シカゴコーン・大豆は連日の急騰であり、本日も朝方からストップ高含みの急騰劇!もっともその後に入電 NY原油高で高寄りした石油製品相場は、逆ザヤで発会したガソリン8月限が寄り後から急落。格好だけ
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商品市況日々雑感:バックナンバー2004年1月〜2004年3月
昨日に底が入ったとした石油製品相場は、本日も急騰。特に灯油の上昇が凄まじい展開であるが、後は
今晩のOPEC総会の結果次第であろう。これで弱材料が出て下げるようならば、逆に突っ込みは買い狙い!
反対に強材料が出るようならば一気に吹き上げるだろうが、そうであれば2番天井確認まで待って売り狙い!
いずれにしろ材料に過大に反応して、その方向への後追いをすると痛い目に会うのではなかろうか?
今晩の作付面積意向発表を控えたコーン相場は、シカゴ市場でまさかの大暴騰。寄付きからストップ高に
張り付いた相場は、今日は終日張り付くだろうと思われたが、大幅に進んだ円高を見て一気に値を消した…
為替は一時103円台まで片足が入っており、日中で一気に1円50銭も円高が進んだ事となる。
買い方には残念な、売り方にはラッキーな展開であっただろうが、相場の騰落を後付けで為替のせいにしても
しょうがあるまい…これも相場であり、円高を予期していなかった方が悪いと言う事か。
なおこの為替は、今年2月2月3日に記録した105円30銭を突破したものであり、2001年2月以来の約3年
ぶりの円高と言う事になる。
(3月31日記)
海上パージ価格で34,000円まで上昇しているガソリン相場は、本日の当限の価格は妥当なところであろう。
昨日まで2連発のストップ安を記録し、本日も寄り付きで28,000円割れまで叩き込まれた先物であるが、
さすがにこれだけの逆ザヤ形成では反発に転じるだろう。本日安値である27,910円は、ほぼ底値と考えたい。
もっとも31日に開かれるOPEC総会の動向次第では、どうなるかわからんと言う危惧もあるにはあるが、
少なくとも売り玉は買戻しの場面であったと言えよう。
(3月30日記)
ここまで下げる理由は見当たらない穀物相場であるが、上げる時も急だったゆえに下げる時もまた凄まじい。
内部要因では金曜日の動きと同様の展開で、また値段の付き方も似たような形でストップ安まで叩かれた。
シカゴ市場が31日の需給報告まで動きづらいと見たのか、国内市場は高値買い付き玉の投げ催促相場の
様相を呈している。内部要因を知るものほど投げられぬ相場展開には、全く困ったもんである…何だか、訳も
なく上がった時の粗糖相場の逆バージョンを見ているようである。
その他ストップ安銘柄は、ガソリン・灯油・粗糖となっており、ゴム・プラチナ・コーヒーも安く、ほぼ全面安と
言って良い展開である。どの銘柄も、上げ下げの日柄やチャートパターンがそっくりである!
(3月29日記)
4月1日より始まるOPEC減産に対して米政府高官が、原油価格高騰の抑制から減産を見送るような警告
を発した事によりNY原油価格は急落。それを受けて東京市場ガソリン相場も、連日のストップ安を演じる事と
なった。さてこれで完全に相場は終わってしまったのか?それとも31日にOPEC総会前に下げた事により、4月
からの減産実施がしやすくなったと見て、これは単なる調整安と考えるべきなのか?
この週末にじっくり考えてみたい…
その他本日のストップ安銘柄はコーンと粗糖。大豆も続落であり、アラビカコーヒーも同様の展開である。
特に前場は商社筋の買いも見られたコーンであるが、ファンドの手仕舞い売りも途切れた後場から気崩れする
ように急落のストップ安である。何ら材料は見られぬ中での急落であるが、今週の高値で当面の天井は打った
と見るべきなのであろう…天候相場気前ゆえに一気の大暴落とはならぬだろうが、行け行けドンドンで買って
儲かる時代も終わったのかもしれない。
ああ、週末と言うのに胃が痛くなるような終わり方だねえ…
(3月26日記)
昨日のシカゴ夜間取引では高かった大豆相場は、ブラジルの港湾ストの終結をきっかけに本チャンの取引で
は急落となっての入電。 その影響を受けてコーンも安く、東京市場はストップ安へと叩き込まれた…
しかしこの材料だけで、天井決定〜大暴落のシナリオは難しかろう。作付面積発表で余程の弱材料でも
出れば別であるが、踏まれて強くなる麦のようなものではなかろうか。そう言えば、小麦相場はどうなってる?
大豆が高い日はほとんどすべての商品が高いが、一転して安いとすべての商品が急落する不可思議さ!
ストップ安銘柄が続出の本日であるが、アラビカコーヒーの下げはかなり悪質になるのでは?
(3月25日記)
大豆・コーン市場では、明日より臨時増証拠金が掛かる事となる。1枚当り一般大豆が2.5万円、NON−G
大豆が5,000円、コーンが2万円の増額となる。それによって当初は(今日の動きかもしれないが)買い方の
利食いや両建ての買い玉外し(売り玉を外したらおそらく証拠金不足となるため)によって弱材料となるかもしれ
ないが、苦しいのは追証で攻め立てられてきた売り方の方である。結局は強材料になるのではないかとの
シナリオを考えている。相場格言では、一時規制は買い!である。
貴金属市場はプラチナが200円押しの後にまた騰勢を強めており、銀はまたまた新高値の更新である。
石油市場でもガソリン・灯油ともに上昇の展開であり、値頃ではみな売りたいだろうが、ここは我慢していた方
が良いだろう…売り屋さんには、休むも相場という言葉を捧げたい。
一方で国際商品で売れるのは、本日大きく下げた銘柄だと考える。東工取で1銘柄、東穀取で1銘柄である。
(3月24日記)
した夜間取引が安かった事により一気に値を消したが、引けにかけてはまた夜間取引が多少戻した事により、
値を戻して終了の形である。
みなが現在の高値は怖いところであろうし、天井を打つ前に何とか自分だけは逃げ出したいという心理と
見えなくもないが、警戒感のあるうちは逆に天井は打たないのかもしれない…
さて国民年金のCMに出ている某有名女優は、年金を払っていなかったらしいねえ…不払い率40%に上る
国民年金を当方は払っているが(厚生年金は辞めましたので…)、老後の安心とはいえ実は本当に金がない
なら生活保護を受けた方が受け取り金額が多い。それじゃ、払わんのも当然だと誰か言った方が良いのでは?
(3月23日記)
本日発会した灯油10月限は29,730円と9月限と比較して順当に上ザヤ発会となり、その後も上昇して
3万円台乗せとなった。次の需要期限月ゆえ、この動きもまあ当然と言ったところか…
一方のガソリン10月限は30,150円と逆ザヤで発会。一時は灯油の上昇に対し3万円台割れの下落となって
いたが、当限が34,000円台となる中でさすがに3万円割れは安過ぎるという値頃意識が働いた模様…結局
は高値引けでの終了である。
この価格水準では、皆どこかで売り狙いを考えているのではあろうが、今はまだ早いとしか言いようがない。
寄付きから急騰して始まった日以外は、安易な売りはまだ危険であろう。
107円台半ばへと円安が進んだ事や、何よりもシカゴ夜間取引がまた急騰している穀物相場は、
大豆・コーンともにストップ高張り付きの急騰である。先週は内部要因からの急落があったわけだが、需給の
裏付けがあるこの相場は、そうそう簡単には天井は打たないだろう。
このストップ高を見て連れ高している他商品とは、そもそもファンダメンタルズが全く違うのだ!
(3月22日記)
ガソリン相場の4月限が、前日比1,100円高の34,570円で急騰納会した。このまま原油相場が高止まり
するようであれば、次の5月限はもっと高値で納会してもおかしくないだろう…
しかしその他の限月は方向感のない動きである。また他の銘柄を見ても、どの相場も相場に疲れが出ている
ような週末である。どの銘柄にしても今月に入っては乱高下がきつかったゆえ、投資家もだいぶ疲れたのか…
さすがに当方も今週は疲れた。何だか月末のような気分であるが、3月は営業日が23日間あるゆえ、
まだまだ荒れる事は必至か。
(3月19日記)
本日の為替相場は、一時106円台へと突入。その影響もあってか各商品の下落が激しくなってきている。
NY市場では14年ぶりの高値となった原油相場であるが、国内製品相場は期近高の期先安の展開。
プラチナ相場は一時ストップ安まで叩き込まれ、コーヒー・ゴム・粗糖も暴落である。
ファンド買い銘柄にもほころびが出始め、ひょっとしたら流れも変わったかと思える状況である。
チャートを見れば、為替が円安のピークを打った3月8日以降に、各銘柄ともこのところの高値を打って下落へ
転じてきているように見えなくもない。
さて現状での当方の各銘柄に関する相場観を述べるならば、コーン・大豆の穀物相場は目先天井は打った
が大勢では買い方針に変化無し。ゴム・コーヒー・粗糖は売りに転換、プラチナはひょっとしたら天井かも、
石油はまだ押し目買いのまま、金・銀は良く判らない…といったところである。
もちろん全部当って欲しいが、何が当っており何が曲がるかは結果論につき不明。チャートも後から振り返れば、
何て簡単なのだと思えるのだが、道中では上がっている時はまだ高いと思い、下がり始めるとどんどん安くなると
思い、持ち合いに入ると判らなくなると言うのが、相場するものの宿命ゆえに。
(3月18日記)
コーンは全限ストップ安を記録する暴落であり、それの余波からシカゴ市場や夜間取引でも高かったNON-G
大豆もストップ安の急落である。後場2節で立会いが終了している一般大豆も、仮にもう1節あったらストップ
安まで叩き込まれたのかもしれない…
その他の市場も軒並み値を消している銘柄が多く、現状の市場で買い玉を保有するのはファンド中心ゆえ、
その投げでも出ないかと想定しているのか?本日の市場での明確な弱材料は、為替の円高のみであり、
それ以外は何の材料もない。
上がる時も凄まじかったゆえ、下がる時も凄まじいとは思いつつ、まさかそれが今日でストップ安とはねえ…
明確な下げ材料がない中での暴落は怖いとも言えるし、明日の予測はちょっとしづらい。
このところの市場は、上げ始めれば上げ始めたでパニック的な買い一色となり、本日のように下げ始めれば
下げ始めたでパニックのような売り一色となる。ただし大勢では穀物相場中心に、まだ買い相場ではあろう。
明日すぐ切り返すようであればまたすぐに高値追いとなるだろうし、逆に軟調な様であれば天候相場期開始
までしばらく調整局面が続く事となろう。明日の動向に注目したい。
なお昨日の日々雑感は、一日日付がずれていました。訂正しておきます…
(まさか前日から大手筋の踏みが、判っているはずないものねえ…笑)
(3月17日記)
穀物市場で続いていた仕手相場は(特にコーン市場で)売り方大手の総踏みに対し、買い方大手が
同枚数の売りに応じて終了した。推定3,000枚ほどに上ると見られるが、買い方大手の完勝で幕を閉じた
形となっている…
さてこの仕手戦の終了で、気の早い向きは本日で天井の確認とするかもしれない。本日の7月限の動きは、
前場2節では寄付きから一気に400円値を消すなどの動きとなっており、そのような見方も当然出てこよう…
しかしシカゴ市場が明確に下がって来なければ、東京市場で誰が売った誰が買っただけでは相場は終了しない
可能性も高いだろう。
仕手相場ラウンドは終了したかもしれないが、米国中西部の天候相場はまだゴングも鳴っていないのだ。
とりあえず売り方の総踏みの勇気に敬意を表して、相場が一押ししないとは限らんが、相場はこれからだろう。
その他商品も大幅に値を消しているものが多く、特に海外市場で急騰していたはずのガソリン相場の高値
からの下落は激しいものとなっている。海外市場で急騰してたのに下がった大豆とよく似た動きであった。
(3月16日記)
週末の商品は、またまた国際商品がほぼ全面高の高騰である。政府はつい最近もデフレ経済の脱却
は困難との見方を示したはずだが、先物市場ではすでに大型インフレ相場の様な様相を呈してきている。
何でも良いから買っておきさえすれば儲かるといったムードになりつつあり、何でも買っているファンドは大儲けだ。
この流れはまだ簡単に転換するとは思えぬ状況であり、バブルは予想以上に長く強く続くという事の実証か。
そんな中で米国株式市場は連日の下落であり、スペインではテロで大勢の人が死んでいる。銀・プラチナ・
原油などの上昇に比べると、今度は金が出遅れているように見えてしまう。今回の急騰相場の締め括りは、
ひょっとして大衆筋の金買い殺到で終わるのか?
そうなってくれれば判りやすいんだがねえ…しかし今日一番上げが鈍かったのは、その金でした。
(3月12日記)
東京とうもろこしは、本日上場来の最高値を更新。今までの高値は96年4月16日の21,310円であったが、
本日は先物高値で21,330円を記録しており、ついに新高値の更新となった。
その後は商社筋の売りと高値達成感から下落して終了したものの、まだまだ大天井とはならぬのではなかろうか。
それというのも96年4月の高値では、確かに先物は21,310円で天井を打っているが、その時点での当限価格は
26,460円と5,000円以上の逆ザヤであった。現在はほぼ同ザヤの市場であるため、そこまでならまだ5,000円も
あるとも言える。
天候相場も始まらないうちから、大天井の確認は無いのでは?
(3月11日記)
明日は米農務省発表の需給報告が入電する。今晩のシカゴ市場にはすでに織り込み済みとなって明日に
入ってくるわけであるが、コーン・大豆がほぼ全限ストップ高となった本日ははしゃがず、騒がずじっと明日の発表
を見守りたいと思う。おおよそ買い方にしろ売り方にしろ、声のトーンが大きくなると相場は逆に進むゆえ…
さて他商品においても、ファンドが買っているものは右を向いても左を向いても高い。貴金属に目を向けると、
プラチナ相場・銀相場に比較して1,400円台に乗ったとはいえ金相場は相対的に安く感じる…
ここ何年も、1,400円台で金を買っても何一つ良い事はなかったため買い気は薄いのだろうが、この価格帯に
慣れが出てくるとまた新規買いも呼び込むかもしれない…ファンドも買っているからねえ。
(3月10日記)
会員向け前場のメールでもお伝えしたが、今日も大豆は寄り付きの急落時点から商社・当業者筋の買いが
見られると報告したが、さすがにそれでもシカゴの暴落から一発のストップ安は覚悟していた。
しかしNON−G大豆はシカゴ夜間取引が僅か2セント反発しただけで、ストップ高含みの大暴騰である。
買い方の当方にはうれしい誤算であるが、まあこの相場を解説しろと言われてもそりゃ無理ってものです…
鳥インフルエンザの材料で売られたところは、常にそれを材料に売り方がはしゃぐと裏目に出るパターンが続い
ている。京都・浅田農産では何十万羽の鶏が処分されただとか、その他世界各地で感染した鶏の処分もまた
続いている。
しかしブロイラーの世界年間屠殺量は、実は2002年のデータで456億羽に上る。(国内は6億羽)
1000万羽や2000万羽など物の数にも入らない…ましてや明日からケンタッキー・フライドチキンが閉鎖するわけ
でもなし、食卓から玉子焼きが無くなるわけでもない。飼料需要の減少など、微々たるものか?
(3月9日記)
先週末のNY市場では、今度は金が急騰である。米雇用統計が悪化している事を受け、ドルがユーロに対し
売られたためにファンドの買いが入った模様である。そんなドル安化において政府・日銀は、またまた市場介入
を実施してドル・円では逆に112円台の円安に…
日本だけが良ければ良いという態度には、米国内でもグリーンスパンが批判的な談話を出すなどの状況に
なっているものの、何が何でもこの3月決算期に向けて円高は阻止したいようであり、後々は大きなとがめが来る
と思われるものの、3月中は円高到来はなかろう。
円高到来しない中でのドル安は、本日上昇した金を中心にまたまたファンドの買い攻勢を浴びるものと想定され、
右を向いても左を向いても、売り方が溜飲を下げる場面などまだ遠い話であろう。
ちなみに本日暴落したNON−G大豆も、安いところはしっかり実需筋が買い拾っていた。天井と考えるのは
全く早計であろうと考える。
(3月8日期)
先週に続いて、今週の引け値もNON−G大豆先物とコーンの先物はストップ安で終了する事となった。
下げ始めればまた天井かと言う声は大きくなろうが、来週もまた今週の初めのような展開にならないとも限らない。
今度は相応の押しがないとも言えぬが、どちらにしろ天候相場前に天井確認とは成り得ぬ事は間違いない。
当方は本日よりまたコーヒーのみは弱気方針に変わったと見ているが、その他の商品はまだ売り方有利の風は
吹かないものと考えている…
それにしても連日の乱高下で、ちょっと体力的にも精神的にも疲れたねえ。ゆっくり休みたい気分であるが、
週末のレポートは頑張って書かねば!
(3月5日記)
昨日は自己玉の大商いデーであった。大幅に買い戻しを入れた石油製品は、在庫増からのNY原油安で
暴落となり自己玉は大曲りであったが、同様に自己玉が買ったコーン・大豆・アラビカは急騰である。
特にアラビカ・粗糖は海外安にも関わらず、親亀の穀物が上昇したため上昇の展開である。
さて穀物相場であるが、コーンは昨日の400円のストップ安を500円高以上の切り返しで当先は新高値!
大豆も同じく急騰の展開であり、昨日指摘したとおり下がる時は400円で上がる時はそれ以上では、
売り方は完全にツキに見放されていると言えよう…
明日は通常の変動とともに週末要因が加味されるため、前場と後場では大違いの展開が各商品とも
見られるのではなかろうか?ボラティリティの高さは、これぞ先物相場の醍醐味と言えよう…
(3月4日記)
昨日急騰場面は売り、急落場面は買いの逆張り相場の銘柄が多くなるかとしたが、まさにあっちもこっちも
良く動く事この上ない。銀・コーンはストップ安のままであるが、プラチナ・NON−G大豆の旧穀は安値から
急騰の相場展開。石油製品相場も寄付きから一時大暴落した後、今度は一転して値を切り返す展開で
あった。
大豆・コーンの『親亀こければ皆こける』展開の相場であったが、親亀がちょっと立ち直りを見せるといっせいに
戻る展開である。これだけ前場と後場の動きが違えば、さぞや喜んだ人とふらふらになった人がいる事だろう…
明日以降も乱高下相場は続くと思われるが、基本的に大豆・コーンは大天井は打っていないとの見方。
ちなみにコーンの最大下値は、先物でおよそ19,500円どころが限界であろうと見ている。もちろん明日の外電
次第では、今日せっかく400円幅のストップ安で喜んだ売り方は上がる時は600円かよ!と泣く事も有り得る?
(3月3日記)
大豆はシカゴ夜間取引の下落で、ストップ高からは多少軟化しての終了である。現在アルゼンチンの南部
に大きな雨雲があり、北上中となっている…アルゼンチン中部とブラジル南部に久々の恵みの雨をもたらすか
と言ったところであるが、今更雨があったとしても作柄改善に繋がるかどうかは良く判らない…
また前場2節で一時は急落したコーンも、その主因はファンドの買い玉の乗り換えであり、ファンドが利食いした
限月は下落したが、ファンドの買った限月は上がったというだけの話。完全に流れが変わるような変化であると
は思えない動きである。
しかし大豆がとりあえずストップ高からは値を消したため、本日はその他の商品も高値から沈み込み、
マイナス圏へと値を消した商品も多かった。しかし石油製品はバリバリのストップ高のままであり、凄まじい上昇。
今の相場展開を予測するのは非常に困難であるが、明日以降さらに乱高下を演じそうな事だけは確実か。
明日からは急騰場面は売り!急落場面は買い!の逆張り相場の銘柄が多くなる事と思うが、さて?
(3月2日記)
先週末の大豆・コーンの急落から一転して、シカゴ市場で高かった事からまたまたストップ高の急騰である。
先週末の急落が押し目買いでは?としたものが、現実となった形である。こうなるともう止まらぬ…
おそらく金曜日の押し目の倍返し…つまりは3,000円下げた大豆ならば6,000円の上げも有り得るか!?
その他商品も軒並みストップ高の急騰を演じる銘柄が続出であり、穀物相場高がすべてに波及している。
ガソリンやゴムやコーヒー・粗糖などが穀物と直接係わり合いがあるわけではないが、共通項はファンドの買い!
国内で上昇していない商品も、例えばすずなど19年ぶりの高値である状況などを考え合わせれば、根拠なく
上昇している銘柄はいずれ暴落を引き起こすにしても、それはまだ先の事と考えざるを得ないかもしれない。
世の中がインフレ時代に変化したとは感じられぬが、いつの間にか商品の暴騰時代がやって来たようだ。
(3月1日記)
ガソリン相場の乱高下は毎度の事で慣れっこではあるが、板寄せ商品も大豆のストップ高・ストップ安を
中心として各銘柄とも凄まじい乱高下である。まるでかつての繭糸相場を彷彿させるような動きである。
大豆の急落の原因はブラジルで降雨があるとの話が伝わったためであり、それによって同地の作柄が改善
されるのではないかと見方が広がり、週末・月末の利食い急ぎとともに大暴落となったものである。
もっともシカゴ夜間取引は、コーンとともにさほど下げているわけではなく、今晩のシカゴ市場の状況によっては
また劇的に上昇する可能性はあろう。買い方大手筋も、押し目買いの好機と見てか買いの手口であった。
さてこの大豆相場がひとまず急落した事で、追随買い人気となっていたその他の商品も後場からは急落を
演じたものが多かった。まさに天国と地獄の状況であるが、『親亀こければみなこける』パターンであったとも
言えよう。当方は前場の概況を会員向けにメールしているが、このような前場と後場が急変の日には、
全く困ったもんだとしか言いようがない。
(2月27日記)
現在商品市場の高騰の先導役となっている大豆相場は、強い旧穀がまたまたストップ高の張り付きである。
買いたくても買えない、売り方は手仕舞いしたくても手仕舞い出来ない状況の中で、しょうがないから違う商品
でも買おうかといったムードになっている?また大量利食いとなっているであろう大衆買い方も、一度利食いす
れば再度市場に戻れる状況ではないゆえ、やっぱり循環買いでの他商品高とも言えるのか…
ほとんど理屈に合わぬ急騰を見せている銘柄も多いものの、現状では売るのはためらわれる。
よって昨日はおとなしかったガソリン相場までストップ高となる始末である。
もっとも今は人気で行け行けドンドンの市場であろうが、意味もなく上がった銘柄や限月は、いずれ利食いの
倍返しの支払いを強いられる事になろう。熱病のような熱気が、果たして何時までも続くものか!?
(2月26日記)
コーン・大豆相場の上昇は、尋常ではない。前々からシカゴ相場でコーン4ドル・大豆12ドル相場目標を
掲げてきてはいるが、押し目という言葉は無くなってしまったかの様である。買い方の我々にとっては万々歳の
展開ではあるが、本日のロイター時事によるとテロ組織アルカイダによる大豆畑へのさび病菌のテロの発生が
懸念されるという笑い話のような話まで入っている。大豆相場をビンラディンが買っているとでも言うのか?(笑)
その他の上がっても仕方のない商品、別に上がる必要も無さそうな商品も軒並みストップ高を記録。
ゴム・アラビカコーヒー・粗糖・小豆・銀とストップ高銘柄が目白押しであり、今は何を買っておいても儲かる
ムードになってしまっている。人気というものは恐ろしいものであるが、当方の売っているものまで急騰の展開には
参ったとしか言いようがない。需給関係というファンダメンタルズは、消えてしまったかの様である。
(2月25日記)
本日のプラチナ相場2月限の納会は、最後まで残っていた空売り玉の踏み(買戻し)に100枚以上の売りハナ
納会(買い注文の方が多い状態)となり、前日比111円高の3,112円の高騰納会となった。
前回12月限は2,929円、その前の10月限は2,615円だった事と比較しても、如何に高かったかが判る。
その後この高納会を見て他限月も大幅に値を切り上げたが、4月限納会時ともなればまた上昇も十二分に有り
得るだろうが、それはまだ2ヶ月先の話でもあり、案外今日の高値は誰も売れないだけに良いところに来ているかも
しれないと考える…
さて商品相場の場合は、この貴金属やコーン・大豆などでも1年で必ず納会を迎え、利が乗っていようが
逆に引かされていようがすべて決済してしまわなければならない。石油やゴムなどは僅か半年で納会である。
もちろん貴金属なら受けるという手もあろうが、石油じゃ受けられないし、コーンやコーヒーでは受けてもずっと持っ
ていたら腐ってしまう。
要は先送りの決済など望むべくもないわけであるが、本日の日経新聞一面には年金の制度改定の話が…
今の年寄りは払ったお金の8倍以上もらえるというが、我々の世代は2倍以下。それも厚生年金は企業が半分
払っての2倍ならば実質払った分だけもらえるかどうかである。
納会日?があまりにも遠い数十年先の年金は、それでもあまり批判は出ないのだろうねえ…我々は曲がれば
すぐにお客に責められるが、いっそ50年物の2050年2月が納会の商品があったら追証を50回入れてもずっと持っ
ていれば助かるからさあ!と言い訳できる?(笑)
(2月24日記)
大豆はストップ制限が拡大されても夜間取引高により、結局は1,500円高のストップ高に張り付いた。
コーンはストップ高こそ付かなかったものの、先3本は既存のストップ高以上の急騰となっている。
ブラジルでは収穫の始まる北部がずっと雨で収穫が出来ず、生育途上の南部は干ばつで育たずである。
元々需給関係から見て強い相場であるものが、人気が出ればもうどうにも止まらない…押したら買おうと思い、
買い方の利食い先行となる相場展開は、押し目待ちに押し目無しの可能性も大である。
シカゴ市場コーン4ドル、大豆12ドル目標だ!(ここまで書けば、一押ししてくれるかな?)
大幅円安ではあるが、貴金属・石油などの相場は上がらない。円安は確かに輸入採算がアップはするのだが、
NY市場のファンドはドル安からの懸念で商品に投資しているわけであり、ドル高・円安ならば買う根拠無し。
よって国内市場も円安だから必ず上がるとは限らないだろう。
もちろんコーヒーや砂糖も、穀物高からの出遅れ人気というのは判らなくもないが、不足しているものと余り物を
単純に比較してどうなるものか?ファンドは受けても処分に困るだけじゃないのか!
(2月23日記)
大豆・コーンは、またまたストップ高の急騰である。シカゴ市場の上昇は、さしたる材料がない中での急騰で
あるゆえ、逆にこのような状態では材料織り込み済みの天井とはならぬだろう。売り方は安値売りで完全に
つかまっており、行け行けドンドンの進軍ラッパはまだ響き渡るか…
…都合により、一部削除する事になりました…
(2月20日記)
昨日のNY市場においては、コーヒーを代表として多くの商品が下落する事となった。しかし国内市場において
は円安によってその下げ幅は限定的なものに止まり、逆に上昇する銘柄も目に付く展開となった。
さてNY市場では一時107円台を記録した円安であるが、何ら材料は無い中で短期的なテクニカルのストップ
ロスを巻き込んでのものだった模様。これで円高・ドル安方向の流れに大きな変化が出たと見る向きは少ない
様ではあるが、材料がなくして動く相場は怖いとも言い、果たしてどうなるものやら…
もっとも商品市場にとっては、円安=輸入コストアップの強材料とだけは一概には言えぬ状況。なぜならNY市場
での商品相場の上昇は、ドル安からの逃避の商品買いがその柱となっているため。ドルが高くなって行くようなら
ば、その柱が折れてしまうのだから…
大暴落したコーヒー市場であるが、減少を見込まれていた全米コーヒー在庫は予想に反して増加。70セント
そこそこまで下落した相場は、大量に買い越すファンドの買い玉が水浸しになった事を意味する。75セント以上
まで戻らねば、完全に相場は崩れたとの判断が出来よう。後は国内市場の内部要因の問題である。
そんな中で気を吐くのは、大豆の10月限の上昇である。旧穀は買いであると言い続けているが、その旧穀の
中では一番先物であるという事が、買い人気を煽っているのであろう。これは正解と見る。
また先物を中心に相場を引っ張っているのがゴム相場である。先の147.4円を突破したところでは、ファンドの
追撃買いが入った。おそらく150円台に乗せればまた買うのだろうが、終値は147.3円とこれまた微妙な引けで
ある。強気の人はどんどん買えば良かろうが、当方はこんな10円以上の順ザヤ相場は買いたくない。
(2月19日記)
NY市場の連休明けである本日の市場は、ほとんどの商品が全面高の展開となっている。各商品ともに
それぞれの材料は違うし、もちろんファンダメンタルズも違うわけではあるが、基本的に強気方針の穀物相場
以外は、貴金属にしろ石油にしろ、この辺が売り場ではなかろうか見ている。日柄も値幅もおおよそ良いところ
まで来ている商品が多かろうとの見方である。まあ明日になれば判る事であるが、さてどうなるものか?
(2月18日記)
先週木曜日の夜より発熱となり、当方も6年ぶりにインフルエンザに感染している事が判った…
もちろん鳥インフルエンザ何ぞではなく、単なるA型インフルエンザであったため、もうほぼ完治である。
もっとも今日も山口県では鳥インフルエンザの終息宣言が出される予定ではあるものの、今度は大分県での
発生が確認されるなど、相変わらず猛威をふるっている状況。
そんな中でこの鳥インフルエンザは穀物相場には、ほとんど弱材料としては働いていないのが現状であるが、
現在市場で代わりに猛威をふるっているのがファンドの買い策動である。貴金属然り、石油然り、終いには
コーヒーや砂糖市場においても買いの主力はファンド様!
本来の需給関係を全く無視してまでも、独自のチャート基準で買い捲るファンド様には全く驚かされるが、
為替相場や株式相場とは違い商品相場には最後は実需と納会が付いて廻る。無理が通っている間は仕方
なかろうし力づくで相場も高かろうが、どこかで破綻を来たすのもまた宿命か。
(2月17日記)
OPEC総会が終了し、米農務省報告も終了した。おそらくこのHPの読者は、すでにその内容はご存知の事と
思うゆえ、今日の解説はまた違った商品を…
石油・貴金属・穀物など多くの商品が上昇を続けるかあるいは高い値位置にいる中で、比較的安値に放置
されているのがコーヒー相場と砂糖相場である。一部商品の循環買い論者は、今このこの両商品が底値であり、
買い場であるという意見も多いようではある。しかし安値にいるにはいるわけがあると言うのが当方の考え方。
…都合により、一部削除する事になりました。…
(2月12日記)
昨日のガソリン相場は、寄付きから一時は急速に値を消したが、引けに掛けてはまた戻す展開で終了している。
三井F・ファンドの2,000枚の売りが下げを促進したのだろうが、やはり値頃ではこの辺の価格帯は、
売ってもなかなか取れぬ事を証明した形であろう…
なお今晩よりOPEC総会が始まるが、事前予想では減産も増産もない見込みである。当方もその見方は
支持する。現状維持で決まった場合は、春からの原油需要の低下を材料に、また軟調な展開になると考えら
れる。一方で逆に強材料が出るとすれば、OPEC生産枠の遵守を求める内容が出る事だろう。
抜け駆け増産を規制すれば、それはイコールで実質減産となるゆえ、その際は反発相場になることが予想される。
明日は飛び石連休であるため、実質的には今日は仕掛けづらいか。
明日の東京市場は休みであるため、今日は会員向けの前場のレポートをそのままコピペしました…
土日はレポートがあるのでゆっくり休む閑もないが、明日の飛び石連休は外電のチェックをするだけで済むので
うれしい。もっとも石油はOPEC総会の結果が、穀物は米農務省報告があっての2日分の外電であり、
本来ならば立会いがあったら変動も大きく楽しい一日(商売になる一日)であったと思うのだけが残念!
(2月10日記)
G7が終了したがその共同声明はドル安の肯定の様でもあり、日本の為替介入を肯定するようなものでもあり、
どうもどっちつかずの内容となったようである。
商品市場への一番の問題点は、ドル安・ユーロ高からファンドの資金が大量にNYで買い参入している事であろう。
今晩のユーロ・ドル相場の行方で、市場がこの声明に対してどのように見ているかが焦点となるか?
今日は簡単だが、こんなもんで…
(2月9日記)
コーン相場は、今度は先物2本がストップ高の急騰である。ファンドの壮烈買いと期近には上げるに上げられぬ
ある事情があってのこのような動きの発生である。これが相場の自然の流れだとは思えぬが、買い方ペースの
相場であるという事だけは間違いにないところである。
さて今晩からフロリダでG7(先進7カ国蔵相会議)が行われる。フロリダは大リーグのキャンプ地でもあろうが、
今日明日はW松井の話題より、会議の行方に注目!詳しくは、週刊レポートにて…
(2月6日記)
石油製品相場は、NY原油が在庫急増を嫌気して暴落した事を材料に大幅安である。一昨日の火災発生
時に絶好の売り場ではないかとしたものが、現実の姿となった。トレンドは完全に下向きであるが、もっともここから
そのまま素直に下げるかどうかには疑問あり!一度戻るか、戻らなければ逆に中長期的には買い場となるの
ではなかろうか?
さて外電とは関係なく乱高下したのが本日のコーン相場である。当限はついに2万円台の大台を大きく突破
し、その他の限月も軒並み一代高値の更新!しかし後場1節で売り方の踏み、ファンドの新規買いに対し、
買い方有力筋の利食い、売り方有力筋の満を持した難平売りなどの手口の交錯から、一転して引けには
値を消す動きとなっている…このような手口次第の荒い相場展開は、それが見えぬ大衆筋には何がなんだか
判らぬ相場であると言えよう。もっとも大勢では何ら変化は無いため、信は力なり!と信じる事が肝要か。
…都合により、一部削除する事になりました。…
(2月5日記)
コーン相場が期近から大暴騰してきている。当限から中物は連日の新高値更新であり、この強い相場展開
は、2万円など単なる通過点ではないかとも見られる。
このところの大相場では、プラチナ相場のNY市場での23年ぶりの高値を筆頭にして(現在は下げてきているが)
各商品とも記録的な高値を更新した銘柄が多い。そんな中でシカゴコーンの高値は96年6月に518セントという
高値がある。これに接近しないとは、一体誰が言えるであろうか?
また東京市場の上場来の高値は、先物では96年4月の21,310円である。しかし同日に当限は26,460円の
高値を記録しており、その逆ザヤ幅は5,150円なり!
本日終値の1,670円の逆ザヤなど、まだまだかわいいものである。
(2月4日記)
米国市場の本日の入電は、石油相場以外はほぼ全面安の展開となった。そんな中で外電安に逆行して
上昇したのがコーンの期近〜中物とプラチナである。コーンは海上運賃高がかなり効いて来ていると思われ、
国内は国内の要因ということになりつつあるようだ。もっとも先物1月限は新穀ゆえ、その他の限月とは同じ
コーンでも違うものであるとの意識は必要だろう…かつての大相場の時は、4,000円以上逆ザヤとなった事も
あるのだから!
またプラチナ相場は昨日急落しているため、本日のNY市場は東京市場の後追いである。東京主導の市場
につき、NY市場の上下はあまり参考にはならない。
NY原油は2ドル近い大暴騰となったが、材料は米国の石油精製施設の火災の報である。そのためガソリンが
急騰して原油の上げに繋がったのであるが、これはあくまでも米国の事情であり、日本国内には関係の無い話。
大体が事故による突発高は売り場であるケースが多く、NY高の割には結局ほとんど上がらぬ展開であった。
今日の戻りは、絶好の売り場となった気はする…
今日は節分!家に帰って鬼役にならねばならぬ… 大豆相場をする向きは、何と言って豆を投げるか(笑)
(2月3日記)
タイでは鳥インフルエンザが人から人へと感染し、数人が死亡したとのニュースが流れている…
一方で東京コーン市場では海上運賃の高騰で、鳥インフルエンザを材料に売り込んだ売り方が死亡した…
何て動きにならないとも限らないような本日の上昇である(笑)
今のところ当限納会は、渡し方の外商の400枚売りに現物の背景があるかどうかが焦点であるが、先物は
ともかく中物の強さはかなりのものがありそうだ。
(2月2日記)
昨日発表されたFOMCの声明の中で、これまで含まれていた金融緩和政策をかなりの期間維持することが
可能であるという文言が削除されていたことから、近い将来利上げを行う可能性があると市場で受け止められ
たことが、本日の商品市場にも大激震となって襲いかかった。
貴金属相場はこの材料を受けて、ファンドの売りを誘発したのか大暴落である。金は何とか安値からは戻す
地合いとなったものの、銀はストップ安2発分以上の下げでどうにもならぬ。ついでにプラチナまで下げてきた…
もしかしたら、メリルリンチが予測したような下げになるのかもしれない。
一方でこのような状況の中でも強い相場を維持したのが、穀物相場である。海上運賃の高騰は、現在す
でにトン当たり80ドルというところまで進んでおり、昨年末から見ればコーンで3,000円上がった事と同じ。
明日の週刊レポートにて、詳しく解説したい。
(1月30日記)
円高・外電安によって、音を立てて崩れてきたような石油製品相場である…
しかし出来高を見るとガソリンで10万枚、灯油で12万枚の大出来高!ひょっとしたら大量に買い越すファンド
の投げが出たのか?手口は引けないと見れぬため即断は出来ないが、内部要因がだいぶ変わっている様なら
仮に明日もNY原油が安く入電してきて寄付きから大幅安なら、ピンポイントで一度買って見たい気分である。
おおよそこの石油相場の一サイクルは、2,000円幅の上下なり!
なお昨日の海上パージ価格は、ガソリンが500円ほど安く、逆に灯油が700円ほど上がってきている展開で
ある。ガソリン高・灯油安の大幅逆ザヤで納会した2月限は、一体何だったの?というような動きである。
また本日発表された灯油在庫は、320万kl台と平年並みの水準に戻り、需給関係は改善された模様。
(1月28日記)
穀物相場が根本的に強い事だろう事に異論が有る向きは少なかろうが、値位置が高い事と内外でファンド
が大量に買っている事も皆知っているだろう。振り返ってみればファンドは今まで曲がり屋の典型であり、
それに一時的に向かう作戦も否定は出来ない。
しかしファンドが必ず曲がると決まってきるわけでもあるまいし、ファンドが投げてくるというのも単なる杞憂
である可能性だってある。
現在の弱気筋も下がれば買いたい向きは多く、そうであれば『押し目待ちに押し目無し』の相場展開になる
可能性もまた否定できない。
そんな動きのスタートになったかも…と感じる今日の相場展開であった。
石油製品相場は、当限に廻った3月限からは本来ガソリン買い・灯油売りが理論的に正しい限月ではある。
当たり前だが需要期は買う、不需要期は売るのが常套手段なのだが、今年は1月限・2月限の納会を見ても
判るとおり、灯油は需要期下でガソリンより大幅下ザヤで納会。
となれば今の3月限から以降は、理論的にはおかしくても、また逆の目である灯油高・ガソリン安が出ても良か
ろう…今日の動きはそんな前ぶれか、あるいはそれを危惧した手仕舞いかという動きである。
(1月27日記)
本日ガソリン市場3月限(当限)に突如5,000枚もの買いが出現し、一体何事だ?と大騒ぎに…
会員向け『前場の概況』においてもこの話題は取り上げたが、取引所の公式発表は以下の通り。
ガソリン3月限において、午前9:23〜9:36の間、アイメックスのシステム障害により1件2枚の買い仕切り
注文が2,633件(5,226枚)発注され、ガソリン3月限の価格形成に混乱を生じたため、発注枚数制限を
行いました。
アイメックスの注文につきましては、全件取り消しを行いましたので、後場は通常通り立会いを行います。
なおアイメックスのシステム障害につきましては、諸規定に基づき対応いたします。
さて同月は後場から一時ストップ安まで売られ、1,500枚ほど成立してしまった同社の玉は処分された模様。
もしも自己玉勘定で損金処分をしたのなら、3時間で約1億5,000万円のマイナスなり!
(1月26日記)
貴金属・石油などのザラバ銘柄の手口の公開を停止した日本先物振興協会は、 2004年度の事業計画
の基本方針を決めたという。それによると@利便性・信頼性向上による出来高の増加A信頼性確保のための
業界の職員の専門性向上B投資家の自己責任に基づく取引の推進C手数料の自由化をにらんだ事業の
推進ーが柱。このうちAでは、優秀な外務員の認定制度を創設するという。
認定制度は、外務員の質的向上を図るとともに、投資家への高度な情報提供を促すのが狙い。詳細は
今後詰めるが、エネルギーや穀物、オプション取引といった専門分野ごとに高度な知識を持っている外務員に
一定の”評価”を与えるという…
まあ良い事であると歓迎するものの、一体どうやって認定するのかしらん?評価って何?ましてや良い外務員
って新規をいっぱい出す外務員の事かしらん?評価されたら、何か良い事あるの?って言うのが正直な感想で
ある。このところ相場が曲がっている当方は、失格となるかもしれないのも怖い…(笑)
(1月22日記)
見れば、まるで新甫天井を打ったような形ではある…当方はNY原油高からのガソリン突発高が出現すれば、
そこから敢然と売り方針としようと考えているのだが、待てど暮らせどそのような場面に遭遇しない。
一方灯油相場は、順ザヤで発会後に下落。しかしこちらは当限からの下げが顕著である。本日発表された
灯油在庫は前週比31万kl減の353.7万klとなっていたが、昨年同期の270万klと比較すればまだまだ高水準。
1月・2月に減少するのは当たり前であり、さほどの強材料とはならずに下げたようである。
さて高騰相場から調整局面に入った穀物相場を尻目に、値位置の低さから買われているコーヒー・粗糖の
ソフト商品相場は、NY市場で上昇するコーヒーの上げはまだ仕方ないとしても、昨日までの粗糖の上昇は
異常な展開ではなかったかと見る。元々強い材料など何もない中で、単なる出遅れ商品であるという理由
だけでの上昇はなぜ?さすがに穀物メジャーの売り出動で、本日は当限から大暴落!それでもまだまだ下げ
余地は大きいのではなかろうか…
おかしいと言えば本日のゴム相場も然り…10円の順ザヤ幅は売り方有利とレポートではしていたが、越えぬと
考えていた142円以上の出現ですでに踏まされている当方であるが、今日の大引けでの147円台への上昇は、
サヤを12円40銭も買った状況である。明日は旧正月に入ると言うのに、この上げもまた異常。後でとがめが
出るのか?それとも26日納会で当限がよみがえるのか?どちらかと言えば、前者に分が有ると思うが、さて?
(1月21日記)
本日は石油製品相場の納会であったが、東京市場のガソリンは前日比600円高の急騰であり、30,060円と
前回1月限納会よりも3,000円近く高く終了した。これは3年9月限納会から半年ぶりの3万円台乗せ納会と
なる。一方で本来はコスト的に東京よりも高くてしかるべき中部市場では、28,300円の安納会となった。
また東京市場の灯油は27,300円の前日比480円安と急落納会であり、需要期でも高在庫を嫌気した価格
を示現する事となり、ガソリンよりも2,760円も安い終了である。灯油の需要期下でここまでの逆ザヤでの終了
は、初めてということになる。前日までの取り組み内容はこれを暗示していたものの、それがそのまま出た…
さてガソリン2月限は、寄り付きの納会値が決まった後は業者間取引で29,510円まで下げており、これは
売り方が完全に元売の策動にやられたのだと考える事が出来よう。そのため前場はNY原油夜間取引が0.4ドル
高かったにもかかわらず伸び悩んだ。しかし後場からやっぱり買われ始め、もう一段高の示現は必至かと思われ
る状況であろう。明日の外電はどうなる?
(1月20日記)
このところの相場は各銘柄とも安い時には全面安に、高い時には全面高になるケースが多いようである。
しかも前日に高かったからといって翌日にその動きが継続するとも限らないし、逆もまた然り…
今晩は外電がないのだが、明日は一体どうなるのだろうか?何となく米国市場の連休明けは、今日とは
全く違った相場展開になるような気がするのだが…(単なる予感である)
(1月19日記)
来週19日は米国市場がキング牧師生誕記念日の休日となることを受け、大量に買い越しするファンドの
手仕舞い売りが出た商品は、いきなりの急落症状となっている。国内市場は金・石油製品などストップ安まで
叩き込まれる銘柄が続出である。いずれはこうなるとは思っていたが、このタイミングで来るとは…今後の相場
展開はどうなるのか?週末にじっくりと考えてみたい。
そんな中でNY市場が下落しているのにもかかわらず、急騰したのが粗糖相場である。薄商いの市場の中で
ファンドが先限を一気に1,000枚のストップロスの買い戻しであり、理由はなくてもこの枚数では上昇してしまう。
小さな池でクジラが暴れるとこうなってしまうと言う事か…しかし今度残ったのは、何かを考えてみれば結果は?
なお大引けでは、当限に穀物メジャーの300枚の指値新規売りが出たため、17,000円と16,990円の間で
小川が詰まってしまった…クジラは小川は泳げないと言う事!
(1月16日記)
相場の買われ過ぎ、売られ過ぎを図るオシレーター系の指標として、良く知られたものに相対力指数という
ものがある。かつてはかなり流行ったものであるが、最近はそんなに当るものではないため下火ではある。
一般的には14日間のポイントが幾らかを語られる事は多いが、70ポイント以上は天井圏・30ポイント以下は
底値圏とは言っても、大相場の場合はそこのポイントをブレイクしてからの上昇・下落が激しくなるケースもまた
多いものである。
そんな中でもっと長期的に見る42日指数のポイントが70ポイント・30ポイントを記録する事は滅多にない。
最近では昨年の小豆相場の急騰時に、一度記録した事があるくらいか…(マイナー銘柄ではもっとあると思うが)
さて昨日のストップ高連発の銀相場であるが、ズバリ42日指数が71ポイントを記録!本日はストップ制限が
拡大されて9円幅となったが、8円以上の急落である。これで天井確定となったとまでは言えないが、このポイント
が出た場合の的中率は高い。もっとも滅多に出るわけではないので、実戦にはほとんど有効性はないけどね…
(1月15日記)
昨日が全面高であった市場とはうって変わって、今日の市場はNYベースと比較して上げの足りなかった銀と
NY市場でファンドの売り過ぎからのテクニカルな買戻しを期待される粗糖を除いては、ほぼ全面安の展開となった。
もっともその銀は、値位置的にはかなり佳境に近づいていると思われ、ここからは一度売り上がりでも取れるか。
また粗糖は強材料は皆無であり、買戻しが一巡すれば所詮は…の相場であろう。
また本日安かった商品の中で特にコーン相場は、昨日のストップ高では連休中のシカゴの上昇を消化し切れて
おらず、また本日も入電が高かったにもかかわらず寄付きからほとんど買われなかった…
通常なら上げねばならない時に上がらぬ相場は本日のその後の急落に繋がっており、当限などは売り方の叩きで
600円のストップ安に叩き込まれる始末。
まあ相場の世界では良くあることであるが、この急変には鳥肌の立った人も多かろう…
鳥肌と言えば、インフルエンザにかかったニワトリも、やっぱり鳥肌か?(かかってなくても鳥肌だろうけど…)
このニュースによって飼料用需要が低下する危惧も、今日の下げの一因かもしれない。
(1月14日記)
連休明けの国内商品市場は、ゴムを除いてはほぼすべての国際商品が上昇となっている。特に米農務省
発表で生産高・在庫率ともに引き下げられたコーンはストップ高であり、在庫は据え置かれたが生産高は下方
修正された大豆も急騰。ファンド買いでコーヒーも高く、ついでに粗糖まで上昇である。
一方工業品取引所銘柄に目を向けても、石油相場はガソリンの期近が輸入採算の高騰から相場を引っ張り、
貴金属はNY市場で高騰した銀がストップ高。また白金も2,799円の高値を更新して弾みが付き、一気に全限
新高値更新の急騰を演じている。
今年に入ってからの流れは、多くが買い方へ味方するものが多い状況であり、この流れは対ユーロでのドル安
の流れに変化が出るまでは続くのかもしれない。もっともドル高になった場合は、国内では円安で商品はまた
買われる可能性もあって、どっちにしてもやっぱり買い方有利の時代が続くのかもしれないが…
(1月13日記)
本日の為替市場は14時20分頃までは106円20銭程度の値動きであったが、その後介入が入ったのか
僅か5分間程度で一気に108円20銭辺りまで一気に2円も円安となる大波乱の動きとなった。その一瞬は
電光ボードが壊れたのかしらん?と思ったくらい。もっとも15時半現在では107円ジャスト程度まで調整されて
おり、円安幅は半分に縮小はされている。
介入の追加資金をゲットした財務省はまさに仕手のような行動であるが、市場のトレンドを力づくで制する
ことが出来るのかどうかは判らん。まあ商品市場の買い方にとっては、思わぬお年玉となったことだけは事実か…
今のところ相変わらず、各商品とも買い方に幸運が舞い込むケースが多いように感じる。そういえば、家で
食べているお米は年が明けた途端1.5倍ほどの値上がりとなっていると女房が嘆いていた…先物相場には
ストップ制限があるが、現物相場は上がる時は突然だからねえ。
(1月9日記)
アラビカコーヒーは受け手の出現で当限は続伸するものの、その他の限月はNY市場の軟化とともに下落で
ある。一方のロブスタコーヒーは受け手がないのか、当限から大暴落である。出来高は先物の方が当限よりも
大幅に多いのが国内商品市場の特徴ではあるが、結局納会ともなれば少ない枚数だろうが受け手・渡し手の
力関係で終了するのもまた真実。不需要期だろうが急騰をしているガソリン相場も、同様の事であろう…
さて正月気分はすでに取れたと思うが、明日金曜日の立会い終了後はまた3連休に突入する。今回の3連休
の最終日である12日には、米農務省による穀物需給報告が発表となるわけであり、連休明けの穀物相場は
また大波乱の可能性は高い。仕込みは明日一日の中で…となる!
(1月8日記)
本日はガソリン相場の期近2月限を中心に高い展開である。業転価格は海上で28,000円となっており、
また商社筋のポジションも買い建ちが目立っている現状では、よほどNY原油が下がらねば堅調となるのだろう。
もっとも不需要期につき大幅上昇もあるとは思えず、悩ましいところ…その他の限月は5月限を中心に需要期
のプレミアム分が買われている形であるが、やっぱり買いづらい・売りづらい微妙な値位置である。
アラビカコーヒー相場は、NY市場の続伸で高い。もっとも期近はG社の現受けの敢行と思われる買い玉が
居座っているために急騰だが、先物はファンドの踏みにあわせての売りで延びは甘い。ファンドは今日までで
昨年末には1万枚ほどの売り越しであったものが半減した模様。さてG社の委託者は、期限切れの玉を受けて
果たして現物をさばく自信があるのだろうか?
東ゼネは違約を起こして、本日後場にすべての建て玉を処分された。実質的に本日倒産したと言う事である。
後場の動きを見る限り、特には市場に対しての影響はなかった模様。委託者にとってはこれから預けている資金
が返って来るのか?従業員にとってはすべて解雇されたため職探しがうまく行くのか?といった問題はあろうが、
当方の会員ならば、ずいぶんと前からこの結末になる事は指摘済みである。被害はなかったのでは?
(1月7日記)
申年だけに年頭から相場は荒れ模様である。貴金属は急騰であり、特に銀・プラチナ相場の騰勢が強い。
また石油相場は乱高下の展開であり、ゴム相場は昨日の下落に続いてストップ安含みの急落である。
さてアラビカコーヒーであるが、本日はNY市場の急騰を受けて期近限月こそ上昇したものの、先物3本は
逆に軟調な展開となっている。これはファンドの踏みに対して総出で向かいの売りが出たためだろう。内外ともに
いわゆる『踏んだら終い』の相場展開を予測している向きが多いものと思われる。当方も同意見だ!
東京ゼネラルがついに今月13日付けをもって、取引員資格の剥奪となるというニュースが出ている。
ついに来るべきものが来たという感じであるが、今年は年末に向けての手数料の自由化や証拠金の完全分離
保管の実行などによって、淘汰の時代の到来となるのだろう…
史上最高の出来高を更新し続ける市場の明の部分に対し、暗の部分も出るわけであるが、我々個人としては
何はどうあれビジネスチャンスの到来と前向きに考えて行動したいものだ。
(1月6日記)
明けましておめでとうございます!今年もよろしくお願い申し上げます。
本日2004年の大発会がスタートした。東京市場の連休中にシカゴ市場で急騰していたコーン・大豆の
ストップ高を中心として、ゴム・粗糖以外の商品は概ね高い相場展開となっている。
意外だったのは石油製品とプラチナ・アラビカコーヒー辺りか…ガソリン・プラチナは安値から大幅に切り返して
結局はプラスサイドで引けており、アラビカコーヒーもNY市場で多少は高かったとは言えストップ高での引けである。
これは内部要因に主因があると考えられるものの、今年もまた各商品ともに大きく動くのだろうと予感させる展開
となっている事だけは確か…
相場格言では『未(ひつじ)辛抱、申酉(さるとり)騒ぐ、無欲万両値千金』の年回り。申年は相場が荒れる
との格言であり、世界の政治・経済情勢を見ても相場は荒れそうである。
さて来週の週刊レポートでは『キッシンジャー・レポート』の本年予測を話題に取り上げてみたい。
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(1月5日記)
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