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商品市況日々雑感:バックナンバー2007年7月〜2007年12月
貴金属、石油、穀物、ゴムなどほとんどの商品が、ほぼ今年のあるいは史上最高値で大納会を終了した。圧巻はNON大豆であり、10月限など今日も含めて5連発のストップ高であり、5日間で1万円も水準を切り上げて終ったわけだ。
来年もさらに高値更新をする銘柄が続出するだろう。まだまだ商品相場は、買いの時代が続くだろうと思う。うまくやれば、100万の資金でも1000万、2000万など簡単な動きが続くものと思われる。
今年うまく行った方、うまく行かなかった方も、種銭さえ残っていれば夢はある。現実に300万円からのスタートで、100億稼いだ男も居るわけであるし。
ゆっくり正月を休み、英気を養い、来年の相場に思いをめぐらせ、100万を1000万、500万を5000万、1000万を1億に出来るようにしましょう。来年もまたよろしくお願い致します。皆さん、良いお年を!
(12月28日記)
来年から対面取引では『ロスカット制度』というものが導入される。各社でその運用方法は違うわけだが、委託本証拠金の30%〜50%程度のロスが出た場合には、建て玉を決済するというものだ。委託者保護をうたって取引所が導入するものであるが、果たしてそんなものどうなのか?
例えば金なら、ロスカットを設定した場合には僅か30円程度価格が逆行すれば掛かる。大豆であれば700円程度で掛かるわけだ。そんなもの1時間で掛かってしまうかもしれない。金だって平気で100円は動く場合があるし、大豆なんぞ今日は1節で2,000円の動きだからねえ…(笑)現状の2,100円のストップ制限は、本証拠金100%が毎日変わっている計算だ。
どう考えても、委託本証拠金の50%以下では全く意味をなさない。まさかこんな凄まじい変動のある商品相場において、預かり金の満玉を建てる馬鹿は居ないだろう。毎日倍になるか、あるいは全部無くなるかになるのだから…外務員として、そんな危ない張り方をする顧客なんぞお断りだ。足が出たら、払ってもらえないかもしれないしね。
例えば預かり資金が500万円あるとして、そのうちの30%の損失が計上されたら建て玉は処分する…というシステムであれば有効かもしれない。当方だってそれならば、顧客に薦めるかもしれない。150万円以上マイナスになったら、一度頭を冷やすためにも全部切りましょ!とかね。しかし証拠金の30%の損などナンセンスだし、机の上に委託本証拠金の表と手数料一覧は置いてはあるが、正直言って証拠金が幾ら何て考えた事もない。要は買値から上がっていれば儲けだし、下がっていれば損ということで、それ以外は全く頭の中には無いね。一体誰がこんな『ストップロス制度』などという馬鹿なことを考えたんだ?
(12月27日記)
今年の世相を表す漢字は『偽』である事はみな知っている事だが、例えば赤福にしても不二家にしても、賞味期限切れのものを食べて病気になったなどという話は聞いた事が無い。確かに売れ残り品を新品と同じ価格で買わされるのは腹立たしいし、吉兆などという老舗料亭なら当然料金も高いだろうに、それが偽物だったりすれば、馬鹿!と言いたくなるのも当然だろう。
ただしどう見ても食べられるものなのに、膨大に捨てられてしまう食べ物は、それこそ『もったいない』である。コンビにだろうが、ファースト・フード店だろうが、売れ残り品は廃棄処分だ。50%以下の食料自給率の日本で、おそらく捨てられる食品がゼロになれば格段に自給率は上がるはず。食べる分だけ作れば良いのだが、便利さに慣れた日本人にそれを望むのはもう無理なのか?
そして金融デリバディブ以外は、せいぜい軍需産業しかない米国。つまり博打と喧嘩以外は無いわけで、唯一の輸出品は穀物である農業国。その食料である穀物をエネルギーにしようなどという冒涜国家でもある。世界の人口が増加して行く中で、一体どうなるのだろう?というのが正直なところ。
そして日本は農業を軽視し、中国からの輸入に頼っている現状。日本の賞味期限切れは腹を壊した人すら居ないが、中国の食い物は本当に死んじゃう人が出るくらいのまがい物。あいつらは金のためならば、他人はどうなっても構わない人種だ。
今日も高騰(乱高下もあったが)した穀物相場。誰が考えてもおかしな事が多い現代のひずみは、必ずや何らかの天罰が下るだろうと思う次第。金さえあれば何でも食べられる時代であるが、いずれはお札を持っていても腹は膨れないという時代になるのかも。
(12月26日記)
3連休明けの今日も全面高の展開。米国市場は本日はクリスマスで休日だが、クリスマス前には上昇であり、おそらく基本的にファンド買いの流れは変わりそうも無い。東京市場も、大納会まで駆け上がる公算が高いだろう。このような押し迫った時期は、博打で言えば夜明け前の時間。誰もがハイになり、そして負け組みはどうでも良いや!になってしまうもんだ。そういう中で、買い方・売り方のどっちが負け組みであるかは自明の事。
さてこのクリスマス・イブを含んだ3連休。日本は天皇誕生日だったわけだが、それを祝おうなどと言うムードは皆無であり、都内のホテルは全部ラブホテルと化した事だろう。欧米の人から見れば、何て不謹慎な!という日本の現状かもしれないが、キリスト教徒などほとんど居ない日本じゃ商業主義・ただのお祭り騒ぎになるのは当たり前。でも良いじゃないか、それが日本らしくて…って考えるのはおかしいか?所詮日本人には、一神教など根付かないさ。
(12月25日記)
今日から出社して来ました。やはりインフルエンザで、判定はA型だったので多分流行の『ソ連A型』というヤツでしょう…タミフルを飲めば熱はすぐ下がるのですが、身体はまだだるいですね。子供はタミフルを服用出来ないので、まだ熱が上がったり下がったのようで。
しかしこの2〜3日も、相場は熱狂的な動き。特にNON大豆の急騰〜急落〜また本日の急騰は凄まじく、NON大豆のNONってNONストップの意味だっけ?と思うくらい。明日から3連休で、その後は残すところ3日と半日であるが、このペースでは大納会まで踏み上げ相場が続くのかもしれない。
(12月21日記)
昨日まで高騰を続けていた穀物相場だが、今日は軟調だったところに利食い売りが殺到して、一気にストップ安の展開である。それは良いのだが、どうにも当方の体調が悪い。風邪気味だった子供は、診断の結果インフルエンザと判明。初期症状が全く同じである当方は、おそらく今晩辺りから熱が出るかもしれない。
そういうわけで、もしかしたら何日間か更新できない可能性があります。あらかじめご了承を…
(12月18日記)
今日も穀物相場は急騰。一般大豆は発会した12月限以外、すべて1,400円高のストップ高。NON大豆は先物2本が、2,100円高のストップ高である。そしてコーンも当きりが500円高のストップ高である。
一番上昇の激しいNON大豆は、ちなみに相対力指数だとすでに87ポイント台。12月に入ってからでもすでに1万円ほど上がっているわけで、当然調整安は出るだろうと考えるのが人情。おそらく調整安があった場合は、ストップ安でやって来るだろうと言うのも想像に難くない。しかし皆がそう思っているから、熱狂的な買いも入らないので天井を打ちにくいのだろう。
冷静に考えて上昇のスピードが速すぎるのは確かであるが、そうは言っても大豆相場は先のGSの予測はシカゴベース14.5ドルというとんでもないもの。調整安を望む向きも、皆が大勢ではまだまだ高いだろうと思っているわけであり、下げたら買いたいだけであろう。だとすれば今のうちに買っても、下げた時に投げさせられない配分をしたら同じこと。第一、下げる場合はストップ安で来るのだろうが、ストップ安での調整はどうせ買えない人が多いだろうよ!
(12月17日記)
ジム・ロジャースが来年に向けて穀物相場の買いを推奨しているのは、有名な話だからみんな知っていると思う。そして繰り返しになるが、ゴールドマン・サックスが来年のコーン相場を5.30ドル、大豆を14.50ドルと相当な高値の目標値を示したのも昨日コメントしたとおり。
今日はコーンと一般大豆の納会であったが、大豆に関しては週刊レポートでの解説とするが、コーンは33,510円と一代の高値で終了。安値は昨年12月18日の発会日であり、23,180円が一代安値であった。1年間を振り返ると、春まで上げて夏場には下がり、9月・10月の急騰〜11月の急落を経て、結局は安値から10,330円上がって終わったわけだ。
ここは倍率が100倍の限月ゆえ、昨年の今頃買ってじっと今日まで持っていたら、1枚=100万円の利益となったわけだ。今となってみれば23,000円なんてえらい安い価格だったと感じるわけだが、その前の年はただの1万6,000円台。去年の今頃だって、おそらくもうこんな高い値段なんて買えない!と思っていたはずなのだ。原油の60ドル、70ドルの時だって一緒だろうが…
さて現在シカゴベースでは4.30ドル程度のコーン相場。ゴールドマン・サックスの言うとおりならば、まだ1ドルは上がるわけだ。何たって一昨年にはこちらも2ドルそこそこの相場であり、すでにそれから見れば高いといえば高い。しかしなお30%上がるのならば、国内価格も4万円台になるかもしれない。
もちろん今日終った1月限と同様にこれから1年の間には当然、暴騰もあれば暴落もあるだろう。ゴールドマン・サックスもジム・ロジャースも曲がるかもしれない、とする意見も否定はしない。しかし確実に実績のある相場での勝ち組の言葉であり、当方みたいな貧乏外務員とは言葉とは違った重みがある。
そう考えれば、まずは買う。下げたらなお買う。もっと下がったらじっと我慢で、待っていれば今以上の価格は出る!と考えるのが妥当だろう。誰の意見だろうが、どっちにしろ儲かれば良いわけだ。当方は、そういう意味ではカッコ付ける気は全く無い。
(12月14日記)
欧米の5カ国の中央銀行は、金融市場に400億ドルの大規模な資金供給を行う事を決定。それを好感してNYダウは一時300ドル近く上昇したが、終ってみればマイナス圏に一時落ち込むなど、上げ幅のほとんどを消して終了である。
東京株式市場も後場から更に値を下げ、400円安の終わりだ。過剰流動性の高まった市場は株式市場には資金が流れず、商品市場に流れ込んでいる模様。考えてみればバブルの頃は、株が3万8000円だとか、不動産が急騰だとの中で、商品市場は全く蚊帳の外であった。今回の過剰流動性が、株はダメ、不動産はダメでも、インフレを巻き起こして商品相場の更なる高騰に繋がっても、それは不思議ではあるまい。
そんな中で昨晩のNY原油相場は5ドル近い大暴騰。東京市場の換算だと4,000円近い上昇であり、石油製品もストップ高での終了である。ゴールドマン・サックスは、来年の原油価格を平均で95ドルと予測。来年末には105ドルになってもおかしくないとしている。平均がそれなら、70ドルがあったら130ドルもあるということだ。
さらに同社の予測で凄まじいのが、穀物価格の強気の見通し。コーンは5.30ドル、大豆で14.50ドルとコメントしている。その影響もあるのかどうか、納会を控えた本日の一般大豆の上昇は凄まじく、期近で何と5,030円高である。売り方はほぼ全滅であろうが、それでもまだコーンは4.30ドル、大豆は11.55ドルが現在のシカゴ相場。GSの言う高値まではまだまだ遠い。
この状況では、相対力指数など異常に上昇しているゆえ短期的に下げを狙う!などというよりは、仮にそうした下げが出ても難平買いをする資金配分を考えて、目先天井だろうが何だろうが買った方がマシである。
(12月13日記)
FOMCは金利を0.25%引き下げ4.25%にしたわけだが、NY株は織り込み済みで300ドル近い急落。最近の株安は円高に繋がるため、為替も1円あまり円高が進んで商品市況は軟調。もっとも日本株は安値から戻しているし、為替も然程の円高ではない。金の下げもさほどでは無かったし、今のところ押し目以上に弱くなった印象は無い。
すでに来年は更に米金利は引き下げられて行くと考えられており、来年末までには段階的に3.00%程度まで引き下げられると見られている。金利の低下が商品相場に弱材料になるはずもなく、やはり大勢観では強気というしかなかろう。
さてジム・ロジャースも買うならば穀物と言っている環境の中で、さすがにそうは言っても今日は円高・夜間取引安で下がるかと思われたNON大豆は、まるで糸の切れた凧のように舞い上がっている。農務省報告での在庫率引き下げも、強気に支援している事は間違いないが、12月中から凧揚げとはちょっと早くないか?
最近の動きは激しい商品相場であるが、相場の魅力はすぐに結果が出ること。このところ問題になっている消えた年金問題は、厚生労働大臣が逆ギレしてニュースになっているが、そんな昔の事なんぞ誰も判らんわな。払っても貰えないのは馬鹿馬鹿しい限りだが、どうせ貰っても払わないで貰う生活保護より少ないのが現実でもある。すぐに結果が出ないから、無責任で最後はこうなるわけだ。
しかしマスゾエ大臣の対応も悪いだろうが、それで自民党を批判する民主党も如何なものか?元々は社保庁の労働組合がサボタージュした事が原因だし、それを支持母体としている民主が文句を言う権利があるのだろうか?所詮はどれもこれも、単なる政争のネタでしかない。
(12月12日記)
ガソリン・灯油だけは上がらなかったが、他は貴金属からゴム、穀物に至るまでみな高い。珍しくチャートで11月の高値を抜いたアラビカコーヒーまでストップ高の上昇である。基本的に商品相場の上昇基調は、全く変わっていない図式である。もっとも一般大豆とNON大豆のサヤは、さすがに詰まり始めた。
さて今晩はFOMCがある。米国の金利0.25%の追加利下げは既定路線であり、それどころか市場は来年1月の利下げまでも織り込んでいると思われる。問題は経済見通し等の発言であり、どんなコメントになるかの方に注目が集まっている。好感して株価急騰〜原油価格も上昇するのか?それとも逆になるのか?
それはさておき、明日から忘年会の連荘だ。皆さんもそろそろそんな時期ではあるまいか?酒は嫌いな方ではないが、さすがに回数が重なるのは大変だ。健康には気を付けて下さい。
(12月11日記)
穀物相場がかなり過熱してきている。特にNON大豆は、一般大豆よりも1万円以上高くなり、相対力指数も80ポイント台である。まだまだ大勢では強い相場であろうが、目先はそろそろ振るい落しが来てもおかしくないが…
さて今週は、明日にFRBの発表があり、12日に農務省報告。週末の14日は、一般大豆とコーンの納会である。 また貴金属は来週18日に納会、NON大豆は19日に納会、ゴムは20日に納会、ガソリン・灯油は連休明けの25日である。
大納会が28日(金)となるため、若干早い銘柄が多い。 ついでに年明けは、4日(金)が大発会で午前中のみの取引。そして7日(月)からは、東工取の銘柄は5時半までの立会だ。長いなあ… ディラーも一般投資家も、そんなに長く集中力が切れないで出来るだろうか?私?多分最初は5時半まで居るだろうけど、動きそうもない時は早く帰ります。24時間取引?それはやりません。人間は夜寝ないと、病気になります。
(12月10日記)
安値で85ドル台まで下げていたNY原油は、一転して急騰の90ドル台回復。昨日の下げも意外ではあったが、今日の上げはまさかの上げ。相場には下り坂、上り坂と魔坂(まさか)があるというが、まさにそんな展開である。
原油が下げれば皆下がると昨日コメントしたが、原油が上げたのだから皆上がった。特にNON大豆はストップ高まで駆け上がった限月もあり、このまま上がり続ければ『豆腐がクジラになる日』何ていうベストセラー本が出るかもしれないな。あんなに昔は安かったクジラは、今は獲れないから高級品だからね。
明日はセントラルでのセミナーです。ご来場をお待ちしております。実践的なものにしようと考えておりますので、きっと(多分)面白いものになるはず。
(12月7日記)
OPEC総会では、増産見送りを決定した。少なくとも20万バレル程度はお義理で増産すると思っていたのだが、結果的に『現在の価格高騰は需給逼迫ではなく、投機によるものだ』との判断に傾いた模様。
この決定を受けて88ドル台のNY原油相場は、一時的に90ドル台(Wトップのネックライン)まで上昇したものの、終わってみれば87ドル台での終了。今日の夜間取引では86ドル台まで下落している。
この強材料で上がらなかったわけで、買い方にとってはまさか!の展開だろう。例えば東京ガソリンでも、昨日まで5日連続の陽線で買い方はOPEC総会後の急騰を思い描いていたはず。しかしこの下げによって、完全に2階に登ってはしごを外された状態であろう。最近の相場は何かが上がれば皆上がる、何かが下がれば皆下がる展開が多く、今後しばらくは下値を下がる展開になったと思われる。
もっとも今年2007年に99ドル台を記録した相場、2006年は79ドル、2005年は70ドル、2004年は55ドル、2003年は39ドル、2002年は31ドルが高値だった。ともかく2003年という僅か4年前よりも以前は、30ドル台でも異常に高いと思われていたわけだ。石油というエネルギーに変わるものが発明されない限り、幾ら下げても、またその時代に戻るとは思えん。目先は弱いと思っているが、そういう相場であるとは思っている。
(12月6日記)
今晩のOPEC総会では、新米的なペルシャ湾岸の主要国は増産に賛成だが、ベネズエラ・イランなど反米的な国々は増産には反対。今のところの予想では20万〜30万バレル程度の小幅増産で双方の顔を立てる可能性が高そう。高値から10ドル以上下げている事でもあるし、そういう選択肢は有りだろう。
仮にそう決まったとして、また原油相場の上昇が始まるのか?それともまだ調整局面が続くのか?は市場のムード次第かもしれない。ただし東京ガソリンなどを見ていると、今日で5日連続陽線。そしていずれも安値から1,000円幅の大きな切り返しであり、相場が崩れてしまったという感じはないな。
また金も60円高の急騰、プラチナもW底チャート、コーンも高く、NON大豆はまた高値更新である。値位置が値位置なだけに、ちょっと下がれば天井か!という声が大きくなるのだが、今のところ下げた場面は全部押し目になっているだけだ。
さて12月8日(土)の14時より、弊社・東京本社にて『商品投資セミナー』が行われます。第1部『ディーリング最前線ー現役ディラーが語る実践的売買手法』、第2部『相場勉強会』…これには当方も出ます。第3部『坂本会長を囲んで茶話会』となっております。
限定50人ですが、若干名空きがありますので、是非お見えになったら如何?
(12月5日記)
現状でのNY原油のチャートは、すでに先週末に90ドルを割り込んだたためWトップが完成している。それゆえ格好は悪いチャートなのであるが、昨日は安値で87ドルそこそこまで下げたところで一目均衡表では雲にぶつかって反騰。高値からすでに10%以上下げたため、明日に行われるOPEC総会での増産見送りの可能性も取り沙汰され、さてWトップが壮大なダマシなのか?それともOPEC総会後に急落するのか?どうも判然としない。
ただ一つ言える事は、このまま原油価格が昔の価格のように下げる事は無いだろうと言うことのみ。僅か5年前までは、40ドルでも高いと思われていたわけだが、幾ら下げたってエネルギー革命でも起きない限りは無理というもの。
対して東京ガソリンは、NY原油とは違ってまだWトップは完成していない。72,150円を割り込むと完成なのだが、昨日も安値72,400円から急反騰。今日も安値から1,400円も戻って74,390円の終りである。なぜ下がらんのかと言われても困るが、Wトップを打っているNY原油とは違うと言う事だ。
なお東工取には久々の良いニュースがあり、それは新日本石油が大手元売としては初めて会員参加する事。どんどんそういう企業が参加してくれれば、取引所のみならず我々もうれしい。まあコミッションの当方のところに注文が来るわけじゃないけどね…(苦笑)
(12月4日記)
本日の市場は、コーン・大豆が期近から急騰。思った以上の上げであり、順ザヤからあっという間に同ザヤへの変化でもある。一方で海外で下落していた原油や石油製品も安値から急反騰であり、金も思った以上に強い展開。逆にゴムだけは、暴落だけれども…
さて来年1月から東工取のザラバ商品(貴金属・石油・ゴム)は、17時半まで立会時間が延長となる。その後23時まで更に延長し、最終的には24時間取引となるようだ。それに伴い、追証制度もストップロスに変更になるような事を聞いた。何だか良し悪しがありそうな内容を聞いているが、おいおいそれはまたコメントしてみたい。
17時半までやるのは決まった事だろうから仕方ないが、せめて今までどおり15時半で区切り、その後4時から立会いを再開でその計算は翌日に廻すシステムを望みたいところ。17時半にならないと追証かどうかも判らんわけで、ちょっとやりにくいのではないかというのが正直なところ。ましてや延長した分だけ商いが弾んでくれれば良いが、そうじゃなければ労働時間だけ長くなって時給が下がるわな…(笑)もっとも当方などのフルコミは給与所得者じゃないけど。
(12月3日記)
NON大豆は期近がストップ高で終了であり、期近から急反発である。昨日のように一般大豆がストップ高の日に暴落で、逆にシカゴ夜間取引が安く一般大豆の高い日にこれでは、全くただの博打である。そういう銘柄もあって悪いとは言わないが、22万枚という取組を誇る現在の一番の商品がこれでは困る。このような状態で一体国内商品取引所の価格が、何の指標になると言うのだろう?
こういう異常な状況を回避するためには、商社・当業者も含めてヘッジが出来る期近に取組を集めなければならない。幾らお題目で当業者の参加を呼びかけても、中心市場が来年の10月の価格ではヘッジなんぞ出来ないだろう。ファンドだって機関投資家だって、相手が居なければ玉は出せないわけであり、先物にしか玉は入れないわけだ。
解決策は期近の証拠金を下げて、先物はそれの数倍にしてしまう事。ついでに先物は手数料も上げてしまっても良いだろう。ともかく市場として、強制的に取組を期近に持ってくる工夫をするべきなのだ。一般投資家だってすでに取引をやっている人は実感として判っていると思うが、どうせ建て玉なんぞ因果玉意外は1ヶ月以内に利食いしてしまうものだ。最近のような相場なら、1週間も持っていれば長い方だろう。1ヶ月勝負の方が、曲がった時も引かされが少なくて良いだろう。
それに期近中心の市場になれば、当業者の参加だけではなくオプション取引も設定しやすい。ヘッジはそれで可能だし、ついでに日経225のようにスパン証拠金制度も取り入れれば両建てなら証拠金要らずだ。乗り換えて数量を割安にしたら、納会前に次の限月に移れば良いわけだ。
何で取引時間の延長などという愚にもつかぬ策しか思いつかないのか?商品市場発展のためには、米国の状況、日経225ミニの状況を見ればわかりやすいだろう。流動性の低い市場の抜本的な改革は、取組を期近限月に持ってくるしかない。
(11月30日記)
NYダウが330ドル高の大暴騰。ものの見事に金融株が反騰に転じたわけだが、単に米国が楽観的なのか?それとも本当に一昨日のアブダビ投資庁のニュースは好材料なのか?おそらくもっと時間が経たないと判らんのだろうが、ともかくそれで為替も一気に円安へ。週の始めには105円台も…としていたものが、110円台に戻っている。
それを受けた商品市場は、貴金属・コーン・一般大豆が急騰。原油はNYでは4ドル近い暴落であったが、東京では製品も含めて上昇で終了。唯一大きく下げたのは、NON大豆の中物限月。一般大豆が1,000円高のストップ高なのに、NON大豆は逆に1,500円安のストップ安である。これは1万円以上も一般大豆よりも割高に買われた事の訂正相場となっているわけだが、それにしても同じ大豆でシカゴ高・円安の追い風が吹く中でのNON大豆のストップ安は、相場は相場に聞けとは言うものの一般には判りにくい展開だろう。ある程度サヤが詰まれば、今度は逆の現象も起きるのだろうし、正直言えばちょっとやり過ぎだろ!と言いたくなる。
このNON大豆に限らず、今日のプラチナは他の限月が軒並み60円高程度で寄り付く中、4月限のみが前日比変わらずでの寄り付き。どうしてそうなったのかは正確には把握できないが、寄り付きの出来高81枚という中で成行売り注文が値を消したのだろう。もちろんその後はすぐに戻るわけだが、プラチナまでも先物以外はこんなに出来高が細ってしまっている証拠。
このような状態の中で、来年1月から5時半まで2時間延長の意味は果たしてあるのか?ましてや24時間取引など何のためにやるのか?あるディラーは、どうせ24時間取引になって夜中にやらなきゃいけないなら、直接NY市場でやると言っていた。もっとも今でのボリュームの無い東京市場では注文が入らないから、実際に向こうでやってるんだが。おそらく実際に取引もした事の無いお偉いさんが決めて24時間化になれば、日本市場は活性化するどころか米国市場に飲み込まれて無くなるだろう。
(11月29日記)
アブダビ投資庁の米シティへの出資は、金利11%という高金利。米国じゃこれが普通なのかどうかは判らんが、日本の感覚からすればちょっとまずいんじゃないの?という金利である事は確か。米株価は戻ったものの、今日の日本株の戻りの悪さがそれを実証しているかもしれない。
そして商品は全面安の展開。きっかけはOPEC総会で75万バレルの増産があるかも…というところから、原油が3ドル以上の急落となった事が挙げられるが、ハッキリ言って単なる押しではあろう。しかし押しとは言っても、10%下げれば10ドルの下落、そして下がれば追証も掛かるしチャートも悪化する。目先は投げ先行になる可能性も高いし、プラチナなども引け値ベースでは安値更新で終わった格好は良くない。なかなか簡単に取らせてくれないのが、今の買い相場である。
(11月28日記)
107円台前半まで大幅に円高が進んだ市場は、株も安けりゃ商品も全面安…さあて、いよいよ105円台に向って円高が始まるか!と思ったのも前場まで。昼休みの30分間で昨日と変わらない108円台半ばまでの大幅円安到来である。もちろん株もプラスサイドまで戻り、商品も安値から大きく切り返す銘柄が続出。伊藤さんが売ったコーンだけはストップ安のままだったが…
さてこの昼の突発円安は、アブダビの政府系ファンドが米シティに総額8000億円の出資を決定した報を受けてのもの。これでサブプライム問題の解決になるとまでは言わぬものの、少なくとも好感材料であった訳で、今日240ドルも下がった米国株式市場の反発〜円安の思惑となったわけだ。さすがに米銀は、日本の銀行と違ってやる事が派手だな。まるで本宮ひろしのマンガの『俺の空』か『サラリーマン金太郎』の世界のようだ…(笑)
(11月27日記)
今日の商品市場もほぼ全面高。特にNON大豆はストップ高であり、シカゴ市場でも高値更新中。ガソリンのみ川下の販売不振で12月の卸値は上昇しないだろうとの見方で10時半過ぎから大きく値を消したが、だから今後は下げて行くのだ!というまでのトレンドではあるまい。所詮は原油価格が反転に転じない限り、弱く見せていても後でまとめて上がる場合だって有り得る。
さて今朝のビジネスサテライトでは、円高は今週中に105円台は必至。年末までには102円台も有り得るとのコメントが多かった。そう言いながら今日の為替は、108円台まで戻って株式市場も大幅高だったが。しかし為替は円高トレンドであり、多くのアナリストが言うとおり円高になるのだろうと当方も思う。ただし対ユーロでは大きな円高にはなっておらず、ドル・ユーロは相変わらずドル売りトレンド。これが変わらない限り商品の買いトレンドは変わらないだろうし、もしも円高になって東京市場のみが下落してくれれば、そこは絶好の買い場になるように思う。
ともかく今のドルは、何らドル高になる要素はない。では日本円はどうなのかといえば、チャイナもロシアも中東もドル建て債券だけではなくある程度ユーロに切り換えている中、日本のみは相変わらず米国債への一極集中。ドルの信認が崩れつつある中で円にも良い事があるとは思えず、確かにドルに対しては円高が進むかもしれないが、最終的にはドルとともに安くなって行くのではあるまいか?だから一時的な円高局面にこそ、商品の買い場は来ると思うわけだ。早く来い来い105円台!
(11月26日記)
今日の日経新聞朝刊に、現在のドル安・株安・原油高の図式をわかりやすく図解でコメントしている記事があった。また世界の各種市場の規模も、図解で判りやすかった。
さてそれによると、住宅価格の下落〜サブプライム問題が発生し、金融機関の損失・ファンドの損失〜信用収縮〜リスク資産の引き揚げ〜米株安の流れ。もう一つはサブプライム問題〜米金利低下〜ドル安〜原油高〜輸出企業の収益悪化懸念〜日本株安の流れ。道中、リスク資産の引き揚げ〜円キャリートレードの巻き返し〜ドル安・円高のの流れも併記。
おそらく12月にはFRBがまた金利を引き下げ、株安に歯止めを掛けようとする政策を取るではあろう。しかしまたそれがドル安〜原油高に繋がる恐れは大きいし、一時的に株価が戻っても2月に世界的な巨大銀行倒産説がかなりの信憑性を持って語られている。そこが株安の駄目押しの場面ではなかろうか?
また世界の各種市場の規模については、日本の株式市場で500兆円、世界の株式市場合計で7200兆円。そして日本の債券市場で920兆円、世界の債券市場だと5500兆円。店頭デリバティブの想定元本合計では何と4京9300兆円になるそうで…
一体ドレくらいの規模なのか?にわかに想像がつかない。
対して商品市場の方は、金の先物市場で4.5兆円、これまで産出した金の総額で450兆円。原油の先物市場ですら14兆円しかない。14兆なんて単位もホントは全く想像がつかないが、株式市場の7200兆円に比べて微々たるものだし、5京円に比べれば全く屁みたいなもんだ。これじゃちょっと資金が流れ込んだだけでも、商品市場が高騰するのは良く判る。
さて世界に一体幾らのマネーがあるのか判らんが、元々はドルはゴールドとリンクしていたわけであり、日本でもお金と金(きん)は同じ文字。通貨単位は円であるが、確かに江戸時代は小判という金が流通していたわけだ。現在では単なる紙切れである紙幣がどこでも流通しているわけだが、ゴールドだけで考えれば世界のマネーは450兆円で良いはず。それが5京円のデリバティブって何だ?
そういえば日本の不動産バブルの頃は、日本の土地価格をトータルすると米国が2個買えるとかまでなった記憶がある。結局その後暴落したわけだが、その時分は日本の土地の生産性ではそれでもOKなのだとか、色々言われたもんだ。だが日本を売ってアメリカと取り替える何て出来るはずもなく、結局は暴落したわけだ。
今のマネー、ドルの下落はひょっとしたら、砂上の楼閣ではなかろうかと考えるのは、果たして当方の気にし過ぎであろうか?
(11月22日記)
NY原油が夜間取引において、ついに99ドル台を記録。もうちょっと上がれば100ドル台である。一体幾らまで上がるのなど神のみぞ知る話だが、インフレ率などを考えれば120ドル〜130ドルまでは上がってもおかしくないと言うのが前々からのアナリストの意見。まあ100ドルを突破すれば、一度は達成感から下げるとは思うが、130ドルの原油なんて事になったら一体ガソリン代は幾らになるんだろう?
しかしそうは言っても、昨日は株式市場の急騰〜円安〜商品市場の急騰が演じられた後場であったが、今日は逆に株式市場の急落〜円高〜後場の急落である。東京ガソリン相場は後場すぐに77,250円の高値(前日比2,520円高)を記録した後、今度は一転して下げて76,230円(高値から1,020円安)を記録した。
昨日も1,000円下げた後に1,800円上げたのだが、今日も更に2,500円上げて1,000円下げたわけだ。原油相場100ドル台なんて事になれば、1%の動きで1ドルの上下なのだから、おそらく5ドル程度の変動は当たり前に動くんだろうな。そうなるとガソリン相場も、上下4,000円動く日何ていうのも出てくるのだろう。
動けばチャンスはある…それは事実だ。しかし動き過ぎれば、結局はそれに対応の出来ない個人投機家は、故人投機家になってしまうかもしれない。例えばガソリン相場はもっと高いだろうと予測しても、一日で1枚=数千円の損×50倍が出るかもしれないとなれば、そうそう簡単に手は出しづらくなる。終わった時点ではそこそこの出来高はあるが、寄り付き〜場中を通して出来高は死んでいるし、板も薄いので簡単に値が跳ねる。取引時間が延長されれば、なおこの傾向が大きくなるんだろうねえ。
(11月21日記)
昨日のNHKスペシャルについての話は、また今度じっくりコメントしてみる。エタノールの問題点についてもだ。まあざっくりとした印象としては、日本の食糧自給率を上げなければ、そのうち大変な事になるのだろうということだろうが…
さて今日の商品市場だが、株式市場と為替市場の動きと同じ。株が急落して大きく売られた貴金属や石油・ゴムは、株の反騰とともに2時頃から大きく上昇を開始したわけだ。例えばガソリンは、74,250円から73,060円まで1,000円以上まず下げ、そこから反騰して74,930円の高値を記録。1,800円以上上がったわけだ。延べで2,800円動いたわけであり、前場は売り売り!後場は買い買い!でやれば、2,000円取ったとしても1枚で10万円の値動きである。
まあ動くのは良しとしよう。ただし来年からはこの動きが5時半まで2時間延長となるわけだし、そのうちに24時間取引にもなるという。昨日のNHKスペシャルのファンドのおじさんのように出来るのなら別だが、いちいち顧客に確認を取って売買するなんぞ、まあ実質不可能になるだろうなあ… 大体が電話しているうちに、価格が飛んでしまうゆえ。
(11月20日記)
今晩22時からNHKスペシャルにて、『バイオエタノールの需要増加や中国、インドなどの消費拡大によって高騰を続ける穀物市場の現状を追う。』と題した番組が放映されるらしい。またファンドが大量に買っているなどという話題もするのだろう…
そういえばOPEC首脳会議において、原油が高いのは投機マネーのせいであり、需要は満たしているとの見解を発表したのが昨日。ごもっともなのだが、その投機マネーは元はと言えば原油高で儲けた自分達のお金の事であり、何とも釈然としない思いはある。投機マネーとは言うものの、市場というものは投機が無ければヘッジも出来ず必要なものではあるが、ヘッジファンドやインデックスファンドは商品市場には大き過ぎるクジラである。池の中で暴れ過ぎれば、水は無くなって池自体がなくなってしまう。この世は矛盾だらけであると、つくづく感じる次第。
さて大きく揺れ動いている相場世界であるが、個人投機家というのは素晴らしい存在であると思っている。日本人の中には投機というのは悪であり、たとえ儲けても『濡れ手に粟』のいかがわしい行為であると考えている人も居るだろうが、実は『投機』とは禅の用語であるとの説がある。詳しくは週刊レポートのの9月9日号に書いているので、上記の◆商品市況展望公開版より入って、是非ご覧あれ!
(11月19日記)
相場は動かなければ儲けも無ければ損も無いわけであるが、動き過ぎると取りにくいものだ。大概の人は大きく動いた方が儲かると考えるかもしれないが、案外とそういうもんじゃないというのはやっている人は判る話。今日も本当に良く動いてくれました。大豆以外は、大体の商品が大崩れだ。
一手違うと全く値洗いが昨日とは違うわけであり、さすがにこのような相場展開は疲れる。コメントは週末のレポートでするゆえ、まあ大体がどこで買うかの相場であることだけは間違いなかろう。
(11月16日記)
ジム・ロジャースは最新のインタビューで、商品については強気を維持し、「今後5、10、15年に富が築けるのは商品だろう。現在の上昇相場は2014−22年ごろまで続くだろう」と語った。また、「貴金属よりも農産物が高リターンだと思う」と述べたという。
相場は毎節毎節、どこが買っただどこが売っただ、あるいは天候がどうした為替がどうしたなど、上がったり下がったりの繰り返しではある。しかし実際に成功を収めている人の意見は素直に聞いておいて間違いはなかろう。そういう観点から言えば、押したら買いで戦略を組み立てておけばいいんじゃないかな?
(11月15日記)
プラチナ相場は急反騰して、5,000円の大台を回復。J・マッセイ社の需給報告では8.2トンの供給不足とされ、今後半年間の予想レンジは1350ドル〜1575ドルと予測。昨日の安値で1380ドル台まで下がっていたわけであり、下値30ドル程度、上値200ドル近くとなれば、戻るのも当然であろう。
さて昨日のNHKクローズアップ現代(だったかな?)では、原油価格の高騰の話をやっていた。それによると90ドル台まで上がった原油は、原油自体の需給に基づくものが50ドルで、ヘッジファンドが買っている分が20ドル、年金基金などのインデックス・ファンドが買っている分が20ドルで合計90ドルなんだそうな。そして今後下げたとしても、需給に基づく50ドルと年金基金の分の20ドルは消えず、70ドルがせいぜいの安値である…というような事を言っていた。
まあその50ドル+20ドル+20ドルの計算がどこまで正しいのやら、あるいは何の根拠に基づいているのやらは、当方にはさっぱり判らん(笑)そんな風に計算して価格を出せるのなら、毎日の変動をどう理由付けするのだろうとも思う。しかし一般的には、そんな風に考えている人が多いという事だろうねえ。
原油以外は急反発に転じた市場。原油も大した下値は無いと思うが、次のターゲットはおそらく穀物相場となる予感が… 寒いのは毛布に包まれば我慢できるかもしれないが、食い物はそうはいかないぞ!OPECの石油、ロシアのガスの次は、米国の穀物が戦略物資となるんじゃないかな?
(11月14日記)
サブプライム問題で株は買えない。株の損失は、商品の利益で埋める…とすればまだ下がる可能性も皆無ではないが、おそらくはそうならないだろう。ファンド資金は中東のオイルマネー、中国などの新興国の政府系資金など、特に慌てて株がダメなら商品も売らねばという性格のものではなかろう。もちろんここ数日間の下落は、そういう懸念で下がった事は認める。そしてそれは先週末にコメントした。
しかし貴金属・石油などもすでに高値からおよそ10%近い押しを今日の安値で入れており、その後は急反騰になっている。初戻りは売られるだろう…などという考え方は、天井を打って下げ相場に転じたとの前提がなければ通用しない。上げ相場の道中の単なる10%の調整であると考えれば、次の波動はさらに大きなものとなるだろう。
なおプラチナ相場は高値から500円以上下げて100円戻したが、Jマッセイ社の需給報告は今晩10時の世界同時発表。とはいえ動きを見ていると、こりゃ皆中身を知っているなと思える動き。もちろん当方も知っているけれども、さてそのとおりに市場が動いたら明日はしびれる展開になりそうだ。
今朝の日テレでは、サブプライム問題で株価が急落している事に対し、簡単な解説を行っていた。それによると、月収21万円程度の低収入の人でも、下手すれば1億円の物件を買って、11%程度の高金利のローンを返済不能になっている。そういうのがあるから、問題なんだ…みたいなことをコメントしていた。
まあ確かに狂気の沙汰の融資ではあるが、それだけでは現在進行しているサブプライム問題の半分しか解説した事にはならない。問題の根源はそのようなローン債券などを複雑に組み合わせて販売した事であり、一体どこがどの程度その債券を持っているかわからん事。そして格付け会社がその債券の価値を下げるため、実質的に値が付かなくなって価値も判らなくなっている事。これが問題なわけだ。
ただ馬鹿なヤツが分不相応な借金をしただけなら、借り手と貸し手の問題で終りだ。しかしそれを様々なデリバティブにするから、わけが判らなくなる。巧妙にリスク回避しようと思っても、リスクは逆に増大してゼロにはならない。そういう今の金融システムが問題視されているわけだ。
日本の新興市場がダメなのも、ヤクザの企業舎弟ばかりが経営者だからだろう?何であんなに若いのに上場する事が出来るんだ?っていうのが、いっぱいテレビに出てるじゃん!
(11月13日記)
一時109円台まで円高が進んだ本日の商品市場は、金曜日に危惧したとおりに大暴落。貴金属・石油製品・ゴム・穀物など広範にストップ安の銘柄が続出である。株式市場も一時は15,000円台を割り込み、上海株なども5%以上の下落を演じている。バーナンキに打つ手はあるのか?
もっとも商品相場自体を長い目で見た場合、やはりこの下げも一過性の調整であろう。現状では高値から5%程度の下げとなっている銘柄が多いわけだが、10%程度の下げまでは調整の範囲内であろう。慌てて買う必要はなかろうが、これで天井打ちと調子に乗っても仕方ないだろう。
その理由として、今回の下げは先週末に予測したとおり株安という外務要因がメイン。それと国内市場では円高なわけだ。しかし根本的に商品相場が上昇してきた需給と対ユーロでのドル安トレンドは全然変わっていない。変わらないのだから、商品のトレンドも変わらないと思うが如何に?
さてまだ買い仕込むのは早いかもしれないが、やはり次の狙い目は穀物相場か。在庫は少ないし、天候不順は世界的な傾向。しかもEUは穀物輸入の関税を撤廃し、穀物資源の取り合いが活発化しそうである。
ところで食料輸出大国第1位は米国、第2位はフランスである。そこに君臨するのがカーギル(米)とドレフィス(仏)であり、どちらもロックフェラー=ロスチャイルド系の穀物商社である。ユーロ創立には、欧州最大の農業金融クレディ・アグリコとイスラエルのランベール銀行が中心として関わっている。世界の食料をを支配しているのは彼らである。
(11月12日記)
株式市場の下落が止まらなくなってきた。市場ではすでにメリルリンチ、シティバンクの破綻説まで飛び出しており、NY株のみならず世界的に株価が下落傾向となって来ている。サブプライムローン問題は当初悲観論と楽観論の両論があったわけだが、ここに至っては実体経済に影響はないなどという楽観論は完全に後退した模様。
さて株が悪いのはみんな知っている事だろうが、問題は商品市場に与える影響だ。8月までの急騰・急落時は株の動きとほぼ一緒の商品市場であったが、その後の株の横ばい〜下落の時点では、投機資金が原油や金に向って商品市場が更なる急騰を演じたのはご存知のとおり。つまり相関関係から逆相関関係に移って現在を迎えているわけだが、米国株の下落はともかくとして、もしも新興市場株にまでその影響が及んだ場合は、ひょっとしたらまた相関関係に戻るかもしれない。つまりは株式市場と商品市場の同時クラッシュである。
今日の昼間では、正直言ってそんなことは頭の片隅にも無かった。しかし何となく嫌な感じがする今日の後場の動きである。まあしかしこの辺で急落が入ってくれた方が、相場としてはまた買いやすい水準となって良さそうな気はするが…さて?
(11月9日記)
112円台への大幅円高で、貴金属を初めとして石油・穀物など広範に売られた本日の市場だが、金は安値から50円ほど、石油製品は1,500円ほど、そして穀物も安値から急反発して終了である。円高とは言ってもそれはドルが弱すぎるための現象であり、ドル安からの商品市場への資金の流れは簡単に止まらないだろう。株式市場も原油高が原因で下げているわけではなく、基本的にサブプライムの問題が根底にあるわけだ。それならば金利の低下と産油国や中国などの豊富な資金はどこかに向わざるを得ないわけで、株がダメなら商品への流れも変わらぬだろうと思う。
つまりは原油高のチキンレースはまだまだ続くと考えるのが妥当であり、原油が高ければ商品はみな高い図式も変わらんだろうと思うわけだ。単純に考えて、東京タワーのネオンは消えるわけでもなく、つまりはこの原油高でもパニックは起きない=経済にはまだ耐性があるわけだ。そして数年前までは30ドルでも高かった原油を売っていた産油国は、5ドルや10ドルぶれようがその当時の2倍、3倍の収入があるわけだ。それゆえこの上げ相場が、そうそう単純に終了するなんて思えない。
そうそう簡単に終わるとは思えない商品相場の高騰だが、簡単に終わってしまったのが民主党の小沢辞任劇。辞意を表明した党首、しかも衆院選では勝てないとまで言った男をまた担ぎ出した民主党は明らかな人材不足だな。確かに鳩山や菅、岡田じゃしょうがなかろうというのはある。これが自民党じゃ、間違いなく辞意を漏らした途端にアウトだったろうが。
ともかく自民党も親米派から親中派まで様々だし、何だかなあ…ということも多いわけだが、民主党は右派から旧社会党の左派までこれもまた一つの党とは思えない格好だ。米国の共和党・民主党とは違って、日本じゃ民主党の政権なんぞ大連立以外に有り得ないのは小沢さんじゃなくてもわかる話だ。要はどっちが良いかではなく、どっちがよりマシかという話であり、今の円とドルの関係のようなもんだな。
(11月8日記)
NY原油はついに98ドル台に乗せた。金もドルベースで830ドル台、東京市場では3100円台乗せ。穀物もまた最高値の更新である。お元気としか言いようが無いわけであるが、さて今晩の全米石油在庫の発表はどうなっているものやら… 思いっきり減っていれば100ドル乗せも見れるかもしれないが、逆に増加していたら5ドルくらい下げてもおかしくは無いな。
それはそうと灯油の期近〜中物は高値から急落。1月限で84,000円台という過去に類の無い高値を付けたわけであるから、そりゃ下がる時は下がるわけである。推奨していた4月限のガソリン買い・灯油売りは、10月24日時点の灯油の方が600円高かった状態から、今日でガソリン77,980円−灯油75,560円で2,420円の状態で終了。都合3,000円の利食いで完了である。鞘取りと言っても、3,000円あれば結構なもんじゃないかな。片張りだと3,000円なんぞ下手すりゃ1日・2日
かもしれないか、この状況ではストップ高・ストップ安じゃ怖くて張れないからねえ…
(11月7日記)
買えない相場は高い!というのが相場の定石であるが、ついに金が3,000円台の大台に乗せた。それを受けて石油から穀物まで全部高い状況でもある。昨日お客さんと話したのだが、『買っているのはお金持ち(ファンド)なのだろうから、彼らが売らないんじゃ上がるしかないんだろう…』との一言をいただきました。まああれこれと考えるより、勢いのままにとしか言いようがない相場なわけだ。
高騰を続けるガソリン相場だが、そんな馬鹿な?という面白いニュースがある。それは最近セルフ式のガソリンスタンドが増えている中で、軽自動車だから燃料は軽油と思い込んで給油したり、軽油の方がガソリンよりも安いからと入れてしまったりして車が故障するケースが多発しているという。いや何とも、言葉が無い。
軽自動車の意味、ディーゼルエンジンとガソリンエンジンの違いも判らん人が多いのか… 軽だから軽油では、原付バイクには原油を入れるかもね。
(11月6日記)
どうも市場が盛り上がらない感じがある。相場は動いているのだが、我々のように一般投資家を扱っている外務員にはファンドがどうしようが関係ないわけで(どう動いているかは毎日チェックするのは当たり前だが)、一般投資家は3,000円近くまで上がった金、100ドル接近の原油、300円台のゴム、3万円を越えているコーンなどに対し高過ぎて買えない、かと言って売ればやられそうというムードであり、上げても下げても我関せずのムードである。売買枚数は少ないし、こちらとしてもこの変動では大きくなんぞ勧められん。
そういう都合で今の相場が動くわけではないが、出来れば一度調整してくれた方が個人投資家は入りやすそうだ。そうなってくれないものかしらん。
(11月5日記)
昨日大暴騰したNY原油は、今日は一転して下落。2ドル、3ドルの変動は当たり前の格好であり、いわゆる相場は高値波乱の状況である。NYダウの急落が嫌気されたのだろうが、そのNYダウの下げは原油高騰が原因ではなく、シティグループの格付け引き下げが原因。FRBがせっかく利下げしたのに、一日しか持たずに暴落したのはサブプライム問題が深刻である証拠か。先にメリル・リンチも大損をしており、株はどうにも買いづらいか。
しかし商品はと言えば、目先は高値波乱で利食い先行になっているわけだが、利下げによる過剰流動性の高まりはあるわけで、それが株式市場に向わないのならば原油・金・穀物にまた流れてくるのは必至。そうは言っても8月のように大下げする場合もあるわけで、最大10%程度の調整安は常に頭に入れておく必要はあるだろう。
10%の調整でもNY原油なら約10ドル、ガソリンなら7,000円以上、金でも300円近く、コーンでも3,000円あるわけだ。そこは絶好の買い場となるだろうから、できる限りそれに近づく水準まで下げてもらいたいものだ。かつての相場のスケールならば、そんな下げは大暴落だけどね…
先日『友達の友達がアルカイーダ』と言った鳩山法務大臣。今度は田中角栄の秘書時代は、米国のスパイだった発言!批判も大分あるようだが、単純に見ればこりゃ面白い。どうせなら、もっともっと色んな発言をして欲しいもんだ。でも、何でそんな事を言い始めたんだろうねえ?
(11月2日記)
一昨日にFOMC明けに急騰するだろうとコメントし、急落した昨日は発表後も『思ったほどは下がらんと思う』とコメントしたが、原油相場は下がらんどころではなく大暴騰。昨日の夜間取引からは6ドルほどの大暴騰である。貴金属も急騰で、ゴムもストップ高。穀物相場も急騰である。
さて96ドル台まで記録した原油相場であるが、短期的に6ドルも急騰したのだから調整安もあるかもしれない。最近は2ドル、3ドルの変動は当たり前なので、下げる時も急落だろうが、正直言って大勢ではまだまだ高いと思っている。その理由は単純であり、こんなに上昇しても株価がそれで暴落するわけでもなく、経済的にもパニックとなっているわけではない。東京タワーは相変わらずライトアップされているし、ガソリンスタンドに行列が出来ているわけでもない。
一説には120ドル〜130ドルにならないと、かつてのオイルショックのようなパニックは起きないとも言われている。経済評論家でもない当方はその辺の事は判らぬが、大天井というのはもっとパニックになるものではなかろうか?ともかく11月相場も、まだまだ荒れそうだな…
(11月1日記)
米ゴールドマン・サックスは30日の顧客向けレポートで、史上最高値にある原油の『戦術的な』利食い売りを推奨したそうだ。金や穀物にも同様の推奨をしたということで、NY市場の原油の3ドルあまりの下げはそれが原因と思われる。もっとも同社は、『今後数週間、相場が上昇を続ける可能性もあり、現在の水準を天井とみなしているわけではなく、戦術的な観点からの単なる利食い売り』とコメントしている。また『長期的には依然原油・金・穀物に対して強気であり、相場が下がれば再度買い直すのが良い』ともコメントしている。
FRBの発表を控えた神経質な市場の中で、90ドルの原油なら1%の動きで90セント動くわけだ。下がればファンドはまた買うのだろうし、調整安はあっても大暴落はないと考えるのが自然だろう。どうせ取組を見ても、一般が高値で飛び付き買いをした形跡のある銘柄なんぞあまりない。調整安が出れば、買いたい人はいっぱい居るだろう。思ったよりは、下がらんと思うが…さて?
(10月31日記)
今日は原油・石油製品は続伸したが、貴金属・穀物などは利食い売りに押されて下落した。FOMCを警戒している向きも多いと思うが、当方はFOMC明けにまた相場は高騰すると考えている。デジタルに価格を見れば毎日乱高下をしているわけだが、トレンドは容易に変わらないと見ているわけだ。
さて27日のセミナーの話の続きだが、坂本会長は貴金属・石油・穀物など全般に強気に見ていると言っていた。ともかく産油国や中国などの金余りの中で、株式市場はサブプライムの問題を抱えているため一本調子の強気にはなりきれない。それゆえその資金が商品市場に流入してくるわけだから、まだまだ容易には天井を打たないとの考えがその根拠と言う。
そう言えば春の大阪での講演会では、商社株と素材株が今は買いだ!とコメントしていた。その後確かに、その通りになったわけだ。評論家ではない実戦家の話は面白く、また商品だけではなく株式・不動産の話まで多岐にわたる話も実際に自分でやっているからこその話題だ。
(10月30日記)
今日も商品相場は急騰の銘柄が続出であり、金・原油・ガソリン・コーンなど多くの商品が上場来最高値を更新。おそらくFOMCが明ければ、原油価格を中心にさらに上昇するだろう。一般投資家はほとんどの人はもう高過ぎで買えないな…と考えているかもしれないが、押しを待って買えないならばそれは良しだが、少なくとも空売りはしない方が無難だと思える。どこまで上がるかなど、誰にもわからんのだからねえ…
ガソリン・灯油のサヤは順調に推移。まあいい感じだ。
さて27日(土)の坂本会長による『100億円稼いだ男』のセミナーは、あいにくの台風直撃の悪天候。それでも参加申し込み者・定員50人の中、実に40人ほどのご参加をいただきました。セミナー終了後は懇談会も行い、大いに盛り上がりました。これではまたやらねばなるまい。今度はもっと天候の良い日に…(笑)
(10月29日記)
ガソリン買い・灯油売りのポジションなので損は無いが(というか今日もプラスだが)、まさかこんなに原油・石油製品相場が上がるとは正直思わなかった。ともかく東京ガソリン相場は初の2,700円幅のストップ高である。NY原油が夜間取引で92ドル近くまで上がっているのが原因だが、100ドルどころか150ドル節も出始めている。
順ザヤのガソリン先物5月限は74,240円まで記録しており、もちろん上場来最高値の更新。もっとも期近ベースでは昨年7月に76,520円という高値があるため、まだ高値もある可能性が高い。一方灯油は、先限に不需要期があるため73,170円の上場来高値まではまだまだあるが、期近ベースでは昨年82,480円というとんでもない高値もあったわけで、先限はともかく期近〜中物の76,000円台なんてまだまだ通過点かもしれない。結局昨日までの先物も2,000円以上上がっているしね…
さらに原油の58,320円ももちろん上場来最高値。また穀物もみなストップ高だが、コーンの32,000円台も上場来最高値。貴金属も急騰で、このままなら近日中に最高値更新となりそうな雰囲気。
さてどこかで調整局面があるとは思うが、それでも結局今の相場はそうそう簡単に天井打ちはしないと思われる。産油国を始め中国もロシアも金余りの中で、株式市場はサブプライム問題の余波でどこか不安定だ。となれば資金が石油や貴金属、穀物などに流れ込むのも道理。簡単に天井打ちは無いと考える根拠の一つなわけだ。
またこれだけ原油が上昇しても株価暴落しないということは、この高値でもまだ経済に耐久力があるのだろうとも考えられる。オイルショックの頃を考えてみれば、違いは一目瞭然だ。さらに何らかの要因で株価が下げれば金利の引き下げがあるわけで、そうなると商品市場にはさらに強力な買い材料になる。先のG7でもドル安に対する懸念は出されず、天井を打ちそうな経済環境は皆無だ。よってどれもこれも利食いはともかく、新規売りなど考えない方が良いだろう。
明日は坂本会長の『商品相場で100億稼いだ男』のセミナーです。大雨にならなきゃ良いけれども… お待ちしております。
(10月26日記)
NY原油が急騰した。事前予想では増加であったが、フタを開けてみれば原油530万バレル減、ガソリン200万バレル減、ディスティレート180万バレル減と製品まで減少していた。さらにはトルコ軍がイラク国境のクルド人武装勢力を空爆の報が出ては、当然の事ながら原油は急騰である。
ハッキリ言ってこういう形で急騰するとは思っていなかったが、ガソリン買い・灯油売りの鞘取りは良くなっている。ガソリン4月限は69,430円の2,180円高、灯油4月限は1,540円高の69,420円である。昨日は灯油の方が630円高かったが、今日はさすがにガソリンの方が10円だけ高くなった。
明日は5月限が発会するわけだが、こんな差で生まれるはずもあるまい。灯油は完全に不需要期になるし、ガソリンはGWの限月だ。もしもあまり拡大しないようなら、当然の事ながらまた入れれば良いわけだ。1月限のサヤは灯油の方が1万円も高いわけだが、5月限・6月限辺りまで進めば、少なくともガソリンの方が5,000円は高いと思うがね。それでもファンドは、そんなの関係ないと灯油先物を乗り換えで買うのだろうか?
それにしてもトルコは、結局思い切って空爆までしたわけだ。トルコって国は親日的な国で、当然の事ながらこれは日露戦争で日本がロシアをやっつけたからだ。トルコもロシアの南下政策には悩まされていたからね… 対して今の日本はお隣のマンセーに国に拉致された人が居ても、全く何もしないわけだ。昔なら当然軍艦で出掛けて、砲撃してでも連れ帰って来るだろうけどね。すべて話し合いで解決するなら、話し合いで平和になるなら、何で世界中で紛争があるのかと考える想像力が欠如しているんじゃないか?
それはそうと相場としては、パイプラインに被害が出ない限り、やっちまったものはしょうがないで材料織り込み済みになるだろう。
(10月25日記)
石油製品はガソリン安・灯油高が続いており、灯油の最大需要期限月1月限は600円高の73,050円の引け。同じくガソリンの1月限は330円安の62,890円での引けである。1万円以上灯油が高くなっているわけだが、10月限が納会した9月25日時点では、4,700円の差しかなかった。一気に5,000円以上サヤは開いたわけだ。
対して灯油は不需要期・ガソリンは需要期となる4月限も、今日は灯油が290円高の67,880円。ガソリンは210円安の67,250円で引けており、灯油の方が600円ほど高く終了している。これが発会した時は、ガソリンの方が2,400円ほど高かったのに、一気に3,000円のサヤ変化となったわけだ。
確かにこうなった理由は様々あろう。代表的なものは、灯油の出来高が少ない中で、買い居座るファンドの極端な取組。しかしそうは言っても、いつまでもそれが続くとは思えない。明日は東京市場の納会、明後日は中部市場の納会であるが、その後は5月限というGW限月が出てくる。何時までも灯油の方が高いなど、続くわけは無いだろう。というわけでぼちぼち先物は、ガソリン買い・灯油売りの仕掛け場と考える。
(10月24日記)
最近の相場は、本当に売りでは取りづらい。昨日暴落していたプラチナ、石油、穀物も全部戻った。特に一般大豆の期近などは、昨日は1,000円のストップ安で今日は1,500円高のストップ高。往って来いではすまないわけで、為替やシカゴの上げを換算しても何でこんなに上がるのかな?という状況である。原油や灯油だって、なぜ上昇するのかさっぱり判らん。
結局は買っているのがファンドであり、彼らが投げるほどの下げになっていないゆえ、そういう投げ物は出ない。一般投資家は下げたら買いたい人が多いだろうゆえ、結局は大きく下げない…という事なのかな?
昨日の暴落時に一過性の下げとコメントしたものの、出来ればもう少し下げてもらいたかったわけであり、コメントは当っていても実際は買えていない当方としては、見てるだけ〜の情けない展開だ。
全然話は違うけれども最近当方の乗り換える駅で、JR東日本の労働組合での浦和電車区事件は冤罪だ!というビラを毎日配っている。ずいぶんと若い人たちが多くて、見るといわゆる普通のサラリーマンぽい。でもJR東日本労組って、確か革マル派じゃなかったけ?ビラ配りしている若者たちは、判ってるのかな?すごく不思議な気分で毎朝ビラを受け取っている。
(10月23日記)
G7明けの為替市場は、一時113円台前半までの円高となった。これを書いている時点ではまた114円台前半まで戻っているが、G7で言及された人民元への上昇加速を求めた事が、円相場にも影響したのであろう。また株式市場が下落している事も、円キャリートレード巻き戻しの連想が入ったのかもしれない。
それを受けた今日の商品市場は、ほぼ全銘柄が急落。ただし引けに掛けては、下げ幅は削った銘柄は多かったが…
さて結論から言えば、高騰を続けてきた商品市場がこれで流れが変わったとは思えない。物によってはもう少し下がった方が良さそうだとは思うものの、天井打ち〜下降トレンドに変化したとは思えないわけだ。
その理由として、まずG7での為替に対する言及は、ドル安への懸念は出なかった。ということはドル安・ユーロ高の流れは放置ということであり、ドル安が現在の商品相場の高騰を支える最大のファクターであるのだから、結局商品相場の流れも変わらないと見るわけだ。
また政府系ファンドに対する懸念にも触れたが、G7は彼らを国際金融システムにおける「重要な参加者」と呼び、政治的な動きをしない限り規制に動くつもりはないようだ。現在の市場で買っているのはファンドなのだから、これも弱きには見れない要因となる。
(10月22日記)
NY原油はついに90ドルの大台に乗せたが、そのせいもあってか株式市場は下落に転じて来ている。これからG7も始まる事であるし、今回は中東・ロシア・中国などの政府系ファンドとの会談も持たれる予定。確かにトルコ軍とイラクのクルド人が軍事衝突すれば100ドル相場もないとは言えないが、週が変われば案外と目先天井は打っていた…となるような予感もある。
結局150円高まで下げて終わった東京原油、高値から1,000円も下げたガソリン・灯油などの動きを見ても、そうなるような気はするのだが…もっとも商品相場全体で考えた場合、ファンドの大量買いが敗走に追い込まれるような事態にならない限りは、基本的に押し目買いは続くのだろう。よって何をどこで買うかを中心に組み立てざるを得ないのだろうが、買うためにも押して欲しいのが現状の価格帯だな。
(10月19日記)
NY原油が89ドルジャストまで上昇した後、若干は下落したものの、東京市場は昨日大きく下げていたためにさすがに上がった。これからガソリン価格もリッター5円程度上がるらしいし、メリルリンチは100ドルまで上がると言っているし、どうにも不穏な情勢だ。ただし当方は、いずれそうなるかもしれないが、目先は売りだと思うのであるが、さて明日の相場はどうなるやら…
ともかく最近の相場は一昨日は全面高、昨日は全面安、そして今日は再び全面高と、あまり銘柄ごとのファンダメンタルズなど関係の無い動きをするケースが多い。結局はファンド主導の市場となってしまったためそうなるのだろうが、それでも出遅れ銘柄を狙うのがやはりセオリーだろう。
さてテレビは亀田がどうしたとか、芸能人の誰それが結婚したとかの話ばかりを朝から流し、原油価格がなぜ90ドル近くまで上がって来ているのか?とかの重要な話はほとんどスルーだ。朝のテレビなぞ見ても、ホント役に立たないこと著しい。果たしてあんなものニュース番組と言うのだろうか?これじゃ愚民化政策と言われても一億総白痴化と言われてもしょうがない。
現在原油価格が上昇している背景の一つに、トルコとクルド人の問題がある。クルド民族は国家を持たない民族であり、トルコ・イラン・イラクなどにまたがる地域に住む人たちだが、長年それぞれの国家と紛争をしてきた。今回はトルコが国会で、イラクのクルド人武装勢力に攻撃許可を出した事が原油価格の上昇になっているわけだが、そこにはキルクーク油田がある。
ではなぜトルコがそこまで強行姿勢になるのかと言えば、EU加盟を目指すため国内のクルド人とせっかく今はとりあえずの和平政策が行われている中で、イラン国内のクルド人武装勢力との連携を抑えるためでもある。更に水面下では、約90年前のアルメニア人虐殺をめぐる米下院外交委員会のオスマン・トルコ帝国非難決議案にトルコが猛反発している事もある。これは先の日本に対する従軍慰安婦問題と同じ類の話で、歴史に政治が介入しようとしている話だ。日本ではなあなあで終わってしまった問題だが、トルコ人は相当怒っている!それも今回の動きに繋がっている話だ。全く、大した歴史も無いアメリカは、おかしな事をやるもんだ。
(10月18日記)
昨日の火事はビル火災ではなく、何と故松下幸之助さんの修行した家電店との事だった。どおりでヘリコプターもいっぱい来たわけだ。木造2階建ての家屋だったから、まあ焼けても新しいビルになるんだろうね。経営の神様と言われた故人の縁の店の全焼は時代の移り変わりを感じるものだが、自民党にも民主党にも居る松下政経塾出身者はなぜか評判が悪いみたい…(苦笑)
それはそうと、今CMでやっている郷ひろみの3000万!とか言う替え歌だが、どうもあの手が気になってしょうがない。親指と人差し指、中指を立てて3とするわけだが、我々の手振りだとあれは8何だよね。3は中指と薬指、小指を立てるわけだ。普通の人なら人差し指から薬指を立てるんだろうけど。その郷ひろみも51歳。学生時代に好きだった浅岡めぐみは52歳。『私の私の彼は、左利き♪』良かったけどなあ…
さて商品市場も今日は急反落。NY原油88ドル台まで暴騰して入電した本日だったが、終わってみればガソリンは1,500円以上安く、金も50円安でプラチナはストップ安。大豆・コーンも昨日の理屈に合わない上昇分を消す急落である。金相場は最終的にどこまで上がるのかは判らぬが、3,100円程度はあると考えている当方であるが、さすがに2,900円で買ったって幾らもない。一度下げてくれるのは大歓迎である。
(10月17日記)
午後、会社の近所のビルで火事があった。ヘリコプターが何台も空を飛び、大事件が発生したような騒ぎだった。火事と喧嘩は江戸の華というものの、死傷者が出ていなければ良いが…
その火事に誘発されたわけではなかろうが、商品市場も後場からふっ飛ぶ銘柄が続出。元々86ドル台で入電してきた石油相場は高かったが、貴金属や穀物は前場は軟調な展開。行き過ぎた穀物相場もやっと待望の押しがやってくるかと思ったのもつかの間、大豆なんぞは1節で1,000円以上の上げを見せ、後場2節にはストップ高まで買われる限月も。顧客に説明しようにも、為替は動いていないし、夜間取引も大して動いていない。前場と後場に何があったのかといえば、それこそ何にも無いわけだ。要は売り方の踏みが出たんでしょ!としか言いようが無いわけだ。
会社の近所ではビル火災だが、商品市場はもっと凄まじい大火事になってしまったわけだ。なお金もついに2,900円台に乗せている。3,000円相場まで王手が掛かった。
(10月16日記)
今日の新高値更新銘柄は、金・プラチナ・原油・灯油・コーン・大豆辺りかな。どう見ても目先的には買われ過ぎの感があるものもあるわけだが、ともかく世界的な金余りから商品市況に流れ込む資金と、円・ドルともに対ユーロでは弱いうちは押せば買われる展開に変化は無さそうだ。調整安がそろそろ到来するのかどうかは、株の急落でも無い限り難しいか。山ほど買っているならこの相場は楽しかろうが、どう見てもファンド以外に買っているところは少なそうな気配だな。
亀田・次男の処分がライセンス停止と決まったみたいだ。亀田パパのセコンドライセンスはどうなったのかな?それにしても亀田ブームを演出したTBSには、かなりの批判が集まっているようだ。最近のマスコミは、テレビに限らず新聞もおかしいからね。多分、全然反省なんぞしないだろうけど…
(10月15日記)
今日も新高値更新銘柄が続出。ぼちぼち1回押して欲しいところであるが、例えば昨日一文新値で今日は若干下げたコーンなど、一度は下がってくれないかな?もちろん期近は週明けに納会だから間に合いはしないだろうが、先物では今週急騰した分の半値押し程度は欲しいところだが。もっとも今日の農務省発表で弱材料が出たとしても、シカゴ相場自体は大して下げないのだろうと思ってはいるが…
今朝の日経新聞で見て初めて知ったの事がある。ABAアムロ買収劇の記事の中に『世界の銀行の時価総額ランキング』が乗っていたのだが、シティグループ2位、バンクオブアメリカ3位を抑えて、1位は現在中国工商銀行なんだね。時価総額は3277億ドルであり、2位のシティグループ2348ドルよりもかなり大きい。日本の銀行は三菱UFJが1099億ドルで13位にやっと顔を出す。へえ、そんなもんなんだと思った次第。
(10月12日記)
まずは相場は大波乱の中、久々の更新となった事をお詫びします。さてこの連休中に起きたアンドレイ・ショックでコーン相場は、まさに大暴騰。当限は連休明けの9日の寄り付き30,280円が、今日の引けで32,770円まで約2,500円も駆け上がっている。急騰は米農務省報告以降かな?と密かに考えてはいたが、結局このような材料が出て急騰するという事は、買い方にツキがあって売り方には無い。買い相場であって、売り相場ではない…ということなのだろう。
その他の商品でも、金・プラチナは新高値の更新。ゴムも昨日から急騰模様となったり、また原油・石油製品も急騰の図式だ。要は何でも買っていれば儲かっている格好であり、そろそろ下がるだろうから売り!とする戦法はことごとく失敗している。
この商品相場高騰の背景は、何と言ってもドルの不信任にあるのだろう。中東でもロシアでも中国でも、ドルの保有比率を引き下げてユーロの保有比率を上げている。これはドル一辺倒の日本にとっては米国と共倒れの危険性もある話なのだが、普通の人は円とドルの関係しか見ていないので、世界の動きが実感としてつかめていないのかもしれない。
(10月11日記)
10月最初の1週間が終わった。また明日から3連休である。NY市場では今晩に雇用統計の発表があるが、さてサプライズはあるのかどうか?なおこの日々雑感は、連休明け9日・10日は休みます。次回は11日(木)より再開です。
日本相撲協会は本日、時津風親方の解雇を発表した。さすがに人ひとり亡くなっては仕方ないのだろうが、次には武蔵川部屋でも暴行があったとして書類送検とマスコミが騒いでいる。もっともこちらは、元々そのやられた方が後輩を殴って怪我させたのを注意するためにやったものであり、それで事件じゃかわいそうだな。
おそらくどんな場合でも暴力はいかん!というのが今の世論なのかもしれないが、我々の若い頃の運動部なんて先輩が後輩を殴る程度の事は当たり前。その程度で騒ぎに何ぞならなかったし、やったりやられたりしていたわけで、どの程度やれば人は怪我をするのか?程度は身を持って知っていたもの。お勉強が出来て、まじめで、大手マスコミに行くような連中は喧嘩なんぞもしなかったかもしれないけどね…(笑)
さて相撲の起源には諸説があるようだが、一般的には神話の時代にノミノスクネ(野見宿禰)とトウマノケハヤ(当麻蹴速)という者が天皇の前で格闘して、負けた方は死んじゃったという話だ。ずいぶん簡単に書いちゃったが、神々に翌年の稲の実りを祈願する神事である事は、日本人なら誰でも大概知っている事。よく相撲というスポーツ云々との話も出るわけだが、そもそも相撲ってスポーツなのかしらん?特に大相撲はね…
(10月5日記)
昨日あんなにバリバリのストップ安であった穀物相場が、今日は一転して反発である。コーンは期近の630円高を除けば、100円高〜280円高の終了。NON大豆は440円高〜990円高の終了である。まさか昨日は換算で2,000円以上安かったものが、今日は一転して高いなどお釈迦様でもご存じない?
それはさておき、最近の相場はこんなケースが多々ある。当方らの若い頃は、相場の鉄則は『損切りは早く、利は伸ばせ』と教えられたものだが、最近の相場は利が乗っているうちが花で利食い先行、引かされ玉はしばらく待っていれば良くなるパターンが多いようだ。その原因が何なのかを断言は出来ないが、結局大衆筋の資金よりも足の速いファンド資金が中心の市場になったという事なのかもしれない。今日の前場のコーンの手口など、1万6000枚も買い越しだった某大手商社系取引員の鬼のような投げ商い。1節で2,000枚単位で売ってくるのだが、みなそれに向うものだから価格は下がらないで決まる不思議さ。
まあともかく、短期的には売りの商品ももちろんあるのだろうが、長期的には何でも買いなのだろう。バブルが弾けるのは、もっと育ってからと思われる。
(10月4日記)
昨日高値から120円も下がったプラチナ相場であるが、今日は逆に安値から80円も戻っての終了である。石油もNY原油は一時80ドルを割れたが、下ヒゲで戻した格好を見て東京は反発である。昨日のコメントで、このまま崩れ去るとは思えない…と言ったものが現実になった格好。
一方で穀物相場は、シカゴ市場で大豆・コーン・小麦の3品ともストップ安。それによって東京市場のコーン・大豆も終日ストップ安に張り付きである。夜間取引もなお下落しており、このままであれば明日も急落は必至か。しかし高値からまだ1,000円あまりしか下げていない大豆は下値余地があるだろうが、コーンはすでに高値から1,850円の下げである。6%の下げはすでに出たわけで、ここからは取組の整理を待っての買い場狙いが順当だろう。
さて最近の相場は、どれもが日中に大きく動くようになってきた。これが東京市場の独自の材料で動くのならば良いのだが、結局のところ夜間取引と為替の動きに対する反応でしかない。このような格好で東京市場も24時間化されても、夜中は結局日本人以外の奴らのお金で乱高下するだけになるだろう。夜間に今のプラチナのように100円も乱高下されれば、一体個人投資家の誰が対応出来るというのだろう?外資に日本人のお金を売り渡すだけの政策には大反対だな。
(10月3日記)
金相場は朝方続伸して、ついに2800台を記録。高値2,804円を記録したが、そこからは利食い売りに一転急落となり、2,761円の前日比25円安。プラチナに至っては5,099円から一転急落し、4,978円と前日比100円安のストップ安で終了した。短期的には調整局面に入ったのかもしれないが、このまま崩れるとは思えない。スピード調整の押し目ではなかろうか?
それにしてもNYダウが高い。サブプライムローン問題発生から各国中央銀行の資金投入、FRBの利下げと続いた市場テコ入れによって、ついに新高値更新である。流れは80年代の日本のバブル相場を指向しているのかもしれない。過剰流動性がどこに向かうのかといえば、今すぐは米不動産市場に向えるわけでは無かろうから、株式そして商品(貴金属や穀物など)に向う事になるのだろう。
80年代末の国内バブルの時代は、不動産と株のみが上がって、大幅円高到来の商品市場はほとんど恩恵を受けなかった。株で儲けた人たちや、不動産業者・建築関係の社長さんとかがいっぱい金を買ってくれたものの、円高で結局は儲からずに終わったものだった。しかし今回の相場は、どうも様相が違う気がする。素直に商品相場も高騰する可能性は高いし、今度は不動産が大した事が無くて、株と商品が恩恵を受ける気がする。
(10月2日記)
今日から10月相場となった市場だが、貴金属急騰、石油急落、穀物急落、そして何があったか判らんが夜間取引の急騰からアラビカコーヒーが急騰である。8月急落相場、9月急騰相場から10月を迎えて、今度は商品ごと(銘柄によっては限月ごと)に動きが違ってくるのだろうか?それにしてもアラビカコーヒーが日中でこんなに動いたのは珍しい。さてブラジルで何が起きたんだろう?ともかくアラビカはストップ高、でも粗糖はストップ安か。忙しい相場になったもんだ。
さてこのHPにも、商品取引所法に基づく『重要事項開示』のコーナーをトップページにリンクした。9月30日付で広告規制が新たに設定されたため、義務付けられたものだ。果たしてこのHPが広告なのかどうかは判らんが、一応は顧客になっていただける方を募集はしているわけで、当然の事ながらそういう意味では当然、規制の対象になるのもしょうがない。
その『重要事項開示』は、商品取引のレバレッジ性について、リスクについて、売買の判断は自己責任で…などなどを書いたものだが、まあ当たり前と言えば当たり前の事。まさか当方の相場観が絶対正しいと思って相場を張る人は居ないだろうし、相場が元本保証だとも思っていないだろう。絶対儲かるなら、もう20年以上も外務員なんぞしておらん。すでに儲けて、会長のようにオーナーになっているだろうよ。逆に下手過ぎたら、20年以上もやっておれん。ストップの2発も喰らったら、証拠金なんて全部飛んでしまうのが相場だからねえ。
(10月1日記)
今日の東穀取市場は、大豆・コーンの期近がシカゴ高にもかかわらず高値から暴落し、一時は(というか大豆は引けまで)ストップ安の展開となったが、先物はそんなの関係ねえ…でNON大豆は1,000円高。それにしても大手筋の叩きでストップ安まで売られる相場であり、安くさせてまた拾う頭脳プレイというか、陰湿な展開というか。いずれにせよ、セリは前の限月の下げた分からスタートするゆえ、立会時間の長い事長い事。まるでザラバ取引になったのかと思うほど。
さてこれで9月の営業日も終わったわけだが、8月は大暴落の月、9月は大暴騰の月であった。金も高値更新、NYプラチナ、原油なども史上最高値。穀物では小麦がそうなっているわけだが、秋に上がり始めた大豆・コーンも時期は判らぬがいずれは史上最高値を付ける時が来るのだろう。一体、10月相場はどうなるのやら…高い安井は別にして、どっちにしても大きく動くのだけは間違いないだろうな。
(9月28日記)
シカゴ市場では小麦相場がストップ高の9ドル台乗せ。夜間取引ではなお続伸しており、すでに9ドル40セントに近づいている。これは期近の12月限ベースの事だが、次の3月限も同じくらいの価格だが、08年5月限は8ドル台、08年7月限になれば6ドル台である。3ドル〜4ドル程度が地相場である小麦にとってその6ドル台だって十分高いわけであるが、この大幅逆ザヤの形成は『今が無いから幾ら高くてもしょうがない…ただし来年になればまた取れるだろう』との思惑があるからこそのサヤ形成である。
一方でシカゴコーン・大豆は順ザヤ。豊作であるコーンの東京市場での3万円台乗せも、すでに今の豊作よりも来年の作付面積減を織り込もうとしているわけだ。昨年も9月から急騰が始まったが、その時はエタノール特需の人気。現在は比価から見ても割安である事が中心であり、海上運賃の高騰も穀物相場を押し上げる材料として働いているわけだ。
しかし今日の大豆市場は、今まで相場のけん引役となっていた期近がストップ高〜ストップ安の大波乱。サヤ調整であり、内部要因主導の動きであるが、そのせいで先物の上げ幅も限定的となってしまった。まあこの市場ではこんな事は良くある話ゆえ驚かぬが、米国市場でも日経225市場でも中心限月は期近である。唯一国内商品市場のみが先限中心の取組であるが、だからこそ僅かな玉で乱高下するとも言える。期近のボリュームなんて、先物の10分の1にも満たないからね。
ただし本来ならば、当業者のヘッジだって期近の方が便利であろうし、そんな1年も先の相場を考えてポジションを作る機関投資家でも少ないだろう。明日の事すら判らんのに、1年先の話何て…と言われるのがおちだ。そういう声は無いのだろうか?どうせなら6限月制など止めて、当きり・中物・先限の3本のみにして、限月の乗り換えは格安手数料で、さらには両建て分は証拠金ゼロ、オプションも絡めてスパン証拠金制度する…などの改革をすれば良いのに。そうして期近中心の市場になれば、もっとやりやすく判りやすい市場になると思うのだが…今日みたいな日に、大豆の期近が暴落するなんて事もなくなるだろう。
(9月27日記)
今日は貴金属相場が反騰で、逆に穀物相場、特にNON大豆が大幅に調整を演じる事となった。昨日まで連続ストップ高であった12月限は、今日も一時は1,500円高のストップ高を記録した後、引けまでにそこから1,690円も下がる展開となった。目先天井なのか?それとも単なる振るい落としなのか?おそらく後者ではなかろうと見ているが…
それにしても石油製品相場も下がらない。今朝のNY原油の外電を見た時は、『昨日はさがらなっかたが、今日こそは80ドル割れで昨日の分までのしを付けて下がる』と思ったのだが、発会した4月限が安値から大暴騰。既存の限月もほとんど下がらないのだから、一体何を根拠にそういう動きをするのか全く不明。もちろんファンドの買いだという事は判るが、あまりにも金次第、玉次第の展開の動きでは、一般はさぞかしやりにくかろう。
さてその石油市場のストップ幅が、10月1日より現行の1,800円(1枚=9万円の値動き)から、2,700円幅(1枚=13万5,000円)へと拡大される事が決定した。金もすでに60円幅から120円幅にストップ制限が拡大されているが、これでそうそう簡単にはストップに張り付く事はなくなるだろう。しかし一発喰らえば、かなり厳しい値洗いを喰らう事になるが…
かつてこのストップ制限については、急激な変動で一般のお客さんに足が出たりしないようにと配慮されていたはずだが、取引所はそんな事よりも業者やファンドのために市場規制を撤廃したいわけなのだろう。取引時間も来春からは5時半までになり、来年度中には24時間取引化を目指す何ていうのも、プロの市場にしたい事の表れか。しかし商社や外資ばかりの都合を優先して一般投資家をおろそかにすれば、必ず流動性の低下というしっぺ返しがやって来るだろう。
まあ東工取には東工取の考えがあるのだろうが、東穀取はちょっと不細工な事をしている。10月1日から始まるはずだったコーヒー・粗糖のザラバ取引移行は、システムに不具合があって来春以降に延期と発表。おそらく今のシステムを変えない限り、お蔵入りになるかもね。
(9月26日記)
やっと貴金属相場は調整が入ったものの、穀物相場はそれにしても強い。外電も何も関係なく、フレート高で強気筋の買い直しが見られると、一気に期近からストップ高に買われる始末。また外電が下がった原油相場も、なぜか下がらずに終了。これは短期的には売って見たい気がしたのだが、何だか判らないで上がる相場は怖いゆえ、手が止まってしまった。それが良かったのか悪かったのかは、明日の相場次第ではあるが。
さて第2回目のトレーダーズ・ミーティングが今週末9月29日(土)17:00より、赤坂バーモリターブスで行われる。今回は参加してみたいと思っていたのだが、小学生の娘の運動会と重なってしまうので、残念ながら不参加で…次回こそは参加したいね。娘の通う小学校の運動会は、今時珍しく、お昼はお弁当を作って親と一緒に食べるんだ。昔はみなそうだったけどね。なおそのトレーダーズ・ミーティングはトップページの左下部にリンクを張っているゆえ、お申し込みはそこからどうぞ!
ついでに先の話だが、10月27日(土)13:30よりセントラル商事本社・セミナールームにて、坂本会長の商品投資セミナーを行います。会場の関係で限定50名となりますので、お申し込みはお早めに。伝説の相場師の生の声が聞ける!
(9月25日記)
暑さ寒さも彼岸までとは言うものの、今日の東京は真夏だ。その熱気に当てられて高いわけでもあるまいが、また多くの銘柄が高騰である。円高だろうがドル安ならば、貴金属も穀物も上昇である。特にファンダメンタルズでは大豊作で在庫率アップのコーンも、小島やすお状態である。でも、そんなのかんけいねぇ!
さて明日からまた連休。連休明けには2日分の外電が入ってくるため、この値動きの大きな状況ではストップ高かストップ安が付くもんだと思っておいた方が無難かもしれない。どっちに出るかを考えても、どうせ25日になれば結果は出る話であるゆえ、今日は相場の話以外を書く事にする。
今朝は朝3時半に起きてラグビーWカップ日本対ウェールズ戦を見たわけだが、結果的には18対72の惨敗。負けは負けでももうちょっと点差が付かない試合であって欲しかったが、ラグビーファンとしては妥当な結果と受け止めている。最終戦はカナダ戦であるが、ここも日本よりは格上であること、日本は中4日という強行スケジュールで臨まなければならない事などを考えた場合、限りなく不利である事は否めない。
地上波放送では人気が無いから滅多にやらないラグビー放送であるが、スカパーでは全試合放映している。全試合を見ているわけではないがほとんど見た当方としては、やはりNZ・オーストラリア・南アが3強でその中から優勝チームが出るだろうと思う。まあ順当な予測であるのだが…今まで見た試合での好ゲーム、また今後期待できる試合は…
南ア・トンガ・イングランド・サモア・米国の一次リーグA組では、南アはダントツであるがトンガがサモアに勝った試合は素晴らしかった。最後はレッドカードとイエローカードの2枚で13人でサモアの攻撃を凌いだトンガは強かった。日本とはいい勝負をする事もあるトンガだが、米国・サモアに買って現在2勝。もっとも後は南ア・イングランドとの試合を残すだけに、単純に決勝リーグに残れるかどうかは判らんが。南アにはまず勝てまいが、イングランドとどうか?またサモアも2連敗だが、後はイングランド・米国であるから、サモア対イングランドも楽しみだ。
日本が入るB組は、フィジー対日本戦は何だかんだ言ってもベストゲーム。あとはウェールズ対フィジーの勝者が決勝リーグに進むので、それが注目の試合だ。
C組はダントツのNZがいるわけだが、スコットランド対イタリアが注目のゲーム。勝った方が決勝リーグだ。
D組は戦前は優勝候補の一角で、開催国でもあるフランスがメインだったのだが、開幕戦でアルゼンチンに苦杯。アルゼンチンもフランスもアイルランド戦を残しており1位通過、決勝リーグ進出を掛けたその試合は注目。特にフランスはその試合に負ければ一次リーグ敗退なので、好勝負が期待できそう。なおグルジア対アイルランドの試合は、グルジアの健闘が目立った好ゲームであった。
ちょっと前まではこのグルジアと日本はいい勝負だったのだが、この試合を見る限りグルジアの実力はアップしている。あとグルジアって言うのはロシア語読みであり、英語表記ではジョージアという。米国のジョージア州のジョージアだが、グルジアの人たちはジョージアって呼んで貰いたいらしい。
今日はラグビーマガジンのひげ中でした…
(9月21日記)
金・石油・穀物相場が高騰を続ける中で、なぜか18日まで安値追いをしていたLMEのアルミ相場が昨日から上げに転じ、11日間の底練りを一気に抜いている。NY市場の粗糖やコーヒーも上げ始めており、何だか出遅れ銘柄の物色も始まったようだ。もっとも東京市場のアラビカコーヒーは、このNY市場の急騰にも反応が薄いわけだが、それはまた別の要因だ。
さて国内市場は、まずは急騰を先導していた大豆に続き、コーンも急騰の図式。ファンダメンタルズでは大豆の方が強いに決まっているが、相対力指数や小麦との比価などから見ても割安・出遅れ感のあったコーンが火を噴いたわけだ。そういう面から考えれば、プラチナ相場も金と比べての出遅れ感から買われる展開になるのかもしれない。今までは金と非鉄の中間の動きをしていたのだから…
(9月20日記)
注目のFOMCでは、0.5%の利下げというサプライズな発表となった。それを受けたNYダウは発表直後から急騰の展開となり、一気に330ドル高まで買い上げられて終了したわけだ。当然の如く日銀も利上げは見送り、あっという間に東京株式市場は225先物で590円高の急騰である。更には円もキャリートレード復活で115円台後半まで1円の円安である。ただしドルは、対ユーロでは金利差で売られる展開。
FRBはインフレ対策よりも、完全に株価の上昇に重きを置いた政策を取ったわけだ。こうなると商品市場の上昇に歯止めが効かなくなるわけであり、原油も金も高値更新であり、何から何まで上昇の図式。仮に今後下がるとすれば、さすがに判りやすい買い材料だっただけに利食い売りを浴びると言う事しかなく、それでも押し目があったらみな買いたいと思っている状況では、容易にこの上昇が止まるとは思えない。
あるアナリストば年末あるいは来春までFRBはさらに金利を引き下げ、最終的にFFレートは3%台まで低下するとの見方をしているようだ。過剰流動性の高まり、そして何よりも原油価格上昇による中東・ロシアなどの産油国の資金が莫大に増加して行く中では、下手すれば本格的な商品バブルが到来するかもしれない。そして最後は中国経済がふっ飛んでバブル終焉となるのだろうが、まあそれはオリンピックが終わってからの話だろうな。まさに今は山本リンダ状態であり、どうにも止まらない!である。
(9月19日記)
連休明けの怖いもの…それはストップ高・ストップ安の張り付きで売買が出来なくなる事。2日分の外電が一方方向に動けば、国内市場は当然の如くそうなるわけであり、まあ持っているポジションがその方向のものを持っていればうれしいだろうが、我々のような外務員はやる事がなくなってしまう。今回の連休明けは大豆・コーヒーがストップ高であり、他の商品も全面高の様相である。貴金属も高ければ、NY原油もまた史上最高値の更新で入ってきている。
さて注目は今晩のFOMCである。サブプライムローン問題からの株価暴落〜金融システム危機の問題に対応するため、それが表面化してすぐにFRBは公定歩合を切り下げ、日欧の中央銀行も市場に資金注入。一時的にはそれで立ち直った市場であるが、今度は雇用統計の悪化や不動産市場の下落が実体経済に悪影響を与えるかもしれないと株価は不安定。
事前予想ではFFレートを0.25%の利下げを行うとの見方であるが、ハッキリ言えばそれは株式市場には織り込む済みであろう。0.5%下げならインパクトはあるが、そうするとインフレ懸念がさらに大きくなる。万が一、利下げ見送りとなれば株価が暴落するわけであり、さすがにそれはないだろう。
問題は予想通り0.25%の利下げをしたとして、今までのパターンでは金利を下げ始めた場合は3回それを行う事が多い。今回0.25%の利下げとしても、年内にもう一度0.25%の利下げが行われる可能性は高く、金を初めとする商品市場はこれが更に強材料になる可能性は高い。
今日も国内の株価は急落しているが、東京金は40円近くの上昇である。ファンドはFRBが株価維持に動かざるを得ないため、多少のインフレは許容するしかないとのジレンマを逆手に取っているのだろう。何時かは急落もあるのだが、年内は3,000円まで駆け上がっても不思議ではないのかも…商品の時代がやって来ている。
(9月18日記)
石油も穀物もニュースで騒いでくれたので、やっと下がり始めたようだ。本来なら売り持ちして週を越したいところだが、明日から3連休と言う事で18日は外電2日分の入電である。大きく動きそうであり、ポジションを大きく持ち越すのは怖いねえ…普通の土・日はレポートを作るため、1日いっぱい相場の仕事をしないで済む日はない当方であるが、連休はさすがに1日は何もせずに過ごせるのでうれしいはうれしい。ただ連休前はポジションを取りづらく、また連休明けはストップ高かストップ安に張り付いたら暇で1日潰れるわけで、我々のような商いが出来てナンボのフルコミッションに連休はあまり歓迎できないのが現状だ。
さて東京工業品取引所は、来年1月から取引時間を2時間延長する事を正式決定。これによって貴金属・石油・ゴムなどは、前場9時〜11時、後場は12時半〜5時半まで計7時間の立会いとなる。
お客さんにとっては注文できる時間が長くなって良い面もあるかもしれないが、長くなればなるほど板は薄くなるかもしれない。それ以上にディラーなども、そんなに長い時間集中して相場を見続けるのはつらいだろうに。取引時間が長くなれば便利で、出来高も出来ると思っているかもしれないが、そう単純に行くかどうかは判らんな。
ただいずれにせよ、東工取は来年度中に24時間取引に移行する計画であり、そうなると9時〜5時半なんてものじゃなく、何時までも何時までもになるわけだ。おそらくストップ制限も追証制度もなくなって、例えば本証拠金の30%を割り込んだら自動的にストップロスが掛かる!何ていう制度になるのだろう。夜中に大きく動いていたら、そこで入金は出来ないし、朝起きたら全部ストップロスで玉が無かった…何て事になるのだろうな。我々外務員も、幾らリゲイン飲んでも24時間は働けないぞ…(笑)
(9月14日記)
NY原油は史上最高値更新で初の80ドル台乗せ。東京原油やガソリン・灯油も急騰であるが、さすがにストップ高までは付けていない。さぞや今晩のニュースでは騒ぐ事だろうが、当方の見方としてはさすがにこの辺からは売って見たいところだ。
米農務省報告後の穀物相場は、急騰の展開で入電。もっともけん引役であったシカゴ小麦相場はストップ安であり、生産高予想大幅引き上げのコーン相場はシカゴ市場で小麦買い・コーン売りをしていたファンドのショートカバーが主なものだったらしい。今日は9月13日。先月8月も13日に天井、先々月7月も13日に天井なのだから、さて二度あることは三度あるのか?それとも柳の下にどじょう3匹はいないのか?
ラグビーWカップのフィジー戦は、35対31の惜敗。スクラムハーフが怪我でいなくなってしまったが、ワントライすれば逆転できるロスタイムの懸命の攻めは感動的であった。勝てたらもっと良かっただろうが、ラブビーを知るフランスの観客がすべてスタンディング・オベーションをした事からも好ゲームであった事の証拠。次はウェールズ戦で、最終はカナダ戦を残すが、何とか1勝してもらいたいものだが…
(9月13日記)
NY原油は終値ベースで史上最高値の更新。貴金属もドルが対ユーロでまた売られたために急騰の展開である。しかし今晩に米農務省報告を控えた穀物相場は、大豆は確りと終わったものの(中物は大きく売られた限月もあったが)、コーンは当きり以外は暴落。ストップ安を記録した限月もある。相変わらず買い方仕手筋は買っているが、今日は前々からほぼ一手で売っていた商社売りが目立った展開である。どっちに味方するのかは、今晩の外電を見ないと何とも言えないが、
まあそれにしてもやりにくい相場である。
さて相場の事よりも、いきなりの安倍首相の辞意表明はには驚いた。一体どうしたのだろう?つい先日内閣改造を終えたばかりで、また臨時国会で所信表明演説を行ったばかりでの唐突の辞任。市場が開いている間の1時過ぎにニュースが伝わり、2時には会見が行われた。商品市場には大きな影響はなかったものの、株式市場はそれで若干揺れ動いたようだし、ちょっとはた迷惑な辞任劇だったかもしれない。一体何が水面下で何か起きたのか?あるいはマスコミが言うように単なる無責任なのか?本当に小沢代表に会見を断れたから…なんて下らん理由なのか?後々に真相は明らかになるのだろうが…
安倍首相辞任のニュースで昨日の問題はどうでもいいような気分になるが、消費者金融で50万借りて(金利27%として)毎月1万円ずつ返済したら、一体何年で返し終わるか?の答えは、永遠に返し終わりません…である。50万円の元金に対して27%の金利は、年間13.5万円になる。1ヶ月1万円の返済なら、1年後にはなお借金が膨らむ事になってしまう…といういじわる問題でした。
(9月12日記)
石油も貴金属も、昨日下げた分以上の回復。また穀物は上昇に歯止めが掛からない。特にコーンの11月限・1月限の期近2本は一代高値の更新であり、一般大豆の10月限。12月限の期近2本及び先物8月限が一代高値の更新、NON大豆も先物が一代高値更新で12月限は拡大ストップ高での引けである。
米FRBはまた金利引下げをするとの観測が出ており、何とか景気回復〜株価上昇を目論んでいるわけだが、こうなると米国発インフレ懸念の増大の方が高くなっている情勢だ。押してくれれば買いたいものが多いわけだが、現状の動きを見ていると『押し目待ちに、押し目なし』の展開である。
さて昨日コメントした毎月1万円の積み立てで40年間複利運用したら…のコメントが、毎月ではなく毎年になっていた様で。訂正しておきましたが、まあ前後の文節で判っていただいているとは思う。
それでは第2弾の問題です。消費者金融で50万借りて(金利27%として)、毎月1万円ずつ返済したら、一体何年で返し終わるでしょう?答えは明日に…
(9月11日記)
先週末の米雇用統計の悪化によって、NYダウは250ドル安の大暴落。そのためドル安も進行し、今日の外為市場は112円70銭台〜113円前半の動き。当然の如く東京株式市場も下落し、国内商品市場も円高で多くのものは売られた。石油製品・ゴムなどがその代表だ。
しかし金相場はドルベースで700ドルを大きく越え、東京市場も一時は30円以上安かったが、結局は10円程度下げただけまで戻っている。コーン・大豆の穀物相場は円高でも急騰であり、期近はストップ高を記録する始末。フレート(海上運賃)の高騰と小麦高、ドルの急落懸念はドル建て商品の高騰=インフレ懸念を巻き起こし始めたようだ。
先週からコメントしているが、株価と商品との相関関係は逆相関関係に変化してきており、今こそ商品の時代が再び到来したと見て良いだろう。何時までも何時までも株が下がれば商品も下がるでは、何のための商品投機か判らんようになってしまうものね…
さてラグビーWカップが始まったが、オープニングゲームのフランス対アルゼンチンは、大方の予想を覆してアルゼンチンの勝ち!このグループには強豪のアイルランドもいるため、アルゼンチン対アイルランド戦、フランス対アイルランド戦もまた楽しみになった。
日本はやっぱり負けたね。それも91対3で!前半の23対3は評価できるが、まああんなもんだろう。次はフィジー戦であるが、勝てば大殊勲!難しいと思うが、やっぱり奇跡を信じたいところ。勝てるとすれば、20対15くらいのロースコアになった場合だろうな。
何試合か見たが、やっぱりNZはダントツ強い。追いかけるのは南アとオーストラリアかな?欧州勢はイングランドもウェールズも大した事はなく見えたけれども…
先週末出した問題だが、毎月1万円を積み立てて10%の複利で運用したら、40年間で一体幾らになるか?1万円×12ヶ月×40年間では元本で480万円。答えは何と驚きの約5300万円です!
ちなみに毎年1万円を積み立てで、消費者金融並みの27%の複利で運用したら、40年間では何と60億円になるそうです。これじゃ金貸しは儲かるわけだが、相場はやりようによっては坂本会長みたいになるんだな…というのが良く判る。
(9月10日記)
海外安だろうが円高だろうが、売り方不在の穀物相場は下がらない。相場は相場に聞けで仕方がない展開だ。また今日はNY金がついに700ドルの大台に乗せた。今年の最高値を更新であり、後は昨年5月に記録した732ドルを奪還するのかどうか?
この金価格の上昇は、サブプライムローン問題から株式市場を守るためにつぎ込んだ資金とFRBによる利下げの影響が、ドル暴落〜インフレ懸念の増大を市場が先取りしたものかもしれない。ジャブジャブの資金が商品に向かえば、小麦の高騰のような相場に繋がる可能性は否定できない。結局FRBの金融システム回復のために行った行動が、ここにきてインフレ抑制を放棄し、バブルのようなインフレに繋がる可能性はないか?国内ガソリン相場は良くあるケースでNY原油高にも関わらず下落したが、何と言っても70ドル台後半まで上がっている原油相場も、ドル暴落を予期している=米国でインフレが発生すると考えればつじつまが合うのかもしれない。
さてある本で読んだのだが、毎月1万円を積み立てて10%の複利で運用したら、40年間で一体幾らになるか?というのが出ていた。1万円×12ヶ月×40年間では元本で480万円。これは暗算でも計算が出来る。さて一体幾らになるか?答えは来週月曜日に発表する。多分、驚くよ!
台風の影響で確り電車が止まってしまって(東京では紙で出来ていると言われる武蔵野線を利用するもんで)、今日は昼近くに会社に着いた。台風一過のフェーン現象で今はやたら暑いが、当方が熱く期待しているのは今日から始まるラグビーWカップだ。フランスでやるもんで、とてもじゃないが生で見るには昼・夜反対の生活になるから無理だが、スカパーで録画して見ようと思っている。
オープニングは開催国のフランス対アルゼンチンから始まるのだが、まあフランスの勝利だとは思うものの、アルゼンチンは近年かなりレベルアップしているので期待している。日本はオーストラリアとの緒戦だが、まあ勝つ確率は0%だ。サッカーならまぐれでブラジルにも勝つ場合があるかもしれないが、ラグビーはコンタクトプレイが多いため、歴然とした体力差があっては勝負にならない。もちろんスキルも向こうが上だけどね。30対10程度で負ければ大殊勲。50対7でも善戦だろう。70対ゼロならさすがに何やってるんだ!ということになるけれども…
(9月7日記)
小麦相場が更に続騰しており、今朝のニュースでは日清食品がインスタントラーメンの値上げに踏み切るとの話が…イタリアのパスタメーカーも値上げしているはずで、この相場の上昇は容易に止まりそうもない。もちろん相場ゆえ永遠に上がるわけではなく、これだけ上がれば農家は大増産するだろうし、相場と言うものは天井を打てばなぜかそれまでないと言われていた品物もどこからか出てくるはず。買い付けを行っているインドも、実は豊作だが売り惜しみで物が市場に出ていないと言われているしね。
シカゴ小麦相場のチャートを見ると、現在RSIは86ポイント台。一般のニュースでも話題になるようであれば天井なのだが、本格的な下落相場になるには冬小麦の収穫が行われる来春まで待たねば無理か…
さてこの小麦は国内には上場していないわけだが、この相場がコーン・大豆も引っ張っている事は事実。12日には米農務省報告があり、これらの商品は豊作が確実視されている。しかし昨日の国内市場は買い方の利食いで押し、今日はシカゴ安・円高で売り方が安心したところを買い直し。すでに相場は今の豊作ではなく、来年は小麦に作付面積を取られる懸念を先取りしている。何でだ?と売り方は言いたいだろうが、すでにポジションを無くした当方の冷静な見方だと、相場はまた大勢上昇波動の押し目買いに転換している可能性もあると考える。
日経225先物も、かつてのガソリン相場のような動きである。完全に博打場になって来ており、今日は350円安まであったものが100円高まで切り返し。欧州系のファンドが大暴れしているのかもしれない。この動きで為替も円安にぶれ、貴金属も安値から切り返す動きであり、やっぱり国内市場はまだ株式・為替・商品はセットである。
今晩から台風が来そうだが、市場はお盆以降ずっと大型台風に見舞われている感じだ。
(9月6日記)
小麦相場が史上最高値を更新中であり、連休明けの昨日のシカゴ市場ではストップ高。さらに夜間取引でもほぼストップ高近くまでまだ上がっており、まるで糸の切れた凧の状態になっている。RSIはすでに83ポイント台まで上がっており、明らかに買われ過ぎではあるものの、ファンダメンタルズではオーストラリアの干ばつ、欧州やウクライナも生産高減少、この高値でもまだインドの成約が見られるなど、今のところ支援材料に事欠かない。
ハッキリ言えば大豆・コーンは大豊作であり、単なるこの小麦に連れ高しているだけだ。しかし元々3ドル〜4ドル程度が地相場の小麦がすでに8ドル台であり、そうなると大豆・コーンの割安感が顕著。米国農家はコーンの収穫を大急ぎで行っており、乾燥する前からエレバーターに持ち込み、早くも冬小麦の生産を開始したい構えの様だとも伝えられる。この小麦はいずれ大増産から天井打ちとなるのだろうが、現在は頼みの綱のオーストラリアとアルゼンチンもダメで下げても限定的と伝えられる中、来年の大豆・コーンの作付面積減少は必至の状態と観測されている。もうすでに来年の話かよ!って状態なわけだ。
何はともあれ、連れ高でも上がれば大豆・コーンともにチャートの格好は良くなる。特にシカゴ大豆のチャートが良くなっており、今日の東京市場は夜間取引で大豆は下がったため、また為替も116円台からはまた円高となったため寄り後は大きく売られたが、大勢売り相場とする根拠が少なくなってしまった。売り方が踏んだら終いで目先の下落はあるかもしれないが、大勢で逆らっていてはダメかもしれない。
所詮天井を打っている相場だ!としてきた当方であるが、今後は敗戦処理に廻らざるを得ないか。再度、高いところで売り直すか。あるいは逆に押し目を買う方針に大転換するかは判らぬが、曲がった相場は逃げ出すしかあるまい。8月22日までは、山ほど利が乗っていたのだがな…まあ言ってもしょうがない事だが。
(9月5日記)
米国市場はレイバーデーの休日であるが、シカゴ夜間取引は小麦の高騰に引きずられるように大豆・コーンともに上昇である。それを受けた東京市場も上昇の展開であるが、基本的に天井を打っている相場と見ている当方は現在曲がり屋だ。
買い方の理屈は簡単なもので、ともかく史上最高値にいる小麦相場は需給逼迫がその材料であり、そうなれば来年は小麦の作付を増加させるためにコーン・大豆の作付面積は減るだろう。だからこの天候相場が終り、需給相場に入っても下値は浅く、いずれまた高値更新になるだろうというものだ。
一方で当方の見方は、それはそうかもしれないが、現状では大豆・コーンともに豊作がほぼ確定的と見られているわけで、収穫が始まっている現在はもうすぐハーベストプレッシャーに相場は押しつぶされるだろうと見ているわけだ。7月に天井を打った相場が、わずか2ヶ月で底入れ〜次の上昇相場に入るのは難しいと思っている面もある。
ともかく今日のところは、買い方の悠々の利食いに対して、売り方はぼちぼちピンチになっていると思われる。ちょっと先週辺りには、全く逆の目もあったんだが。レイバーデー明けのシカゴ市場がどうなるか?為替が円高になるかどうか?史上最高値の小麦がそろそろ天井を打たないか?悩みが尽きない相場展開である。しかし相場は、常にピンチの後にチャンスあり!チャンスの後にはピンチあり!で動くものだ。そう考えて、今日は早く寝てしまおう…(苦笑)
(9月4日記)
NY市場が休みの日には、国内商品市場は内部要因で動く事が多いわけであるが、ほぼ全商品が高くなった本日の動きもそれが主だろう。特にファンドの買いで上昇した石油製品もそうだろうし、穀物も内部要因の上げが主だったと考えられる。
さて今日から9月相場であるが、板を見ていると出来高は少ない。これでディラーとファンドの玉を除いたら、実質でどの程度になってしまうのか?と思ってみていたら、トリフォ(旧太陽ゼネラル)が10月で受託業務を廃止するとのニュースが出て来た。いわゆる自主廃業という事であり、噂に伝え聞くところでは今後も数社そうなるらしい。相場の世界だから、これもまた仕方のない話であろう。
しかし仕方がないとは言ってられないのが、自分の生活であるのはみな同じ。相場だけは曲がってへらへらしているわけには行かない。ガソリン高は歓迎だが、穀物高は歓迎できないな。
この土・日にテレビで前民主党代表・前原氏の年金に対するコメントを聞いたが、そのとおり!と納得。その内容は国民年金は払っても月額6万円程度しかもらえないが、生活保護なら10万円はもらえる。それじゃまじめに払った人の払い損になるわけで、それを正さないと年金未納者が減るわけないとのものだ。元々そんなに好きな政治家ではないが、この件に関してはまさにそのとおり!
(9月3日記)
今晩、米ブッシュ大統領がサブプライムローン問題についての対策を発表する。対策には、返済不能に陥った借り手の救済策や顧客の返済能力に関係なく貸し込んだ悪質な住宅ローン会社に対する取締り強化などが含まれるという。何だか米国は資本主義を止めて、共産国家にでもなろうとしているように見えなくもないが、ともかくそれを受けた東京株式市場は400円高以上の急騰。当然の如く株価が上昇すれば円安となる、そして商品市場もほぼ全面高まで買われる展開となった。
さて穀物相場も昨日までの下げで、買い方の一角に危機説も流れていたのであるが、今日のあおりの手とタイミングの良い上昇によって、また生き返ってしまったようだ。悪運が強いと言えばそのとおりだが、勝負師の持って生まれた運なのだろう。
なお米国市場は、週明け3日は休日。今晩が3連休前の立会いとなる。来週から相場は9月入りであるが、ずっと波乱の続いている市場ゆえ、また大きく動くのだろう。このところずっと考えているが、それにしても最近の市場は乗せたら引かされる。本来ならばここぞ!というタイミングは乗せ商いが基本なのだが、なぜか最近はそういうポイントでは利食いを先行させた方が儲かるようで…そんな商いの仕方は教えてもらってないわけで、やりにくい事この上ないな。来月はちょっと方針を変えながら、また頑張らなくっちゃ。
(8月31日記)
コーン相場の逆ザヤ幅が広がってきている。原因は期近に居座る商社の玉と海上運賃の高止まりであるが、確かに商社であるKやIは買えんっているし、それに呼応するように大手投機筋N・H・Oも買っているようだ。外商のKはあまり売らないし、売っているのはAのみだ。
本来このような情勢であれば、当然の事ながら相場は舞い上がっても不思議ではないわけだで、売り方の当方にとっては正直言って戦々恐々である。だが相場は安値で売った売り方は苦労している様だが、買い進んでいる買い方も決して大した利は乗っていないようだ。こんなに皆が買っているのに上がらないのは、結局相場は大天井を打っているからなのだ!と考えたらどうだろう?たがが外れれば、急落が始まると思っているのだが…
(8月30日記)
NY株の急落からまた一時113円台への円高となり、初戻りのガソリン相場は一時ストップ安の急落。金も一時は50円安かったが、引けには33円安まで若干戻っての終了である。大体すべての商品が為替次第の面もあるわけで、その為替は株式市場次第である。この株式市場が単なる調整だとする向きと、当方にように米不動産バブルが弾けた相場は大きく下がるだろうと考える向きでは、当然為替に関しても商品に関しても180度違った見方になるわけだ。どちらが正しいのかは後になれば判ることだが、間違ったらごめんなさいで踏むしかない。それが相場だから…
さてYouTubuで発見したのだが、以前NHKで放送された『えせ科学』についての批判番組を見た。例えばマイナスイオンなるものは健康に何の影響もない事や、水にきれいな言葉を掛ければきれいな結晶が出来る…なんて事は全くデタラメだとか、大学教授が色々と解説してくれていた番組である。また何故人はえせ科学を信じてしまうのかの話をしていたが、それによると一般の人は科学と言えば白黒がハッキリしたものであると信じているもので、専門家は例えばイオンについて意見を求められれば『健康に良いものもあれば悪いものもあるでしょう。もっとデータがないと判らない』とか言うのが普通なのに、えせ科学はハッキリとこうだ!と断言するから信じてしまうんだって!なるほど。
そう言えば相場と言うものも、明日はどうなるのか誰にも判らんものだが、買いか売り・上げか下げの白黒2つだけだ。だから一般の人は明日上がるか下がるかの話に一番興味があり、それを断言してくれる人を信じてしまうようだ。ハッキリ言えばそれは『えせ相場』と言う様なものであり、実際は我々プロでもトレンドはこうだ、ファンダメンタルズはこうだ、内部要因はこうだとかの話は出来るが、明日どうなるかなど判るわけはない。何故高いと思うのか?何故安いと思うのか?が重要であるとはなかなか考えてくれない人が多い。ましてや相場の行く末は言葉では表しにくい事もあるわけで、経験から来る嫌な予感っていうのは当るんだがな!
(8月29日記)
相場で一番つらいのが、利が乗っている玉の利益が剥げて行く最中だ。初めから引かされている玉は、意外とハイになって気にならん人も多い。追証に攻められていたら、他の事を考える余裕なんぞないからね。また利がどんどん乗っている最中は、当たり前だが自分が市場を支配しているような錯覚に陥るゆえ、これまたハイテンションである。しかし利が乗っている玉の利益が少なくなり始め、それでも相場観は変わっていない、外部環境も変わっていない、だから我慢だと言う時が一番つらい状況だ。玉を落とせば楽になるのだが、中途半端なところで降りたんじゃ儲けられないしね…
(8月28日記)
やっとガソリン相場が反発してきた。まあ考えてみれば7月9日の高値68,170円から12,720円の下落、率にして18.65%も下落したわけで、特に7月末からは戻りらしい戻りが全くなく一直線に下がり、相対力指数でも14ポイント台まで下げたのだから、戻るのも当たり前だが…
最近の相場はどれもこれも同じような展開で動くわけであり、何がが下がり始めれば遅れて他のものも下がる。何かが反発し始めれば、他のものも遅れてでも反発を開始する。そういう市場であれば、2番煎じを常に狙うのがリスクが少なくて良いのかもしれない。
さて第2次安倍内閣は、自民党3役に幹事長麻生氏、政調会長石原伸晃氏、総務会長二階氏と決まった。組閣はまだ出ていないが、さて一体どうなるものやら。しかしどうしても疑問に思うことは、なぜ日本は総理大臣もそうだが、大臣がこんなにころころと変わるのか?これでは長期的なプランなど立てようがないだろう。ましてや官僚主導の政策も永遠に変わりようはないのでは?
諸外国を見てもこんなにころころと変わるこことろはないだろうし、そんなに日本の政治家は諸外国と比べ能力がないのか?決してそうではあるまい。あまりにもマスコミが政府に厳しすぎるのだろうし、批判のための批判が多過ぎるのではないか。やっぱり5年や10年は同じ人にやってもらった方が良いだろうし、今の日本人はあまりにも他人に厳しすぎる気がする。
(8月27日記)
今週の相場が終わった。8月に全く休暇を取らなかった当方はさすがにちょっと疲れ気味であるが、どうせお盆の最中の株暴落、円高、商品市況全面安の相場だったゆえ休めなかっただろう。まあそれはともかくとして、今週は暴落の反発が顕著な形での終了である。
しかし今日の為替の動きなどを見ると、昨日は日銀の金利据え置きでロンドン市場が一時117円台の円安となったが、今日は116円台から115円台半ばへと為替の円高が進行中。株も為替も商品も天井?を付けたのはまだ7月の話であり、そんな1ヶ月程度の調整で終わるかな?来週辺りは、また戻り売りに押される展開になるかもしれないと思いつつ、この土日でゆっくり相場の先行きを再検討したい。各商品の下落率、そこからの反発を考えると、興味深いデータもあるわけで、その辺を中心にレポートしてみたい。
さてすっかり有名になったFX取引で脱税した世田谷の主婦だが、執行猶予付きの懲役刑で罰金3000万円の判決が出たらしいね。追徴金の他に3000万円は痛いだろうが、捕まって無くても先週の円高だったら、その程度ふっ飛んだかもしれないね。
それはともかくとして、この商品先物業界でも大スキャンダルが発生中。無断売買や仕切り拒否、無意味な両建てなどでお客に損をさせるのは客殺しというが、まあ今はそんな事をする会社はまず無い。そんな事をすれば、一発で営業停止に追い込まれる。
だが本当に殺しちゃったかもしれない事件が発生したようで、業界人としてはまさに青天の霹靂。ショックであるし、もしも本当に亡くなっているのであれば、被害者にはお悔やみ申し上げます。詳しくはどうせ夜のニュースで大々的にやるだろうから、詳細は差し控えますが…。
(8月24日記)
日銀は金融政策決定会合において、8対1の賛成多数で利上げ見送りを決定。当然の決定だろうが、1票だけの反対票は何だったんだろう?事前予想通りの決定だが、その反対票を投じた水野さんの考えに興味があるな…
さて相場は、株高・円安・商品全面高の3点セット。そんな中でもガソリン相場だけは全然上がらなかったけれども…。なお今日の反騰で、株も為替も金もちょうど暴落前のギャップを埋める展開。普通のチャート判断ならば、ここまで戻るのは許容範囲であり、売り狙いはここからスタートである。
しかしそれにしても、相場の振幅はどれもこれも大きい。昨日は買い方がギャーと騒いでいたが、今日は逆に売り方がギャーだ。我々コミッションの中にも買い方もいれば売り方もいるわけで、日替わりで青くなったり赤くなったり。こりゃ、信号機だな。
昨日の甲子園は、佐賀北高が劇的な勝利!やっぱりみんな判官びいきで公立高を応援したみたいだが、これで野球特待生はやっぱり要らないなどと世論がなるのはどうだろう?一芸に秀でたら大学にも入れる時代だし、馬鹿でも野球が出来て高校に行ける制度も全然悪くないと思うがね。
それよりも今朝スポーツ新聞で気になったのは、明らかに押し出しとなったボールがストライクだったように見えた事。さすがに広陵の監督も、意を決して言っちゃったようだ。しかし何時でも権威・権力に反対する朝日新聞主催なのに、ストライク・ボールの判定を抗議できないのは変だね。佐賀北の優勝にあやを付ける気は無いし、またその偉業が軽く見るわけでもないが、審判は神聖だから文句を言うな!は、アサヒの得意とするところの君が代強制をするな!や軍国主義みたいなものには絶対反対!に通じないのだろうか?摩訶不思議。まあ世の中、大体がそんなもんだろうが。キチガイ警官がストーカー殺人しても、心中扱いで退職金も出るしね。
(8月23日記)
珍しく株価が確りで、さらに為替も115円近くまで円安となったが、商品市場は急落の銘柄が多かった。特にプラチナ86円安、銀11.0円安、パラジウム46円安と貴金属は金の10円安を除いて軒並み急落。石油も更なる安値追いであり、穀物ではNON大豆がストップ安まで売られた。換算では明らかに下がり過ぎだろうと思われるNON大豆であるが、それで戻ればまた売り場が来るだけの話。目先上がろうとも下がろうとも、どうせ天井は打っている相場である。
サブプライムローンの問題から大荒れに荒れた金融市場だが、今は若干平静を取り戻している。FRBによる公定歩合引き下げなどが、今は多少なりとも功を奏しているわけだ。しかしいずれにせよ、第2弾の下げはやってくるだろうと当方は考える。今回のパニックは決して資金ショートではなく、失われたのは流動性ではない。失われたのは金融商品への信頼であり、一体どれにサブプライムローンが組み込まれているか不明な情勢である。またそれよりも大きな事は、米国の不動産価格が天井を打ち、そのバブルが崩壊しつつある現実だろう。
日本のバブル崩壊後の失われた10年を振り返って見ればわかること。金利が低下しても、資産デフレは防げたか?資産デフレによる、消費低迷を防げたか?実体経済は悪くないからそのうち戻るはずだ、今回の問題は米国の金融だけの話だ、との論調は良く聞くわけだが、果たして現代はそんなに単純かな?物々交換の経済でもあるまいし、ファンドに資金を投じているような金持ちが消費を牽引しているわけで、そのような実体経済と金融市場は別との論調は、まるでワイドショーでやる例えばイチローの年収で牛丼が何杯食べられるか!のような話のように聞こえる。イチローもたまには牛丼を食べるかもしれないが、滅多に食べないって(笑)
(8月22日記)
株が戻れば円安になる。円安になると商品も戻る図式であり、最近は日経225先物ばかりを見ている。『おっ、戻ってきたぞ!これじゃ円安だろうな。貴金属などもきっと戻っているはず…』と画面を変えれば、ああやっぱりな!である。
ただしこの商品市場、ともかく全体として天井を打っているとの考えは変わらない。下げ過ぎの訂正が終われば、また下値追いであろう。全く戻らぬのが石油製品であり、この暴落を見れば全部終わっていると考えて何の不思議があろうか?それにしても先物がこんなに下がっているのに、ガソリンスタンドはまだ高いままであり、早く9月になってくれないかな…と思う。月替わりすれば、さすがにスタンド価格も下がるだろうからね。
夏の甲子園も明日決勝戦だ。広島・広陵高校対佐賀北高校の対戦だが、特に広島・佐賀に何の縁もないものの、どちらかと言えば佐賀を応援したいな。何故って佐賀北は公立高校だから…。最近は私立高校しかほとんど甲子園に出れない中で、開幕試合を戦って、さらに引き分け再試合まで戦って、最後まで残るなんて素晴らしい。OBはさぞ寄付金が大変だろうけど。
(8月21日記)
株式市場は結局週末の暴落の半値を戻し、商品市場のゴールドも半値を戻した。為替は114円60銭台まで戻しており、相変わらずすべてがパラレルに動く状態となっている。
さてこの土日には、新聞やテレビで株価急落からの円高に対するニュースを色々やっていた。実体経済は悪くないので調整だとする向きもいれば、米不動産価格が天井を打っているためにファンド資金はまだまだ逃げる…だからこの下げは下手すればファンド〜銀行へと破綻が広がって恐慌になる、という極端なものまで様々である。
やたらと危機感を煽るのは間違いだと思うが、逆に何でもないように考えるのもまた危険だろう。結局相場は、神のみぞ知るで後にならないと判らぬ物ではあるが、自分のポジションの値洗いと資金量に比例した戦略を取らざるを得ない。買いで考えるならば、どこで投げるかをまず考えて仕掛けなければならないわけであり、売りで考えるならば、どこで踏むかを考えて仕掛けるのが良しだ。大体が利が乗っている玉は利が伸びるものだし、損が出ているものはなお損が拡大するのが相場の定説。このように荒い相場の時こそ、また見方が180度分かれてどっちに行くのか誰も判らん時こそ、そう考えれば大損はない。逆に利を伸ばせれば、大儲けも有り得る。
(8月20日記)
株式市場の暴落に歯止めが掛からない。今日の日経平均は870円安の大暴落であり、事はサブプライムローンの問題からすでにクレジットクランチになりつつある。大型化したファンド資金は、どこにどう動いているのか皆目不明であり、デリバディブ破綻の状況である。今年のお盆は、まさに地獄の釜のふたが開いた状態である。
大体が米国ではそれこそ定収もないような若者もアパートに投資して、値上がりしたらそれを担保に2軒、3件と保有アパートを増やし、それが結局払えなくなったという話もあるくらいだが、まさにそんなのは破綻して当たり前の話。日本のバブル期を思い出せば良かろう。
さらにそんな破綻が当たり前のような奴らのローンリスクを分散するために、色んな証券化をしたわけであろうが、根本的にリスクというものは移転は出来ても無くなるものではない。それこそ物理学のエネルギー保存の法則と同じだ。日本の不動産バブルも弾けた時には、一体どこくらいの期間低迷したか… 米国も僅か1ヶ月や2ヶ月で立ち直るわけは無かろうと考える。
株式市場の急落は、当然の事ながら円キャリートレードの巻き戻しに繋がり、現在すでに112円台前半まで円高が進んでいる。それを受けた商品市場は、個別銘柄の材料なんぞ全く関係なく、ほぼすべての商品がストップ安の急落だ。買っているのがファンドであるゆえ、デリバティブ破綻の懸念は投売りを誘いこそすれ、芯になる買い方は全く不在。となればまだまだ売られる事だろうし、木を見て森を見ずの投資家は全部ふっ飛ばされるだろう。買い始めるのは、そして誰もいなくなった…の状態になってからでも、十分間に合うだろう。
なお引かされている玉を持っている人は、ともかく投げてから考えるべし!評論家は夜明け前などとのたまうが、金は残っているうちに投げないとケツの毛まで抜かれるのが相場だろう。
(8月17日記)
NYダウの連日の急落を受け、さすがに今日は国内の株式市場も大幅に投げが出たのか、一時は620円安の大暴落。16,000円もあっさりと割り込んでしまった。さすがに今の日本企業は業績も良いわけだし、PERも大幅に低下しただろうから320円安までは反発したが、問題は今晩の欧州・米国のマーケットだろう。大体が長いチャートで判断すれば、NY株は高過ぎる。老朽化した橋が落ちるなどという状況はインフラに問題があるわけであり、米国経済の翳りの前兆にしか見えない。
一方で新築の橋が落ちてしまうのが中国であり、落ちた橋の画像を見ると鉄筋が全く入っていない。アネハどころではない手抜きであり、このモラルのない国の経済も米国頼み。金、金に走った国は、金によって滅ぼされる事になるのではあるまいか?
大下げすればリバウンドは当たり前だが、それで底打ちと考えるのはどうか?商品先物をやっている人間は、追証なんぞ入れれば無くなるのは常識。中央銀行の拠出した40兆円も追証みたいなもんだろう…と思うのは当方だけか?
さて株が下がれば円高になる。すでに115円台に突入しており、とにかくちょっと円高になればドルやユーロを買っておきさえすれば儲かる!との投資行動に慣れた人たちの、本格的なヤラレ相場はスタートしたばかりだろう。大体がロンドンで、地下鉄の初乗りがこの円安によって1,000円掛かると聞くが、そんなのが異常じゃないと考える方がおかしい。
そういう情勢の中で、商品だけ独自の材料云々をしても無駄だろう。ファンド様のお金が消えて行っているのだから、まだまだ下げはこれからだ。まだ崩れ切っていない穀物相場も、当方は大下げ予測である。天井打った相場は、底打つまで下がる。
(8月16日記)
40兆円を使っても、株価暴落の歯止めにならない状況である。NYダウの急落を受けた東京株式市場は、年初来の安値を更新。サブプライムローン問題がいよいよ牙を向いて来た格好である。株価が急落すれば円キャリートレードの巻き戻しで当然の如く円高が進み、そうなると商品市場も全面安の情勢となる。天井を打った相場の、本格的な下げはまだまだこれからであろう。
さて今はファンド全盛の時代であるが、彼らは儲かると思えば何にでも手を出して買う。株も買えば商品も買いであり、何かがおかしくなれば全部売って来るのは必然。当然の如く、経済に与える影響云々などというモラルなんぞどこにも無い。世界経済が破綻に向かおうが、おのれが儲ければそれで良しであり、下がるとなれば空売りでも何でも掛けてくるだろう。この勢力はすでに、国家機関を凌駕する存在だ。
しかしそのモラルの低下を嘆く事が我々に出来るか?今日は62回目の終戦記念日であるが、はっきり言えば米国に負けた敗戦記念日である。事の善悪は別として、帝国主義全盛の時代に遅れて参加した大日本帝国は戦争に敗れ、それでも国の礎になろうと戦死していった人々の英霊に対し、中国や韓国などへの配慮で参拝も出来ない総理大臣。しかもそれを戦争反対=平和を合言葉にそれをよしとする風潮。
この背景は、所詮は経済のための靖国参拝自粛だろうし、国家のためは死語で自分だけが良ければよしの裏返しでしかないだろう。確かに戦争は悲惨であろうが、現に世界各国でまだまだ戦争は続いており、今の日本人は自分だけが平和で安全な暮らしが楽しめれば良いとしか思っていないとしか見えない。左翼勢力は憲法9条の大切さを声高に叫ぶが、おのれの好きな中国がチベットで何をしているのか?新疆ウイグルで何をしているのか?知っているのか、知らんのか全く声を上げない。そんな我々は、全くモラルのないファンドと行動は変わらんな。ましてや、拉致問題はどうなった?果たして、これで良いのかな。
(8月15日記)
昨日は後場から出掛けたため、日々雑感の更新を休んだ。車で営業に出掛けたのだが、都内の道はがら空きである。何時もこんななら良いのに…と思わぬでもないが、まあこんなに人が少なくては首都としての活気もあったもんじゃない。近所のビルも商品・証券・銀行以外はみな休み。おそらく明日もそうなのだろうが、どうせならこの市場も休んでくれれば良いのに…(苦笑)
しかし10月からは東穀取ではアラビカ・粗糖がザラバ取引となり、東工取の貴金属・石油などのザラバ取引は、何と5時半までになるという。24時間取引が世界標準ゆえ、いずれはそうなってしまうのであろうが、外務員としては今までは4時には終われた仕事だったのが、一体何時までやったら良いのか悩むね。内勤の社員にしたって、労働時間が長くなったからといって給料が上がるとは限らないだろうし。
さて相場の方であるが、お盆の最中でもそれには関係なく良く動く。それにしても石油の暴落はまだ続いており、給油するとハイオク150円以上のスタンド価格は腹立たしい。来月になれば一気にスタンド価格も下がって来るのだろうが、それまで乗らんというわけにもいかないしね。
下げ続けるガソリン価格とは反対に、非常にしぶといのが大豆・コーンの穀物相場。昨日は海外市場に比べて割高まで買われ、今日はその海外が下がっても確りである。天井は打っている相場だと思うのだが、下げのきっかけがまだ出ない。
(8月14日記)
相場の神様は、一体何を基準に動かしているのか?天上でサイコロでも振って、今日は上げ、今日は下げと決めているみたいな展開だな。今日の株式市場は暴落で、為替も大幅円高の展開。それを受けた貴金属相場も、暴落の展開で終了である。
安値からは戻ったガソリン・灯油相場もやはり下落である事は間違いなく、原油相場も大きく下落。穀物相場まで一時急落であったが、そちらはさすがに今晩の米農務省報告を控えて、安値からは戻して終了だ。さてその農務省報告は、果たして買い方に味方するのか?それとも売り方に味方するのか?
いずれにせよこの乱高下は、天井波乱の動きだと考えたい。急騰と急落を繰り返す相場ゆえ、仕掛ける価格によってはどっちでも取れる、どっちでも取られる相場でもあるわけだが、売り転換している当方にとっては、高いところを売っておけば良しとの考えだ。サブ・プライムローン自体は2兆円ほどのものでしか無かろうが、それに付随した債券市場は200兆円とも言われており、何もかにもがまだ大きな調整局面であろうと考えるためだ。
明日からお盆休暇の人も多いだろうが、来週も電車の中はガラガラでも、市場はホットなままになりそうな予感!
(8月10日記)
米国石油在庫は原油・ガソリンともに減少で、しかも事前予想よりも大幅に少なかった。それでもNY原油は上がらない。しかも今日は119円台後半までの円安が進んだ国内相場は、上がるどころか逆に下げる始末。特にガソリン相場は390円安〜660円安で終了である。
これは材料が当てにならない見本だろう。もちろん明日の相場で蒸し返されて上がる場合も無いとは言えないが、強い相場の時であればあっという間に急騰を演じたはずである。結局は、天井を付けた相場は底打つまで安いという事であり、日替わりの上げ下げの理屈を探しても仕方が無いということだ。
一方で貴金属相場、穀物相場はまだ反発局面を保っている。特にコーンは15日に納会を控える期近が一代高値を今日も更新であり、先物もそれに呼応するようにファンドの買戻しが急で、28,000円台まで回復である。まあこの程度の反発は想定の範囲内であるが、そう言えばガソリン相場も8月限が急騰して天井を打ったんだよな…と考える次第。そうは言っても、10日の米農務省報告は怖いけど…。
(8月9日記)
原油はちょっと戻ったが、それにしてもガソリンの戻りが小さい。ファンドは昨日も大量売りであったし、誰も買う元気のある人はいなくなっちゃったのかな?
ただし穀物は急騰だ。何があったわけではないが、コーンの期近に某商社の買いが入った途端、それが15日の納会の現受けに前提にしたものでは?と買い人気が沸騰。先物は所詮は連れ高であろうが、当限は一代高値の更新である。ある程度戻れば、また売り場がやってくると思うものの、10日の米農務省報告が何が出るやら…
まあそれにしても、楽に儲けさせてくれる銘柄は少ない。実際、最近の相場で大きく取れる動きをした相場はガソソリンの大下げなのであるが、NY原油が下がらない状態で東京のみが先行・独歩安で動いてきたのだから、簡単に新規売りはさせてもらえなかっただろう。簡単に売れる相場は下がらんし、売れない相場は良く下がるわけだが、それが相場の定説とは言え、今の相場は一日毎の値動きが大きいから一手間違うと痛手も大きい。
(8月8日記)
ガソリン相場も灯油相場も、結局はストップ安の引け。これからお盆がやって来るわけだが、先週の土曜日に給油をした当方はリッター140円の看板に驚いたわけであるが、現物価格は確りしていてもこちらはすでに高値から7,000円以上の下げである。相場を知っている人ほど、スタンドで給油する時に腹立たしいかもしれない。それも買い方で引かされていたら、なおさら腹が立つかも…
さて売り方の当方であるが、ぼちぼちちょっとは戻って欲しい。このまま下げられたんじゃ、売り乗せ何ぞ出来るものじゃない。2,000円ばかりでも戻ってくれれば、そこは初戻りと売る事が出来るだろう。もっとも引かされている人が戻りを期待してもダメである。まずは負けた相場は投げる。それこそ底値でもいいから投げる。そうして玉が無くなれば、また良いアイデアも浮かぼうというもの。
(8月7日記)
先週1週間ずっと、今のこの穀物・石油などの下落局面が天井形成してしまったのか?それとも単なる調整なのか?を悩んでいたのであるが、土・日で冷静に長いチャートを眺めた末に、やはり天井は打っているのだ!との判断となった。もちろん下げ一方ではなく先週戻ったコーンのような反発はあるだろうが、それでも
流れは上げ相場〜下げ相場に完全に変わったと判断したい。
例えばコーンは3万円台で天井打ち、NON大豆は58,000円台で天井打ち、そしてガソリンならば68,000円台で天井打ちとの見方だ。ではどこまで下がるのかと言えば、天井付けたものは底まで下がるとしか言えない。例えば昨年70,000円台で天井を打ったガソリンは、結局52,000円台まで1万8,000円も下げたわけだ。それでも今年また大相場なったように、商品市況自体がすべて上昇トレンドが終わったとまでは言わないが、そりゃ1万円や2万円下げる銘柄があっても驚かないし、最後はそんなところまで下げるんでしょ!というのが当方の見方だ。
さてこのような事は、今後は断定的判断の提供になってしまうために書けなくなると思われる。あくまでも私見であって、誰に強制するとか、皆もそう思えと言っているわけではないが…(苦笑)ただし外務員という立場上、そんな事は書いてはいけないと言うのも理解は出来る。
しかしガソリン相場は1万円以上優に下げるんじゃないか?などと買い方にとってはお馬鹿に聞こえる意見があっても、それを判断するのは大人である個々のお客さんなんだから、本当は全然構わないと思っているんだけどね。逆に『私は買いだと思うよ!』というお客さんの注文は、『ああそうですか!』と言って普通に注文を出すしね。それこそ外務員なのだから、当たり前だが(笑)
(8月6日記)
乱高下の1週間が終わった。それにしても仕掛けづらい展開が多い。大勢でこれは売り!これは買い!と判断出来ていれば引かされても気にはならないが、どうも判然としないものが多い。例えば貴金属のこの下げ局面が単なる調整であり、為替もまた円安に戻ると信念があるのならば、安いところを買って引かされても持っていれば良い。例えば穀物の反発は、単なる戻りであり天井はすでに打っているのだとの信念があれば、戻ったところは売って我慢すればよい。しかしそれが判別できないとつらい。
1週間あれば大勢買いの中での単なる押し目だったのか、あるいは基調は変わってしまったのかが判別できると思っていたのだが、週を終えてもまだ確信が持てない。また土・日でじっくり考えて見たい。目先のちょっとした上げ下げ何ぞは、取っても大した儲けにはならんからねえ…
(8月3日記)
今日のNY株式市場は引け際に200ドルの急騰となり(前日比150ドル高)、為替相場も118円台後半まで1円以上円安となった。それを受けた東京株式市場日経225は、まず高寄りしたものの、また後場から一時は200円安の急落。しかしその後は一転してまた戻り、170円高で引けた。
一体誰が操作しているのは部外者の当方には判らぬが、おそらく現物とのサヤを抜いて大儲けしているんだろうね。取引所も操作ではなく捜査に入るみたいだ。それに連動して商品市場も乱高下しているわけで、同じ名前のところがやっているのかもしれない。C○JLってところかもね。
穀物から貴金属・石油に至るまで株式市場・為替市場の動きと同じような乱高下となっているが、問題は天井を打った後の乱高下なのか?それとも単なる調整なのか?ということ。当方は石油・穀物相場はすでに天井を打っているものとの判断であるのだが、今の相場はホントに乗っけが効かない。ちょっと安いところを売るとすぐに反発するし、逆にちょっと高いところを買うとすぐに反落する。順張り派にはつらい展開である。相場格言では『損切りは早く、利は伸ばせ』というのであるが、今の相場は『利があるうちに利食いするのが良しで、損の玉はちょっと待ってれば戻る』のパターンだ。まあ、そんなものに慣れてしまったら、何時か取り返しのつかない失敗になるだろうが…
(8月2日記)
今日の為替は後場から急速に円高が進み、ついに117円台へ突入である。参院選で自民党が大敗しても円安にはならなかったのが、ここに来て効いて来た格好である。株式市場も急落となっており、完全に円キャリートレードの巻き戻しが始まった格好である。
当然の如く商品市場も急落であり、株価急落が直撃するプラチナは100円安のストップ安、金は45円安、ゴムも6.9円安、コーンも370円安など軒並み値を消す展開である。
今朝のニュースでは、NY原油が78ドル台まで高騰したとの話題をトップでやっていたが、今日も東京のガソリン市場は前日比変わらずの引け。寄付きからは1,000円近く下げたわけである。もちろん値を消した原因に円高もあるだろうが、その前からすでに500円ほど値を消し始めており、要はNY原油と東京は違うという事なのだろう。まあさすがに明日80ドルにでも乗るのならば東京もとがめが来るだろうが、案外と一気に3ドルくらい下がる場合だって有り得るか。
2000年から始めたこのHPであるが、もしかしたら存続の危機に瀕するかもしれない。外務員のHP、ブログは、断定的判断の提供に繋がると規制が掛かる可能性が出ているためだ。確かに今は多くの相場解説のブログなどがあり、中には情報の真偽や内容レベルを疑わざるを得ないものもあるとは思われるが、玉石混合は世の常である。
例えば当方が買いだからと言っても、それを判断して相場を張るのは個人個人。まさかすべてが当ると思っている人はいないだろうし、ましてやお客さんは色々なサイトを見て『誰々は買いだが、誰々は売り、じゃあ自分はどうしようかな?』と判断するのではなかろうか。
確かにこの業界は今までろくな営業をして来なかったための自業自得で、いずれは不招請勧誘になるのも避けられないかもしれない。しかしサイト規制まで進めば、一体お客さんは何を指針とすれば良いのだろう?会社の情報だけはOK何て事になれば、かえって情報の弊害が出ると思うけどね。買いしか知らなかったバブルの前の証券会社みたいに…(笑)
(8月1日記)
昨日はこのHPのメンテナンスに悪戦苦闘。結局、アップする時間がなくなってしまった。申し訳ない。
ガソリン相場の下落に歯止めが掛からない。つい先日の8月限は75,000円台で納会したというのに、今日の9月限は2,500円も下げてすでに66,000円台半ばである。10月限は1,800円安のストップ安で、11月限・12月限は61,000円台まで値を消している。先物でもすでに63,000円台半ばである。
先週末のNY原油は2ドルあまりの急騰でも、昨日は寄り付き後に大きく値を消した。更に今日もNY原油は大して下げていなかったが、結局暴落となってしまったわけである。今週の週刊レポートでも指摘したとおり、要は天井を打っていると言うことなのだろう。
さてそうは言っても理屈が判りづらいから、昨日も今日も売りづらいのは確かだろう。ただ考えてみれば、現在のNY原油は76ドル〜77ドル程度なのだが、60ドル台の頃は北海ブレントやドバイ・オマーンの中東原油よりも安かった。しかし今は北海ブレントで75ドル程度、中東産は70ドル前後とサヤは訂正されている。
以前はそのサヤが訂正されるまでは天井を打たないとコメントし続けていたのだが、現状では天井でも全くおかしくないわけだ。NY原油が下がる場合は、一気に5ドルとかの暴落になるかもしれない。
もっともそれでまた中東産原油よりも下ザヤになったりして、またNY原油の下落の割には東京が下がらなくなったりした場合は、2番天井を取るために、逆に上がって行くのかもしれない。本当の売り場は、その後だろう…
(7月31日記)
118円台まで進んだ円高と株式市場の急落は、商品市場にも暴落という形になって現れた。今の商品市場はファンド主力の市場であり、商品自体の個々のファンダメンタルズよりもその資金の流れが騰落を決める。
もちろん円高は商品の採算低下にも繋がるのだから下げるのも当然であるが、その下げ方はそれだけのモノではないだろうという動きだ。
その図式はこうだ。
東京市場の取組高表を見ても、かつてと違う横文字のメンバーが凄まじい商いをしているのは一目瞭然。
これはもちろん株式市場でも同じであり、彼らは円キャリートレードで調達した巨大資金をつぎ込んでいるわけだ。
そこに今回の円高と株価暴落である。メンバーが同じなら、何かを手仕舞いする場合は株も商品も為替も一辺に来るわけである。
つい最近も円高となった局面があったが、その時点での動きは実際には円高というよりはドル安。
ユーロに関しては円高となっておらず、ドルが安いのだからNY市場では金が買われた。しかし今回は対ユーロ、対ポンド、対豪ドルなどにも円高となっており、これは明らかに今までと違う動きだ。明らかに円キャリートレードの巻き戻しが起きているわけであり、もしもこの動きが続くようならなお商品も売られるのは自明の理。
もっとも今週日曜日には参院選挙があり、それで自民党が大敗すれば円安になる可能性も否定は出来ない。
しかしそれが織り込み済みならそうなならないのだろうし、また自民党が負けても円高になるようなら、それこそ再び株式市場と商品もWで下落する事態も有り得る。
まあそれにしても昨日の動きから、まさか参院選を控えたこの週末に円高が到来するとは思わなかった。
当方は買い玉投げ投げの胃の痛い週末だ。
(7月27日記)
NYダウが200ドル以上の下落。為替も119円台に突入であり、原油も下落である。特にガソリン相場は安値からは切り返したものの、灯油は安いままに終わってしまった。
正直言って買い方の当方としては、最悪ここまでの下げは予想していたわけだが、これ以上の下落となるとまずい。トレンドが短期的には売り転換となってしまうかもしれない。
もちろん大きな流れの中では、7万円のものが7,000円下げても単なる10%下げの調整である。
ただ7,000円はさすがに耐えられないからねえ…
(7月25日記)
大豆相場は、ストップ安の急落である。戻り待ちに戻りなしの展開での下げであり、サヤが潰れてゆく相場展開であろう。
さてこのところの相場展開は、日計りディラー筋にはかなり取りにくい相場となっているようであり、外資のファンドのようにトレンドフォロー型のじっくりとしたポジション保有でなければ全然取れないようだ。各社とも苦戦中であり、ついにディラーもリストラの風が吹いてきていると聞く。
まああまりにそのような商い係だったゆえ、自業自得の面もあるだろう。
(7月24日記)
遅ればせながら、穀物相場は今年の天井は確認したとの見方である。先週末までは意外と戻るな!と何故上がったか疑問に思っていたのであるが、今日のような下げが来ると、やはり戻っても売られるのだろうと考えねばなるまい。コーンの3万円台、大豆の53,000円台は少なくとも9月までは抜けられないだろう。
一方でその他の商品は、基本的には強気である。寄付きから1,000円も急落したガソリン・灯油相場にしても、売ったのは何時もの曲がり屋ファンドであろう。秋からの下げは1万円下げの大暴落も有り得ると思うものの、今はまだ早いだろうとの見方である。
(7月23日記)
NY原油が昨年の史上最高値にせまろうとしている中、また東京の原油・ガソリンの期近が上場来最高値をすでに記録した中で、ガソリン及び灯油の先物は高いは買いが、まだ全然史上最高値には遠い。
逆に今日はストップ高をしてしまった大豆相場であるが、こちらはコーンも含めてシカゴと比較すれば、やたらと高い印象がある。
相場はついた価格がすべてゆえ、ガソリンが上がらんのが変だとか、大豆・コーンが下がらんのが変だとまでは言わない。しかしどちらも手口では一般のパワーによってそうなっている形であり、商社筋やファンドとは逆の格好になっている。ひずみは大きくなればなるほど、後々に大きな揺り戻しとなるだろう。地下にエネルギーが溜まった地震の前のようなものかもしれない。
(7月20日記)
何かと話題になっている中国産の食品問題だが、ダンボール入り肉まんは中国のテレビ局のやらせだと発表された。そうなのかもしれないが、逆にその発表がやらせだったりするのかもしれないし、果たしてどこまで信じて良いのやら…家では中国野菜なんて買わないが、外で食べる場合は材料が何かなど判らんし、おそらくチェーン店や安い居酒屋は思いっきり中国野菜を使っているんだろうな。
相場の情報と言うのも、果たしてどこまでがホントなんだろう?と思うケースは多々。特にネット上では様々な情報が入り乱れているわけで、果たして何が正しく、何が間違っているのか判断は難しいだろう。ただし相場の場合はすぐに結果が出るわけで、間違ったら仕舞えばよろしいからある意味正直なもんだ。
(7月19日記)
昨日もコメントしたが、穀物相場は本当に一筋縄では行かない。昨日のシカゴ市場の大暴落〜今日も
続