変化なしである。

 さて米ブッシュ大統領が、一般教書演説を行う。その中で相場に関係しそうな話題は、
○石油戦略備蓄を今後20年間で15億バレルまで倍増させる。手始めに春から日量10万バレル程度を開始
する。
○エタノールなど代替燃料の利用拡大と自動車燃料規制の強化により、10年間にガソリン消費の20%削減
を目指す。
○イラクでの対テロ戦争の勝利のためには、2万人超の増派を柱とする作戦で望む。
 決して負けられない戦いと位置づけているようで、教書では明らかにしていないがイランへもそのうち攻め込むと
見るが…さて?

(1月24日記)



 穀物相場は今日も急騰。夜間取引高を受けて、コーンも大豆もストップ高まで買われての終了である。
ともかく現在の相場展開は、夜間取引で3セントあまりも上下すればストップ高・ストップ安まで簡単に動く相場
である。あまり考え過ぎない方が、良い結果になるだろう。

 さて金相場だが、大証において金ETFの上場が認可されるというニュースが出ている。米国市場ではこれで
年金などの資金が流入して上昇したわけだが、ついに国内市場でもこのようなものが出来たわけだ。これですぐに
急騰するのかどうかは判らぬが、今後の材料にはなって来るかもしれない。

(1月23日記)



 換算では安寄りしても良かったコーン相場は、寄り付きは意に反して310円も高く寄り付いた。しかし2節は夜間
取引の急落を受けて、寄付きから一気に610円の下落。しかしそこから反転した相場は、引けにはまた27,110円と
前日比70円高、2節の安値26,740円からは370円の切り返しである。
 値位置の低かった頃は、一ヶ月掛けてやっと500円程度動いていた相場は、今では1時間でそれ以上動く。
目先張りをしようとする向きは、この乱高下では安値売り・高値買いであっという間につかまるだろう。しかし大勢で
張っている分には、どうせ春までは天井を打たぬのだと考えておけばOKだろうと思う次第。

 先週末に阪神大震災の話を書いたが、社民党の衆議院議員・阿部知子が自分のHPにて、自衛隊の出動が
遅れたことに対する批判を載せている。全く呆れたババアである。
 当時の社会党村山首相が、自衛隊の出動を遅らせて被害を大きくした事は周知の事実。ちょっとネットで検索
すれば判る話だ。どの口で自衛隊を批判するのか全く理解に苦しむ。このババアが東大理V卒だというのだから、
これもまた呆れる話だな。

(1月22日記)



 昨日ストップ高まで上昇した穀物相場だが、今日は拡大ストップ安を一時記録して大幅に戻る乱高下の展開。
来週も乱高下しそうな気配だが、シカゴコーンでこの1月の4ドル突破が天井と言うことも無かろう。原油安を見れ
ばエタノール需要を背景にした上昇はだいぶ織り込んだかもしれないが、春に向けての天候プレミアムはまだまだ
だろうと思っている。このところの相場は何でも、上げ始めれば史上最高値とか数十年ぶりの高値とかを記録する
わけであり、いずれはシカゴコーンの5ドル突破はあろうとの見方だ。

 さて相場の話ではないが、今週テレビでは阪神大震災から12年経ったと報道していたが、当方はこの地震の
ほんの数週間前まで被災地である宝塚市に住んでいた。当時は別な会社に在籍していたのだが、年末に突然
の人事異動があって東京に引っ越した途端に、あの大地震が起きたわけだ。もうあれから12年も経ったのか…
 そしてもう一つ今週のニュースで、八尾のバスターミナルからキチガイに子供が投げ落とされた事件もあったわけ
だが、宝塚に引っ越す2年前、東京から転勤で大阪に行ったばかりの頃は、この八尾に住んでいた。見覚えのある
あのバスターミナルであり、あの辺で良く飲んでたなあ…とふと感じた次第。しかし親はやり切れないだろうねえ。
風見しんごの娘の事故もだけど。

(1月19日記)



 今日はほぼ全面高の展開であり、コーン・大豆は夜間取引高を受けて、またまたストップ高の大暴騰。原油も
さすがに反発であるが、灯油の期近3本はそれでもなお安く、昨日までの傾向に変化なしである。

 さて原油安・穀物高の中で、どっちに振れるのかの思っていた金相場が上昇し始めている。2,480円台への上昇
は昨年の8月以来だ。この上昇の要因は、国内では円安の進行が支えとなっており、NY市場ではドルも対ユーロ、
対ポンドなどの欧州通貨に対しドル安となっているため、金に投機資金が入っているものと思われる。対ドルで円安
だと言っても、ドルも別に強いわけではないわけだ。
 そんな中で日銀は、今日の会合で利上げ見送りを宣言。見送り賛成6対反対3で分かれる中、ともかく利上げ
見送りとなったわけだ。これを書いている3時40分現在では、ドル円相場は121円台まで円安が進行している。
 原油が高値から3分の2まで下げて、インフレ懸念など無いのでは?と思っているうちに、穀物・ゴムに続く上昇
相場が静かにスタートしたのかもしれない。

( 1月18日記)



 今日も高いものはなお高く、安いものはなお安くの展開は変わらない。高いものの代表はコーン相場とゴム相場
であり、コーンはシカゴ市場で高値から値を削って入電すると、昨日までの買い一色の市場が嘘のように180円安
の寄り付き。安くなると天井では?と踏めなくなるのが人情であるが、そうすると相場の神様は意地悪なもので、
あっという間に夜間取引高から結局急騰。安値からは600円あまり上昇してしまった。
 ゴムもなお高く、寄り付き後は3円ほど安いところが出たものの、またファンドの買いに上昇してあっという間に安値
から10円以上のアップ。戻り高値の更新である。

 一方で原油はなお下落が続いており、サウジの石油相がOPECの臨時総会開催に否定的なコメントを出し、
50ドルそこそこまでの下落。東京原油は38,000円そこそこ、ガソリン・灯油も急落である。安値からはだいぶ切り
返したものの、安い事には変わりは無い。

 相場である限りは、上げ相場でも押し目はあろうし、下げ相場でも戻りはあるだろう。しかし春までは、この穀物高・
石油安の傾向が続くのだろうと考えている。 ただゴムだけは、どうしても何で高いのか納得はいかんけどね。

(1月17日記)



 シカゴ夜間取引は3時半現在で、コーンは18セント高、大豆は2セント安であるが、東京市場はコーン・大豆
ともにストップ制限拡大でもストップ高張り付きで終了。コーンはこのままの価格で明日入電して来れば、またまた
ストップ高であろう。大豆も本チャン取引では、高騰して入って来るのではあるまいか。
 相場であるゆえ、3連発もストップ高が到来すれば利食い売りで調整安する場面もあるだろうが、そういう場面は
また絶好の買い場となるだろう。大勢では5ドルを目指している相場だろうから、春まで買い続けるのが正解と見る。

 さて上げ続けている穀物相場に対し、暖冬から完全に需給が崩れている石油相場は、戻り待ちに戻り無しの
続落模様だ。高いものはなお高く、安いものはなお安くの展開である。
 ちなみに相対力指数では、この石油相場は30ポイントを完全に割り込み、悪質な下げ相場となっているわけだ
が、穀物はまだ今日70ポイントに乗せた程度で、これが70ポイントオーバーで走る相場になると凄い事になる。

(1月16日記)



 米農務省報告でコーンは、まさかの生産高下方修正。6%台まで落ち込んだ期末在庫はパニックを起こさ
せるに十分な水準であり、このままでは歴史的な高値まで駆け上がる可能性が高いだろう。何せエタノール需要
の増加により、今年の作付面積が大幅増+大豊作になろうとも在庫は増えない可能性があるわけで、5ドル相場
も簡単にクリアする可能性は高い。
 大豆の在庫は十分あるが、コーンの作付面積が増加すればその分大豆が減るわけで、コーンとの比価で考え
ても、こちらも下がるわけにはいかないだろう。
 せっかく原油が昨年の高値から3分の2まで下がったというのに、コーンからエタノールを作る法律を決めてしまった
米国は、原油が下げてもエタノールは増産しないといけない。今更止められないだろうし、これで飼料用とか食用
とかの喰う分がなくなったら笑い話だな。物も食わないで車を動かし続けるようなもんで、チャップリンの映画の要に
なってしまう。

 さて今日の東京市場は、ストップ高張り付き。おそらく明日もストップ高になるだろうし、シカゴ夜間取引でも
上昇する可能性は高く、翌日の外電もシカゴの12日の終わり方を見れば上昇余地はありそうだ。
そうなると、明日のストップ高でもまだ今回の上げは終了しない可能性も十分ありそうだ。

(1月15日記)



 NY原油相場は続落し、一時51ドル台を記録。もっとも夜間取引では反発しているのと、為替が完全に120
円台まで円安が進行している事から、東京市場は寄り付き後は戻った。すでにかなり下げたのだから、自律反
発は妥当だろうが、底打ちしたとまでは言えないだろう。戻ればまた、駄目押しの下げは来そうだ。
 ともかく今年は世界的な暖冬のため、需要が落ち込んでいるのが元凶だ。このような情勢下では、それこそ
戦争でも勃発する以外には、トレンドの変化は無いだろう。もしくはガソリンの需要期を迎えるか、ハリケーンの
シーズンを迎えるかだ。それはまだまだ先の話であるゆえ、今のところ期待は出来ないだろう。
 またOPECがテコ入れに来るかもしれないが、それも効果を上げるかどうかは疑問だ。このような状況下では、
需要が無いから減産するのだと、かえって売りを呼ぶ悪循環に陥る可能性も高いだろう。
 もっともある程度の自律反発は必ずあろうし、いつの間にか下げ相場を先導した灯油のサヤもかなり詰まって
いる。サヤの変化は相場の変化であり、下げ幅の3分の1戻し程度が来ても不思議ではあるまい。

 それにしてもゴム相場は、今日の寄り付き後に戻り高値を取るなど、原油相場が安くても全く関係なく上昇
する相場が続いている。取り組み上では商社機関店の売りに対し、ファンドの買いが目立つ状態であるが、
総取組高は僅か4万7千枚に過ぎない。過去のピークは95年に50万枚という総取組高があったわけであり、
如何に今の市場がいびつになっているかを示すものだ。
 その5万枚弱の取組で、連日3万枚以上の出来高であり、一昨日は実に6万枚以上の出来高であった。
これはディラーによる日計り売買のせいであり、取組高が数百枚程度しかないようなところも、数千枚の売買
を行っている始末。手数料なしの売買が横行するのは、市場をいびつにするだけで、規制すべきだだろう。

(1月12日記)



 NY原油夜間取引は、一時52ドル台まで示現している。東京原油市場は、当然の如くバリバリのストップ安
であり、すべては暖冬のせいで灯油在庫が積み上がっているのが原因だ。国内在庫の発表も本日あったが、
それもこの需要期だというのに10週ぶりの増加を示し、灯油相場の2月限は一時3,000円近い下落である。
それによって灯油相場の全限、ガソリン相場の先3本もストップ安を一時記録したが、さすがに新安値なので、
若干戻して終了したものの、どうもNY原油の50ドル割れを一時示現しなければ納まりは付かなそうな気配!
 中東情勢はイランとイスラエルの衝突が懸念される事態になってきているなど、下手したら原油がふっ飛ぶ材料
も出ているわけだが、ホルムズ海峡封鎖〜原油の大暴騰などは、今の買い方が全部整理されてからかな?

 一方で穀物相場は米農務省報告前に、コーンはストップ高まで買われる大暴騰。原油安とは真逆の相場
となっている。ゴムも相変わらず確りであり、引け値ベースではまた高値更新だ。

(1月11日記)



 昨日ストップ安まで売られた穀物相場は、シカゴ市場の本セッション安にも関わらず円安と夜間取引高を受け
て急反騰に転じている。しかし大勢では買いだと思っていても、昨日のストップ安から寄り付きの期近300円安、
先物は10円高の寄付きでは買いづらい展開であっただろう。このところの相場は、買わせないように、あるいは
売らせないように巧妙に動く。

 一方で昨日ストップ高まで買われたゴム相場は、寄り付きには小安く始まり、後場からまた急騰。一時258円と
このところの戻り高値を更新する急騰となったが、引けには250円そこそこまでまた下がり、長い上ヒゲを引いた。
昨日の相場もそうだが、上下10円以上の値動きは何の材料も無い中でのマネーゲームであり、ザラバ商品は
どれもこれも博打場である。
 何でこのような動きになるのかといえば、取組高の薄い中で日計り専業ディラーの玉のみによって値動きが起き
るためであろう。まあはっきり言って、やり過ぎ以外の何者でもない。我々外務員にとっては、大事なお客さんの
資金を守るだけで精一杯の相場展開だ。

(1月10日記)



 あけまして、おめでとうございます。大発会、翌5日と休みましたので、今年は連休明けの今日からスタートです。

 さて相場の方は、原油の急落から幕を開けた今年の相場だが、本日の原油は若干反発。ガソリン・灯油とも
に安値からの反発となっている。ただし完全に底入れしたかどうかは疑問であり、単なる急落に対する反動高で
ある可能性が高いだろう。

 貴金属は金が急落であるが、連休初日のNY金の下げでストップ安も有り得るか?とされたところからは半分
の下げに留まっている。ただし目先は上がる材料が無く、これも戻りは売られそうな予感がある。
プラチナも金同様に下げており、まだ安値追いであろう。

 穀物相場は買い場探しが本命と見るが、今は昨年末の買い人気の壮大な振るい落しが行われている場面
であろう。コーンも大豆もストップ安であり、ついでにアラビカコーヒーまでストップ安の急落である。

 そんな中で大納会天井を打っただろうと見ていたゴム相場だけは、後場の遅い時間から急騰に切り返し、何と
多くの銘柄がストップ安の中で逆にストップ高まで買われての終了である。
年が変わってもこれでは、全くおめでたくないわな!ディーリング主導の相場展開は、今年も続きそうだ。

(1月9日記)





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