最新の「日々雑感」へ戻る

商品市況日々雑感:バックナンバー2004年8月〜2004年12月



 例年の事ではあるが、石油製品相場は最後の最後まで良く動きそうだ。ガソリン相場は今日も乱高下を
したわけであるが、明日の大納会までは安く、年明けはもちろん原油相場次第ではあるが、そこそこ反発する
のではなかろうかと見ている。
 ただしその原油相場の流れも、いずれ35ドル程度までの下落はあるだろうし、大勢の流れは戻り売りに変化
は無いだろう。

 石油製品相場は、おそらく来年も大きく動く。ゴムは津波の影響で今日は買われた…
ただ衆目の一致するところでは、来年の大相場の期待はコーヒー相場であると言えるだろう。目先はその期待
が大き過ぎるため、ひょっとしたら早めに大きな調整が入るかもしれない。それでも例えば今年原油が55ドルを
記録し、穀物相場も春に大暴騰。金相場だって16年ぶりの高値を記録するなどする中で、コーヒー相場の
この値位置とブラジルの減産期待は魅力的。15年程度の長いチャートに目を通しておく事も重要だろう。

 さて明日は大納会!来年からは30日まで立会いがあるが、今年までは明日の前場で立会い終了である。
この日々雑感は年内は今日で終了。 年明けは5日からの更新とさせて頂きます。
2000年から始めたこのHPも、とりあえずここまで続けることが出来ました。来年もまたよろしくどうぞ!
では良いお年を…

(12月27日記)



 今朝のニュースでは米国のクリスマス商戦で、高級乗用車をプレゼントに贈る人が増えていると言っていた。
へえ、凄いねえ!と素直に思ったが、好調なクリスマス需要の中で売れているのは高級品であり、一方では
ディスカウントストアなどは苦戦しているらしい…
 そんなに米国人は金持ちなのか?というと、どうも実態はそうでもないらしい。貧富の差がかなり出ており、
減税で好調な金持ちの需要に対し、一方でディスカウントストアでさえ倹約しなければならぬ人も多いと言う事。
良い悪いは別として、おそらく日本もその道を進んでいるのだろうねえ。

 さて国内商品市場は、ほぼ全面安の展開となっている。今晩はクリスマスで米国市場は休みとなるため、
国内市場の週明け27日は今日の流れをそのまま受け継ぐ可能性が高いだろうと見ている。

(12月24日記)



 『相場が大きく動く時は何かに期待した時、あるいは期待が外れた時』とは、良く言われる格言だ。
例えば穀物相場がどんどん上がって行く時は、天候が悪いだとか、需要が伸びるだとか言われながら上がり、
逆に本当に凶作が確定してしまった時にはすでに天井を打っている…何てことが良くあるのは周知の事実。
株式だって何だって、新聞にでかでかと新製品開発のニュースなんぞが踊れば天井という事も良くある。
 さてそういう事を踏まえてこの石油製品相場を眺めれば、NY原油が55ドルという高値までどんどん上がった
時は、中国の消費の伸びやら在庫の減少やら、はたまたOPECの増産余力の低下やらと先々に期待して
大きく買い上げられた。
実際その通りだったのだろうが、天井は55ドルで打っている。来年になれば70ドルやら80ドルやらの相場が
絶対来ないとは言えないものの、今のところ45ドル台の原油相場は上がっても50ドル手前だろうし、
逆に下がれば40ドルどころか35ドルだって有り得るとの見方が主流。
 大勢に流れがそのようなムードの中、国内製品相場だって高い頃の灯油5万円近く、ガソリンの46,000円
などの高値を再び目指すというよりは、逆にそのうちもっと下がると考えるのが妥当ではなかろうか?
 ただしそうは言ってもNY原油は戻ったし、元売が減産するなどの強材料があって売りにくいのも確か。逆に
ここまで下がれば買いやすいだろうし、中部ガソリン納会の大幅安を見てその期待が外れたのが今回の相場
かもしれない…

(12月22日記)



 今日は冬至。さすがに東京も今日は寒いが、今までの平均気温から見ればということで、ちょっと普通に
なっただけと言うのが本当のところか。
 さてNY原油は寒波の襲来と買われたものが、今度は寒さが緩むと売られている。日本には関係の無い材料
で動いているとはいえ、どうしても影響を受けるのは仕方の無い事。いずれにせよ異常気象だとは言っても、
日本だってこれからちょっとは寒くなるだろうし、春が来れば必ず暖かくなる。
 相場も上がったり下がったりするのは当然だが、先々はどうせ暖かくなって使わぬのが灯油だろう…
難しい事は抜きにして、所詮は戻り売り!と単純に考えておいた方が良かろうと思える後場の動きであった。
相場を張る時に、そこまで単純になって出来ればよいのだろうが、何かと裏読みして返って曲がるのは皆同じ!

(12月21日記)



 週末のNY市場では、原油相場が2ドル以上の急騰であり、コーヒー相場が一代の高値更新の急騰!
土曜の朝にそれを見た時には、驚いたとしか言いようが無かった…
 さてそれを受けた東京ガソリン・灯油の製品相場は、ストップ高こそ記録しなかったもののほぼ1,000円高。
前場は一時売られる場面もあったものの、後場から買い直された展開である。
ストップ高を記録しなかったのは、今日も大手筋が踏まずに売りを出した事が原因だろう…
確かにNY原油が更に上がったとしても、50ドルを記録するような展開まではならない!との思惑があるからか。
しかし国内需給緩和を何とかしようとする元売は、減産〜価格維持の政策を取りつつあり、どうしても期近から
堅調となっている姿も一方ではある。
この先物市場での売り方、買い方の損得はそれぞれのポジションだが、どうせなら投機筋勝利・元売敗退の
方が、消費者にとってはガソリン価格が下がって良い事ではあるか…

 アラビカコーヒーは、寄り付きの出来ストップから2節の利食い売りによる下落。しかし後場にはまた買いが入り
結局はストップ高に張り付いての終了である。
石油相場もそうだが、このアラビカコーヒーも結局はNY市場次第だ。ファンド買い過ぎのとがめがあるか?
それともファンドがまだ買うのかどうか?が鍵である。
それ以外は来年の減産を言ってみたって、来年の話をすると鬼が笑う!と言われるだけだ。

(12月20日記)



 何が何でもともかく一日に1,000円幅は動きたがるガソリン相場であるが、今日も600円ほどの高値が出てから
逆に400円安の暴落の展開である。NY原油は下がらずとも、昨日の高値からはすでに1,600円の下げ!
天井から一段下げの後の戻り高値が3,840円幅の上昇だったのに対し、今回8日からの戻りもほぼ同様の
3,780円幅の上昇であり、そこから急落している展開である。
 さて一段下げ目が8,000円以上の暴落、二段下げ目が6,000円以上の暴落。今回が三段下げ目に突入
しているのならば、一体幾ら下がる事になるか?
 このところ例年年末は恒例の訳の判らん暴騰劇〜年始の急落となっていたガソリン市場であるが、
新日本石油の減産のニュースでも、NY原油がまだ下がって来ない状況でも暴落を始めたこの状況は、
案外今年は逆パターンの大納会ぬ向けての暴落も有り得るのかもしれない。

 その他商品については、週末のレポートにて。レポートは申し込みフォームより、メールでお願い致します。

(12月17日記)



 今日は岡地会というフルコミッション外務員の親睦会である集まりの忘年会!よって大波乱の石油相場も
アラビカコーヒー相場についても、コメントは差し控えます。
何たって売ってる人もいれば、買っている人もいるのが外務員の世界。
皆がそれぞれ会社の営業方針などには左右されず、自己責任で相場に臨んでいるのだからねえ…

(12月16日記)



 本日のガソリン相場は、先物2本がストップ高まで買われる急騰。寒波が襲来すると言われている米国では
灯油を中心に買いが入り原油も高かったわけであるが、このところ東京市場は日中には1,000円幅の動きを
するものの結局終値では大して動いていなかった。そのため寄付きから770円高の急騰を見て売った人が多い
展開であったのだろうが、それが下がらぬため後場からの買戻しによる急騰に繋がった模様。
 日柄的には今日の戻りは売り場ではないかと観測されるのではあるが、明日の全米石油在庫の発表を前
にして、オーバーナイトで売り持ちするのが怖いと見ての買戻しの殺到であろう。

 プラチナ相場も高い。このところまたファンドではないかと思われる手が買ってきており、チャートが悪化して
下がると思われた場面が結局は押し目になってしまっている展開である。

 その他ゴムも急騰、大豆・コーンも急騰。一方でアラビカコーヒーは急落とコメントする事に事欠かないが、
すべてコメントしていては長くなるため、詳しくは明日のレポートにて…

(12月15日記)



 本日はゴム相場がファンドの踏みで急騰。一方でNYコーヒー相場は、ブラジルの来年度の生産高予想が
強材料だったものの、材料出尽しと見たのかファンドの売りで急落である。
 どうも先週の銀相場急落以来、ファンドが買っていても下がる・売っていても上がるという展開になりつつある
様に思われる。師走相場は今まで鬼神の如く当っていたファンドの、吐き出しの相場展開となるのかもしれない。
本当にファンドってヤツは向かうとやられるし、提灯付けると確り曲がってくれる…(苦笑)

(12月14日記)



 本日の日々雑感は、親戚に不幸があったためお通夜に出席しますので、お休みとさせて頂きます。

(12月13日記)



 NY市場で連日の暴落となったプラチナ相場であるが、東京市場は本日も下げ渋って寄付きからは60円近い
急騰で終了する事となった。理論的には少なくとも60円ほど下がっても良かったのにねえ…
 寄り付き前に、あるお客さんから寄り付きで成行買ってくれ!との注文があった。もちろん当方は外務員である
ゆえにそのまま買い注文を出したわけであるが、自分自身の相場観としては34円安など全く割高だとの判断。
結果は見ての通りで、お客さんの大勝利!当方は大ヤラレである。
 プラチナのNY市場の動向なんて、東京市場には当てにならない事が多いのは経験則として知っているものの、
2日で50ドルも安ければ当然ストップ安の1発程度は来るだろうと思った当方は、茫然自失だ…
気分が悪いので、今日は飲んでやる!以上!

(12月10日記)



 貴金属相場、特に銀相場がドル高=円安の影響から大暴落となった。ドル安を材料に買い進んでいた
ファンドが一転利益確定の売りに出た事が原因だろう。
長期的に見ればドル安の流れには変化が出ないと思われるため、ある程度の日数的な調整過程を経て
再び上昇してくるとは思うものの、目先は脳天5寸釘を打たれた様な展開であり、まだ下値はあるだろう。

 石油製品相場は今日も大波乱の展開である。特に灯油の期近から中物に掛けての急反騰が凄まじく、
ガソリンはスポットに比べ期近で1,000円ほどの割安状態であるが、灯油は5,000円ほど割安だったものが
いっぺんに訂正される動きとなっている。元々元売や商社筋はガソリン売り・灯油買いのヤラレ玉を抱えていた
のであるが、ここに来て逆襲の動きに出たのであろう。
 また目標とされてきたNY原油の40ドル台や灯油先物のの3万円そこそこが出た後だっただけに、今日は彼ら
の仕掛けが入りやすかったものと思われる。
大勢での戻り売り相場に変化はなくても、応分の戻りが入るのは相場である限り当然か…
なおOPEC総会は、あまり相場の材料にはならないだろうと見ている。

(12月9日記)



 NY原油価格は明日の在庫発表や明後日のOPEC総会を控えた中で、とりあえずの目標値に近づく41ドル
台まで下落した。国内市場は灯油のみが、週刊レポートで目標とした価格まで到達した。原油・ガソリンは
まだなのであるが…
 さて本日は安値より切り返す動きを見せている3品なのだが、応分の戻りは出てもおかしくないし、明日のNY
原油次第では再度下げてもおかしくは無い。6分4分で前者に分があるか…
もっとも戻りはすべて、次の下げのための調整でしかなかろうが。

(12月8日記)



 本日の商品市場は、ほぼ各銘柄とも全面安の展開となった。
下がった原因は様々あろうが、まず灯油の急落は中部市場での大手筋の売りによって急落の口火が切られ
た展開である。貴金属が下げたのは102円台半ばまで進んだ円高の影響が大であろう。
またゴムの急落はシッパーの投げであり、大豆・コーンは戻りいっぱいとの人気が台頭したものか…

 さて話は全く変わるが、相場でうまく行くパターンはじっと目標値の到来を待って仕掛け、玉が入る前の時点
から離脱するポイントを確り考えておく事が成功の道だろうと思う。余程の相場師なら別だろうが、その場の
雰囲気で高い時に飛び付き買いをする、安い時に慌てて売るパターンでは、大概はうまくいかない。
仕掛けた玉は利食いで離脱するか、あるいは損切りで離脱するのであるが、仕掛けた当初からそのポイントを
決めておけばうまく行くようだ。特に仕掛けた時から損切りポイントを決めておかないと、ズルズルと追証攻めに
会うことも多々ある。
 目標値が来るまでの仕掛け前の時点は、いわゆる休むも相場の時なのであるが、休むも相場の時こそ一番
大切な時間であり、その時に全く相場を見なくなってしまっては、永遠に上達する事も無いだろうと思う。
素人の大半は玉を建ててから慌て、損切りしたら全く相場を見なくなる人が多いようである。これじゃねえ…

(12月7日記)



 3日に米農務省より発表されたブラジルの04年-05年度生産高は、前回6月予想から2%弱下方修正の
4,170万袋とされた。また同年度の世界コーヒー豆生産高は1億1,900万袋と、前年度比9%増加の予想。
 なお10日にはブラジル政府が04年-05年度の最終見通しを発表するが、前回は3,830万袋とされていた。
また05年-06年度の第一回見通しも発表する予定である。

 円高にも関わらずアラビカコーヒー相場が下げて来ない。国内市場ではファンド機関店の買い越しのみが
突出しており、その他の店はオール売りの状態となっているいびつな形である。
またNY市場もファンドはすでに3万枚近く買っている状態であり、今までのパターンからすれば明らかに買い過ぎ
である。しかしこのところの商品市場ではファンドのボリュームが明らかに今までとは違っており、果たして単純に
ファンドが買い過ぎているから下がるものなのかどうか?逆に更に買い増してくる可能性も否定は出来ない。
 大相場に発展するのか? それとも所詮単なる戻りなのか?正念場が近くなっているような気がする。

(12月6日記)



 NY原油相場は、昨日安値で42ドル台まで下落。灯油在庫の増加に続いて、天然ガス在庫が増加した
事が冬場の供給超過を予測されての下落の動きであり、まずは半値戻しのあとの第一目標値に到達という
事になろうか…
 思い起こせば55ドルで天井を打った頃は、猫も杓子も60ドルだ、いや80ドルも、はたまた100ドル説も出た
ものである。逆に今春30ドル台にいた頃は、まさか40ドル台すら突破するなどとは思わなかったはず。
 さてチャートを素直に眺めれば、55ドルで天井を打って、まずは10ドル下げての5ドル戻り。次の下げも当然
10ドル下げの40ドルがフシであろうし、次にまた45ドルまで戻れば3段下げ目は35ドルになると考えられる。
そんな単純な動きなどするものか!と言われそうであるが、そうなるかもしれないし、そうならぬかもしれない…
相場は後付けでチャートを眺めれば、こんな単純なものは無いのではあるが、渦中では見えない。

 ただし天井を打った頃はこんなはずは無いと上がり続け、もっと上がると万人が考えた時に天井を打った。
であれば今度も皆が40ドル以下などまだ無いだろうと思っていれば下がるのだろうし、逆にもっと下がると思えば
底打ち反転してくるのかもしれない。
 なお反転してくる要因として、来週末のOPEC総会を前に減産アナウンスなどが流れて来るのだろうが、
実際には増産しても上昇が止まらなかったように、減産したからと言って下落が止まるとは限らない事だけは
しっかり考えておいた方が良いだろう。今のところ、底打ちした雰囲気は何も無いと思う。

(12月3日記)



 NY原油相場は、事前予想以上に増加していた在庫発表を受けて大暴落。もっともその増加幅は驚くほど
のものではなかったし、結局は55ドル天井から10ドル下げて、半値戻ししたところでまた売りとなったという事か。
 それを受けた東京原油・石油製品市場は、朝からストップ安に張り付いて仕事にならず!

 さてそんな中で上昇したのは銀を中心とする貴金属であり、コーヒー相場も確りである。
下げたのは穀物相場であり、考えてみればファンドが買っているものは高い、売っているものは安い展開となって
いる。このところの相場は、すべてファンド様の言うとおり!

(12月2日記)



 NY原油相場は一時50ドル台を回復したものの、そこから今晩の在庫発表で灯油在庫が増加していると
予想されて下落。それを受けた東京市場は、ガソリンで1,200円以上の暴落であり、灯油も一部限月が
900円安のストップ安で引ける状況。
 在庫の事前予想だけは毎回外れるのが常であり、仮に減少していたらまた高いかもしれない。
それでも東京市場のチャートパターンは完全に戻り売りへと変化したと思われ、目先は完全な2段下げへと
突入して行く可能性が高いのではなかろうか。

 さて今日から12月である。今年の大納会までは、今日を含めて残り19営業日を残すのみ。毎年の事だが、
12月は大波乱する銘柄が多いわけであるが、今年はファンドの大量参加でさらに激しい展開となるか。

(12月1日記)


 
 NYコーヒー相場は、23日現在のCFTC建て玉報告によればファンドの買い越しが前回発表より約5,000枚
の増加となり、25,000枚弱の大幅買い越しと発表された。ファンドの買い意欲は強いようで、NY市場では昨日
5セント高以上の大暴騰となって高値95セントジャストと先日の安値と面あわせになった。
 しかしそれを受けた東京アラビカコーヒー市場は、バリバリのストップ高かと思いきやそうはならず。高いは高いが
400円高〜500円高で終了である。国内市場でもファンドは買い越ししているものの、今日は買って来なかった
ために利食い先行となった模様である。
 まあ相場を知っている人なら特に、今日のようにストップ高確実かも…と予想されたものがそうならなければ、
まずは警戒して利食い先行となるのは当然の事だろう。
 このアラビカコーヒー相場だけでなく、どの銘柄にしても今はファンド主導の展開ばかり也!

(11月30日記)



 東京ガソリン相場は、先物6月限では400円安で寄り付いた後に前場は急騰。しっかり安値から1,000円
以上の急騰となり、その後後場は一転して急落である。本当に良く動く相場展開だ。
当方としてはガソリン相場は所詮は戻り売りであり、ここからは幾ら上げても下げ幅の半値戻しの42,170円が
限界だろうと考えている。
もっとも早めにNY原油が戻りいっぱいとならなければ、年末恒例の何が何だか判らぬうちの急騰が怖い。

 ヘッジ・ファンドの運用などで世界的に有名な投資家であるジム・ロジャースが、大和證券を使って商品
ファンドの募集を開始するという。氏は現在の商品市場に関してはかなり強気であり、かつて原油の100ドル
説を打ち出したことでも有名。今後10年〜15年ものブルマーケットを想定しているといい、東工取のゴムや
小豆などに至るものまでに買い参入で投資を行うと言う。
何にしろ、新たな資金が入って業界が活気付くのは面白い事だ。

(11月29日記)



 NY市場が休みでも、今日も商品市場も大きく動いた。ガソリンは上下1,000円幅近い乱高下であり、
ゴム相場は昨日の急落で一応の目標値に達して、一転して7.5円幅のストップ高で終了。
その他で何か不穏な動きを感じるのは、久々に自己玉が買い転換してファンドも買っているアラビカコーヒーの
相場である。円高でも下げない状況は、下手したらゴムの逆バージョンになる可能性もある?

(11月26日記)



 本日のストップ制限幅を1,350円に拡大したガソリン相場は、12月限納会で1,530円高の急騰。それを受け
て1月限〜3月限は一時ストップ高まで買われ、他の限月も軒並み急騰の展開となった。
NY原油が55ドルから45ドルまで10ドル下げた後に、半値戻しの5ドル反発を演じているのだから、東京ガソリン
にしても天井からの下げ幅8,000円以上に対し、応分の戻りを入れるのは自然な事であろう。
今日の高値までは安値から3,000円幅以上の反発であり、3分の1戻しは達成である。
半値戻しなら後1,000円 ほど残す事となるし、叩かれ過ぎたとがめが出ているものと思われる。
ここからは、さてどこで売るかの思案どころだろう…

 今晩よりNY市場は、サンクスギビングデーの休日で4連休の休日となる。例えば今日の原油夜間取引は
なかったわけであるが、明日も明後日も外電は入らない。入るのは週明けの夜間取引からである。
 一方でシカゴ市場は明日は休みだが飛び石であり、週末の立会いは行われるようである。

(11月25日記)

 本日はゴム11月限の納会であった。受け渡しの内容は基本的に○商社渡しの○商社受けである。
納会値が上がらなかったために、後場から一段安へ売られる展開となっての終了である。

 ガソリン相場は、明日に納会を控えているが、引けでは期先3本がストップ高となっているため、規定では明日
よりストップ制限が1,350円幅に拡大されて、臨時増証拠金も掛かるはずである。

(11月24日記)



 NY外為相場はグリーンスパン議長のドル安容認とも取れるような発言を受けて、円は一時102円台まで
突入する円高が進んだ。しかしブッシュ大統領は逆にドル高政策の変更はないとの声明を出し、本日の東京
市場では103円30銭程度での動きとなっている。
市場任せにしていたら後々100円割れの円高も十分考えられるが、今のところはブッシュ発言と明日の休日を
警戒して(国内休日に介入はよくある)102円台後半から106円どころのレンジ相場は変わらないのかも…

 さてファンドが1万8000枚も売っていると推定されるゴム相場は、買い方には一限月1,500枚の建て玉制限が
あるのであるが、売り方ファンドには建て玉制限と言うものは無いのだろうか?
本日ファンドはは何も動いていなかったのだが、力任せに売られてはどうにもならぬではないか。
今回はファンドは売り方だが、逆に買い方に廻った時もこのような状態であれば、どこまでも舞い上がって行くと
いう事になってしまうのかも。
 取引所は、公設市場で適正価格を維持する事が肝要であり、ファンドだからと言ってすべてOKでは市場管理
に問題点が生じないのか疑問だ。

(11月22日記)



 昨日にファンド売りでストップ安まで叩き込まれたゴム相場は、本日もまた一部ファンドの大量売りによって
一部買い方の投げも誘発して、連続ストップ安に叩き込まれる展開となった。
昨日は一気に円高に振れたために輸入採算価格も相対的に低下してファンドは売ったのだろうが、為替は
いずれ100円割れの円高になると一部のアナリストは予測し始めており、それが本日の売り叩きに繋がった模様。
商社・シッパーらは防戦買いを行っているものの、何せファンドの売り枚数とはロットの大きさが違うために、
支えきれない状況となっている。

 石油製品相場も、またまた安値更新の状況である。上がっていた時とは全く逆の相場展開となっており、
スポット価格は急落するは、新日本石油が卸値の引き下げを12月から行う予定だわ、ともかく上昇する様な
材料が消えてしまっている。

 そんな中で唯一下げ渋ったのは金相場であるが、これは原油から金へとファンドの買いをシフトして行っている
事が強材料であり、円高で上値を抑えられる東京市場ではあるが、NY市場はドル安でファンドの買い人気は
高いようである。
 一方でプラチナ相場は、金相場とは全く別物。ジョンソンマッセイのレポート通りならば、今日はファンドの売りが
出ていたようであるが(手仕舞い売りだろう)、今後途転売りに転じる可能性は高いだろう。

 穀物相場など他の商品については、週間レポートでの解説とさせて頂きます。よろしくどうぞ!

(11月19日記)



 このところの相場展開は、すべてがファンドの思惑通りに進んでいる商品が多いようである。
当方が密かに?強気していた商品であるゴム相場も、ついにファンドの大量売りにストップ安に沈み込む展開と
なってしまっている。この対応策を考えなねばならないゆえ、今日のコメントはこれまで・・・
本当に参ったもんだ。

(11月18日記)



 本日は会員向けに配信している、前場の概況から抜粋を…

 英・ジョンソンマッセイ社からプラチナ需給報告の発表があった。
それによると、南アの産出増などで供給は緩み、今後半年間の予想価格は760ドル〜880ドルと発表された。
これを単純に今の為替とサヤ状態で国内先物価格に換算すると、2,500円〜2,900円という事になる。
つまりは今の価格が天井で、ここから350円は下がると言う事だ。
さてジョンソンマッセイの報告を信じるか?それとも無視するかは、あなた次第である。

(11月17日記)



 NY原油が45ドル台を記録した後の長い下ヒゲで引けた線を見て、本日の東京石油製品相場はガソリン・
灯油ともに先物は昨日と変わらずの価格からスタートし、結局は900円のストップ高での引けとなった。
週刊レポートでは戻るとしていたのだが、昨日安くて今日戻ると言うのもまたこの相場の意地の悪いところか…
ただし当限は戻っておらず、単なる利食い買戻しなのかと思われるところだが、ファンド筋は買っていたとの話も
出ている。売買明細は6時過ぎにならないと出ないわけであるが、判断はまたそれを見てからの事か。

 アラビカコーヒー相場は、NY市場で一気に90セント以上まで買われる大暴騰。既存の限月はストップ高の
張り付き状態であり、新たに発会した11月限は寄り付きで9月限に対し1,000円ほど順ザヤに買われた。
買われた材料はコロンビアで発生した地震との事だが、被害状況もハッキリとしておらず、また当日はブラジル
などが休日で休みだったために、生産者のヘッジ売りが無かったのもファンドの買いを抑え切れなかった面もある
と言われている。
 『突発的な材料で買われた相場は売り!』なのかもしれぬし、ついに大相場のマグマが噴出したのかもしれ
ないし、その辺の判断はもうしばらく見ないと判然とはしないか。もっとも判ってからでは、すでに遅い?

(11月16日記)



 本日のNY原油夜間取引では、後場に入って再び46ドル台突入し、このところの安値を更新する状況と
なっている。東京原油も、同じく先週の安値を切る新安値の更新である。
先週末に取組が大変化したゆえ戻るのか?と思われた石油製品相場も、なお下落に歯止めが掛からぬ状況
となっており、流れが下向きに変わってしまった相場は何があっても戻れぬ相場展開になってしまった様である。

 一方で貴金属相場は、復活ののろしを上げるような上昇となっており、何を見てもこのところの相場展開は、
ファンド様の言うとおり!というような展開となっている。

(11月15日記)



 東京中東産原油相場は、その値幅はともかくとして昨日は外電通りに高く、今日は逆に安い展開であった。
しかし製品相場の方は、昨日は急落であったものの、逆に今日は安寄り後に急騰の展開である。この本日の
動きを見る限りは、おそらく当面の底値は確認したとの意見が多くなるのではなかろうか。仮に戻るとすれば
どこまで戻るのか?逆にまだ安いとすれば目標値はどこなのか?今週のレポートでじっくり考えて見たい。

 ゴム相場は三尊天井を形成してチャートは悪化しているとはいえ、それにしてもファンドは良く売ることよ。
今日も数千枚の売り浴びせで安値更新ではあるが、彼らが売り出したのは140円を割れてからの事であり、
会員別取り組み高表を見ればファンド以外はすべて買いのいびつな市場となっている。
確かに各商品においてファンドは飛ぶ鳥を落とす勢いではあるが、所詮は現物背景ではなく値幅が欲しいだけ
のファンドは一般投資家と同じで、いずれは買い戻す必要がある。今はまだ下げ道中と言っても良い状況で
あることは事実であるが、いずれ売り過ぎのとがめが出て来るのは必至ではなかろうか…

(11月12日記)



 本日のNY原油は事前予想以下だった在庫を映して急騰。為替も米金利利上げを映して107円台への
円安となり、当然の事ながら立会い前は昨日ストップ安したガソリン相場も高いだろうと思われた。
戻り売り人気は強いだけに、仮にストップ高ではなかろうとも、1,000円は高いのではと思った人も多かっただろう。
もちろん当方もその一人である。
ところが600円高程度で始まったガソリン5月限は、前場僅かずつ値を消す展開となり、後場からは特気で売り
が集中し一気に710円安まで値を消した。その後2,000枚の出来高を記録して、今度は買い特気で500円ほ
ど戻るものの、結局はまた安値圏で引ける動きとなった。
 ともかく誰が出しているのか判らぬ注文だけに、2,000枚ほどの売りや買いに誰も向かえぬ状況である。
向かえないから理屈はともかくとして、道中の値動きは一方付いてしまう。
これが今の相場なのだと言えばそれまでであるが、今日はその他にも何で動いているのか判らぬ銘柄が多かった。
 明日の相場を予測しても、今は当方も曲がり屋であるし、何せ出たとこ勝負の展開が多いゆえに、とてもじゃ
ないがコメントできるような状況ではない。他の人はどう考えているのか、たまにはサイト巡りでもしてみるか…

(11月11日記)



 ガソリン相場はストップ安。アラビカコーヒー相場も上昇である。敗軍の将、兵を語らずで今日はノーコメント。
当ると楽しい1,350円幅も、逆に喰らうと意気消沈だ…ピンで13万5,000円の動きでは、大豆のストップ高も
焼け石に水である(苦笑)
果たして明日の全米原油在庫の発表で、相場はどう動くやら?

(11月10日記)



 ガソリン相場は46,000円台からの暴落の後、ここ3日ほどは41,000円どころを挟んでのもみ合いとなっている。
NY原油が更なる暴落にならなければ、この辺からは一度戻すのではないか?と思われるのだが…

 また昨日急落した穀物相場も、一部大衆店が途転売りの取組となるなど変化も見られ今日はさすがに戻って
いるが、目先は一度底入れになった可能性も有り得る。

 来週15日に11月限納会日を迎えるアラビカコーヒーは、前回も現受けした筋が今日も買い進んでいる。
ただし同筋の1月限のポジションは売り越しと見られ、当限と2番限の逆ザヤ化を生んでいる。
全体的にNY市場の上昇ほど上がらぬ東京市場であるが、そのNY市場も日柄パターンでは明日は安いかも…

(11月9日記)



 NY市場において金相場は、16年ぶりの高値更新となっている状況である。だが国内市場では円高により
その上げ幅は限定的なものに止まっている。NY原油の上昇にもかかわらず上がらぬ石油製品相場も大体は
同じようなものか…
 そんな中で安いものはなお安くの動きとなっているのが、大豆・コーンの穀物相場である。両商品ともに
またまた新安値の更新となっている。理論値からは下げ過ぎの今日の市場ではあるが、この悪質な下げの
状況は全く悪いとしか言いようが無い。

(11月8日記)



 NY原油安を受けて、今日も暴落の展開となった石油製品市場であった。ガソリン・灯油ともに急落であるが、
ただし終値を見る限り明らかに灯油相場の方が弱い展開。需要期とはいえ在庫も十分あって期近の支えも
無く、先物は不需要期限月であるゆえ、どうしても売られやすい展開である。スポット価格から見れば大幅に
割安な12月限も、納会まではまだ間があるゆえに…
 一方で同様に下落を続けるガソリン相場であるが、NY原油が下げ止まればそろそろ反発しても良い頃では
あろう。NY原油が40ドル割れまで下がるなら別だろうが、現状のようにせいぜい48ドル程度までの下げならば、
当限の38,000円台の水準は何時元売のテコ入れが入ってもおかしくなかろう。ましてや先物限月は需要期で
あり、更にはサルファーフリー・ガソリンの問題がどこかでクローズアップされる事となるのではなかろうか。

 石油製品の暴落もひどいが、これは今まで凄まじいほど買われただけに、この下げもある程度納得できる
ものではあろう…しかしこの安値からこれでもか!と叩かれる大豆・コーンの穀物相場は、値頃感無用の展開。
ただしそれ以上に悪質と見えるのが、NY市場では反発しても蚊帳の外のアラビカコーヒー相場であろう。
納会の接近とともに、余り物に値無しの展開となってしまうかも…

(11月5日記)



 米大統領選は、ブッシュ大統領の再選で終了した。東西海岸沿いの大都市圏の州ではケリーが勝利した
ものの、その他の中西部や南部などの古き良きアメリカ?ではブッシュの大勝利である。
都市部のマスコミが反ブッシュの論調を張っていた訳であるが、草の根選挙のブッシュの方が強かったわけだ。
概ね市場はブッシュ再選を好感したようで、とりあえずNYダウも堅調となっていた。

 さて商品市場である。原油は在庫増加を受けて一時48ドル台まで下落したものの、ブッシュ再選によって
戦略備蓄が今後も積み増しされるだろうというご祝儀相場のような展開となり、安値からは2ドル戻しの急騰。
しかし東京ガソリン・灯油市場は、朝方こそ堅調だったものの、その後後場寄りまでに急落の状況。
そしてその後は、何時もの乱高下である。
 ここ5日間で5,000円幅の下落となったゆえ、まあ調整安ならばいいところに来ているかもしれない。
しかし上がる時に僅か10日間で1万円の上昇を見せたこともある相場ゆえ、逆に下げも1万円あるなんて事も
絶対無いとは言えない。
 明日のNY市場が、在庫の増加を嫌気して再び下落するのか?それともブッシュ再選を更に評価して上昇
するのか?ハッキリ言って何とも言えません。

 その他の商品に関しては、コーン・大豆がまた安値更新の下落となっており、アラビカコーヒーもNY市場高にも
関わらず下落である。値頃感で買いの多い商品は、頭が重い状況に全く変化が出ない状況である。

(11月4日記)



 昨日は体調が悪かったため、この更新を休んでしまいました。ご迷惑をお掛けいたしました。
今日もまだあまり調子は良くないし、このコーナーだけご覧になってレポートを見ていらっしゃらない人のために、
たまには今週10月31日号のガソリンの解説より一部抜粋して載せてみます。

 先週号においては、『ガソリン自体の国内需給は緩んでいるが、 一方で原油の先高感に変化は出ていないため、 概ね今週のような乱高下を繰り返しながら46,000円台〜42,000円台でのもみ合いとなる事を予測する。』とした。
 今週の相場展開は、27日に46,140円まで上昇するものの、その後はNY原油の暴落を受けて連続ストップ安に張り付く展開となり、週末は44,340円での終了である。
 正直言ってNY原油の暴落からこのような急激な暴落の展開になるとは思わなかったが、元々46,000円台〜42,000円台での値動きを想定していた事は、結果的に大成功であった。あと1,500円ほど下げれば、42,000円台に入ってくるのだかどうなるか?
チャート上では次の下値抵抗線は20日の44,170円であり、これを割り込むようなら42,000円台も現実化しよう。 逆に10月18日の46,480円は当面の天井、27日の46,140円は2番天井と見ても差し支えないだろう。
ただしこのまま暴落を続けて4万円割れや、 あるいは35,000円とかまで下がるのかどうかは、ハッキリ言って今の時点では判断できない。
相場ゆえに売り方の恨み相場となってそうなる可能性もあるし、理論的には4万円割れは困難であるとも言える。
ただ実戦としては、いずれにしろ3日(水)は文化の日の休日であり、4日は大統領選の結果や次の全米石油在庫の発表を含んだ外電2日分の入電となるため、ポジションは2日までしか持てはしない。今この情勢で下値予想をしても意味はなかろう…
いずれにしろ週明けは、とりあえずNY原油が戻った事と 2日連続ストップ安後で制限幅拡大している事で、利食いや新規が交錯して大きく動く事だけは間違いないだろう。
順当ならば11月から仕切値の値上げを打ち出している元売の期近の防戦買いと、先物はチャート悪化からの戻り売りが交錯し、順ザヤ幅は詰める展開になるのではなかろうか。

 …週刊レポート10月31日号より…

(11月2日記)



 ガソリン・灯油相場は2日連続のストップ安で、週明けから臨時増し証拠金の徴収とストップ制限の1,350円
幅への拡大である。結局、中国の利上げによって商品市況全体の調整色は強まってきており、NY原油の
下げ幅から考えればまだかなりの下げ余地はあるだろうと思われる。
 原油・石油製品相場が歴史的な大天井を記録したのか?それとも8月から9月に掛けての5,000円ほどの
急落のようなものはあるにしても、それでも単なる調整安であるのか?それをすぐに断言は出来ないにしても、
流れが今は下に向いている事だけは間違いあるまい。コーンの大天井の後のように、下げ始めると次から次へ
と弱材料が出ないとも限らず、値頃買いは危険かもしれない。

 本日若干反発した金・プラチナ相場にしても、現状では流れは下向きに転換か。また中国利上げの材料は、
穀物相場にも駄目押しの下げを呼ぶ可能性が高そうである。せっかく上がっていた海上運賃も、これでは反転
して下げ始めるかもしれないし・・・

(10月29日記)



 NY原油相場が、在庫増を嫌気して大暴落となった。夜間取引もなお急落中である。ディスティレートなどは
減少しているにも関わらずに急落してきた事は、ヘッジファンドの登録を義務付けるなどの規制強化が背景に
あるのではないかと思われる。
 さてこのまま30ドルとかまで下がる大暴落に繋がるとは思えないが、現状では8月末から9月半ばにかけての
急落のように、ある程度の大幅な調整安は入るのだろう。

 また他商品では、貴金属相場が『親亀こけたら、みなこけた』というような急落を演じ、ゴムもファンドの投げ
もあって急落である。一方では逆に穀物相場はファンドの踏みが散見され、ファンドが買っている銘柄と
売っている銘柄とで逆行する動きとなっている。

(10月28日記)



 ガソリン相場の5月限が、他の限月や灯油相場に先駆けてストップ高に張り付き、その後他の限月なども
急騰した後に値を消して終了している。
おそらく、あくまでもおそらくであるが、ファンドが先に先物に買いを入れた後に中物などを利食いしての乗り換え
を行ったのではあるまいか?ともかく場中では、どのような手口になっているのかさっぱり判らぬ展開ゆえに、
大きな資金で仕掛けられるといかんともし難い。

 さて明日は全米石油在庫の発表であるが、事前予想では原油・ガソリンは増加が見込まれるものの、
灯油が減少している事が相場を押し上げる可能性があるのでは?というのが市場関係者の見方。
ただしこちらの年配のフルコミさんは、明日は満月であり、かのえ・やぶるの大安であるゆえ、本間宗久の罫線
では天井日だと言っていた…当方は暦では見ているが、かのえ・やぶるが何なのか判らないけど。

 イラクでまた日本人が拘束されたと思ったら、新潟では親子3人生き埋めとなった車での生存が確認された
らしい。また早速、震災をネタにしたオレオレ詐欺もあったとか…

(10月27日記)



 石油製品相場は、昨日の納会で急騰した灯油相場が暴落であり、逆にガソリン相場の下げが鈍い展開
であった。まあ良くある事とはいえ、昨日の納会後には逆の仕掛けが当業者から入っていたと言う事だろう。
なお発会した5月限は、順当にガソリンは順ザヤで、灯油は逆ザヤでの発会となったが、さすがにガソリン買い・
灯油売りが理論的にやりやすい限月であるとはいえ、いきなり4,500円もサヤが付いては仕掛けが出来ずだ。

 今日は雨で東京地方も寒い。さぞかし新潟中越地震の被災者は寒かろう…
話は変わるが当方の田舎は青森なのだが、正月などに田舎に帰るとさぞ寒かろうという人が多い。しかし実際
のところは、こちらのマンションではコタツとハロゲンヒーター、クーラーを暖房に切り替える程度の暖房しかなく、
冬は家の中で当然セーターなどを着る生活である。それでも足元は寒い!
 だが田舎は床暖房だから、逆にTシャツ1枚で過ごせるくらい暖かいのだ。もちろん外は氷点下だけど、外に
出る時はそれなりの格好と覚悟をして出るからね。
逆にお盆の頃なんぞに田舎に帰った時は、暑い日はクーラーがないのでかえって東京よりつらい時もある…(笑)

(10月26日記)



 為替相場が106円台の円高となっている。新潟で大地震が発生したのであるが、為替相場は円安とは
ならなかった。商品も地震の影響で騰落したものは無かったようであるが、株式は確り建設株が高かった。

 貴金属相場は、円高の割にはドルベースでのスポット価格の上昇で確りした動き。
ゴムも納会後は、まるで灰汁抜けしたかのように上昇している。受け渡しはシッパー渡しのシッパー受けだった。

 石油製品相場の納会は、ガソリンが急落して4万円ジャストであり、灯油は急騰して47,920円。明日の
5月限発会は、それぞれ今後の需要期・不需要期を映したサヤでの発会となろうが、方向性は難しい局面。

 コーン相場は、寄り付きにファンドの乗換えと乗せの売り攻勢であったが、タートルスープでその後は逆の動き
となった。おいしいタートルスープであっただろうが、さぞかし寒かろう新潟の被災者にも温かいスープを届ける
必要があると思う。

(10月25日記)



 昨日から石油市場に対する臨時増し証拠金の撤廃、並びにストップ制限の900円幅への縮小を行った
東工取は、今日から特気の時間を2分から5分へと延長。1分足チャートはまるで煉行足(ブロックのように
なっているもの)のような線形を描いて、騰落を繰り返した…日計り筋は、さぞ面を喰らった事だろう。
 昨日からの東工取の動向を見ると、どうやら相場をあまり動かしたくない様子。

 話題は全く変わるが、今年は台風の影響で野菜の値上がりが凄いらしい。レタスなんぞ、ここ一月ほどで
何と7倍になっているという。もしもこんなものが上場していたら、今の石油相場以上の凄さである。
そろそろ鍋のおいしい季節となってきてはいるが、今年の鍋は野菜の方がよほど高級品と言う事になろう。
 さて部下や飲み屋のねえちゃん等に食事に誘われた時は、『私は高所恐怖症だから…』と言いましょう。
その心は『高いところ(店)は嫌いです』だ…(笑)

(10月22日記)



 昨日に三菱Fが買いに出たガソリン相場は、本日は900円幅のストップ高!まるで今日のNY原油が、在庫
発表で上昇する事が判っていたかのような買いであった…
 しかしそれ以上不可思議だったのは、昨日1,350円幅のストップ安を演じていたにもかかわらず臨時増証拠金
を撤廃し、ストップ制限を1,350円から900円へと戻した事である。確かにストップ制限の拡大には900円幅の
連続ストップが続けば行われると言う明確な規定があるものの、逆の解消には市場委員会判断と言う明確な
規定が無いだけに、元々20日までと決まっていた臨時増証拠金の期間が終了しても悪いわけではないが…
だが900円幅ではストップがそう簡単に解けるはずも無く、日計り筋にはかえって迷惑な話だっただろう。
ひょっとして、総取組高が減少したため、もう一度餌を市場に与えるためにこうなったのか?

 為替市場で久々に107円台と円高が進んでいる。しかしこれは円高と言うよりは、ドル安だろう。
ドルは他の主要通貨のほとんどに対し安い展開となっており、国内では円高で上値が抑えられた感のある
本日の国際商品相場の展開であったが、米国市場では逆に買われる展開となるかもしれない…

(10月21日記)



 どうやらガソリン相場の先物は、18日の46,480円で天井を打った気配が濃厚となった今日のストップ安である。
18日には『買い方にあらずんば、人にあらず…???』なんてコメントを書いたわけだが、驕る平家は久しからず!
の展開である。?マークはそうなってくれないかなと思って付けておいたわけであるが…
 もっともこの急落は買い方ファンドがつかまっての暴落ではなく、ファンドが利食いしての暴落であるゆえ、
まだまだファンドの勢いが止まったなどという事は無い。平家はまだピンピンしていると言う事だ…(笑)

 なお先物3本はストップ安の急落であるが、11月限〜1月限は安いものの、道中では確り新高値を更新で
ある。新日本石油が11月からの仕切値1,900円アップを示すなど(10月に下げた分の値上げ)、そうそう容易に
下げトレンドに入りそうな気配はない。
もう何度目かのストップ制限であるか忘れるような動きであるが、もう何度目か判らんくらいに上陸している
今回の台風で、また製油所に被害が出ない事を祈る!

(10月20日記)



 NY原油が利食い売りで下げた事と、それ以上に国内製品相場では昨日にファンドの大量手仕舞い売りが
見られた事が影響して、本日のガソリン・灯油相場は寄り付きからストップ安含みの大暴落の展開。
その後は一気に値を戻して1,000円幅以上のジェットコースター。
結局終わりは、ガソリンは期近2本が全く下げずに終了であるが先は安い。灯油は総じて安いが、ガソリン先物
と比べればサヤを詰めての終了となった。
 明日はどうなると言われても、今のところ手口は見えないし、考えてもどうにもならぬか…6時過ぎにコメントを
書くならばファンドがどうしたとか判るのだが、それではどうせ明日の日中立会いには役には立たぬ。

(10月19日記)



 NYヤンキースの松井選手が大活躍であるが、NY原油も松井の背番号に合わせるように55ドル台へ…
そして東京ガソリンは、寄り付きはとりあえず達成感も出て安く始まるものの、その後新日本石油・仙台製油所
の火災事故で2基のトッパーが停止している事を受けてか大きく買われ、最終的にはストップ高の急騰!
安値からは約1,800円も上がる限月も出るボラティリティの高さである。
 他商品はこの石油製品相場に毒気を抜かれてしまったように、値動きや出来高も低迷するものが多かった。
まさに石油にあらずんば、相場にあらず!買い方にあらずんば、人にあらず…???

(10月18日記)



 今日の関東地方は、まさに雲一つ無い日本晴れ!そしてガソリン相場は、まさに青天井の図式。
これからNY市場では証拠金の引き上げがあり、果てして今晩のNY市場は利食い売りで下げるのか?
それとも証拠金の引き上げは売り方にとってもつらいものであり、逆に買戻しで上げるのか?
まあ悩んでみたところで、明日の朝にはまた外電が入ってくるわけである。
 そんな中で悩みの少なそうな取引は、ガソリンと灯油の鞘取りである。
4月限の発会来の両者のサヤを見れば、おのずと何か見えてくるものがあるのではなかろうか…

(10月15日記)



 NY原油は51ドル台まで下落した後に、その安値からの壮烈な切り返し!昨日はストップ安の東京石油製品
市場も当然の事ながら、本日は一転してストップ高である。
 しかしこの石油製品相場は、それで終わりの単純なドラマにはならない。ともかく一日に1,000円は動かないと
気がすまないような銘柄であるゆえ、ガソリン相場は一時1,000円以上の下落を演じて、その後乱高下。
灯油も大暴落した後に、また急騰してストップ高の引けである。まるで冬ソナのような二転三転である…(笑)
 理由は様々あるだろうが、ともかく灯油の取組状態はファンドの買いで寡占状態となっており、両商品ともに
内部要因が主導の展開である事は間違いないところ…

 さて米国でバブルのような原油投機が続いているのであるが、ロンドン市場ではバブル崩壊のような非鉄金属
の大暴落となっている。
 また噂の段階ではあるが、かのジョージ・ソロスが原油売り・コーン買いに出たとの話もある。
各商品とも激しい相場展開は、まだまだ納まりそうもない気配である。

(10月14日記)



 昨日のNY原油相場は、一時は高値で54.45ドルまで上昇。しかし引けに掛けては利食い売りを浴びて下落
となり、結局長い上髭陰線を引いて52.51ドルで終了である。高い安いで2ドルの急落は、天井足と言っても
良いかもしれないが、ちゃんと6日移動平均線にくっついて終わっている姿は、トレンドはまだ買いもままである。

 さて国内ガソリン相場は、このNY原油安を受けてストップ安の急落。ここ5日間必ずストップ高かストップ安を
記録しており、ストップ高・ストップ高・ストップ安・ストップ高と来て今日のストップ安である。
毎日1,350円の凄まじい動きである。
 また取組が4社で買い越しがほぼ寡占状態となっているいびつな内部要因の灯油相場は、ストップ安から
一転大幅に切り返す動きを見せての終了である。何と凄まじい動きである事!

 この波乱相場の消耗戦では、勝負に勝ちに行こうと言うよりは、ともかく守って飛ばないようにしなくてはならぬ。
明日の相場展開で、仮にストップ高だろうがストップ安だろうが、なるほど!と思ってしまえる相場展開なのだから。
若者の間では練炭による集団自殺などと言う妙な事が流行っている様であるが、投資家の間では石油の値洗い
によって必然的に集団自殺に追い込まれる…とならぬ様にである。

(10月13日記)



 連休中のNY原油の上昇を受けて、またまたガソリン相場は上昇。結局灯油とともに、ほとんどの限月が
ストップ高まで買われる展開となった。
当方はガソリン先物で44,200円を抜けない限り先週の高値で戻りいっぱいと考えていたのだが、あっさりと朝から
その価格を突破してはどうにもならぬ。またまた方針転換の状況である。
 振り返ってみれば、ただ黙って買っておくのが一番の儲けということになっているのが現状であるが、
そうは言っても様々な事を考えるがゆえに単純にそう出来ない。結局のところ儲かっているのは、ファンドと何も
知らずに相場の勢いのみで買っている素人かもしれない。
素人と失礼な申し上げたが、俺は信念も持って買って儲かってるぞ!と言える人たちは、もう達人と呼んでも
良いかもしれない…(笑)

 石油相場がこのような状況であるため、ほとんどの商品が理論値以上に買われている。マイナスである商品
にしたって、円高の割にはほとんど下がっていないのだから…全く、お元気な相場展開である。
ともかく今のような環境では、基本的には何でも下げた時に買っておくのが正解か…

(10月12日記)



 昨日は売り屋を返上しているとコメントした当方であるが、ガソリン相場は昨日の大出来高・内部要因の
変化・本日の値動きなどを見て、当面の天井を確認したとの見方に変更である。
朝令改暮は、相場をする人には日常茶飯事である。
 もちろんこの連休中に台風が襲来して製油所などに大きな被害が出るとか、2日分の入電でNY市場が
大暴騰しているとかの場合はどうなるか判らぬのは当然であるものの、今はそう思っていると言う事!

 本日は3連休前につき、コメントは簡単に終了です。何時も簡単だけどね…(笑)
もちろん会員レポートの方にはああだ、こうだと理屈を書いていますけど。
お申し込みは申し込みフォームよりどうぞ!

(10月8日記)



 NY原油価格は、ついにイチロー越えである。
どこまで上がるのかは見当が付かず、逆のその前に急落があるかもしれず。
いずれにしろ国内ガソリン相場は、4月限では寄付きからしっかり1,000円高以上を記録する状態。
自信を持って買い進んでいるような人は廻りを見ても見当たらず、道中400円ほど下がると天井か?の声が
聞こえてくる状況。数千円上がった後の僅かの押しでは、何の慰めにもならないのに…と冷静な人は皆無。
と言うわけで、引けはほぼストップ高の急騰での終了であるが、踏んでも踏んでも高い相場は先に踏んだ者
勝ちの状況になっている。売り方は、損が○○で納まって良かったなである。まあ損には違いが無いが…

 さて原油がこれだけ上がっても、NY株は急落するどころか続伸である。6日連続高となっている株式市場を
見ると、これじゃ原油も天井を打たぬわなあ…と思ってしまう。経済がちゃんと廻っていれば、ブッシュも戦略備蓄
の放出なんぞ考えないだろうからねえ。

 しかし仮に原油が60ドルまで上がるのだとしても、この高値を買うのに抵抗の無い人など居ようか?
現状の原油高騰がインフレを喚起するのだと考えるのであれば、貴金属・非鉄・ゴム・穀物など出遅れの主要
商品を買い進むしかあるまい。当方は現在、売り屋を完全に返上しております!

(10月7日記)



 本日のNY原油は、ついに51ドル台まで上昇。ついにイチローの背番号である。このまま松井まで行くのか
どうかは判らぬが、とてもじゃないが怖くて売れる雰囲気でもない。

 さて本日のガソリン相場は、ついに1,350円高のストップ高である。値幅制限拡大後の初のストップ高である
が、怖くてオーバーナイトでは売りも買いも出来るものではない。バブルのような上昇になってきているのは誰でも
判るが、バブルの崩壊には想像以上の上昇と期間を要する場合も有るし、また一転して天井打ちとなったら
今度は逆に投げられない事態も想定しなくてはならぬゆえに…
 よってこのようなインフレムードの上昇の中では、原油の次を追いかけるのは何か?と探して買った方が、
リスクが少なくて済むのではなかろうか。

(10月6日記)



 昨日のテレビ朝日『報道ステーション』では、原油高の背景についてモノはあるのだが、テキサスには現在
600以上のファンドがあって原油を買い捲り、そのために上がっているのだと言うニュースをやっていたと言う…
僅か3人ほどでやっているファンドなどもあるが、彼らの年収は軒並み1億円以上だとも…
残念ながら当方は朝5時起床のため、その前に寝てしまって見てませんでしたが。

 さて本日のガソリン相場も夜間取引高を受けてか、はたまたファンドが買ったのか、安寄り後に1,000円高の
大暴騰である。そうそう簡単には天井打ち〜下落相場にはなりそうもない。
また貴金属相場にしても、マイナスサイドではあるものの安値からは反発しており、今日の市場はファンドが
買っているものは概ね高く、ファンドが売っているものは概ね安い展開である。
ファンドが売っているもの…もちろんそれは、大豆・コーンの穀物商品とゴムである。

(10月5日記)



 ガソリン・灯油相場は高寄り後に急落し、その後乱高下を経てから結局は大幅に値を消して終了である。
一方で東京原油相場は上昇しており、原油が高いとガソリンが下がり、先週のように原油が安いとガソリンが
高いと言う妙な展開となっている。内部要因主導のガソリン・灯油相場には、良くある事ではあるが…

 一方で12年ぶりの高値となった金相場も、寄り付きの高値からは若干値を消して終了である。
さすがに利食い売りが入ったのであろうが、大出来高を伴っての大幅下落ではないため、まだトレンドの転換
には至っていないようである。単なる調整安である可能性は高いだろう…

 その他の商品もほとんどが安く、ガソリンがこけたら皆安い展開となった日であった。

(10月4日記)


 
 ガソリン・灯油相場の騰勢も止まらないが、貴金属相場の勢いも出て来ている…
本日の金相場の終値1,485円は終値ベースとしては93年以来、実に11年ぶりの高値となっているはずである。
ファンド買いの勢いは、まさに衰えるところを知らず!
おそらく来週も、様々な商品がファンドの動向を巡っての値動きとなるのであろう。

(10月1日記)



 全米原油在庫の増加を嫌気して下落した東京ガソリン相場は、先物4月限では40,400円の630円安から
スタートである。後場より辺りまでは順調に下落し、一時は39,790円と前日比1,240円安まで売られた。
ところが13時半過ぎから突如として反発に転じ、高値で41,520円までの1,730円幅の上昇。
 同じく灯油4月限は38,180円の640円安から始まった相場が、37,660円の1,160円安まで売られた後に、
高値では39,580円の760円高まで一時買われる展開。
高い・安いで約2,000円幅の急騰はまさにアンビリーバブルの展開であり、理由なんぞは皆目見当が付かぬ!
おそらく突っ込みでファンドが大量に買ったのかな?と思う程度だが、何せ手口が見えぬのだからどうにもならぬ。
後付けの理由を聞いてもどうにもならぬし、これが石油製品相場なのだと思う以外に手は無いか…
100円やられたらともかく損切りする。500円取れたら欲張らずに利食いする。これしかない?

(9月30日記)



 今日も石油は高かった…特に騰勢が激しいのが灯油の3月限であり、3連休明けの21日から5日連続の
900円高・ストップ高を続け、さすがにストップ幅拡大の本日はそこまでは行かなかったものの、610円高と
ガソリンも含めたすべての石油製品の中で一番上昇が激しい。
6日間で5,000円以上の上げは、まさに泣く子も黙る大相場!?安値からの上げ幅は、すでに7,000円近い。
 結局は不需要期入りする限月であると言う事で、また発会からまず5,000円叩き込まれた限月と言う事で、
安値取組となってしまった事が要因であろうか。そこを見事に某商社やファンドが着火マンで火を付けた?
石油だけに一度火が付けば、消火活動は容易な事ではないという事か…
 なおガソリンも灯油とのサヤの関係からか3月限の騰勢がきつく、その前後の限月が高い展開となっている。
もっとも当限は現物が39,100円程度であるため、買われない状況となっている。

(9月29日記)



 今日は中秋の名月!つまりは満月と言う事である。
満月には人の心も騒ぎ、また事故や事件も多いと言うデータはあると言うが、相場世界ではついに原油が50ドル
の大台に乗せている。さぞや今晩のニュースは騒がしい事だろう…
 当方の相場観としては、原油価格は昨日もコメントしたとおり、55ドルも無いとはしない。松井の背番号である。
もっともその前にイチローの背番号で止まって、3ドル〜5ドル程度押すかもしれないと思ってもいるが。
 ただしともかく今日は、原油もガソリンも灯油もすべてストップ高!ついでに銀や粗糖もストップ高であり、ゴムや
アラビカコーヒーなど何でもかんでも急騰の展開である。原油高けりゃ、みな高いである。

 さて明日からは東京ガソリン・灯油はストップ制限が1,350円幅に拡大であり、臨時増証拠金も掛かって
1枚=20万円以上となる。ストップ高・ストップ安(逆でも良いが)ならば、ピンで27万円の値動きとなる!
恐ろしくもあり、一財産作るチャンスでもあり…だ。

(9月28日記)



 原油相場の騰勢が止まらない…それと呼応するように国内石油製品相場も、先物4本がストップ高である。
スポット価格の上昇は現在止まっているため当限価格はストップ高にはならず、ガソリン相場は順ザヤ化の一途。
上昇スピードが速いため、いつ何時調整安が入らないとは言えないが、方向はまだまだ上であろう…
週刊レポートでは詳しく解説しているが、NY原油のチャートを分析すれば、55ドル台も無いとは言えぬだろう。

 安いのはコーン・大豆の穀物相場のみであり、アラビカコーヒーも完全に上放れの状況となっている。
基本的に売り屋の当方ではあるが、今のところ売って儲かりそうな気配がある銘柄はほとんどない状況だ。

(9月27日記)



 休み明けの東京市場は、連休中にNY市場でほとんどの商品が上昇したためほぼ全面高の展開となっている。
安いのはシカゴ市場が安かった大豆・コーンのみの状況である。上がって下げたコーヒーまで高かった…
 さて原油相場であるが、在庫減の材料は織り込み済みかと考えていたのであるが、何の事は無くしっかりと
急騰の展開となっている。戦略備蓄の放出も、単なる短期的な貸し出しでは上昇を止める事は出来なかった。
47ドル台で2番天井か?と考えていた当方は、完全に読み違えてしまった展開である。
 もっとも石油製品市場の方は、ガソリンは期近の上昇は限定的なものに止まっており、灯油に至っては3月限
のストップ高に対し11月限はマイナス再度での引けである。
つまりは完全にNY原油相場に連動した買い人気と、売り方の買戻しによる上昇なのであろう。
製品自体には、独自に上がって行く材料は無いはずなのだが…
まあ曲がり屋としては、立会いの無い明日に冷静に考えてみる事にしたい。

 22日のコメントで、原油が47ドルと書くべきところを37ドルと書いてしまっていたようで…
まさに売り屋の願望が入ってしまったのかもしれない…(笑)
指摘は、『サムライ』サイトよりいただきました。ありがとうございました。
 
(9月24日記)



 NY原油が続伸して47ドル台を記録した。材料は主に明日の原油在庫の発表に対し、先のハリケーンの
影響から大幅に減少しているのではないかと言う事である。
しかし相場は材料織り込み済みという言葉や、噂で買って真実で売れ!との格言もある。
ズバリ47ドル台までは戻るだろうとはしていたが、ここは2番天井と信じて売る場面の到来であったと考えたい。
 東京製品市場もガソリン2月限・3月限の大幅上昇に対し、期近は反応を見せない。また灯油も2月限・
3月限はストップ高であるものの、やはり当限や先限は然程の上げでもない。
ズバリこれの意味するところは、踏み上げ相場ではなかったかと考えているのだが…さて?
 結果は休み明けの24日には判る事である。

(9月22日記)

 3連休明けの商品市場は、石油・貴金属・ゴム・コーヒー高に対し、コーン・大豆の穀物相場と砂糖相場が
下落している。そんな中でやはり圧巻の上昇は、石油製品相場であった。
 NY原油相場はハリケーンの影響で在庫は更に減少していると思われ、更には久々にユコスの材料が出てきた
ゆえに(中国向け輸出の半減)、おそらくその在庫発表までは安易には売れないだろう。2番天井を付けるだけ
なのか?それとも50ドル突破の大上げに向かうのか?は判らぬが、とりあえずいずれにせよ47ドル台は付けるの
ではなかろうか。
 となれば東京ガソリン・灯油も、もう一段高する可能性は高く、安易には売れぬ展開であろう。
また明日は立会いがあるが、明後日はまた休日となる。今週は営業日が3日しかなく、仕掛けづらい事よ!

(9月21日記)



 昨日は石油製品相場からコーン・大豆の穀物相場までほぼ全面高の展開であったものが、本日はゴム相場
以外はおおよそすべての商品が安い展開である。
 さて国内市場は明日から3連休。2日営業日があってまた飛び石連休である。
果たしてどのような相場展開になるか?コメントは週刊レポートにて!

(9月17日記)

 NY原油は引け際まで高かったのだが、終了1時間ほどで利食い売りから急落の状況となって入電している。
相変わらず乱高下がきつい展開であるが42ドル〜45ドルのもみ合い相場と考えている範囲は抜け出していない。  
 さてOPEC総会では100万バレルの増産で決定だが、産油量はすでに200万バレル闇増産を行っているため、
現状の追認に止まっている。弱材料にはならぬし、かと言って特に強材料ともならぬ中立材料。
 ハリケーン『アイバン』は、非常にゆっくりとしたスピードで進んでいるため、メキシコ湾岸の石油施設は稼動停止
して、みな退避している。
あくまでも一過性の材料ゆえ、実際に被害が出れば買い材料、逆に何の被害も無く終了すれば売り材料
となろう。通過してみない事には、何とも言えないのは日本の台風と同じ。
 昨日発表されたEIAによる全米石油在庫の発表は、原油が710万バレル減、ガソリンが160万バレル減となって
いる。原油在庫の2億0250万バレルは、危機的水準に近い。
これで戦略備蓄の放出となれば別だが、この状況だと今後高いか?
昨日引け際に急落したのは、この戦略備蓄放出の噂とも言われている。

 なお本日のスポット価格は、ガソリン・灯油ともに変わらず。

 国内市場の注目は、明日の10月限納会であるが、ガソリンが4万円台を付けるかどうかが最大の焦点と
考えている。付ければその後サヤ出世で買われるだろうし、付けなければ戻り売り。
ただし来週発会する4月きりは、現水準なら買い方針で良いだろう。
 灯油は1月限までは、押し目買い方針に変わらない。今日もやっぱり下がらない…どころか、上がっている限月
もある。ただし3月限以降が上がるのは変だし、サヤ取りを考えるのも良いか。

 上記は前場終了時点で会員向けに送付した石油相場のコメントをそのまま載せたもの。
あの時点でここまで急騰するとは誰も判らん!
 明日もおそらく、納会事情で乱高下は必至か?相場が終わった後なら、何でも書けるけどねえ…

(9月16日記)



 本日発表された石油連盟による国内製品在庫は、ガソリンが3.8%増の184.7万kl。前年同期比では12.5%
の減であった。灯油は12週連続の増加で323.7万klであるが、やはり前年同期では30.3%の減。
つまりは在庫面で判断すると、決して需給が緩んであるとは言えない状況であるということ。

 さてガソリン・灯油ともに急騰の展開となった本日の市場であるが、ハリケーン『アイバン』の影響でNY原油が
高いにも関わらず、昨日は売られたりしたのだからこれもまた当然か…
なおこのところ毎晩材料とされているアイバンは、実際に石油施設に被害が出るかどうかが注目であろうし、
今晩ウィーンで開催されるOPEC会議で出る結論を市場はどう受け止めるのか?
また全米石油在庫の発表もあり、事前予想の原油在庫190万バレル減とどれだけ違っているか?

(9月15日記)



 ハリケーンを材料として、NY原油相場は強烈に切り返した。材料はともあれ、相場は三角持合に移行した
ようは格好である。
 さて東京市場石油製品相場は今週末に10月限納会を控え、灯油の需要期限月のみは上昇しているが、
灯油の先物やガソリン相場はNY原油高にも反応せず下落している展開である。
所詮ハリケーンなんぞは一過性の材料と見られているのか?それとも日替わりで高い安いの順番ゆえに、
どうせ明日は安いと皆が思っているのか?
ハッキリ言って、明日はどちらの風が吹くのかさっぱり判らん。

(9月14日記)



 先週末ストップ高であった国内石油市場は、週末のNY原油安に往って来いの大暴落!
OPEC増産予測の材料も売られた要因であったようだが、上げ相場の時はそれが生産余力の低下に繋がる
と言って売られたものが、今度はそれで大きく下げる…理屈があるようで無い、さっぱり判らん展開である。

 さてガソリン相場は、NY原油安を受けて暴落して始まったが、その後ハリケーンの発生で夜間取引が戻ると
急激に値を戻す展開となった。しかし引けには11月限・12月限が再びストップ安まで叩き込まれ、先物との
サヤを詰める展開となっての終了である。今週末に納会を控える中で、なぜ今サヤが詰まるのかが疑問だ。
 なお灯油相場の方は、せいぜい300円安程度で全限終了しており、ガソリンと比べれば底固い。

 来る9月22日(水)PM6時より、東京穀物商品取引所において岡地初のセミナーが行われます。
講演者は丸紅経済研究所の柴田明夫氏が石油・穀物・コーヒーを、テレビでおなじみの田中勝博氏が為替・
株式の解説を行います。皆様、ふるってご参加ください!
お申し込みは、岡地のホームページより直接どうぞ。

(9月13日記)



 やっぱり昨日の石油製品相場の急落場面は、当面の下値に届いたところなのね…といった様に本日は急騰!
NY原油の在庫が減少であるが、それ以上にインパクトがあったのがガソリン在庫の減少である。
ここに来てのこの在庫の減少は、ひょっとしてタンクに穴でも開いてるのかしらん?

 アラビカコーヒーであるが、後場から一気に買われてストップ高の限月が続出!である。
フロリダ州を通過するハリケーンが、マイアミのコーヒー在庫に影響する何て言う強材料も出ているようだ…
まさかハリケーンが材料視されるとは!笑ってしまうような状態ではある。

 さてそのハリケーンであるが、台風とハリケーンの違いは何だか判りますか?答えは同じもの。
今回のハリケーンの名前はアイバンであるが、米国ではABC順に名前を付けている。以前は女性の名前だけ
だったそうだが、今はそれでは不公平という事で男性の名前もあるのだという。
アイバン=IVANは男性なのか?それとも女性なのか?はNYに友人の居ない当方には良く判らんけど…(笑)
日本は16号だの17号だの、単なる数字だけ…どうせなら、あいうえお順に名前を付けた方が良いと思うのだが。
愛子、一郎、梅子…何て順番でねえ。
『台風アイコが猛威を奮っているが、うちのアイコも荒れている…』なんて言うのも面白いだろう。、
日本の場合はその台風で死傷者などの被害が出たら、いじめが発生するなんて事を気にして無理か。

(9月10日記)



 昨日の石油相場のコメントにおいてガソリンは後下げて1,000円程度かとしたものが、
本日一気にストップ安まで叩き込まれる展開となった。早過ぎるよ!と言いたい状態である。
ガソリンは11月限の470円安〜3月限の900円安ストップまで売られ、同じく灯油は10月限の340円安〜
2月限・3月限の900円安ストップまでの大暴落。
おそらくファンドが一気に売ってきたのではないかと思われるが、チャートでは一応当方が目先の下値目標値と
考えていたところまで来ている。
 昨日は自己玉がガソリンも買い越し転換するなどしており、今日は安値からは戻るのではと考えていたが、
後場すぐに戻りは出たものの、引けに掛けてまたこの下落では、売り方の回転が効いて来たとも言える。
果たして逆ザヤ幅拡大で下げ続ける相場は、一体どこまで下がるのだろうか?

 さて株式市場では、堅調に推移していた株価が引け際に急落である。インドネシアでテロが起きたらしいねえ。
詳細は今の時点では全く入っていないけど…

(9月9日記)



 貴金属相場が急落している。NY安と円高のダブルパンチでは、このところのチャートの悪化に抗する事が
出来なかったようである。特に銀相場は、完全にチャートは下抜けの形である。もっともストップ安バリバリでは、
売りたくても注文は入らない…(苦笑)

 コーン・大豆の穀物相場は、シカゴ市場の急落ほど国内は全く下がらず。これも当然の事で、シカゴ市場
の引け後に出された作況指数が、コーンで1ポイント低下、大豆で2ポイント低下のためである。
朝に外電をチェックする時は、何で下がったのか?その後の新たな材料が出ていないかを必ずチェックすべし!

 国内石油製品相場は、後場に入って値動きが一時様変わり。そのわけは石油連盟による国内製品在庫の
発表でガソリンは3週間ぶりに減少であり、灯油はまたまた増加しているものの前年比30%以上減の状況が変
わらなかったためである。
ガソリン先物も今日まですでに発会から4,000円以上下げており、NY原油安で下がるとしても最大で後1,000円
くらいではなかろうか?特に期近はさほどは下がらぬだろう…
とは言ってもまだ売り圧力は強く、結局先限は引け際にも確り売られて安いけどね。

(9月8日記)



 今朝は米国市場の休日で外電は無かったが、夜間取引は穀物が米国の天候回復を受けて下落。
また原油もサウジが欧米に対して値下げをした事から売られており、夜間取引は80セント以上安い展開である。
本取引が上がろうが下がろうが、国内ガソリン相場は反応しない中で、今日は素直に下がるところがこの相場の
面白いところである…
 なお為替も109円台へと円高になっており、今日はほとんどの商品が安い全面安の展開である。
唯一上がっているのはアラビカコーヒーの11月限・1月限であるが、これは9月限に対する単なるサヤ調整だろう。

 さて原油相場であるが、チャートから判断して当方はNY原油の37ドル台は出現すると考えている。もっとも
このサウジの値下げについては、アラブヘビーという重質油のディスカウントが大きいものであり、ガソリンなどの
精製に向いている軽質油とは違う。今日は原油の下げと国内製品の下げが同時到来(製品の下げが大きい)
しているが、ガソリン相場の逆ザヤが拡大する事はあっても、期近の下げはさほど期待は出来ないのではないか。
もちろん灯油も先は下げても、需要期限月はあと下がって如何ほどか?と思っているのだが…

(9月7日記)



 三連休前の米国市場はほとんどの商品が整理売りから下落の展開であり、本日の国内市場も円安にも
かかわらず、ほぼすべての商品が下落する展開となっている。
唯一高く終わったのはガソリン・灯油の石油製品相場であるが、この銘柄は国際商品というよりは国内銘柄で
ある。原油の動向に反応するのは基本的に間違いではないが、原油が高かろうが安かろうが、国内需給要因
で上下する事は良くある話…ましてやNYガソリンが幾らだろうが、自分の車に米国でガソリンを入れるわけには
行かないのであるし、元売が幾らで売ってくれるのか次第であろう。

(9月6日記)



 ガソリン相場の先物は下落。理由はNY原油が45ドル台を一時付けるものの、半値戻しを達成した上髭の
長い天井型チャートであるためである。戻り売りを狙っている人は多いはず…
一方で期近はNY原油などには関係なく大幅高であるが、苫小牧の製油所でも火災があったらしく、元売が
今月から仕切値を上げたばかりでは、なかなか下げるような状況にはならない。

 さて灯油である。ガソリン相場がきれいな逆ザヤを形成している中で、灯油相場は11月限〜1月限が4万円
台の天狗ザヤ形成である。ガソリンとは違い、需要期・不需要期のハッキリした銘柄ゆえ、余程の事が無ければ
先限がサヤ出世する事は有り得ない。だからと言って需要期限月が急落して、4万円を大きく割り込んでゆく
事も有り得ないだろう。限月ごとに違う商品だと思った方が、良いのではなかろうか…

 アラビカコーヒーの突然の狂乱は、これから調査します。週刊レポートにて…

(9月3日記)



 昨日からレギュラーガソリンの販売価格が4円ほど値上がりし、リッター118円ほどになっていると新聞に載って
いた。まだ今月は愛車にガソリンを入れていないゆえ、近所のスタンドもそのくらい上がっているのかどうかよく
判らぬが。
だが当方の車はハイオクなので、リッター128円かも?50リッターで6,400円!うーん、高いか…
もっとも以前は、確かレギュラーガソリンでもリッター130円ほどの価格もあったような気はする。

 さて先物で相場を張っている人にとってのリッター4円は、4,000円の値動きでこりゃ大変という話である。
しかし実際のところ50リッターで200円の上昇ならば、さほど需要が落ちるという事も無いのかもしれない。

 さてそんな中で、スポット価格は今日も900円高であり、2日で都合2,000円の大幅上昇。NY原油は全米
石油在庫が急減で、44ドル台まで急騰である。国内ガソリン相場は一部限月がストップ高であるが、当限は
510円高でさほどでもない上げか…もっともすでに4万円台であり、まあ幾ら上げてもここから2,000円ほど、
逆に幾ら下げても38,000円辺りまでかな?と思っている次第。
先物は34,000円台くらいまでは下げても良いかと思うが、かつてのように2万円台に落ちる事はないかも。
上値も当面は37,000円台と思うが、怖いのは先々サヤ出世で当限廻ったら4万円になる事か…
今のところの、ガソリン相場に対する当方の考え方である。
明日は灯油について、私見を述べてみたい。

(9月2日記)



 本日のガソリン相場は、水島製油所の停止の影響からかスポット市場が1,100円高の急騰。それを受けて
当限10月限が4万円台乗せ相場となり、11月限も一時700円以上高かったが、終わってみれば然程の上昇
とはならずに終了である。スポット市場が急騰した事が明らかになって、逆に材料出尽くしとなったのか?
それでも流れとしては、先物は原油安から下げたがっている…一方期近はサヤ出世をしたがっている…と見える。
 先限は戻り売りをしたいが1,000円程度戻れば売りやすいし、逆に34,000円台半ばまで下落すれば一度は
買ってみたいと思える水準だ。どっちが先に出るか判らないゆえ、どうにも手は出しづらい展開である。

(9月1日記)



 NY原油は続落であり、イラクパイプライン爆破の報も買い材料とはならずに下落である。それを受けた国内
製品市場は先物2月限・3月限を中心に暴落の展開であるが、当限は下がらず逆に上昇する展開。
ガソリン期近については、Jエナジー水島製油所が台風16号の影響で冠水し、運転が全面停止に追い込まれ
た模様であり、当先の逆ザヤ幅は急拡大である。
ガソリン・灯油相場は先物はNY原油を手掛かりとする国際商品であるが、期近は国内需給で動くローカル
商品であるという事である。
5月の頃は当先のサヤが8,000円以上にもなった事がある相場であり、今度も大幅逆ザヤが進行したって、
何の不思議もない相場展開となっている。

 早いもので、8月も今日で終わり…今日の関東地方は台風一過で暑くなっているが、雲を見れば秋の雲。
気温はまだ暑いが、だんだん秋になって行くのだろう。
オリンピックも終わり平穏な日々かと思ったが、もう早速に女子マラソン・野口選手の所属企業への記事が
週刊誌をにぎわせているようで…もうちょっと、勝利の余韻に浸れるように配慮する事が出来なかったのかしらん。
人の気の移り変わりは、季節の移り変わりよりも、もっと早いようだ。

(8月31日記)



 本日の市場は、為替相場が110円30銭程度まで円安が進んだ事を受け、全体的に底堅い動きであった。
もっともその円安も米雇用統計の発表や今晩の共和党大会を前にして、テクニカル要因から一部ヘッジファンド
が円売りを仕掛けたと見られており、特に材料は無いようである。
商品市場も出来高は少なく、上がっているものが多いとはいえ人気化したとは思えぬ動きであった。
石油相場は、まさに嵐の前の静けさか?

 なお今日は満月です!だからどうだと言う訳ではないが、一応は知っておいて損は無い…

(8月30日記)



 昨日は後場から外出したため、更新できませんでした。

 さて暴落中の石油相場は、49ドル台天井説を会員にはお伝えしてあるが、その時点での調整安目標値は
ズバリ42ドル台であった。実際そのレベルが到来しているのだが、ここからはまた再度上昇するのか?それとも
このまま奈落の底に落ちて行くのかの判断は難しい展開である。
共和党大会を前に戦略備蓄放出の噂で暴落してきた相場だが、噂で売られて真実で買われる場合もある
だろうし、ここまで需給とは関係なく投機で買われたと思われる相場だけに30ドル台まで落ちても不思議では
ないだろう…一体どっちになるものか?

 一方で国内製品相場は、ガソリンは期近の堅調と2月限中心の先物安。原油の下落はダイレクトに先物の
下げを演出しているが、現在のスポット市場は下落したとはいえ41,000円台であり、9月仕切り分からの元売
のリッター4円の値上げの前に、10月限暴落では元売も格好が付かないか?
 また不需要期の先物3月限の出現で大暴落し、チャートもかなり悪化した灯油相場であるが、本日のスポット
価格は1,500円の大幅高であり、需要期限月が下がるかどうかはNY原油安とは別の話。
まだまだ来週も荒れそうな展開である。

(8月27日記)



 NY原油は続落であったが、国内ガソリン相場はチャート要因から先物は売られるものの、元売の9月仕切り
分からのリッター4円の値上げ方針を受けて期近中心に安値からは急反発の相場となった。
ファンダメンタルズを主にするならば高いと読めるだろうし、チャート要因で見れば37,000円を割り込む窓埋めの
下げがあると読める。そのためあっちにふらふら、こっちにふらふらの乱高下である。
最終的にどっちになるかは明日のNY市場の動向であり、事前予想60万バレル増の原油在庫はどうなっている
のか?また本日朝方入ったニュースのロシア旅客機2機の墜落が、強材料視されるかどうか?が焦点。
なお国内ガソリン在庫は、185万klまで増加していたけど…

(8月25日記)

 NY原油の続落から、昨日は安値から戻った石油製品は今日は戻れず、結局ガソリンの先物4本と灯油の
先物3本がストップ安での引け。全限大幅安での終了である。
 思い返せば6月30日の押し目底からでも1万円ほど上がった相場である。ガソリン先物引継ぎ足は、
8月10日の安値から倍返しの値幅を取ったのが昨日の高値でもある。
それゆえ2,000円や3,000円は下げてもおかしくないだろうし、ここまで買い人気が強かった相場だけに天井確認
となっていてもおかしくないだろう…売れないうちに下がる天井というのも良くある事。
しかし逆に言えば1万円上げた相場が多少下げたからと言って、買い方にとっては痛くも痒くもないかもしれないし、
そうならば所詮はこの下げも単なる調整安という事になる。
正直言ってどっちなのか今日は判断出来ぬうちに終わってしまった…
手口やら自己玉動向やら、今晩のNY原油動向やらを見て判断するしかあるまい。
チャートだけを見ての第一印象では、ガソリン先物で37,000円を割り込む辺りまで調整安と見えるが…さて?

(8月24日記)



 本来売り屋の当方であるが、久々に金相場を買って見たいと思っている。オリンピックで金メダルラッシュだから
そう思ったわけではもちろん無いが、内外市場ともに上値抵抗線を上に放れた形であり、NYベースでの330ドル
台程度までは少なくともあるのではないかと考えるゆえ。現状の為替ベースでは1,490円台までは望めるはず…
昨日女子マラソンで金メダルを取った野口みずきの所属するグローバリーさんは、是非とも金を1万枚くらい
買ってもらいたいものだ!(笑)

 オリンピックのメダルラッシュも凄いが、昨日の駒大苫小牧の猛打は凄まじかった。白河越えもままならなかった
甲子園の優勝旗が、一気に津軽海峡越えとなった。北海道の方々は、さぞうれしかったでしょうねえ。
こちらの市場で凄まじかったのは、ガソリン・灯油の大幅戻り!順当だったのはガソリン3月限の順ザヤ発会と
灯油3月限の逆ザヤ発会である。

(8月23日記)



 NY原油相場は、連日の新高値更新で昨日は48ドル台後半まで上昇である。それでもNYダウは1万ドル台
を維持しているわけであるから、この水準でもまだ経済は耐えられる価格という事なのか?
 さて国内ガソリン・灯油の石油製品市場は、本日が9月限の納会日であった。ガソリン・灯油ともに比較的
平穏な納会ではあったが、東京ガソリンは42,000円ジャストと史上2番目の高納会であり、4ヶ月連続の4万円
台納会である。ちなみに中部市場も41,500円の納会であるが、中部市場の4万円台は初である。
一方の東京灯油は39,000円とガソリンよりは3,000円安いものの、こちらも史上最高値の納会であった。

 ガソリン・灯油ともにNY原油高の割にはストップ高を記録する限月は無く終了しており(灯油のみ一部限月が
一時記録したが)、特にガソリン相場は10月限の上昇が甘く、逆ザヤを大幅に訂正する動きとなっている。
本日は日柄の転換日とかで、サヤの変化もあり天井の可能性があるとの指摘が各所から聞こえて来る。
そうかもしれないし、そうでないかもしれない…週明けには判る事だろうが、当方はまだ新規売りする気にはならぬ
一日ではあった。

 今後の相場予測については、週末のレポートにて…なおこのところ日々雑感が、ほとんど石油専門状態になって
しまっているわけだが、レポートでは貴金属・ゴム・穀物・コーヒー・粗糖についてもコメントしております。

(8月20日記)



 NY原油相場は連日の新高値更新で、ついに47ドル台まで上昇。
OPECが増産をして需給は供給不足の状態には無いとは言っても、またユコス問題にしたってロシアのやらせだろう
とは考えられるものの、現実にイラク問題は全く解決の目処も無く、さらには増産するOPECに対しては生産余力
の乏しさを材料に買われる状況では、そうそう簡単に下がる材料が出てくる気配は無い。
昨日発表された全米石油在庫も減少しており、これでは一体何時になったら下がるのか?の状態である。
 9月にはOPEC総会があるが、当方が注目しているのは今月末の共和党大会である。
ブッシュがここで戦略備蓄の放出に踏み切るようならば天井打ち〜下落の展開となるのは間違いないが、
果たして出して来るのかどうかは何とも言えないのが正直なところ。
もし何の手も打たなければ、NY原油がどこまで上がるかは予測が付かず。
とは言ってもここならば売って見たいと考えている値段はあるが…

 さて明日は国内ガソリン・灯油相場の9月限納会である。幾らで納まるのかは予測が付きづらいが、いずれに
しろ一代足で1万円以上上がっている相場は、幾らで納まろうが買い方の完勝で売り方は惨敗である。
先物はここから上がってせいぜい1,000円か?あるいは2,000円か?はたまた3,000円もあるのか?という状態だが、
逆に下げたら1万円下げの暴落だってあるだろうと考えたいのは、相場する人の人情ではあろう。
 だからこそ売り狙いを中心に皆が考えるのだが、具体的には言わぬが今の売り方が儲かるような下げ方は
かなり難しいかもしれない気がする…

(8月19日記)



 本日も新高値更新となったNY原油に対し、東京ガソリン・灯油は上下で1,000円幅の変動。
ガソリン相場の動向としては、大幅逆ザヤの訂正の動きであり、おそらく今後3月限・4月限と発会して行くうちに
サヤは現在の逆ザヤから順ザヤに変化して行くのではなかろうかという展開。
一方の灯油相場は、当限は大手筋の利食い売りから値を消しているが、9月限がこのままガソリンよりも大幅
に下ザヤで納会してしまうのは需要期前なのに変だ。 変だと言っても、付いた値段が相場ではあるが…
ただし3月限・4月限と発会してゆく度に、ガソリンとは逆に逆ザヤ推移となるだろう。
 さてこのようなサヤ状態の変化は予想は付くものの、一体この相場がまだ上がるのか?それとも天井が近い
のか?に関しては、何ともコメントしようが無い。原油価格はまだ高いんじゃないの?という程度の事しか言えぬ。

 なお本日2週間ぶりに発表された国内製品在庫は、ガソリンが172.5万klと4.1%の減少。灯油は7.7%増の
263.9万klまで増加ではあるが、前年同月比ではまだ31.4%少ない状況である。
チャートでもファンダメンタルズでもまだ下がる材料はほとんど皆無だが、下がるとすれば値頃感のみか…

(8月18日記)



 この日々雑感は引け後すぐにアップしているが、板寄せ銘柄は立会いを見ていれば手口は節ごとにダイレクト
に判るわけだが、貴金属・石油製品などのザラバ銘柄は引け後の5時過ぎにその日の手口が判る。場中では
ファンドが売っているのか、あるいは買っているのかなどは皆目見当が付かないのが実情。
 さて石油製品相場であるが、昨日はそのファンドが利食い売りに出る行動を見せ、自己玉も大幅に売りを
増加させた形であった。特に灯油は一気に途転売りに転ずる形であり、それが本日の急落に繋がった一面も…
しかし海外市場もうまく下落で入電した割には、ガソリン相場は一時は下落したものの、大して下がらない。
昨日の手口から見れば、今日は道中に一度はストップ安を記録してもおかしくないと思ったのだが。
一体今日の手口はどうなっているのやら…後1時間しないと判らない。

 このところの原油相場の高騰に関しては、新聞やテレビでなかなか詳しく報道してくれている。曰く中国の
消費が伸びている事や地政学的リスクの問題、あるいはファンドの買い云々など等。ある意味この相場上昇
がバブルである事は疑いようも無いだろうが、ネットでは米国の陰謀説を中心に語られてもいる。
もっとも陰謀説は実際そういう事もあるかもしれないが、書いている本人だって陰謀に加担している一味で無い
限り、単なる憶測で書いているという事だけは理解しておいた方が良いだろう。
本当に陰謀があって、それを正確に承知しているのに書いたら、命が幾つあっても足りないもんねえ…(笑)

(8月17日記)



 先週末にガソリン相場も天井とは全く言えなくなってしまった…とコメントしたが、NY原油の高騰は止まらず、
本日は当限以外のすべての限月がストップ高まで買われる展開となり、先の高値を完全に更新する状況で
の終了となっている。
また原油・灯油相場も新高値更新であり、まさに青天井という言葉がふさわしい展開となってきている。

 石油相場の高騰とともに上昇が激しくなってきたのが貴金属相場であり、逆にゴム相場は急落である。
また穀物相場もコーンのストップ安に見られるように下落であり、これらすべての共通点はファンドが買いなのか、
あるいは逆に売りなのかというもの。
実際それがこの値動きの理由なのかどうかは判らぬが、取組内部要因でそうなっている事だけは事実だ。

(8月16日記)



 原油・灯油はまだ天井を打っていないが、ガソリンは天井を打っているはず…と10日の日々雑感でコメント
したものの、NY原油相場は45ドル台に乗せても下がる気配はなく、駄目押しで今朝はGDPの速報値が
市場予想を大幅に下回った事を受けて為替も大幅円安に。
 スポット市場は今週に入って下落してきているものの、おそらくそれはお盆明けの需要低下を見込んだもの
なのだろう。だからと言って現在の状況では、今度は先物のサヤ出世(というかサヤ詰まり)での上昇の可能性
が高くなったのでは?チャートパターンはペナントを上に放れたような格好になっているゆえに…
 ともかくイラクでの紛争は終わる気配もないし、ブッシュも戦争しているのだから戦略備蓄を出す気配も見せず。
おまけに関電は先の事故の影響から、原発8基を順次運転停止にすると言う。
 これは原油の消費量が増えると強材料視されよう。本当はガソリン・灯油の製品相場にとっては、価格低下で
唯一採算が合っていなかった重油が売れる事によって、本来ならば供給が増加する弱材料なのではあるが、
そんな冷静な目が今の市場にあるとは思えない。ガソリン相場も、まだ天井確認とは言えなくなってしまった。

 その他の商品に関しては、明日の週刊レポートにて…今回は明日の土曜日に縮小版で発行します。
この石油相場を手掛けている限り盆休みも、夏休みも無い状態ではあるが、15日くらいはゆっくりしたい。
本当は2万円台からガソリンを買いまくってさえいれば、今頃は避暑地でのんびりなんだろうが…トホホである。

(8月13日記)



 上場商品は数あれど、国内商品先物市場の出来高の半分以上は、ガソリン・灯油の石油製品が占める
状況となっている。最近のこの値動きを見れば、まさに公開賭博市場といった感も無きにしも非ずであり、
おそらくこの動きは少なくともお盆明けまでは続くだろう。
 本日の東京ガソリンは、終わってみれば10月限の210円安〜先限の290円高での終了ではあるが、
その間の上下幅は1,000円あるのが当たり前!NY原油がどうしたやら、スポット市場がどうしたやらよりも、
どこでファンドが大量に買ってくるのか、あるいは売ってくるのかが値動きの主因である。
 1,000枚単位の大型ロケットのような攻撃に、大衆筋の5枚・10枚単位の売買は竹やりで戦いを挑むよう?
また頑張って売っていれば、そのうち5,000円幅の暴落がある(1枚で50万の利益がある)などと夢見ている
よりも、日計り1,000円幅を5日間取れれば同じじゃないか!といった市場になっている。
 まあ異常と言えば異常かもしれないが、ネット社会の投機はこんなものだと割り切る事が肝要か…
それに異常と言ってみても、一日の上下幅2,100円まではちゃんと取引要綱で決まっているのだしねえ。

(8月12日記)



 ついにNY原油が45ドル台を記録した…本来ならばこれで少なくとも目先天井は確認と言いたいところでは
あるが、本来天井を打った場合は売る閑もなく下落に転じるのが普通。45ドルを記録したあとに利食い売りに
下げたとはいえ、下げ幅は大した事はない幅である。これではまだ天井確認とまでは言えず、次は50ドルを
目指すという事も絶対無いとは言えない。もちろん当方としては、明日の全米石油在庫の増加からの下落を
期待はしているが…期待が失望に変わらない事を祈るのみ!

 東京ガソリン市場は、スポット市場が2日連続の下落となり、すでに強材料出尽くしと見る向きが多いのか、
当限の1,400円安を筆頭に10月限がストップ安!しかし先物に行くに従って下げ幅は少なくなり、先物に
至っては一時は610円も安かったものが70円高での終了である。
サヤ訂正と言えば聞こえは良いが、実際にところは期近がすっと暴落のままだったのを見て売った向きが、
例のファンドの買いにやられちゃったのかも…

 東京中東産原油は高い安いまちまちであり、灯油もさほどは下げず先物は安値から大幅高してプラス270円
高となっての終了である。昨日コメントしたとおり、ガソリンはすでに終わっているだろうが、原油・灯油はまだと
言う事だろう。灯油はガソリンが暴落すれば、連れて下がるだろうけど…

(8月11日記)



 NY原油は44.98ドルと史上最高値を更新!それを受けた東京中東産原油も一代高値を軒並み更新。
一方のガソリン相場は、終わってみれば当限の270円安〜先物の100円高程度で終了である。
これだけを書いて終われば大した事のない動きだったように聞こえるかもしれないが、先物は寄付きの640円高
から100円上げたところから一転して下げ始め、午後2時過ぎから大暴落して前日比820円安まで下落!
高値からの下げ幅は1,500円以上に及んだが、そこから僅か5分間で500円以上上げる動きを見せて、
最終的に終わってみれば前述の値段で終了である。
 ぼちぼちこのような洗い展開は慣れっこにはなったものの、それにしてもこれだけの動きは笑ってしまうくらいだ。
金のオプション取引なんかよりも、ガソリンにオプションを作ってくれれば良いのにねえ…
もっともボラティリティが高過ぎるから、その分プレミアムも馬鹿高いものになってしまうかもしれないが。

 なおこの相場に対する当方の見方としては、ガソリンはすでに天井を打っている。
だが原油と灯油はまだであるとの見方である。

(8月10日記)



 週明けの石油製品市場は、一転しての暴落の展開となっている。ガソリン相場の10月限と2月限がストップ
安となっており、下げ渋ったのは灯油の12月限のみの状況でもある。
ガソリン相場は今までの上げの先導役となっていた10月限・11月限の変調から、この暴落相場に繋がって来た
のではなかろうかと考えるゆえ、灯油も完全に崩れ始めるには12月限を中心とした需要期限月の3本が下げに
移って来てくれれば、怖いもの無しとなるのであるが…
逆に言えば、この状態ではまだこのまま大暴落して行くと言うまでの自信はないという事である。
 先物チャートだけを眺めているよりも、この辺の限月間の温度差にも注目は必要ではないかな?

(8月9日記)



 ロシアはユコスに対する銀行口座凍結解除を撤回。これを受けてまた不安心理が高まり、NY原油はまた
新高値を更新である。夜間取引では更に44.73ドルまで高値更新をしており、一体どこまで上がるやら…
この原油の急騰を受けて、本日の商品市場はほぼ全面高の展開である。一方で原油輸入国ということで
日本円は円安となっており、内外ともに株式市場は下落の展開!
 このところのNYダウの動きなどは、原油が上がると下がるであり、完全にこれに振り回されている様である。
原油価格抑制には現在有効な手立てがないような状況でもあり、ズバリ完全に下落トレンドに転換させるには
伝家の宝刀である米国の戦略備蓄在庫を放出するしかないのではないか?
どうせなら今晩50ドル近くまで駆け上がって、NY株式が大暴落を起こし、世界経済が同時不況懸念台頭と
なる事によって、引け後にブッシュが決断する!なんて事でもないと、止まらんのかもしれない…

 東京市場石油製品は、ガソリンももちろん上昇ではあるが10月限・11月限の上げ幅が一番小さい。
更にはどの限月もストップ高は付いていない。しかし灯油は11月限以降すべてストップ高であり、人気の流れ
は完全に冬場の灯油在庫に焦点が絞られてきたような状況である。
次回のレポートは、この辺の動向を中心に考えて見たいと思う。

(8月6日記)



 NY原油安を受けてガソリン相場は急落の展開。もっとも先物は売り方の利食いや押し目買いにより、
寄り付きのストップ安からは反発して終了ではある。
しかしこのところ反発する場合は常に先導して強かった10月限・11月限はストップ安での終了である。
逆ザヤを詰める相場展開となったわけだが、この限月が上昇の息切れ(ガソリン切れが表現としては適切?)
し始めるのは久々であり、何だか5月17日に天井を付けて下落した後の流れとも似てきたような…
ひょっとしてスポット価格が税込み10万円に限りなく接近し、またお盆の最大需要期を間近に控える中で、
強材料出尽くしと考えた元売が売ったのか?
 なおモービル石油は8月7日からの1週間のみ、ガソリン価格をリッター1円の値上げと言う。まあ人の足元を
見た商売と言えなくも無いか…

(8月5日記)


 前日比ではほとんど変わらなかったガソリン相場の2月限ではあるが、立会い開始後僅か30分ほどで
1,000円幅の大暴落。その後すぐに700円ほど戻って、その後も乱高下は続いた。
ハッキリ言って先物に対する当方の見方は、今週初めの高値で天井は打っているとの考えである。
もっとも当限や2番限である9月限・10月限は本日も高値更新をしており、一時はマイナスサイドとなったものの
終わってみれば大幅高である。
 本日発表された石油連盟発表のガソリン在庫は、7週間ぶりに増加したとはいえ僅か0.6%の増加に止まり、
在庫量は180万kl。スポット価格は45,000円まで上がっており、先物が上がらなくなろうがサヤ寄せは続く。
当先のサヤがもっと拡大しても、当方は全く驚かぬ。

 今日はこれから岡地のフルコミ外務員の親睦会である『岡地会』の暑気払いがある。当方としては本当は、
この異常ガソリン相場の厄払いをしたい気分だ…(笑)

(8月4日記)



 昨日はおおよそ2,000円幅もの急落を演じてストップ安も記録したガソリン・灯油相場であったが、本日は
一転してストップ高を記録する限月が続出!灯油の先物は、安値から1,500円幅の大暴騰である。
今日はストップ高でも先週末の価格になったわけであり、今のところは昨日の高値はまだ天井の可能性は
生きてはいる。
 もっともスポット価格はガソリンでは本日も1,500円高であり、NY夜間取引も44ドル台乗せとなっている。
昨日の大陰線が天井だなどと我々は言うが、当業者にはじゃあ物を持って来て見ろ!と笑われているかも…

(8月3日記)



 ガソリン相場は後場の早い時間に10月限・11月限がストップ高を記録。しかしその後は先物から急落を
開始し、終わってみれば1月限・2月限はストップ安の急落である。もちろん10月限・11月限も前日比で
それぞれ520円安・780円安の急落であり、1月限などは2,000円幅の長大陰線引け!
このような大きなヒビが入った相場は、理屈はどうあれ関係なく、天井確認と見て良いだろう…
結果的に満月天井であったという事だ!
もうNY原油が45ドルになろうとも、今日の高値は抜けないと見る。なぜってガソリン・灯油は国内銘柄ゆえに…

(8月2日記)





ご質問・ご相談はお気軽にどうぞ!
メールまたは電話にて受けつけております。



        岡地株式会社 営業第一部 コモディティアドバイザー

                       中田幸一郎

        TEL: 03−5643−8509 直通

        メールアドレス info@higenaka.com