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商品市況日々雑感:バックナンバー2008年1月〜2008年3月







 米農務省報告の作付面積意向が出る前に、週末のシカゴ市場は大豆暴落、コーン小幅高。コーンの作付面積が減少する分、大豆は増加するだろうとの予測は一般的であり、それが顕著に出てコーン買い・大豆売りとなったのだろう。
 さらに本日の国内穀物相場は、コーンは結局800円高のストップ高での終了。対して一般大豆はストップ安。だがNON大豆はストップ高という動き。これで今晩の発表はだいぶ織り込んだと見るが、それ以上の衝撃的な発表があるのかどうか?基本的にはコーンの押し目買いが良いと思っているのだが、結局今日は何も手が出ずに終了である。

(3月31日記)


 週明け31日に米農務省は、作付面積意向を発表する。日本には4月1日に入って来るわけであり、エイプリル・フールにUSDA(うそだ)の発表である。事前予想では昨年に比べコーンが600万エーカーほど減少、大豆が800万エーカーほど増加なのだが、内容も重要だが市場がどう判断するかの方に注目したい。今日は大豆売り・コーン買いの動きであったわけだが、一筋縄で行くのかどうかは不明だ。
 なお時事通信で、あるアナリストのコーン相場の今後の見通しを今日見たが、5月限の下値の目処が475セント、上値の目処は615セントと出ていた。まあそこまで広く取れば、まず間違いなく当るわな…(笑)ただしこれでは、実際に相場を張る者としては何も言っていないのと同じ。5ドル割れと6ドル以上では、今から何発もストップ制限が来るわけであり、逆に行ったら即死亡である。

 そんな毒にも薬にもならない福田総理のようなコメントを見ても仕方ないだろうから、当たり外れは別にして週間レポートでは、各銘柄の予測をズバッと出してみたい。

(3月28日記)


 NY原油が106ドル台まで急騰。金も950ドル台へ舞い戻った。このまま急騰するとも思ってはいないが、この3月に多くの商品が高値から20%以上、大きいものでは30%以上下げていただけに、10%程度しか下げていない原油・金は大崩れする可能性を考えていた。
 しかし結局そうならないところを見ると、これらの銘柄は商品相場という枠を外れ、金融商品の仲間入りとなっているのだろうなあ…と考える。投機資金が株・債券・原油・金というセクターの中であっちに行ったりこっちに行ったり。ファンダメンタルズを考えたり、原油だけのチャートを見ても、全体の動きを見ないと意味は無いのかもしれない。
 そして穀物相場は、円高やら夜間取引の下落やら内部要因やらで下落であるが、3分の1戻しで結局は下落した。ここからは2番底がどこかを探る相場だな。

 さてトップページの調子が悪い。弊社・坂本会長のセミナー情報をアップするつもりが、空白になってしまった。近いうちに直すが、自分じゃうまく出来ないのでしばらくは放置です(苦笑)
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(3月27日記)


 大豆市場って言うのは、一体どうなっているのやら… 下げる時はストップ安で入らず、上がる時もストップ高で入らずである。市場の小さい東京市場もそうだが、シカゴ市場も動けばリミットアップかリミットダウンである。何だか50セントがワンティックのような格好だ。28日からはもっと広がるが、これから天候相場に入るわけであり、きっとこれからも張り付くのだろうな。

 さて連続ストップ高のコーンは、今日で下げ幅の3分の1戻し。某ファンドがストップ高の中で大量に売ったのは、戻り売りを考えている方はここがポイントだからか。金も同様に3分の1戻しであり、どれもこれもそういう動きである。
 いずれにせよ24日までの急落で、目先はコツンと来たのであろうが、2番底を付けると思えばここは売り!いやいやそうではなく、この3月の暴落も単なる調整安であると考えるならば、買えるうちに買っておくのが正解かもしれないし… 明日にはハッキリするだろうが、いずれにせよ4月相場はまた高いだろう。今のところ何という材料があるわけではないが、皆の期待する米農務省報告の作付予想が来週には出るし、ゴールドマン・サックスもコーン6ドル、大豆18ドルという強気の目標値を出したわけだし。
 ただし明日の相場なら、大豆次第であろう。シカゴでリミットアップなら急騰は必至だし、逆の目もあるかもしれないし…である。多分穀物相場だけではなく、全部同じ動きをするんだろうな。

(3月26日記)


 相変わらず商品市場は、下がる時には一斉に下がる。上がる時にも一斉に上がる。昨日はレクサスマークのオンパレードであったが、今日はホンダマークがあっちこっちに見られる展開。
 理想的なパターンとしては、明日の朝まで高く、その後もう一度急落して2番底を付ける。木曜日辺りが安値となり、金曜日が小動きで、来週から新たな上昇波動に入る…そんな自分の都合の良いように動いてくれるかどうかは判らんけれどもね。ただイメージとしてはそんな格好を考えており、結果的に彼岸底であり、4月はもみ合い〜上昇相場にまた入るのかもしれないと思っている。

 とにかく動けばストップ高かストップ安しか付かない市場。昔と違ってワン・ストップで証拠金が全部なくなる幅であり、ほんの数パーセントのブレでも証拠金は倍になるか、ゼロになるかの動きが現在の相場だ。ちょっと曲がればすぐに数千万円の動きであるが、逆に当れば簡単に10倍、20倍になるわけである。おそらくもう昔のように半年で証拠金が倍になるか、無くなるか、などという牧歌的な動きには戻れないだろう。だったらそれで良いのである。何回か負けても、一気に10倍にすれば良いだけの話だ。商品相場には、そんな夢がある。

(3月25日記)


 先日何かで読んだのだが、今の世界のマネーの総量は、土地・株・商品など地球上のものをすべて買っても余るどころか、地球3個分を買える天文学的な額があるのだという。そりゃ信用経済でどんどんとお金は創造されて行くわけで、また金利もあるのだからマネーはマネー自体で増殖して行く。一体マネーって何なのだろう?と思う最近である。
 もっともそのマネーが無ければ、たちまち生活に困窮するわけであり、世界で余っているとはいえ自分のところに無いとどうにもならん。それだけ余っているのだから、それが商品市場にまた来たら一体どれだけインフレになるんだ?という感覚はある。
 しかし現在の商品相場は、天井打ちからの暴落中。ファンダメンタルズも何も関係なく、追証というマネーが掛かるために、理屈もへったくれもなく入れられなければ損切りさせられる。だいぶ出来高が出来て投げも加速された商品もあるが、一般大豆はまたストップ安だ。
 相場って言うやつも、例え全くモノが無かろうが天井を打てば下がるし、捨てるほどモノがあふれていても底を打つ時は上げに転じる。相場って言うのも、一体何なのだろうと考えさせられる。

(3月24日記)


 平日は当然の事ながら会社に来て相場と向き合う。土日はレポートの作成がある。それゆえ基本的に年中無休の当方は、祝日だけが本当の休みなのだが、昨日は朝に外電を見てからどっと落ち込み、一日中何をする気にもならん状態であった。
 ハッキリ言って、負けは負けだ。負けを認めても降ろさせてくれないのが商品相場の商品相場たる所以だが、金・原油の急落は商品バブルの崩壊の始まりだろう。もちろん超長期で考えた場合は、株もダメ、不動産もダメの中で投機資金はまた商品に流れ込む可能性はある。その際にはファンダメンタルズの良いものから戻るであろうが、いずれにしても天井は打った相場であろう。そうでないとしても、全く痛んでいない投資家ならここから買い下がれるだろうが、今の市場の買い方は一掃されないと相場様は満足しないだろう。
 相場が天井を打った時には、需給もへったくれもない。例え大豆が一粒も無かろうが、誰も買わなきゃ下がるだけ。すでに高値から30%は下げているわけで、今度は10%程度しか下がっていないものが売られる展開になるだろう。

 相場の方針を大転換する場合は、買いでヤラレ、売りでヤラレの往復ビンタが怖いわけだが、ここでヘタっていてもどうにもならん。買いでダメなら売りである。売りでダメならまた買いである。そういうつもりで、今週の週末のレポートは考えて見たい。

(3月21日記)


 FFレートの0.75%の利下げはすでに織り込んだと思うが、東京商品市場は今日も内部要因主導の動き。単純に為替が円安方向に振れたからと言って、そのまま単純に上昇する展開とはならなかった。もっとも明日は国内市場が休日であり、米国市場も週末金曜日が休場。穀物相場の大量のバイカイは、何かの前ぶれにならないかな?と考える次第。暑さ寒さも彼岸まで、相場の天底も彼岸までにならんかね。

 まあしかし、買い方にとっての今週の急落は悪夢であった。明日は休みだし、悪夢をお払いするために今日の夜は飲みに行こう…(笑)

(3月19日記)


 為替は97円台とちょっとは落ち着いた?が、今度は米国市場で商品もファンドの売りに暴落。金融市場での不安が商品市場にも波及して、また多くの商品がストップ安まで叩き込まれている。ここまで見事に下げられると、買い方はぐうの音も出ない。まずは大豆が下げ止まらないとどうにもならんわな。

 JPモルガンによるベアー・スターンズの救済合併は、10日前まで70ドルしていたベアー社の株価を2ドルで買い取るモノだった。まあひどいもんだ。今晩のFOMCでは利下げ1%程度行われる見込みらしいが、果たしてそれで立ち直れるのか?株もそうだが、商品も同じくらいに今晩はドキドキだな。
 それと日銀の総裁人事。明日に期限切れになる福井総裁の後釜に、政府は田波氏案を政府は提案したが、民主はまた拒否の姿勢らしい。本当に空白になるかもしれないな。

(3月18日記)


 先週末に100円の大台を割り込んだドル・円相場は、今日もまた一気に円高が進んで一時95円台を記録。金や石油はドル安でドル建てでは上がるため大した下げにはなっていないが、白系貴金属や穀物は週末の反発は何だったの?というような下げをまた演じている。買い方としては針のむしろであり、今日のような日はどうにもならんね。大勢では買いだろ!ここからの安値は買い狙いしかないだろ!とは思うものの、NY市場でさらに円高が進んだらどうする?という恐怖感もあってどうにも手が出ない。
 そんな中でもうすぐ日銀総裁が不在になるかもしれないわけだが、こういう急激な円高、株価の急落を放置しておいて良いのかしらん。福井総裁の続投も民主党は拒否したようだし、どういう形で落としどころを決めるのか?当方は円高については、ハイパー・インフレが来るかもしれない現状ではかえって良い事だと思っているのだが、今は買い方だから困る。売り方になってからなら構わんけどね…(苦笑)

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(3月17日記)


 今朝の新聞・テレビは12年ぶりの1ドル=99円台突入の見出しが大きく踊った。国内市場でも一時99円85銭まで記録しており、今晩〜週末のニュースもこの円高と株価下落、日銀総裁は決まるのか?民主党は無責任ではないのか?福田総理はまた人ごと?などという話題になるのだろう。そして商品市場の話題は、NY原油の111ドル台までの高騰、金の1,000ドル台乗せ、穀物価格も急騰してインフレか?という話をセンセーショナルにやるのだろう。
 もっとも実際の国内商品市場の方は、金は確りだが白系は先の暴落から完全に立ち直ったわけではないし、ガソリンも逆に下がる始末。穀物も強気の当方がさすがに手が出なかった昨日からは急騰であるが、まあシカゴほどは上昇していない。円高効果だ。

 円高になれば輸出産業が打撃を受け、国内景気は低迷する…との論は確かに多いわけだが、当方は円高になっても全然構わんと思う。というか円高の方が、大きなインフレにならないで良いのじゃないかしらん?
 日本の街角には、どこにでも自動販売機がある。それこそ人も滅多に通らないんじゃないかと思われるような田舎の片隅にもある。これは日本が安全な証拠であり、物価も安定しているからに違いない。海外でこんなに自動販売機があるのを、誰も見たこと無いでしょ?中国にあったら全部盗まれてしまうだろうし、インフレの国にあったら毎月缶ジュースの料金を変えなきゃいけない。まあ日本以外の国じゃ、自動販売機を外に置くなんて無理だわな。
 そういう日本の平和、安定、道徳心は誇るべきものであり、そのような日本の通貨が強くて一体何が困るというのか。思いっきり円高になったら、サブプライムで値下がりした米国の住宅でも買えば良いじゃん。

(3月14日記)


 ドル安は進行している。だからNY原油やNY金も続伸である。
 しかし国内は円高が思いっきり進行中。一時は100円02銭までの円高であり、後任の日銀総裁も決まらない中で介入も無ければ、早晩90円台に突入するかもしれない状況の中で、パニック的に全商品が売られる展開となった。
 当方が強気で考えている穀物相場もまたストップ安であり、本当ならこここそが買い場であると思っているのだが、売り方商社の買戻しを横目に見ながら、どうにも手が出ないのが現状だ。大勢さえ間違っていなければ別に大底で買う必要も無いわけであるが、換算以上の下落に気が萎えそうな気分。
 ここまで下がるのなら、コーンは売れていないとしても、一般大豆くらいは売っておけば良かったと反省している。売るチャンスはあった相場だからねえ…

 それにしても本来ならばこの円高に歯止めを掛けるのは日銀の介入だろうが、自民党も民主党もやるのは政争ばかり。官僚も含めて景気悪化の元凶(金融商品販売法や建築基準法改正など)である事は間違いなく、まさにこれでは非国民だな。なお現在の円高は、12年ぶりの水準。

(3月13日記) 


 やっとプラチナ相場・パラジウム相場が反発に転じ、ストップ安の連発に歯止めが掛かった。元々この下げのきっかけは、南アの鉱山会社への電力供給量が90%→95%に僅か5%アップしただけの話であるが、下げれば値洗いが悪くなる、追証が掛かる、無ければ投げるしかない…という場勘戦争での急落だった。サッカーWカップ開催予定国で建設ラッシュや黒人の生活水準が向上する途上の南アは、根本的に新たな発電所でも建設しない限り電力不足は常に起こりえる。今は買い方の痛手が大き過ぎるので初戻りは売られるかもしれないが、またどこかで復活するのではあるまいか?

 米農務省報告後の穀物相場は、コーンが昨日と同様に高値から1,000円幅の下げ。大豆はまたまたストップ安。需給報告ではコーンは在庫据え置きで、大豆は下方修正。そんな状況での下落は、何でや?という状況だろうが、大豆油の在庫が増加していた事から大豆の下げは仕方ない部分がある。だがシカゴで新高値を記録したコーンの下げは、全く理屈にならず。内部要因ではそれなりの下げ材料も言えるが、要は相場が下げたかったから下げたとしか言えぬ。

 もっともこのような状況で、商品の買い相場は終ってしまったのか?と言えばそんなことは無いだろう。原油は109ドル台とまた最高値を更新するなど、まだまだ死んでいない格好だ。来週にはFRBもまた利下げするだろうし、ドル安・商品高はきっかけがあればまた爆発するだろう。

(3月12日記)

 国内商品市場の暴落に歯止めが掛からない。ひどいのはプラチナ相場であり、今日もまた300円安のストップ安を記録して、6日の7,400円台の高値から3日間で1,000円ほどの大暴落である。元々その前に2,400円も大暴騰したのだから仕方ないとも言えるが、1,000円の動きは1枚=50万円なのだから凄まじい。
 このプラチナ暴落の余波で、代替需要の期待で買われたパラジウムもひどい。3日連続の100円幅のストップ安で高値から450円も急落している。プラチナに比べれば1枚が同じ500倍だからマシとも言えるが、下げ率はプラチナの13%強に対し、22%とはるかに大きい。投げがはまらん限り、どうにもならない様相だ。
 
 この暴落は一般大豆やコーンにも及んでおり、コーンは高値から2,500円程度のものだが、大豆は3連発のストップ安も含めて1万円の下げである。決して相場が死んだとは思わないが、負の連鎖となっているようだ。買い場探しではあるが、きっかけがないと…

 米国市場に目を向けると、原油が108ドル台とさらに新高値を更新しているように、商品相場は決して死んでいない。もっとも国内市場で石油は全く上がらない。上がっているのはNY原油だけで、中東産のドバイ・オマーンは全く蚊帳の外だというのも影響しているのだろう。NY原油が110ドルになっても、まだ上がらなければびっくりだな。

(3月11日記)


 為替相場が101円台に突入している。これは2005年1月以来の事だ。その前の101円台は1999年11月であり、さて今回はどこで止まるのやら… いずれにせよ経済はすでに景気後退局面に入っているわけであり、円高は確かに国内株価に悪影響になるかもしれないが、どうせ円安だって株価が急騰とはならないだろう。であれば円高の方が輸入には好材料であり、物価高騰は抑えられるかもしれない。そういう意味ではドル安・株安でスタグフレーション入り確実な米国よりは、円高が進む日本の方がマシかもしれない。

 さてその円高の影響ではなく、米国市場での急反落によってプラチナ・パラジウム・コーン・大豆・コーヒー・粗糖と軒並みストップ安に売られている。一方で金・銀・石油・ゴムの下げは限定的だ。今日の相場の意味するところは、この2月に大きく買われたものほど調整がきつくなっている状況。ファンダメンタルズも何も関係ない動きである。
 ファンダメンタルズからすれば、今日売られた穀物相場・白系貴金属相場はまだ死んでいないだろう。しかし連れ高しただけのソフト商品は、時期的にも天井を打った可能性が高いだろう。

(3月10日記)


 昨日はNY原油相場が5ドルも高騰し、一気に新高値。その影響で金の大幅高やコーンのストップ高など広範な商品が上昇したわけだが、終ってみれば東京ガソリン・灯油などは高値から値を消し、大豆はマイナス圏に沈むなど、商品によって温度差が出てきた状態。
 そして今日は、NY原油は続伸だが東京ガソリンは逆に売られ(4時現在)、コーンは期近が続伸で先物は急落。大豆、白系貴金属は外電安でストップ安に沈むなど、全般的に暴落の様相。

 買ったものは売らねば利益にならぬ。売ったのもは更に下げたところで買い戻さねば利益にならぬ。株安・ドル安で投機資金は商品市場に流れ込むのだから、トレンドは上げである。しかし短期間に大きな上昇を演じてしまえば、買い方としては『一体ここから買って、幾ら取れるのかな?』と疑心暗鬼になるわけだろう。だから相場は、たまには下がって買い方の買いやすい値段にならないと仕方ない。
 当方としては、色んな商品がそういう値位置に居るのだと考えたい。週末のレポートでは、各商品のおおよその下値の目処は?という観点で考えて見たい。まあ今晩の外電次第の面もあるけどね…

(3月7日記)


 原油相場が100ドルを割り込んだ。全米ガソリン在庫を見る限り14年ぶりの高水準にいるわけであり、下がるとすればこの銘柄だろうと週刊レポートでもコメントし続けて来た。OPEC総会もおそらく生産枠据え置きで終るだろうし、今晩の在庫発表でまた事前予想通りに増加していたら、また85ドル〜100ドルのもみ合いに変化であろう。つまりは103ドルで当面の天井は打ったと考えたい。

 しかしだからと言って他の銘柄、貴金属や穀物相場などまで下げに転じるのかと言えば、そうはならないのではあるまいか?ドル安が続く限りは金へのヘッジ買いが続くであろうし、ファンダメンタルズで需給のきつい穀物相場などの上昇はまだこれからだろう。無いものは無いのである。

 明日は出掛けますので、日々雑感の更新は休みです。よろしくどうぞ!

(3月5日記)


 昨日のコメントの日付が3月1日になっていました…男なんで3日のひな祭りなんて関係ない!っていうつもりじゃなく、単なるケアレスミスです。もう直しておきましたので、どうもすみません。

 さて今日も大きく荒れている商品市場は、コーン・大豆の穀物相場が昼休みを挟み、コーンで約1,000円、大豆で3,000円の急落。(引けには戻したが)この原因は夜間取引の急落であり、その夜間取引の下落はシカゴでの大豆油の受渡し通知が多いのではと懸念されたためであり、その影響で中国・大連(ダイレン)の大豆相場が急落となったのが影響した。昼休みを挟んでの夜間取引での大豆の下落は高値から50セントに及び、連れてコーンも20セント下げたわけだ。さすがに大連だけに、大きく連れたのか…(笑)
 しかし基本的には、これから作付面積競争が起きる天候相場序盤戦のこの時期に、安くなってしまってはおかしいだろう。大勢での押し目買い相場には変化なしである。

(3月4日記)


 為替相場はこのコメントを書いている3時半過ぎで、すでに102円台に完全に突入。NYダウの下落の影響も受けた日経平均は、600円以上安くて13,000円を割り込んだ。
 しかし商品市場は、穀物は急騰であり、金などの貴金属もその下げ幅は限定的。ドル安でドル建て商品が急騰しているためだ。

 株安・ドル安・商品高は、もう完全にスタグフレーション入りである。不景気の中で物価上昇するわけであり、まさに庶民生活の危機である。以前に株価がバブルで38,000円台の頃、野村證券などのアナリストは株価10万円説を唱え、『株を買わないリスク』なとという妙な理屈を述べた事がある。結局はそういう意見が出てきて大天井を打ち、バブルは崩壊したわけだ。
 それゆえ当方は、まさか『商品相場を買わないリスク』とまでは言わないが、もっともっと商品相場に対する正しい理解、インフレへのヘッジ機能は見直されるべきだろう。円高での下落局面は、買いで対処が有効なはず。そしてその際は、株価下落の影響を受けにくい銘柄にするのがベター。

(3月3日記)


 いきなり104円台突入という大幅な円高であるが、今までならこのような急激な円高時は国内商品市場は大きく売られたものだ。(一時プラチナや大豆など大きく売られた銘柄もあったが…)しかし市場は、ドル安からのドル建て商品価格の高騰をむしろ好感して上がっている。
 一昨日コメントしたジム・ロジャースも、前々から米国の金利引下げはドル暴落からの商品相場高騰に繋がると警鐘を発していたが、どうもその動きは止まりそうも無い。現状では株は不安で買いづらい、不動産もダメとなれば、大金持ちの資金は商品市場に流れ込むしかないわけだ。その代表格が米最大の公的年金基金であるカルパース(カリフォルニア州公務員退職年金基金)である。彼らは商品市場への投資を増やすとすでに発表しており、資金の流れから考えれば完全に世界はスタグフレーションに向けて進んでいる。
 ちなみにこのカルパースの運用目標は、消費者物価指数を5%上回る数字を目標にしている。年金なのだから、消費者物価が上がって受取額が増えないでは済まされないのは当然。そしてその消費者物価指数は前年同月比4%を越える伸びを現在示しており、カルパースは2450億ドルの運用資産のうち3年間で5%を商品市場向けに増やすとしているわけだ。2450億ドルの5%は122.5億ドルであり、日本円にして1兆3000億円超。

 中国毒餃子問題で、ついに中国が開き直った。実質的に責任は日本にあるとの見解に中国共産党は誘導しようとしている。おそらくそうなるだろうと思っていたゆえ驚きは無いが、ほっておいたらプロパガンダでそれが事実とされてしまうのだろう。南京大虐殺の様にね…オリンピックなどボイコットするべきなのだが、福田政権じゃ絶対無理だわな。
 18日の雑感にも書いたが、歴史はすべてが現代史。かつて一度も選挙など行われた事もない中国は、絶対に先進国にはなれない。遠からずチャイナフリーで中国経済は崩壊する。資本主義と共産主義…一長一短はあるに決まっているが、歴史はどっちがマシかを学ぶものだ。資本主義経済でも喰えない人は出てくるが、共産主義政権下で起きた大虐殺に比べればはるかにマシ。日本にも隠れ共産主義勢力がいっぱいいるが、決して彼らに政権を担当させたらダメ。

(2月29日記)


 2月も明日で終わり。今年は4年に1度のオリンピックじゃなくて、うるう年なので29日まであるわけだ。そして相場の方は、貴金属はプラチナがストップ安、石油製品はガソリンが2,000円ほど安く、穀物はコーン・大豆がストップ安とほぼ全面安の状況。さすがに調子に乗って買って来た買い方も、この調整で逆風が吹き始めた雰囲気。明日も週末、月末で整理が先かもしれない。
 ただし現在の相場は、基本的には買いの相場。だが高値で安心買いしたものが投げさせられてこそ、次の相場が始まる。相場は建設と破壊の繰り返しであり、破壊があってこそ次の相場が建設されるわけだ。おそらくこれは、国だろうが会社だろうが同じだろう。それがサイクルなのだ。

(2月28日記)


 コーン相場は急反騰して寄り付いた後、今日も陰線での引け。目先は完全に調整局面に入ったと見るしかあるまい。もっとも昨日コメントしたとおり、この相場は所詮は買いである。下げはあくまでも目先の事だろう。

 そういう中で貴金属相場が今度は火を噴いてきた。金も高値更新、銀もそうであり、プラチナも結局は下げない。特にパラジウム相場の急騰が目立ち、発会した2月限までストップ高を記録している。寄付きから80円上がったという事であるが、プラチナの7,000円台に比べればまだ安いパラジウムは、代替需要が巻き起こる予感が…

 そういえばジム・ロジャースは、穀物と銀・パラジウムに投資妙味があるとのコメント。目先の話はともかくとして、その考えは正解なのだろう。

(2月27日記)


 当方にとっての主力商品のコーン相場は、寄り付きに全限一代高値を更新した後、先物は40,430円と初の4万円台の大台乗せ。しかしそこから売られた相場は、引けにはストップ安まで1,260円安の大暴落。値段が値段なだけに、何時かは大きな調整も入るだろうと思ってはいたが、こういう風に来るとはね。最近の相場は、調整安が来る時はみなこのような暴落でやって来るね。
 今回のこの下落、思い起こせば昨年の2月天井の日と同じだ。去年も2月26日29,330円まで上がった後、3月は軟調に推移して底を打ったのは4月4日25,920円である。3,410円の下落、率にして12%ほど下げたわけだ。
 さて今回は作付面積も違うだろうし、ファンダメンタルズの材料も昨年とは違う。だからそんなには下がらないのかもしれないし、逆に値位置が高いだけに大きく下がるのかもしれないし…当方としては、前者に分があると思っているが。
 そして何よりも、昨年の2月の下落の時も言っていた事だが、穀物相場に2月天井など無い!下がれば下がるだけ、3月以降にまた大きな相場がやって来るだけだろう。高過ぎて買えなかった人には、また良いチャンスが巡ってくる。

(2月26日記)


 今日の新高値更新銘柄は、コーン・一般大豆・アラビカコーヒー・ロブスタコーヒー・銀といったところ。その他の銘柄においても、ほぼ高値圏に居るわけであり、商品相場の高騰は止まらない。
 ドルベースで見た場合の商品の高騰は、70年代・80年代のオイルショック以来の高騰である。多くの商品は97年〜99年に底を打って、2004年から大きく上昇してきているわけだ。特に皆が知っているとおり、原油は98年の10ドルから10倍になったわけで、今高騰しているプラチナは300ドル台から2200ドル台へ7倍ほどになっている。3倍程度、あるいは過去の高値近辺にいるなんているのは、まだかわいいものだとしか言えない。
 相場なのだから何時かは天井を打つのではあるが、まだそんな感じは全く無い。ヘッジ売りの当業者が、どこかふっ飛ぶくらいにならなければ、本当の天井は打たないのではあるまいか?

 それにしても昨日、一昨日の強風は凄まじかった。首都圏でも電車は止まるはで、砂嵐のような風でもあった。今日、明日と国公立大学の2次試験であるが、北海道大学は受験日を一日ずらしたりする有様。受験生を抱える人は、さぞかし心配だった事でしょう。家にも受験生が一人居るもんで…

(2月25日記)


 何でもかんでもよく動く。その代表格はプラチナであろうが、大雑把に今日は100円下げて、その後300円上げて200円下がり、またまた100円上がっているが、今はまだ4時半なので5時半にはどうなっているやら…
 どうしてこんなに動くのかといえば、鉱山が爆発事故を起こし、その後新鉱山が見つかり、また爆発事故が起きたから…というのは冗談で(笑)、理由なんぞ何もない。ポイントどころに入っているストップロスを巻き込みながら、買い特気・売り特気が巻き起こるからそうなるのだ。要は相場は相場に聞け!である。

 またコーンも午前中までは安かったが、伊藤さん家のタダシ君が買いを入れたらストップ高。何って、そうなんだから…としか言いようが無い。

 ともかく最近の相場は、どれも激しく乱高下しながら動いているわけだが、短期売買をする向きはする向きで気になるだろうが、中長期で張っている向きには関係の無い話。波は大きく激しかろうが、潮の流れは何も変わっていない。乱高下でたまに下げてくれるから、上昇トレンドが簡単に終らないのだ。

(2月22日記)


 昨日のゴムの下げには驚いた。321円台から下げ始めたので、結局は前日比変わらずくらいまでは下げるのだろうとは思っていたが、まさか5時過ぎから前日比8円安まで下げたのにはたまげた。普通ならあのような大陰線を引けば天井なのだろうが、最近の相場はジワジワと上げてドカンと下がり、その一発で整理が終わって上昇するパターンが多い。今日の急騰を見れば、これも同じ事なのだろう。

 今日の日経新聞商品欄は、原油・金・銅・アルミ・穀物・コーヒー・粗糖などの現水準と買い材料、売り材料の一覧がわかりやすく載っていた。その中でのコーン・大豆・小麦の穀物相場の売り材料は、買われ過ぎ感の一言だけ。要は値頃以外には、下げ材料はないと言っているわけだ。今日も新高値更新の中で、何とか値を抑えたい勢力もあるようだが、こういう情勢ではそうそう簡単には下がらんだろう。
 しかしこれにプラチナ相場も入れておいて貰えば、もっと凄まじさが判ったかも… 高過ぎて買えないのならば、パラジウムが証拠金で考えても妙味あり!ただしこのパラジウムは、ネットでは扱っていないところも多いみたいであり、そういう人は是非にこちらで口座開設を考えてみたら如何?

(2月21日記)


 原油相場の再度の100ドル乗せには驚いた。米国での製油所火災やOPECの減産の可能性などを映したものと言われているが、その程度と言っては語弊があるかもしれないが、まさにその程度で4ドルも上がるのだから凄まじい。結局は相場が上に行きたがっているということ、あるいは株式市場よりも商品市場を魅力的と考える投資家が多いと言う事だろう。
 ただ国内市場は、何から何まですべてが急騰して始まったが、先導役のプラチナ相場が高値から300円の急落を見せて、他商品にも波及。単なる調整であろうが、7,000円の10%でも700円あるわけで、調整と言うレベル以上に大きな値動きが出るのは仕方の無いところ。
 まあ貴金属にしても穀物にしても、たまに下げてくれなくては買いを入れるチャンスもなくなってしまう。流れが変わるほどの下げになるとは思えず、押し目買い方針は変わらんな。

(2月20日記)


 高騰を続けるプラチナ相場であるが、1次規制の新規建て玉6万円アップに加え、残玉にも21日から5万円の証拠金アップ。本証拠金10万円に加算すると、1枚=21万円となる。なお弊社・セントラル商事では、元々プラチナは1枚=12万円でやっているため、都合で1枚=23万円となる。
 それが発表されたのは昨日の5時であるが、それで一時的にストップ高から120円ほど下落。しかし結局戻り、今日も急騰となったわけで、かえって振るい落としが来た相場は燃え上がる事となった。今後8,400円以上まで、ひどければ1万1,000円まで上がっても当方は驚かないが…
 
 しかしこうなると、同じ触媒用需要のパラジウムは如何にも割安だ。価格だけではなく、証拠金も3万円という状況も人気に拍車を掛けそう。倍率はプラチナと同じ500倍なのだから、高額証拠金のプラチナからの乗り換え組みも出て来るだろう。というかローテーションを見ていると、明らかにその動きは出ている。
 そしてゴムも昨年11月、12月の高値を更新して青天井の気配。何もかにもが上がっている状況は、商品市場の中での循環買いのパターンに完全に入ったな。

(2月19日記)


 今日も商品市場はほぼ全面高。プラチナはまたまたストップ高であり、コーンは38,000円台、大豆は71,000円台に上昇である。ちょっと安かったのは石油と金くらいのものだ。
 ともかく相場というものは、付いた値段が相場なわけだ。買われ過ぎだとか、異常だとか言ってもしょうがない事。トレイダーだって、ちょっと気が違っているくらいが優秀らしいぞ…(笑)

 さて相場の話はあまり書く事が無いので、今日は高校での日本史の授業必修・復活の話を。
 今まで行われていなかったというのも驚きだが、おそらく学生時代は歴史なんて興味の無い人が大多数だろう。当方も全然興味が無かった。○○年に誰がどうしたとか、そんな事を覚えても何の役に立つのか?ただ丸暗記するなら、当時なら辞書でも引くなり、今ならネットサーフィンすれば済むだけの話だと…
 大体が縄文時代から始まって、平安時代がどうだとか、鎌倉時代がどうだとか言われても、我々が生きて行くのと何の関係があるのだ?というのが普通の感覚。正直言って、当方もそう思う。鎌倉仏教の辺りまで来て、誰が○○教を広めたとかの辺りで、大体みんな挫折するわな…

 ハッキリ言おう。歴史は現代史が一番重要であり、せいぜい明治維新前まで理解すれば十分。何で中国は毒餃子を日本に輸出しても謝らないのか?今後彼らとはどう付き合って行けばよいのか?なぜ日本には親中派、新米派、右翼、左翼がいるのか?すべての歴史は現代史であり、連綿と続いている。どこかで区切れているものではない。世界史の範疇だが、未だにアラブとイスラエルがもめているのだって、もう数千年も前からの話じゃないか。でイスラエルって国家は、誰が何の目的で作ったかを知れば、何の事は無い数千年分の歴史を学んだのと同じだ。
 そしてこれから起きる事も、過去に起きた事の焼き直しでしかない。だから未来のために歴史を学ぶわけだ。相場をするものが、チャートを見るのと同じである。 でも多分学校では、現代史は教えられないだろうね。何を教えるか、絶対一枚岩にはならないから。江戸時代まで教えて、後は3学期になってうやむやになるという現状を学ぶ事こそが、最大の歴史の授業だ…(笑)
 
(2月18日記) 


 NYプラチナは、引値ベースでも2000ドルの大台を突破している。そして東京市場は、今日も急騰してこの1週間だけでも500円ほどの上昇である。
 さてこのプラチナ相場、大勢では1999年から足掛け10年も上昇を続けている。起点は僅か1,100円台であり、ドルベースでは340ドル程度だ。6倍近くになっているわけだ。
 ちなみに金も1999年の800円台からの上昇であるが、約4倍である。ドルベースなら250ドル台から940ドルへと3.8倍。NY原油もその頃が安値で僅か10ドルちょっと。100ドルまで行った訳だから、10倍になっているわけだ。
 もしも同じようにプラチナも10倍なら3,400ドル(国内価格1万1,000円)、金なら2,500ドル(国内価格8,000円)になるわけだ。

 正直言って、そこまで人間が大きく出来ていない当方は、自分じゃそうなるとまでは思っていない。思っていないが、今はまだ新規売りなど危険じゃないの?という風に考えている。
 そう言えば先日NHKのBS放送でやっていた穀物の話では、米国の年金等を集めて運用しているファンドマネージャーが、コーン相場は20ドル〜24ドルまで上がると言っていた。おいおい、当方もずっと史上最高値は更新する、6ドル台もあるんじゃないの?とは言っていたものの、まだ5ドルの前半でうろうろしている相場が20ドルとは大きく出たもんだ。
 もっともコーンというのは大体2ドルくらいが底値。原油のように10倍になるのなら、確かに20ドルではあるけれども… そこまで人間の大きくない当方は、やっぱりそんな大相場は考えられないが…(苦笑) だが今はまだ、押し目買い一貫だ。

(2月15日記)


 昨日、どうせ単なる調整だろう…としていた相場は、貴金属から穀物に至るまで本日噴き上げた。2000ドルに到達したプラチナ相場は、全限240円高のストップ高。ストップ制限のない当きりに至っては、400円以上の急騰である。
 また明日に納会を控えるコーン相場も、当限の1,500円高の他、全部が800円高のストップ高で終了である。

 難しい話は週刊レポートで解説しているゆえ、この日々雑感では難しい話はなしである。簡単に言えばこの商品相場の高騰は、バブルであろう。バブルなのだから何時かは弾ける。しかしそれはまだ先の話だろう。
 不動産バブルもそう、株式のバブルもそう。バブルだ思って売る人が居るうちは、まだまだなわけだ。尋常ではない状態に皆が慣れてからでなければ、下げには転じないのだ。かつて日本の不動産バブルの時期に日本の土地価格は総額で、アメリカ全土の2.5倍の土地と等しくなった事がある。まさにそんな馬鹿な!であるが、その当時は日本という限られた面積しかない土地価格はそれでも仕方が無い…という意見がまかり通ったものだ。
 日経平均が38,000円まで上がった当時は、買わないリスクなどという妙な論調を出した評論家も居て、10万円になると言っていた。

 さて商品品相場が、そこまでの状況になっているか?インフレを実感できる状況か?まだ下がるだろうという意見も多いうちは、バブルは弾けない!

(2月14日記)


 さすがに昨日上げ過ぎた反動か、今日はほぼ全面安の展開である。だが、どうせ単なる調整だろうと思っている当方には、書く事が無い。まあ、あんまり安心していると相場の変化に気が付かない場合もあるし、また相場の神様が怒って逆境に立たされる事もあるので注意は必要であるが…

 さて北海道・滝川市で元暴力団の夫(42)と妻(37)が生活保護費を2億4000万円あまり騙し取ったとのニュースが出ていた。通院と言って、タクシー代を月に2000万円も請求していたというのだから尋常ではない。それが全部遊興費に化けていたわけだ。
 その前の日には、大阪・岸和田市で生活保護を受けている男が、新幹線・飛行機を使った通院で438万円受け取ったとのニュースもああった。大阪辺りじゃどうせそんなものは氷山の一角だろうな。橋下知事は、メスを入れられるんだろうか?
 本当に必要な生活費を受け取れないで餓死するニュースもある一方で、このような事態は全く困ったモンだが、そういう人たちは一般人が年金がどうだこうだと言っているのは馬鹿だと思っているんだろう。特に○○団体の人たちはね。○○は複数回答可…(笑)

(2月13日記)


 東京市場3連休中には、東京でG7が開催。何ら具体策の出ない状況であり、皆で金利を下げて、どんどん紙幣を刷ってジャブジャブにするしかないと考えているらしい。だが結局その資金は、インフレを予期して商品市場に流れ込む図式である。
 そして今日も石油は急騰、南アでの電力不足という材料のあるプラチナは大暴騰、その他の商品も大体が上昇の展開である。

 買い方にとってちょっぴり残念だったのは米農務省報告で、コーンの在庫は据え置き。それで多少は緩んだものの、小麦は60年ぶりの低在庫。60年前なんて戦後間もなくであり、おそらく誰も知らない未知の領域だ。
 コーン・大豆自体は今回の発表で弱材料であろうが、これから作付を決定する段階で、限られた農地に何を農家は植えるのか?こんなんじゃ、コーンも大した下げなど期待できそうも無いだろう。肉やパンなど食っている場合じゃない。日本人なら米と魚と漬物で十分だな。

(2月12日記)


 円安+外電高で今日の商品市場は全面高。明日から3連休であるが、最大の注目は今日もストップ高になっている穀物の需給報告だな。

 さて今日はこれから出掛けるので、気になった記事をご紹介する。以下は経産省のトップ北畑事務次官の発言。
 「株主は(企業経営の)能力がないうえに浮気者、それから無責任、有限責任であり、配当を要求する強欲な馬鹿な奴ら。さらにスティール・パートナーズとなると、株主や経営者を脅す。つまり、七つの大罪のうちかなりの部分がある」
 *7つの大罪とは、キリスト教でいうところの『ごう慢、嫉妬、憤怒、怠惰、強欲、暴食、色欲』の7つ。

 さらに次官はデイトレイダーに関しても、
 「本当は競輪場か競馬場に行っていた人が、手数料が下がったので、パソコンを使って証券市場に来た連中。 デイトレーダーは、最も堕落した株主の典型。」というような発言もしたらしい。

 本当に情けないね。これが官僚のトップの発言だよ!完全に市場と資本主義を否定する発言であり、彼は共産主義者なのか?それとも商売を卑下する儒学者なのか?これでは株が売られるのは当たり前!資金が逃避するのも当たり前。
 でこの商品業界だが、管轄は農水省とこの馬鹿がトップを勤める経産省である。彼の管轄する投機の世界である商品市場は、強欲で馬鹿な客がやる競輪・競馬のような博打の世界であり、それを扱う会社はヤクザの組のようなもので、外務員はその構成員だとでも言うのだろうか?思い上がるのもいい加減にしろ!と言いたい。

 この北畑次官…総務課長時代にノーパンしゃぶしゃぶ問題で噂になった人物と検索すると出るぞ。少なくとも7つの大罪の幾つかは自分の事じゃないのか。政治家も官僚もこのレベルでは、本当に市場もどうにもならん!情けない…

(2月8日記)


 株式市場はまだだらだらしており、今後欧州の銀行の決済次第ではまた下がる局面も十分有り得るだろう。だが商品は、結局プラチナが5日の高値から200円安をものともせずに新高値更新であり、金も急反発である。穀物にしたって昨日のシカゴ市場は天井みたいな足ではあるが、ファンダメンタルズは変わっていないわけであるし、本当に悪いのなら今日もストップ安まで売られたはず。通常下げ相場は、上げ相場の3倍のスピードだ。そうならないのは、まだ商品は上昇相場の途中であると言う事だろう。手口的にコーンは、明日までは調整だと思うが…

 さて中国毒餃子の原因は、おそらく最初から皆が思っていた事とは思うが、やはりそこの従業員が故意に混入した殺人未遂のようだな。安全管理は徹底しているとの中国側の弁も、ネットには『昨年19歳の女性従業員が蒸し器のある施設に忘れた携帯電話を取りに入ったが、中に女性がいるのに気付かず蒸し器が稼動されて死んだ。』とのニュースも出ている。 携帯電話を持ち込めるなら、農薬だって簡単に持ち込めそうだ。
 この天用食品なる会社、実は国営企業である。民工と呼ばれる出稼ぎ農民の給料は一ヶ月1万3,000円程度らしい。それに対して経営者側は、年収で4000万は貰うという。
 中国は完全なる格差社会であり、これは格差・格差と騒ぐ日本の比ではない。何たって戸籍で縛られているため、農民はずっと農民で都市戸籍は永遠に取れないわけだ。上海や北京で幾ら金持ちが出ても、彼らは永遠に浮かばれないわけだ。そういう彼らは反日教育を受けて育ったわけで、大儲けをしている経営者を尻目に即クビになるのだから、どうせ日本人の口に入るものだから毒でも入れて会社に迷惑を掛けてやろう…と思っても不思議ではない。日本人でもカレーに毒を入れた馬鹿がいたが、向こうは何たって愛国無罪の国だからそんな馬鹿は山ほど居るだろう。
 是非とも北京オリンピックはボイコットして、中国共産党を解党する方向に持っていってもらいたいもんだ。そうしないと、何時までも変わらんよ!

(2月7日記)


 NY株が非製造業景況感指数の急激な悪化を受けて370ドル安の急落。とは言っても2.9%の下げに過ぎない。しかし東京市場は600円超の下げで4.7%と今日も上海やインドより大きく下げている。サブプライムだモノラインだと様々あるわけだが、相変わらずその被害が軽微と思われる日本株の下落が激しいのはこれ如何に。
 この原因は様々言われるが、一言簡単に言えば東京市場は魅力が無いと言うことだろう。政治は自民も民主も含めて経済音痴としか思えないし、先のブルドックソースの件でも裁判はファンドは負け・会社側の勝ちの判決を出すし、儲ければ税金をごっそり掛けるし…リスクを採る価値があるのかどうかという事になるわけだろう。
 そして今の中国餃子問題。これも株価下落の材料かもしれないが、それはともかく食料自給率40%以下は先進諸国の中で最低。金さえあれば食べられると思っているのが日本人だが、まるでマリー・アントワネットだな。パンが無いなら、ケーキを食べれば良いのに…ってな感じだ。

 そのパンの材料の小麦は、昨日のシカゴ市場でストップ高の急騰。今日の夜間取引でもストップ高の急騰。もちろん史上最高値の更新であるが、チャートを見ればまだまだ上がりそうな恐ろしい姿。株安で金や原油など安い商品も多い今日の商品市場だが、どうも穀物だけは別な動きである。これで米国が今年不作にでもなると、さあ一体日本に穀物は入るだろうか?豆腐がクジラになる日が接近中かもしれない。

(2月6日記)


 今現在、当方が手掛けている銘柄は金、プラチナ、パラジウム、コーン、一般大豆、NON大豆の残り分である。どれもこれも大きく動いているため、さてどれを解説しようか… まあしかし、現状の相場は先物取引というよりも博打取引といった風情だ。
 まずはNON大豆だが、後場2節までストップ高であった10月限は、後場3節の大引けにはストップ安まで叩き込まれた。4,200円の動きだぞ!

 次にプラチナ相場だが、昨日まで9日連続高(うち6日分は新高値更新)で上げてきた相場が、今日も一時は5,900円台まで急騰。それが後場から一転して下げ、一時は高値から200円以上下げて、また反発の展開。もっともこのコメントを書いているのは4時過ぎだから、5時半までにまた一波乱あるかもしれない。

 こういう展開の相場に、正直って高い安いの相場観は言えぬ。理屈を言っても仕方ないだろうとなってしまうわけで、先物取引ではなく博打というべきものだとなるわけだ。
 ただ当方なんぞ、もうすでに相場の世界で25年も生きている。昔も乾繭・生糸や色んな相場で、同一日にストップ安とストップ高が混在したり、限月によってストップ高とストップ安が同時に付いたりなど、何度も経験している。金だって第一次の湾岸戦争の時は、朝方のストップ高から引けにはストップ安になった事もある。
 なんだか動きを見ていると、ねずみ年だけに『パニックになったねずみが集団で海に飛び込む姿』が頭に浮かぶ。こういう相場には、経験に一日の長があるベテラン外務員を使うのも一つの手だと思うが如何?
 宣伝かって?そうです、宣伝です…(笑)

(2月5日記)


 やっとストップ安が止まったNON大豆は、一転してストップ高に。もっとも明日から新規建て玉には10万円の臨時増し証拠金が掛かる。つまりはもうやるなと言う事であり、後は徐々に売り方も買い方も玉整理して終了だな。

 土曜日のNHK・BS放送の米国穀物の特集を見た。エタノールにガンガン使われるコーンは高騰し、日本の豆腐など食品に使われるNON大豆は確保すら難しいというような内容だ。その中で穀物相場に流れる資金という話題で、あるファンドマネージャーが年金基金などの運用者に穀物相場の魅力を話している場面があった。そのファンドマネージャー曰く、コーン相場はこれからまだまだ上がり、目標値は20ドル〜24ドル何だと!
 実は当方はずっと前から6ドル目標と言っては来たが、さすがにここまでは考えていなかった…(苦笑)全くもって言ったもん勝ちみたいな話だが、そんな与太話みたいなので巨大な年金基金を集めるのだから、大風呂敷を広げられるだけ大物だな。6ドルなんて言っているようじゃ、自分は小物だな…(笑)

(2月4日記)


 今日で6連続ストップ安のNON大豆12月限は買い方の手仕舞いさえ不可能な状況であり、ついに週明けに緊急理事会を開催する予定だ。もっとも決めたのは昨日の事であり、緊急と言う割にはのんびりしたもんだ。
 買い方にとっては悲鳴を上げたくなる事態であろうが、そうは言っても元々やり過ぎた大豆市場だ。今までは一般大豆とのサヤが6,000円程度だったものが、1万円、2万円と駆け上がり、1月に入っては更に加速して何と3万5,000円以上に買い上げられたわけだ。この異常事態に何の手も打たずに鞘取り筋を見殺しにし、この下げで規制をしようたって売り方は許すまい。
 今日の先物12月限は、2,100円×6発のストップ安も含め79,350円である。高値94,760円からはすでに15,410円の下げである。もっとも発会時(12/20)の安値は72,610円であり、そこからすればまだ6,740円も高いわけだ。下げを異常と言うなら、上げはもっと異常だったわけだ。

 このNON大豆の現状に付いては、直近では24日、25日にも警鐘を鳴らした。18日にもすでにストップ安連発の可能性もコメントしていた。スクロールしてご覧下さい。

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(2月1日記)


 まだ木曜日で明日も立会いは在るが、1月も今日で終った。しかしどれもこれも、本当に良く動いたな。
 例えば金だって、年頭から100円上げて300円近く下げ、また300円上がったわけだ。道中ストップ高有りの、ストップ安有りのであり、大波乱の展開。300円と一口に言うが、1枚当りの変動は30万円なのだから凄まじい。明日からストップ制限が150円になるが、どこかで記念に記録するんだろうな。
 プラチナも400円下げてからの500円の爆騰は凄まじいが、明日からは何とストップ制限が240円。逆に行ったら一撃でふっ飛ぶぞ!

 穀物相場も大きく動いたが、何と言ってもNON大豆だな。今日もストップ安で2,100円安の5連発!2,100円の一発で証拠金が倍であるから、5連発なら証拠金5倍!もっともチャートでは今年上げた分の往って来いであり、まあやり過ぎた相場ゆえにとがめもきついと言う事でしかない。
 ただしこの期に及んでも、昨日・一昨日辺りのローテーションを見ると新規買いもまだ結構出ている。どう見ても買い方の投げが一巡しないと底は打たない、ストップで手仕舞いが出来ていないから投げは出尽くしていないというのに、買う度胸というのは感心する。とてもじゃないが、色んな内部要因を知っている人なら利食いは別として買わないだろうに…

(1月31日記)


 今晩のFOMCにおいて、利下げがどの程度行われるか?0.50%の引き下げはほぼ織り込み済みであるが、0.75なら株式市場は上昇。逆に0.25なら売られるかもしれない。そういう懸念が出ているのか、今日は株式市場・商品市場ともに頭が重い。
 特に戻り歩調に入ったと考えていたコーン相場も、今日は海上運賃安もあって下落である。なかなか一筋縄では行きそうも無いな。

 NON大豆はストップ安の4連発。さてどこまで下がるかであるが、一般大豆の見る限りNON大豆の順ザヤはまだ大きく感じる。リバウンドはあっておかしくないが、底入れにはサヤが潰れるのも条件の一つになるかもしれない。

(1月30日記)


 NON大豆の3連続ストップ安以外は、ほぼ全面高の展開。そのNON大豆は今までの爆騰のとがめであり、売った商社の買戻しか大手筋の買戻しが無い限り、そうそう簡単には止まらないだろうと思われる。

 一方で金・プラチナはNY市場で史上最高値を再び更新。もちろん国内市場でも高値更新である。南アでの電力不足で鉱山が閉鎖されているなどの材料もあるものの、基本はドルの信認が薄れてしまっているため、金に資金が流入するしかないという事なのだろう。不安定な株式市場、景気の先行きに懸念も高まる中、金利が下がれば下がるほどインフレ懸念が高まる事を忘れてはならないか。

 考えてみれば原油がつい最近100ドルという史上最高値を更新、貴金属も現在新高値更新中であるが、穀物相場も小麦が10ドルという史上最高値を記録している。しかしコーン相場だけは、まだ史上最高値は更新していないのだ。いずれこれもそうなるんでしょ!というのが当方の見方であり、確かに円高や株安は怖いし、海上運賃も下げ止まらないのは怖い。ただシカゴで急騰したら、どうせ東京だってまだまだ上がるんでしょ!と考えている。もちろん逆の見方を採っている人もいるだろうし、相場観は人それぞれのものであり否定はしない。結果としてどちらかが当り、どちらかが曲がるだけだ。
 海上運賃が幾ら安くなろうとも、もしも米国の在庫が払拭されたりしたら禁輸になるケースだってあるわけで、そうなると積む荷物が無いじゃないか!となりかねない。そういう事態なんぞ有り得ないと考える向きもあるかもしれないが、かつて大豆でそういう事があったじゃないの。(1973年の米国の大豆禁輸)

(1月29日記)


 もう一度安くなるだろうとしていた株式市場が早速500円以上の下落。上海もムンバイも暴落で、当然の如くそうなると円高になる。そして原油の夜間取引も下落する…というパターンである。
 金利引下げのカンフル剤が入ればまた株は戻るわけだが、利下げの影響は元々は需給逼迫状態にある個別の商品価格をむしろ押し上げると思われ、このままでは本当にスタグフレーションの到来かも。

 まあ下げたら困るものもあるが、下げたらうれしいものもあるわけで、こういう時は鞘取り云々ではないが、売るのもは売っておくのがベターであろう。

(1月28日記)


 むかしむかしあるところに、ジャックという男の子が相場を張ってくらしていました。ある時ジャックは魔法の豆を手に入れ、それは何と天まで届くほどの相場になりました。しかし豆の木の上には鬼が住んでおり、儲けたジャックに襲ってきました。ジャックは慌てて豆の木を切ってしまいました。おしまい…

 株式相場は600円ほど高く終了し、とりあえず今週分の下げは戻した。年初来までの戻りは簡単ではなさそうだから、ここからの高値はもう一度叩かれる場面は覚悟せねばならぬだろう。
 しかしドルベースでの金・プラチナは最高値を本日更新中。原油も急激に戻り、コーン・一般大豆もストップ高。株式市場の大幅安〜ファンドの手仕舞い売りが終了すれば、元々そんなに下がる必要のなかった商品市場は一気に買い直された。FRBは今週0.75%の利下げを行ったが、今後も断続的に利下げは行われるはず。ダブついた資金の向う先は、商品市場であることは間違いない。
 株式市場が再び下落すれば連れ安はあるかもしれないが、そこは買い場になるだろうと信じている。ただし異常に上がってしまった銘柄だけは、大きな調整が来るのは避けられまい。魔法の豆のようだったNON大豆も、育ち過ぎて切り倒される日が来たわけだろう。昨日簡単にコメントしていたとおりの展開。

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(1月25日記)


 NYダウは300ドル安から300ドル高への大暴騰。まあ大暴騰というよりは、凄まじい乱高下と言った方が妥当かもしれないが、株式市場も外為市場も商品市場も荒いこと荒いこと。かつてとやっているメンバーが違うのだから、こういう動きもしょうがないのかもしれない。狩猟民族のやる事はえげつないからねえ…

 さて穀物相場であるが、コーンはぼちぼちのところかな。一方で逆にNON大豆も別な意味でぼちぼちのところかな…今日も出掛けるので、コメントは簡単ですみません。西に東に飛び回る悲しき外務員かな。

(1月24日記)


 FRBによる緊急利下げ0.75%によって、とりあえず世界同時株安の連鎖は止まっている。まだまだ楽観できるほどの状況ではないが、今後も様々な手は打って来るだろう。大恐慌だけは避けなければならない。
 ともかくこの年初からの下げにより、日本の株式市場の総額は100兆円ほど消えてしまったはず。年金がどうのこうの、ガソリンがどうのこうのと言っている間に、国家予算1年分ほどが一瞬に消え去ったわけだ。効果があるかどうかはこれからの事である米国の施策であるが、ぼけっと何の手も打たない日本の政治家よりは余程マシである。『株なんぞ下がっても関係ないや!だって株なんてやっていないもん。』という考えの人も居るだろうが、自分の受け取る年金も下手したら消えていっているのだと考えれば、そうそう金持ちだけの話とは言ってられないでしょ。

 こういう政府の無策に怒るのは、現在当方が商品市場で買い方だからだ。株安のおかげで、商品まで下落はたまらん。今日は出かけるので、3時過ぎにこのコメントを書いております。

(1月23日記)


 NY市場が休みの間に世界同時株安は続き、ついに日経225先物は800円安の暴落。2日で1,300円安であり、株価はついに12,500台まで下落である。現在のアジア市場の株安は続いており、インド・ムンバイ市場では一時10%の下落で取引停止にもなっていた。これ以上の暴落が続けば、世界大恐慌にも発展しかねない。まあ滅多な事ではそこまでは無いと思うものの、あまり無為無策が続けばそういう事態にもなりかねない。

 今日の商品市場の暴落もそれを懸念したわけであって、今後の株式市場次第である。今晩のNY市場で何が出るか?戦々恐々としている。ともかく期待は米政府・FRBにしかないわけであって、日本は政府も野党も経済音痴のアホばかりが多いわけであり、全く期待は出来そうも無いからね。

(1月22日記)


 今晩のNY市場は休みなのだが、株式市場はまた下落。13,000円台維持すら怪しくなってきた。こんなに下げても政府は『株価の動きに一喜一憂するな』であり、民主党はガソリン下げる!のおべっかしか言わない。何か対策を出さないとまずいんじゃないの?

 一方で商品市場は穀物相場が調整を終了して急騰。一般大豆もストップ高であり、コーンも700円ほど上昇である。この大豆の高騰は、ゴールドマン・サックスが週末に『今年は大豆が最も上昇する可能性が高い』とコメントしたのも強材料になっている。先週末のやり過ぎのストップ安で、さすがに底を打ったのだろう。
 ただし怖いのは円高だな。このコメントを書いている時間になって、急激に円高が進んで石油や金も下落してきている。

 さてインフォーマ社が出した今年の米国の作付面積予想は、コーンで9004.8万エーカー(前年9360万エーカー)、大豆で6897万エーカー(同6360万エーカー)であった。コーンは減少で大豆は増加だが、大豆の需給逼迫を解消するには最低7000万エーカーが必要であるとの事で、増加予測の大豆も弱材料にはならないという。だったら減少したコーンだって買われるだろうし、どっちにしても穀物相場がファンダメンタルズで弱いとは思えない。

 話は変わるが、1エーカーってどのくらいの広さか判るだろうか?一辺が63.61メートルの正方形が1エーカーなのだが、坪に直すと約1226坪。日本の田畑の単位1反では約4.1反になる。10反が1町歩で1ヘクタール。ちなみに日本の全耕地面積は500万町歩である。
 この米国コーンの作付面積が9000万エーカーという事は、日本の単位だと3690万町歩である。大豆の7000万エーカーは、2870万町歩。でかいぞ、米国は!

(1月21日記) 


 昨日の後場からの株価の戻りでてっきり何か出て来ると思ったのだが、NYダウは300ドル超の下げで入電。バーナンキFRB議長の議会発言は、市場にはがっかりした印象しか与えなかったようだ。それを受けて東京市場は再び急落だが、今日も後場から大きく戻ってプラス圏の終了。政治・金融の世界では米国の属国のような日本であるが、その産業技術力は間違いなく世界一。精密機械も電気機器も自動車も鉄鋼も原子力発電所も、日本の技術が無ければ何も始まらないわけであり、そういう意味では株価はただいまバーゲンセール中だ。

 しかし商品市場は、粗糖のストップ高を除いてはまた全面安。特にコーン・一般大豆のストップ安の下げが強烈。シカゴ市場との換算は全く当てにならず、米農務省の強気の発表があった前の水準まで下げてしまった。単なる調整安であろうが、さすがにここまで下げると投げも誘発されている模様。
 さらに凄まじいのはNON大豆の急騰であり、これはもっと理屈に合わない動き。現物価格では一般大豆6万円、NON大豆75,000円らしいが、NON大豆先物は9万円を大きく越えているからね。ここまで来たら、仮に調整安でも来た場合には、ストップ安5連発程度は軽いんだろうな。売り方はほぼ全滅状態になっているわけだが、こういう相場は逃げ時を逃すと結局買い方も玉砕するぞ!(そう言っている間は、天井打たないか…苦笑)
 武田信玄ではないが、『戦いは5分の勝ちをもって上とし、7分をもって中となし、十分を持って下と為す』と言うではないか。

(1月18日記)


 日経225先物が、朝方戻ってから一度大きく売られた後、後場にまた大きく戻して引けている。ひょっとしたら今晩のNY市場では、FOMC前に利下げが断行されるのかもしれない。
 それで株式市場が底を打つのかどうかはわからぬが、商品には間違いなく強材料になる事だろう。仮に緊急利下げがあるとすれば、まず0.5%引き下げ、その後FOMCで更に0.25%で都合0.75%になるのではないかと思われる。
 先取りしているのかどうか判らぬが、金・プラチナが3時半を過ぎてから急騰中。終了まではまだ2時間もあるゆえ、最終的にどうなるかは判らんが。

 穀物相場は、フレート安で今日も下落。シカゴ相場の下値はほとんど無いと思っているのだが、それを手掛かりにコーン・一般大豆を売る商社の玉に押されて今日も安い。しかしNON大豆は商社売りが出ないゆえ全く別物であり、またストップ高だ。もうサヤなんぞ考えても無駄であり、違う商品だと思った方が良さそう。

 しかし思うに米国市場では、株価が下がれば効果の程は別として迅速な対応策を取ろうとする。しかし日本の場合は全く何もしようとしない。米財務省のお偉いさんは大概ゴールドマン・サックス出身者であり、役所に行ったり戻ってきたり。官民一体とは米国の事であり、日本の方が明らかに硬直化していないか?そのG・Sさんの言う事ニャ、金は900ドルだそうです。

(1月17日記)


 昨日のコーン相場の急騰で、当方はちょっと調子に乗り過ぎたのかもしれない。昨日バリバリのストップ高の800円高であったものが、先物は550円安であるが、中物の7月限は何と1,190円安。どうせちょっと下げてもすぐに高いだろうと考えていたわけだが、今日のところは参った、参ったの展開。『謙虚と感謝』を忘れて、相場様に怒られたのかもしれない。

 さて下げた主因は大幅円高。現在105円台に入りそうなところであり、株価急落が円高を招いて商品市場も全面安。ほとんどの銘柄がストップ安か、もしくはそれに近い水準である。それにプラスして穀物は、海上運賃の下落と商社ヘッジ売りが輪を掛けての下落である。
 しかしそれでも結論から言えば、この商品市場安は単なる調整安であろう。これ以上無策で株価の急落を招けば、金融システムは崩壊してしまうだろうが、そうはさせじとするはずだ。今晩にでも利下げの話が出るだろうし、それがまた商品相場に資金が入る原因になるかも…

(1月16日記)


 米農務省報告でのサプライズを受けたコーン相場は、全限ストップ高の急騰。しかしコーンよりも在庫率の低い大豆相場は、NON大豆の先物2本がストップ高であるが、一般大豆は1,400円高のストップ高すら解けて、中には前日比で安い限月もある。
 相場は付いた値段が相場ゆえ、どうなろうとも決まったものは決まったもので、明日はまた明日の風が吹く。当方のような買い方はどうせ貴金属や石油のように穀物相場も新高値更新となってゆくと考えるわけで、売り方は円高への危惧や株価低迷からの景気減速による需要低下、海上運賃の下落や内部要因などからの下げを期待するわけであろう。とにかく最近は、色んなサイト・ブログも増えたわけで情報過多である。

 しかし相場というものは、上がるか下がるかしかない。そして投機家は売るか買うかしかなく、その建て玉は利食いか損切りで終了するしかない。情報過多というのは、結局何も言っていないのと同じだ。『○○になれば上がるが、○○の状況に変化すれば下がる』などと言ってみたところで、評論家じゃあるまいし我々の取れる行動は売るか!買うか!の2つに1つだ。自信を持って仕掛けたにも関わらず、3日も経っても利が乗らないのはおかしいわけで、逆に一日引かされたからといってどうこうなるわけでもない。
 多くを語るよりも、そう言えば日本には5・7・5ですべてを表す俳句・川柳というものがあるではないか!それで今の穀物相場を語れば、『足らぬもの 2日や3日で 増えはせず』 お粗末でした。

(1月15日記)


 長い1週間がやっと終りそう。何せ東工取の立会い時間は5時半まであるゆえ、まだこのコメントをしている今も立会いは続いている。株の急落から円高となっているため、金相場は今高値からちょっと値を消す動きになっているが…
 立会い延長は、我々外務員にとって労働時間の延長と同意であってうれしくない。もっとも3時半から5時半までの出来高によって、確かに以前よりは出来高が増加しているわけであり、取引所としては今のところ成功だったと言うしかないか。こうなると23時までの立会い延長もスムーズに進むのかもしれないが、さすがにそこまで会社に居たら過労で倒れてしまうだろうから(笑)、正直言えば複雑な心境である。

 凄まじかったのは穀物相場の動き。NON大豆に至っては、10月限が朝のストップ安から後場2節にはストップ高まで急騰。2,100円安が2,100円高になったわけで、証拠金1枚=21,000円で42,000円の動きである。21万円なら42万円の動きがあっという間である。まあ尋常ではないが、怖くて参加できないと思う人も居れば、これだけ動けば楽しくて仕方ないと思う人もありだろう。まあこういう相場は、一度やると麻薬のように止められなくなるもんだがね。
 ともかく凄まじい乱高下で立会時間は非常に長い。一日中立会いをやっている気分であり、これもザラバになったのか?と思うくらい。ただし肝心の東穀取ザラバシステムは、以前から指摘していたとおりにトラブル続出のニュースが日経新聞に出ていた。やっぱりね…であるし、経産・農水の縦割り行政など廃止して、東工取のシステムと統合すれば問題なかろうに。

(1月11日記)


 毎日毎日、上がるばかりでは相場ではない。さすがに今日は原油・貴金属から穀物に至るまで、ほぼ全面安の展開である。特に大豆はストップ安に崩れる大きな下げであり、コーンも期近はストップ安の急落である。某商社の売りがきっかけとなったわけであるが、仮にNON大豆で5連発の1万円下げようが、それでも単なる押しであろう。あまりの上昇スピードに買えなかった向きは、やっと押し目を買えるチャンスが到来したと思っておくのがベターだろう。薄商いの中物を叩いて下げたとしても、どうせ行き着くところは決まっている?

 さて今日は面白いニュースを聞いた。チャイナの取引所では、何と金先物が970ドルまで買われているというのだ。本来ならば金価格は国際価格であり、どこかの市場が割高ならばそれに裁定売りが入り、他の市場に買いが入って平準化するのか当然。チャイナで売ってNYで買えば100ドル幅の丸儲けなのだが、そうなっていないところを見るとグローバル・スタンダードとは程遠いチャイナ・スタンダードなのだろう。摩訶不思議なシナ経済よ!

(1月10日記)


 金相場が新高値更新中の暴騰となっている。NY金夜間取引はすでに890ドル台であり、1980年の最高値875ドルを28年ぶりに上回った。原油価格がすでに100ドルなわけで、かつてのオイルショック時はせいぜい40ドルにも届いていなかった事を考えれば、この金の急騰も仕方ないのかもしれない。株は相変わらずの弱い状況であるし、投機資金は商品に向わざるを得ないわけだから…
 このままではいずれ1000ドル相場になるのかもしれないが、正直言ってさすがに調整安が出なければ買いたくはない。もっとも新規売りなどもっと危険だろうから、それだけは禁じ手としているが。

 昨日高値更新を果たしたコーン相場も、更に急騰の図式。期近は商社筋の売りで何とかまだ頭を抑えているようであるが、どうせシカゴコーンは5ドル台以上に舞い上がるのだろうから、先物を抑えるのは難しいだろう。シカゴとの採算で売る商社も、曲がれば売りの手は引っ込むだろう。
 ただし大豆は、ちょっと異常も極まれり!の状態になってきた。乱高下をしながら一般大豆はストップ安限月があり、逆にNON大豆はストップ高限月がありである。シカゴではファンドが大豆を利食いしてコーンに向う動きを見せているようでもあり、こうなると国内も大豆よりコーンに人気が移る可能性が高いと読む。

(1月9日記)


 今日も下げているのは原油・石油製品だけであり、貴金属は反発。穀物相場に至ってはコーン・NON大豆がストップ高の急騰である。これでコーンは、また新高値を完全に更新である。

 原油は確かに100ドルからは下げ始めたわけであるが、そうは言っても85ドル程度まで下がれば御の字だろう。そうなればなお10ドルあると言えるわけだが、どこで反発してまた100ドル突破しないとも限らない。売りで大きく取れる気はあまりしないな…
 ともかくファンドへ資金を出しているのはオイルマネーが大きい。そのオイルマネーは、仮に80ドルまで原油が下がろうとも、数年前のせいぜい20ドル〜30ドルの相場に比べれば馬鹿高いわけであり、その分資金も潤沢と言って間違いなかろう。幾ら下げても、またその20ドル〜30ドルに下がるなどと考えている人もおるまい。その溢れかえった資金がどこに向うのか?当然の如く商品市場への流れは変わらない。
 そんな中ですでに大きく上昇はしているとはいえ、原油価格の上昇幅に比べれば穀物相場はまだまだ割安であろう。原油が高けれ農機具の燃料費も肥料も全部高いわけであろうし、増産しようにも耕地面積は限られている。ましてや米国はまだ作付すら当分先である。
 どんどん上がる相場に、2階に上がってはしごを外されるのが怖いという人は多いが、今から下げたのでは作付面積だって増加しないだろう。3月末までその心配はご無用と考える。まずは買ってから考える相場だ。

(1月8日記)


 あけましておめでとうございます。4日より大発会で始まった商品市場ですが、この更新は今日から。ただし今日から貴金属など東工取銘柄は5時半までの立会いゆえ、まだまだこのコメントを書いている4時過ぎの時点ではまだ終っていない。

 さて本日は、多くの銘柄がストップ安の暴落。凄まじい上昇を演じてきたNON大豆も、さすがにストップ安の引けである。格好としては大発会天井となった銘柄が多くなってきた様相であるが、それでも結局大勢では買い相場ではあろう。
 例え原油が100ドルから80ドルまで下げようとも、穀物が高値から10%程度の調整をしようとも、ドル安傾向に変化は無いわけであり、また産油国などの収入も莫大なものである事は変わらない。つまりお金がダブついている過剰流動性の経済である事には変化は無く、株式市場は相変わらず不安定で、不動産市場も米国などは全くぱっとしない。そうであればその資金がどこに向うのか?商品市場しかなかろう。

 そんな中でこの正月の番組は、テレビ朝日の『地球温暖化問題』をテーマとしたものなどが幅を利かせており、果たして二酸化炭素の排出量を下げれば温暖化が止まるのか?などという科学的な論議は影をひそめ、猫も杓子も危機だ!危機だ!と煽り立てている。こんなムードでは、仮に穀物相場が今以上の暴騰になったとしても、みんなはしょうがない…としか言わないわけだろう。
 政界に目を向けても、ねじれ現象だから総選挙を!とマスコミは叫ぶものの、自民・民主の大連立が無い限り衆院選をやっても根本は6年間も改選が無い参院なわけであり、これでねじれが解消するわけも無く…民主が衆院選で勝てば別だけれども、それで大丈夫かい?

 そういう環境では、今年の漢字は『乱』になるのかもしれないな。今夏には北京オリンピックで盛り上がるだろうが、それまで相場も高騰する可能性は高いと思うし、その後は当然の如く急落もあろうし…ただし『乱』は苦しむ者も居たとしても、逆に大成功をも生むだろう。今年も面白し相場が続きそうだ。

(1月7日記)





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